深海ザメ不漁で、肝油がピンチ。

日本人に視力の悪い人が多いのは、暗いところで読書を

するからとか、テレビの見過ぎとか、言われたことがあった。

暗いことは関係ないと、いうことなので、やっぱり

ビタミン不足か。と思う。多分、遺伝も関係ない。

ということで、小学校の時、毎日、肝油を食べる時間が、

もうけられていた。終戦後の食事は、ビタミンが、特に

ビタミンＡが、不足していたのだろう。

保健委員が配る、その時間は、或る種、楽しみというか、

委員が美人の場合、とても貴重な時間だった。

ピンセットで、一人ずつ、回って歩く。

多分だが、直接、口に、放り込まれた、気がする。

手でもらうには、不潔すぎたのでしょう。

あの子の時は、こっちが、緊張した。

それで、じゃないが、今でも肝油は常備している。

ところが、買いに行くと、深海ザメが獲れなくて、

生産が追い付かないから、当分、入荷しない、

ということだった。

さて、このところ、深海生物は続々揚がっているのに、

どうしたことでしょう。何かいやな予感がする。

単に温度の関係ならいいが、深海が

住みにくく、なっているのじゃなかろうか。

ボクらの知らないところで、地殻に異変が

起きているのじゃなかろうか。

そうじゃないと、

いいのだが。