松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

冬支度の風景を探したのだが・・・。

2013-12-18 13:50:26 | まち歩き

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晴れの日は今日しかないと、天気予報が言うので、地域内を散策した。

降らないけれど、晴れというよりは、薄曇りで終わりそう。

冬支度を撮ろうと夕べから決めていた。例えば軒下の吊し柿とかダイコンとか。

しかし探せども一軒もなかった。大体、農家らしい建物すらない。金足・下新城

あたりじゃ、もうそんなセンチメンタルな景色は見れないことが、よーく分かった。

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唯一、奈良家だけは残してもらってよかったのだろう。

しかしここも撮影には許可がいる。

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受付の女の子に、外からも撮影はダメ?と聞いたら、いいという。

門から真っ直ぐ、中庭が見えた。

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この上手中門から佐竹の殿様は入ったはずだ。

そこで待っていたのは菅江真澄だ。真澄は文化8年(1811年)に奈良家に

逗留していた。佐竹義和(よしまさ)は良き理解者であった。

「新著ができたら、見せるように」と言ったという。

畳の部屋が二つ、見えるでしょう。手前が中座敷で奥が奥座敷。

そこで二人は会話した。

きょうのところは、このくらいで勘弁してもらおう。

いったいどこへ行ったら、望む写真が撮れるやら。

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