松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

孫は、目に入れると、痛い。

2018-03-25 18:46:48 | 日記・エッセイ・コラム

 その孫を見に行ってきた。ここに一つの真理がある。まず10人に聞いたら、10人とも間違いなくこう答える。今まで散々そのノロケを聞いてきた。

 しかし私は言う。孫は目に入れると痛い。絶対、自分の子の方が可愛かった。

 多分そういう皆さんは、自分の子供が育つ時、かわいがる余裕が無かったのだろう。若かったし、子育てを楽しむゆとりが無かったのだ。

 オレだって、それどころではなかったよ。夜中に起こされるということは、すごいストレスになる。それが一夜に何度も起こったら、日中仕事にならない。それは誰でも経験しているはずだ。それでもなお、子育てには思いがけず降ってくる僥倖が待っている。

 例えば、息子の寝顔が大仏様に見えることがある。息子に何かが乗り移ったこともある。

 いずれにしろ赤ん坊は、泣き顔が一番かわいい。一番いとおしい顔は、泣き顔だ。

 これが分かったら、母になれる。これを楽しめたら、本当の意味で父になる。

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