晴れの日は今日しかないと、天気予報が言うので、地域内を散策した。
降らないけれど、晴れというよりは、薄曇りで終わりそう。
冬支度を撮ろうと夕べから決めていた。例えば軒下の吊し柿とかダイコンとか。
しかし探せども一軒もなかった。大体、農家らしい建物すらない。金足・下新城
あたりじゃ、もうそんなセンチメンタルな景色は見れないことが、よーく分かった。
しかしここも撮影には許可がいる。
受付の女の子に、外からも撮影はダメ?と聞いたら、いいという。
門から真っ直ぐ、中庭が見えた。
そこで待っていたのは菅江真澄だ。真澄は文化8年(1811年)に奈良家に
逗留していた。佐竹義和(よしまさ)は良き理解者であった。
「新著ができたら、見せるように」と言ったという。
畳の部屋が二つ、見えるでしょう。手前が中座敷で奥が奥座敷。
そこで二人は会話した。
きょうのところは、このくらいで勘弁してもらおう。
いったいどこへ行ったら、望む写真が撮れるやら。
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