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黒鉄重工

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【1/100】A-7コルセアII 製作【タミヤ】

2019-05-24 20:57:39 | 航空機模型製作記

手持ちのタミヤ1/100コンバットプレーン軍団もこれで最後です。ちゃちゃっと終わらせてしまいましょう。
A-7はアメリカ海軍の艦上攻撃機ですね。北米Pで散々見たのを覚えている人もいるでしょう。



組み立ては特に書くべきところもないので、一気に塗装まで。
爆弾をたくさん塗るのが大変でした(小並感



タミヤのラッカー塗料で塗りました。
ちなみに胴体の組み立ては、合わせが悪いので段差できます。機体の背中側を基準に合わせたんで腹側は段差がひどい。まあ見えないんで何もせずにそのまま。あんまり見ないでね。



少し汚したけどわっからない、というか違和感のある仕上がりになった?
修行が足りません。



そんなこんなでできました。



これで手持ちのコンバットプレーン5機が揃いました。統一感がないのでアレですが5機も並べれば壮観です。

以上手抜き製作記事でした。
完成品はギャラリーにて。

【1/100】MiG-21、BACライトニング 製作【タミヤ】

2019-03-19 22:26:28 | 航空機模型製作記

タミヤの1/100飛行機軍団を2018年中に消化しきりたいと思ってちゃっちゃかと作りました。
ソ連の戦闘機MiG-21と、



イギリスの戦闘機BACライトニングです。
どっちも銀色だから一度にまとめて作ってしまおうというやつです。特にエアブラシ塗装の時に手間が減りますね。



ライトニングは主翼やエンジンが面白い構造をしている戦闘機で語りだすと止まらなくなるのですが、止めときます。そのうち北米Pに出てくるし。
組み立てはいつも通りタミヤらしからぬ出来で、胴体にどうしても隙間や段差が出来てしまいます。あまり真面目に取り組むと大掛かりなことになるので、背中側に合わせ目の基準を持ってきて、腹側は合わせ目上等とばかりに段差がよく分かるものになりました。



MiG-21も基本的に同様。成形品の色が違うのね・・・。




塗りにけり。
両機ともアクリジョンのシルバーで塗りましたが、MiG-21の方はその上にスモークを薄く吹きました。パネルラインを中心に細吹きしましたが、ライトニングと比べて全体的に暗めの雰囲気に仕上がりました。
少しくどいな、という箇所もありますが全体的にはいい感じ。

逆にライトニングはシルバーのみの塗装でさっぱりとさせました。でも少し物足りないので、フラップとエルロンをスーパーシルバーで塗りました。僅かな違いにしかなりませんでしたが・・・。



デカールを貼ってトップコートして完成。
ミグは北ベトナム空軍、ライトニングはRAFです。



ライトニングを上から。
主翼はキツイ角度の後退翼にしか見えませんが、これでもデルタ翼らしい。



ミグは意外と細身なのだなと。



4機揃いました。あとはA-7だけなので、これもすぐに作ってしまいませう。

続きはギャラリーにて。

【1/72】YF-16 製作【ハセガワ】

2019-01-15 21:30:26 | 航空機模型製作記

ハセガワのYF-16を作りました。
むちゃくちゃかっこいい戦闘機で知られるF-16の試作機で、YF-17と覇を競いました。
これを見つけた時から、最初に作るF-16のプラモデルはこれにすると決めていたのです。

キットはYF-16/CCVで、1976年発売のYF-16のキットにカナード翼の部品を追加して1984年に発売したバリエーションもの。カナダのプラモ屋で売られていたやつで、相当古いキットなのだ。箱絵的には初回ロット説があります。
バリエーション展開の効かない試作機のプラモデルをよう出せたもんで。当時はなんでもプラモデルにしていたのねぇ。
現在は絶版になっているんでオクで売りに出せばそこそこの値段がつくかもしれませんが、軽率に組み立ててしまうぞよ。


成形品は珍しく白色で成形されています。せっかくなんで機体の白い部分は成型色を生かして無塗装でいきませう。



風防とデカール。デカールはさすがに黄ばんでいました。
とはいえ替えが効くもんでもないので、このまま使用しました。幸い、貼り付ける際にデカールがぼろぼろと崩壊することはありませんでした。



