もともと産直の店は、覗いて歩くのが好きでした。だから例えば、男鹿方面から帰る時、旧男鹿街道にある梨・ぶどうの名の知れた果樹園でなく、民家の入口で台に乗った5皿くらいのぶどうに目が行ったりするのです。
角館の帰り、1軒ぽつんとあるデイリーストアのそばの直売所に寄りました。規模がちょうどいいのです。お母さん一人で留守番しているような、こじんまりした直売所が、好みです。
なぜかと言うと、顔が見えるからですね。直接、相手が喜ぶ顔が見える。これが産直の正しい楽しみ方でしょう。
色々ある中から、妻が手に取ったのはオクラとサツマイモ。これはいいの?と私に確認します。枝豆です。さっきから品名を見て不思議に思っていました。「晩酌茶豆」とあります。そんな品種あったかな。あるわけないね。農家が勝手に付け加えたのです。
自慢ですが枝豆とトウモロコシは、あれば必ず買う。妻もあきれていますが、食べられるのは今しかないもの。
ps.「晩酌茶豆」ありましたわ。スーパーで見つけました。