ABSのニュースで、「雛めぐり」の変わりびな、ということで「渡部なると餅店」を取り上げていた。何だか悔しい。それで細部を改めて見ていくと、このカマクラの中の「茶道具」はかなり細かい。餅も良く焼けている。
ここは実はパンフレットに載ってない。あるのは「角館樺細工伝承館」入館料300円。こっちは無料。かば細工の商品が色々置いてある。どーも、売っているものは今ひとつ輝きを感じない。かば細工は、手に取って、撫でて、手油をべたべた付けることによって、てかりが出て、奥行きが生まれて貫禄が増す。店員は、暇を見て触りまくるといいと思う。
ここにも、古いお雛様がいた。
この立体的というには薄いが、紙のようなというには厚い、微妙なニュアンスがいい。
奥には蔵があって、お宝が眠っている。
大正時代の日本全図。樺太、琉球及台湾、朝鮮半島が日本だった頃。
屋外の行事で使った、湯沸かし器。1分で湯が沸く、かどうかは分からない。この日、蔵の中が一番寒かった。頭がキュッと締め付けられた。蔵の保温効果が良く分かった。