塗装図。YF-16とCCVの2種類を作れます。F-16の原点であるYF-16の方を作ります。



仮組みします。古いキットとはいえ、まだ金型が痛みだす前に生産されたものでしょうから状態は良いのだ。特に直すところもなくサクサクと組み立てていくぞ。



エアインテークは奥が壁になっているので開口します。
口に沿ってドリルで穴を開けていきまして、穴と穴の間をニッパーでちぎっていって、壁を取ってしまいます。



大穴を開けたところで、表面をカッターやヤスリできれいに整形してやれば完了です。

なおインテーク側面にはCCV用のカナード翼を取り付けるための穴が空いています。YF-16には必要のないものなのでちゃんと作るなら穴を埋めてやる必要があるんですが、無視しました。



コックピットはチョー簡単な表現です。F-16独特の背もたれの角度が深い座席はちゃんと表現されているようで。



塗装に入ります。上記の通り白は塗らないので、紺色と赤色の塗装です。赤を塗ってから紺を塗ります。
赤色のマスキングは楽なんですが、紺色のマスキングはガイドとなるようなものがないので難儀します。組立図とにらめっこです。



塗り終えました。ガンダムカラーですね。



デカールを貼りました。デカールのニス自体もやや黄ばんでいたので、白の上に貼ると黄ばんでいるのがちょっと見えてしまうんですが、まあ遠くから見ればばれないと思います。
ところで、F-16は風防と天蓋が一体化しているのでガラスの枠が極めて少なく、塗装するのにはとても楽な戦闘機なのです。



クリアコートして、ほどほどに表面の研ぎ出しをしました。あんまりツヤツヤにするのも好きではないんで。



はい、完成しました。サクッと完成できる良いキットでした。
完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
■本体赤:Mr.カラー C327レッドFS11136
■本体紺:Mr.カラー C328ブルーFS15050
■機首:アクリジョン N12つや消しブラック
■エンジン:アクリジョン N18黒鉄色
■排気ノズル:アクリジョン N76焼鉄色
■タイヤ:アクリジョン N77タイヤブラック
■ピトー管:アクリジョン N8シルバー

【ホビーボス】Su-47 製作【1/72】

2018-10-30 21:53:15 | 航空機模型製作記
ホビーボスの1/72スホーイSu-47を作ってみました。
前進翼が特徴のソ連(当時はもうロシア?)の試作ジェット戦闘機なのですが、当時の時流は高機動戦闘機よりもステルス機でして、試作機止まりになってしまいました。それでも特徴的な姿が人気の機体なのです。

キットは中国のホビーボスが発売したもの。昨今の日本のプラモデルはひとつの金型で複数のバリエーション展開が必須ですが、ここはよく試作機をよくキット化したと思います。中国だとそこら辺の事情が違うんでしょうかね?


ランナー構成。でかい胴体がドカンと真ん中に置かれていてその周りに細々とした部品が配置されています。
これ1/72スケールなんですけどでかい機体なんですね。


こっちは胴体の腹側が入ってます。


翼関係の部品とか。主翼なんかは表裏一体成形です。
でかい機体なんですが部品点数は恐ろしく少ないです。はじめは図体のデカさにビビりますが組み立ては驚くほど簡単ですぐに形にできます。

デカールと塗装図。
実機の情報が少ないのか、デカールは国籍マークや機体番号など目立つものだけで、細かい注意書きなどは無し。
塗装図は贅沢にカラー図ですが基本的に黒一色ですからね、こいつ。


胴体、特に機首部の垂直面は金型の磨きが十分でなかったんでしょう、表面が粗くザラザラしています。ちょっと磨いてやるといいと思います。


胴体のランナーってスプール(樹脂が注入される湯口)が見当たらないんでどこにあるんだろうと思ってたんですが、なんと胴体の意匠面に堂々とありました。しかも複数口・・・。
ちょっとアレなんで表面を均しました。少し抉れているんで本当はパテとかも使う方がいいんでしょうけど、例によって面倒くさいのでヤスリで磨くだけでヨシにしました。


磨いた後。あんまり分からんな・・・。


脚は仮組みしながら接着できるところは接着してしまって塗装作業を楽にする作戦。


胴体背中に付ける謎の板。エアブレーキでしょうかね?よく分からんので水平状態で接着。


仮組み。胴体を翼とエンジンノズル付けたから後の作り込みは別にもういいでしょ?という感じの設計になってます。
胴体内側の作り込みは一切ないので、空気取り入れ口から奥を覗いてみると中がガランドウになっているのが丸見えになってしまいます。
どうせろくな設計情報が無い機体でしょうから、でっちあげでもいいので管くらいは欲しかったかなと。まあ私はそこらへん何もやらずに完成させましたけども。


