松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

3人のジョン・タイター

2022-04-26 15:52:50 | 日記・エッセイ・コラム
 我々の世界線に来たジョン・タイターは、実は3人いた。そして彼は自分の家族にも会って、しばらく一緒に過ごしたという。1999年には別の時間軸から来た自分自身とも会っている。二人は話し合った末、2009年までの間を行き来しながら、人々に警告を与えることにした。
 よく、タイムパラドックスが起きると言いますよね。そんなの関係ねえ。遡って自分の親を殺した場合、単に世界線がずれるだけの話で。親の居ない世界線には、自分も存在しない。人々の記憶も、そういう事になっている。

 あと6年後の2028年には、タイムマシンの原理が公開されるそうだ。しかしほとんどの人は、半信半疑だった。
 時間旅行には、それ専属の部隊があって、誰でも気軽に旅行できるわけではない。また過去を修復するためのチームも存在する。
 第3次世界大戦のような悲惨な出来事は必ず起こる。それは人間の思考が、そういう風になっているからだ。例えて言えば、この県は、がん死亡率が高い。それはきっと日本海側にあって、冬は寒くて、そこに住む人間の思考がマイナスに陥りやすい事と関係していると考える。がんを起こすのは自分だ。治すのも自分だ。細胞に働きかけて、「治そう」と言えば、治るのかも知れない。放射線や治療薬で体力・知力を消耗すると、治す力も発揮できない。のだと個人的に考える。

 表の自分は、ロシアのような残忍な事はしない、と考えているだろう。しかし裏の自分は、どうだろう。オレは、西側から武器が供与されて、ロシアが痛い目を見れば、スカッとするだろうと考える自分が居る事に気が付いている。
 一方的にロシアが悪者だとしても、それに制裁を加えることが残忍でないと言い切れるだろうか。それが正義だと言えるだろうか。戦争にルールがあるってのも、おかしな気がする。

 人類を見守る「高次の存在」は、地球時間にして2万年くらい前から失敗も成功も見て来た。彼らは、人類が自力で破滅を回避しないのなら、ただその成り行きを見守るだけだ。彼らは人類の自由意志を尊重する。

 人間は作られた時から、出来損ないだった。サルの本能と、大脳皮質の闘いでもあった。人間1個の脳を統合することさえ、自力では出来ない弱い存在なのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする