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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その16

2013-04-01 23:02:16 | 海外旅行記

家が近くまで見えてきました。無事に戻ってこれてよかった。



ゴルナーグラート鉄道の踏切があったの電車が来ないか少し待ってみると、タイミングよくBhe4/6形が現れました。この電車のデザインはかっこいいですよね。



Bhe4/6形が通過した直後、なんとBhe4/4形の貨物列車が通過。やっぱ閉塞ないんだなー。あったとしてもすごく短いかと。
貨車に積まれているのは恐らくゴルナーグラートの山岳ホテルに使う水だと思います。



後追いでも1枚。ちなみに踏切には遮断機や警報機は無く電車も通過前に警笛を鳴らすこともありませんでした。



ツェルマットで一番大きいであろうスーパーで少し買い物。
日本だと怒鳴られるくらいレジがのんびりで遅い・・・。



買い物をした後は夕ご飯までフリータイムとなったのでマッターホルンゴッタルド鉄道の駅に行って列車の撮影をしてくることにしました。
ホームには氷河特急(グレッシャー・エクスプレス)塗装のHge4/4Ⅲ形の貨物列車が停まっていました。



貨物列車に連結されているコンテナ貨車。



台車の車輪はこうなっているのですね。貨車にも歯車が装備してあるとは思いませんでした。



氷河特急のロゴ。



Hge4/4Ⅲ形の普通列車が到着しました。私鉄の客車列車に貨物列車と日本の鉄道ファンから見ればうらやましいことこの上ないですね。



制御客車と電気機関車の並び。制御客車の一部は荷物室になっていて、駅員が荷物を積み込んでいます。荷物車もあるなんて素敵。



氷河特急きたーーっ!
氷河特急(Glacier Express)はマッターホルンゴッタルド鉄道のツェルマットとレーティッシュ鉄道のサン・モリッツの2大リゾート地の間280kmを8時間かけて結ぶ(表定速度35km/h)特に急がない「世界一遅い特急」とも呼ばれている観光列車です。
スイスの列車でも一番知名度があると思われる氷河特急、一度は乗ってみたい列車です。なお今回は乗れなかった模様。

ちなみにこちらのサイトによると、日本でも特に急がない特急として割と知られている「ふじかわ」・「伊那路」・「九州横断特急」は50km/h台。さすがに氷河特急よりも遅いなんてことは無いですよねwなお、「SLばんえつ物語」号が氷河特急と同じ表定速度なのだそうです。



2006年からは新型客車「プレミアム」を導入し、屋根にまで届く大きいパノラマ窓、エアコン完備の車内、日本語でも聞ける観光案内などサービスを大幅に向上させたようです。
こちらは1等車(Ap1310形)。座席が1+2列になっています。



編成中に1両だけ繋がれている真っ赤な客車はパノラマバー車(WRp3830形)。ビュッフェ車といったところでしょうか。先代の客車には食堂車が連結されていたそうですが、混雑して提供できないとしてプレミアムからはここで作った料理を各車の座席に提供する方式をとっているようです。



最後に2等車(Bp2530形)。普通の2+2列です。連結部に描かれたスイス国旗がいいですよね。



氷河特急が到着するとディーゼル機関車Gm3/3形が入ってきました。
氷河特急は制御客車が無く駅も機回しが出来る構造ではないため、ディーゼル機関車に入換をしてもらうようです。



制御客車との並び。



さらにHge4/4Ⅲ形と。



普通列車が折り返したのでGm3/3形オンリーで。


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