大阪国際女子マラソン。 ビックリしました。日本新の2時間18分台。ご立派。予想外! これが実力だったのか。
前田穂南は長身だから、手足が長い。今まで見て来たが、後半は大体手足バラバラ、腰が落ちて、疲れが見える走りだった。
あ~それなのに、それなのに。今日はガイジンの後を追って、最後まで走った。ペースが落ちても1km3分20秒台前半。一時は40m差まで1位を追った。練習では、このくらいのペースで走っているんだろう。
苦しいところに差し掛かると、ご両親が励ましの声を送って。お父さんが歩道を一緒に走り、ずっと併走するのだった。普段からの、いい親子関係が見えるようだった。
さて、困ったなあ。既にパリ五輪を決めている鈴木優花が心配になってきた。一緒に走ったMGCでは惨敗した前田穂南だが。とんでもない実力の持ち主だった。
だが前田が27歳で、鈴木優花は24歳と若いから。伸びしろは、測れない。半年でどれだけレベルを上げて来るか。それに期待しよう。
ちょっとした美術展を見て来た。「夜目遠目笠の内」と題する絵に、目が留まった。笠の内の美人が、何かをつぶやいているようだ。
どれどれ、聞いて差し上げようか。ふむふむ。大分、雑念が渦巻いておるようじゃのう。
いつも思うんだが。受付で筆で縦書きするの、苦手だなあ。