自身が集めた明治以降の日用品・雑貨を中心に、50万点を所有する油谷これくしょん。
今回、展示をリニューアルしたので、行ってきた。横手出身の油谷氏が湯沢市秋ノ宮で披露してからずっと、見たかった。それが秋田市の、それも金足に来るなんて。有難いったら、ありゃしない。来るなって言われても、行くわ。
で、おもに自分が懐かしい~と感じる品物を、今日は見て来た。
スキー板。
で、おもに自分が懐かしい~と感じる品物を、今日は見て来た。
スキー板。
こんな感じので、小学校の裏山から直滑降で降りて来た。
弁当箱。アルマイト製。
このパチンっていうの、使った覚えがある。
マーガレット。
妹たちが、良く見ていた。
銭湯の脱衣場にあった網かご。
百恵ちゃ~ん。
模型飛行機。
矢萩文具の天井からぶら下がっていて、今度買うからな~と我慢していた。 「パッチ」ねえ。
パッチの絵柄、あまり馴染みがないなあ。
オレたちの時は、力道山とか相撲取りだったな。
大鵬の父がウクライナなんだって?
展示場の旧金足東小学校は寒かった。分かってはいたが、外へ出た時、暖かいなと感じた。そのくらい中は寒い。雪中貯蔵みたいなもんだから、しょうがない。
レコードや雑誌もそうだが、油谷氏の趣味は高級なのか、オレがむせぶようなブツには、なかなかお目に掛かれない。個人的には、初期の平凡パンチがあったら、泣くんだけどなあ。松岡きっことか・・。
スキーじゃ、負けそうだから、スケートで勝負だ。高松の池で磨いたワザを見せてやる。
こういう物は、その時代を過ごした人には懐かしい宝物だね。
スキー、僕ら子供は下の写真みたいなビンディングでした。つま先の皮バンドの所に長靴の先を突っ込んで、かかとの所の留め具でパチンと止めるの。板の裏側は木そのまんまで、四角い蝋をゴシゴシ塗っ(冷えてるから塗りにくい)て滑るの。しばらく滑ってると蠟が取れて板の裏側に雪だんご。で、また蝋を塗る。蝋には赤青銀色があって雪質によって使い分ける、でも僕にはどれを塗っても変わらないように思えました。
先生のは、靴でも何でもスキー専用の上等なので、上の写真のような、前の方でバッチンと止めるやつ。蝋も固形のじゃなくて、何やら溶かしたものを刷毛だったかヘラだったかみたいなのでペロペロって塗ってました。
それから、模型飛行機、翼にSONYって書いてあった(、、ような気がする(まさかSONYがああいう物作ってないよね))、竹ひごを蠟燭の炎でグーッと曲げてニューム管で繋いで、、、、、、、ああ~想い出コレクション。こんな風に想い出が際限なく次々湧いて来て、思い出してる本人には涙が出る程たまらないところ。それを聞かされる側にとっては退屈で迷惑極まりないところ。