松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

新しい、煎餅の食べ方。

2017-08-23 07:25:18 | 日記・エッセイ・コラム

 象潟の道の駅「ねむの丘」は、いつ行っても混んでいる。地元の人間も、風呂に入るために行く。

 そこには最近、池田修三のコーナーが出来て、いつでも作品を購入することが出来るようになった。もう一つ、会うのが楽しみにしている人物がいる。それが佐々木製菓のおやじさんだ。

 うちの嫁と実家が近く、松尾芭蕉も通った街道沿いだ。歩いて20秒。「お菓子屋のとっつぁん」はアイディアマンでもある。最初の作品は「わかめせんべい」だった。その次は「象潟百景」といって、松島と並び称された頃の絵図を箱に印刷したものだった。これにはアオサが入っていて、渋茶と良く合う逸品だった。

 今はコレだ。包装は、ありきたりだが、食べ方が凝っている。炊飯ジャーに入れて、蒸してから食べるのだ。すると当然シナシナでぐ、なっている。つまり柔らかいのだ。これが多分、焼き立ての感覚に近いのだろう。香りも良く出るし、出来立ての感じがいい。食べている間に、堅くなってくる。

 5分ないし10分、ジャーに入れるとある。この5分は結構、食べたい時の待ち時間としては長い。だから、まだ食べたくないな、という時に炊飯ジャーに入れておく。

 良く見ると結構、雑な作りだ。穴ぼこが2個あいている。と思った自分が恥ずかしい。

 これは田沢湖と十和田湖だ。と思って良く見ると鳥海山と寒風山まである。こまち米も入っているし、こういう状態でも、米とマッチする。

 この食べ方は新しい。さすがはとっつぁん。尚この方は、たまに杖を持って芭蕉に変身するから注意。

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