昭和30年代の子供達は、異性と手をつないだり、触れ合う方法を知っていた。それがマイム・マイムやオクラホマ・ミキサと言ったフォークダンスだ。
今なら幼稚園児まで異性を追っかけ、自由に告白して、ブッチュとやるのが普通らしい。
あの頃はみんなウブだった。しかし好きな女の子と手をつなぐ確率は決して小さくなかった。
時は過ぎて学生になった頃、流行ったのが歌声サークルみたいな集会だった。みんなで歌ってハモって、盛り上がることが、ギター一本で可能だった。
その頃覚えたのが、スクエアダンスだった。多分男女8人が1セットになって踊る。コーラーと言われる人がマイクを持って、歌うようにして次の動作を指示する。動きのパターンが幾通りか決められていて、しかし踊る方は次がどうなるか知らない。慣れるとそれが楽しい。
盛岡支部から参加した我々は、仙台まで遠征して、泊まりで踊って楽しんで来た。
熱中するのも、好きな女がいるからで、そのお姉さんが辞めると、興味が無くなっていった。
ディスコも復活したみたいだし、次はフォークダンスだろう。
昔を思い出して、また踊ろうじゃないか。
って、誰か、声を掛けてくれないかな。