松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

銭湯の想ひ出

2024-01-09 16:45:48 | 日記・エッセイ・コラム
 わたくし、マイカーが無かった頃は下宿生活でしたので。その家の風呂も、たまには入りましたが、もっぱら銭湯でした。
 結構、よりどりありました。少なくとも4軒、気分によって方角を変えます。或るとき、入れ違いに出ていった女の。おみあしが。運動不足気味の太めの短パンでしたが。思わず欲情してしまいました。浴場ですので・・。我ながら良くじょ言った。なんてね。

 仕事の関係で仲良くなった業者の家が浴場だった事もあります。そのご主人から経歴の良さを見込まれ。アホの息子の勉強を見てやった事もありました。ほとんど、お遊びでした。結果が付いて来なくて途中で辞退しました。

 その自宅続きの銭湯に入らせてもらいました。自宅からすぐ女風呂。そして奥が男風呂。そこの障子を開けて入って行っていいです。と背中を押され。女風呂の脱衣所経由で、何回かお邪魔しました。
 すんませ~ん、と言いながら。心持ち下を向いて、そそそと直進します。あの体験は、レアでしたね。別に若い女性が着替えの途中であればいいなあ、という下心はありませんでしたが。どういう風景だったか、今は思い出す事が出来ません。人が居たことは事実です。相手も特にビックリするわけでもなく。良くある事なんだなあと、いう感想を覚えています。

 あの地域は、女性の割合が高いスポットで。まあまあ綺麗な女性が、よりどり行き交う街でした。知らないでしょうけど、加藤夏希とか生駒ちゃんとか。生まれた街です。

 あと得した事と言えば。身長が高いので、随分いい思いもしました。つま先立ちしなくても、間の衝立越しに人影がありました。
 ガラスブロックに仕切られた銭湯も好きでした。そこは脱衣場のみならず、風呂場もガラスのブロックで。だから見たい放題、凝視しました。でもそのうち、なんもうれしくなくなりました。

 私をあの街に飛ばしてくれた県教委に、今は感謝しかないです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする