斉藤和義は二十歳(ハタチ)の時、曲の作り方が分かったらしい。
それは「僕の見たビートルズはTVの中」だそうだ。
吹っ切れたそうだ。これでいいんだ、と。
そして名曲は、昔から存在していて、ずーっと同じチャンネルで流れている。
たまたま、そのチャンネルに周波数を合わせたのが、自分だけだった。
そういう感覚から、新曲が生まれるそうだ。
その通り。オレはミュージシャンじゃないから、けさひとりでに繰り返していた
フレーズをメモしたりはしない。しかしそれは聞いたことのないメロディでは
あった。夢の中では、そんなことは日常茶飯事に起こる。ことだと思う。
これはある意味、アカシックレコードと同じ意味ではないかと考えている。
一時はやった「アガスティアの葉」のことだ。自分の未来のことを知るために
インドまで出かける。すると数あるアガスティアの葉の中から、自分の葉を
探してくる。それにはその人の過去・未来が書き込まれている、というヤツだ。
アカシックレコードとは、それに接触できる者だけが、未来を見ることができる。
名曲に巡り合う。
斉藤和義はまた、新しいアルバムができても、それは完成ではない、と言う。
ツアーでファンの前で演奏して、この曲は意外と盛り上がるんだ、とか違うんだ
とかいうことが、初めて分かるそうだ。そこまで行ってようやく完成した、という
感覚になるらしい。
ちなみに、たまたま見たこのインタビューは日テレだったが、
普段は、朝は見ない。
何かが作用して、こういう事が起こるのだ、
オレに、この放送を見せる、
のだと思う。