震度7という揺れは想像出来ません。5年前、秋田は震度5弱でした。それもプレート型だったので、かなりゆっくりと長時間動きました。距離にして部屋の端から端まで3~5m行ったり来たりしました。
日本で震度7は4回。その前回が東日本でした。この二つは無関係なのでしょうか。今回の活断層には、九州を南北に引き裂く力が働いているそうです。
一方であの日、65センチ沈降した気仙沼の漁港では、5年かかってじわじわと隆起し、21センチ戻りました。そのせいで、復旧工事をした岸壁は高くなり過ぎ、魚を水揚げするのに苦労しているそうです。今でも地下の動きは続いています。それは東日本全体で多かれ少なかれ起きている現象で、プレート理論で予測したこととは若干異なる現象のようです。
火山活動もあちこちで活発になっている印象があります。これは紛れもなくマグマによるものです。マグマはプレート境界の深部から上昇する熱いマントルの塊です。
専門家は、紀伊半島沖の地震が不気味だと言っています。それはフィリピン海プレートが、ユーラシアプレートに沈み込んでいる南海トラフで、東南海地震を引き起こすメカニズムだからです。今回の地震も、このプレート同士の動きと無関係ではなさそうです。と言うより、両側からの圧力で、前科のある断層がずれた、と言った見方が正しいようです。
日本列島に断層が多いということは、プレートの動きが複雑で、しかも従来考えていたより細かくプレートを分けて考える必要があるのかも知れません。
いつかは起こる事が、たまたま今だったのかも知れませんが、日本列島が活動期に入っているという意見は、実感を持って我々に迫ってきます。
2016年に起こる事を、ムー2月号で占った8人の霊能者と占星術師の予言は、当たったのでしょうか、外れたのでしょうか。
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