塗装します。機体は黒一色なんですが、味気ないんでオリジナルで濃黒灰色にしました。試作機だしそこら辺は自由にやってもいいでしょ。
しかしアクリジョンの希釈配分をミスってしまいましてね、じゃぶじゃぶになってしまいましたとさ・・・。こんなんじゃまるで駄目なので一度塗料を剥がしてやり直しなんですが、またやらかしたんでしばらくヘコんでしまい数ヶ月間手を付けなくなってしまいました。
アクリジョンは希釈の比率がシビアなんですよねぇ。すぐ薄くし過ぎになるし、濃い目に調節するとすぐエアブラシのノズルが詰まるし・・・。それでもシンナー臭がしないのは魅力なんで使っています。


で、やり直してどうにか形にできたやつ。色合いは結構うまく行っただけに一発で塗れなかったのは惜しいです。


で、デカールを貼ってクリアコートもして最終組み立ての最中、脚を取り付けて地面に立たせたところ、尻餅をつきました・・・。組立図にはそんなこと書いてなかったのに・・・。
そこで急遽機首のレドームに釣り用の重りを入れてバランスを取りました。これで無事に解決です。


完成です。
塗装で萎えてしまったんで中盤以降はいい加減に作ってしまいましたが・・・デカイし強そうだしやっぱりかっこいいですねぇ。

はじめにも書きましたがキットは簡単な作りですのでサクッと大きい戦闘機を作りたい時に良いと思います。

<使用塗料>
■機体本体:N54ネービーブルー:N2ブラック=8:2
■レドーム、降着装置:N1ホワイト:N22ニュートラルグレー=10:少々
■コックピット:H42ブルーグレー
■タイヤ:N2ブラック
■エンジンノズル:N18黒鉄色

完成品はギャラリーにて。
 

【1/144】イリューシンIl-62M 製作【ICM】

2018-10-02 18:59:10 | 航空機模型製作記
今回はウクライナの模型メーカーICMから発売されている1/144イリューシンIl-62Mを作ろうかと思います。
Il-62はソ連のジェット旅客機ですね。胴体後部にエンジンを4発搭載した姿が特徴的ですが、これはイギリスで開発されていたジェット旅客機のパクリです・・・。まあソ連だしね。

これを買ったのはカナダの模型屋でした。なんか珍しそうだから買っておいたんですが、日本でも割と普通に手に入るやつでした。買った理由はリアエンジン4発というのが印象的なのもありますが、これのオペレーターのひとつに北朝鮮の高麗航空がいたよな、というのを思い出したのがあります。ちょっとそういった珍しいやつをやってみたかったのです。
配色はそれほど難しいものではないので、最初は自作デカールとハンドペイントでいけそうだなと思っていましたが、ちゃんとしたデカールが手に入りましたのでそれを使って作ることになりました。


ランナー構成。
主翼は上下張り合わせです。


胴体とかエンジンとか尾翼とか。
部品点数は抑えめになっています。


飛行展示用のスタンドと窓ガラス。


デカール。キットで作ることの出来る航空会社は旧東ドイツのフラッフキャリア、インターフルークです。
が、今回は全く使いませぬ。


駐機状態で作るつもりなのでスタンドは使う予定がないけど捨てることもないので、組み立てだけやりました。ただ、最終的にはスタンドを使うことになりましたが・・・。
土台と柱の嵌合がガバガバなので接着剤使いましょう。


仮組みしてみる。4発の長距離ジェット機なので相応にでかい。
イギリスの設計図をパクって造ったからなのかそれほどソ連ソ連していない印象です。
リアジェットは重心の関係上、主翼の位置が胴体後ろ側にくるんだなぁというのもよく分かります。


主翼前縁に付いている空気取り入れ口みたいな部品なんですが、なんと樹脂の湯回りが足りずショートを起こしていました・・・。うーむ、これが東欧キットということなのか。ちなみに水平尾翼の前縁部分にもショートが起きていました。
部品請求するとかパテで埋めるとかするべきなんでしょうけど、面倒くさいので無視しました(手抜き)。まあ、一応飾ったらあんまり見えないしね?


