ディーゼルカーで、終点男鹿まで夕食を食べに行きました。
手前の駅、羽立を出発しようとした、ちょうどその時、花火が上がりました。
一説にはこれは私を歓迎する花火だという話も、あるわけないスが。
そんな気分になりました。どうも今月から始まった秋田ディスティネーション・キャンペーン
で、団体さんが来ていたらしいです。サッカーの試合だろう、という説や備蓄基地が爆発
したとか、色々飛び交うほど、地元の人間に浸透していませんでした。
例のモモコさんです。繰り返しますが、名前でママさんを想像すると痛い目に
遭います。時代を50年さかのぼる必要があります。ボクらは純粋にママさんの
人柄で店を選んでますから。するとまず、「ミズの実」が出てまいりました。
次にミョウガは食べれるかと聞きます。実は社会人になってからもずっとミョウガは
嫌いでした。しかし能代に通って、好きになりました。産地なのでいやでもお目にかかる
のです。でもあの独特の苦味がだんだん、くせになってきました。
ミョウガの天ぷらです。これが実に感動ものです。サクサクの食感は残したまま
別の食べ物のようです。苦さがマイルドになり、想像を超えた一品でした。
と、そこに常連らしいお客が来て、キノコ採ってきたど、と差し出すのです。
相棒はそれを聞いて、すでに次のつまみを想像していました。
通称「あみっこだけ」又は「アミタケ」です。これね、以前は家庭で毎年採ってきて
食べたもんです。この怒涛の3連発はうれしかったです。これとビール4~5本と
ヒヤでお一人様3本いかないんですから。3本たって3万円ではありません。
時価とはよく言ったもんです。
こういう、時期のものが出てくる店は少なくなりました。