垂直尾翼の方向舵は可動させることが出来ます。でも、後でデカールを貼る時に動いてしまうと厄介なのが分かったので、その時に接着して可動は殺してしまいました。


降着装置はある程度組み立ててから塗装します。主脚の左右に伸びる細い脚もなんだかショートしているような感じでした。ツメが甘いキットだなぁ・・・。


塗装に入ります。まずはエンジンのファンブレードからガンメタで塗って、それをエンジンナセルの部品に組み込んでエンジンナセルを組み立てます。
塗装前に完全に組み立ててしまうと後々塗りづらくなるので、こうしました。ファンブレードの部品は組み立て後にマスキングします。


そしたら胴体やら主翼やらをババーっと塗ってしまいます。


主翼はガルグレーで塗って、前縁を銀で塗りました。


胴体は上半分がクールホワイト、下半分は灰色ですがどの灰色かはちょっと忘れてしまいました。


エンジンナセルは胴体の灰色で、ノズル部は銀色です。


塗装が済んだら、肝心要のデカール貼りです。
日本ではあまり盛んではないのですが、海外では飛行機模型のデカールの市場があります。まあ日本は自国の飛行機模型を調達するのに苦労しないからだと思いますが。
デカールは軍用機も民間機も両方ありますが、中でも旅客機のデカールは調べてみると垂涎ものの商品が山ほど出てきます。その中に高麗航空のデカールが存在したのです!
高麗航空のデカールはロシアのAscensioというところが発売しています。これをeBayで購入して輸入しました。便利な世の中だ、素晴らしいです、ネット社会バンザイ。

デカールはフィルムに直接印刷したような感じで、いわゆるニス層はありませぬ。なので、テキトーに大きめに切って水に浸しておくとデカールの部分だけ剥がれるということはないです。使いたい部分だけ余白を出さずに切り出すことが必要です。


まずは窓まわりの帯の部分を貼ったわけですが、ここで大誤算が・・・。キットの窓割りとデカールの窓割りが合わないのです。
Il-62はICMの他にズベズダも発売しているんですが、しまったこのデカールはズベズダ用だったのでは・・・。
帯のデカールは窓の部分が透明でキットも窓の部品は透明だったのでこれを活かそうと思ったんですが、こうなってはどうしようもないのでデカールに付属している黒い窓のデカールを上から貼り付けて対処しました。

しかしデカールは薄くて色が乗っているところも半透明なので、キットの窓の部分の上に乗っているデカールは透けて裏から窓の形が見えてしまいます。透明部品の裏から裏打ちして裏を塞ぎましたがそれでも透明部品自体がデカールを通り越してきた光を反射して透けてしまいました。これを今から直そうとすると大改造だしもうどうしようもねぇなと思ってしまい、これの修正は諦めてしまいましたとさ。

あとは帯の長さも微妙に合わなかったんで、現物合わせで調節しました。こちらは割と簡単に対処できました。

みんなもこのデカールを使う時はズベズダのキットを作ろう。これなら窓割りが揃うはず。多分だけど。


なおデカールは半透明です。白色は印刷されていません。


まあ下地が白なんで貼っちまえばどうってことないんですけどね。インクの部分の発色も十分じゃないかと。
デカールの品質は悪くないように思いました。


他のデカールも全て貼ってクリアコートを吹いたら最終組立。おお、これは高麗航空ですねぇ・・・!


駐機状態で飾るつもりでいたんですが、ケツが思ってたよりも重くて脚を取り付けたら尻もちをついてしまいました。
頑張れば機首に重りを入れて重心を調整できるんですが、それよりも飛行状態で飾ったほうが早いなと思ったんで、急遽いらないと思われていたスタンドを召喚。胴体に穴を開けてスタンドを刺します。接着剤が乾くまでしばらく放っておいたら完成です。

ソ連製旅客機に北朝鮮の航空会社というちょっとアレな組み合わせは前からやってみたかったので、今回これが叶ってよかったです。
展示会とかで飾ったら目立ちそうだけど政治的なアレだし窓の出来もアレなのであんまり飾れない・・・。

以上、完成品写真はギャラリーにて。
 

【1/48】ホンダジェット 製作【エブロ】

2018-06-14 23:47:18 | 航空機模型製作記
ミニカーのメーカーであるエブロがホンダジェットのプラモデルを発売してきました。2017年の静岡ホビーショーで突如発表されてから気になっていたやつですが、そこから発売までだいたい1年弱かかりましたかね。開発に手間取ったと見える・・・。
ビジネスジェットのプラモデルというのは小規模なもので、軍用に使われているビジネスジェットがいくつか模型化されているくらいですかね。そういう意味でh権田ジェットは貴重なビジネスジェットプラモなのです。これは買うしかないでしょう。


ランナーは2枚。程々の大きさのランナーに部品がぎっちり詰まっています。なかなか暑苦しい。


構造的に注目された機首。ホンダジェットは機首が赤や青に塗り分けられているんですが、これって塗り分けようとすると曲面ばかりなので面倒でして。だったら色の着いた部分だけ別部品化すれば塗り分けが楽だよねということでしょう、こういう分割になっています。私には大変ありがたい構造です。
ただし旅客機モデラーガチ勢は継ぎ目のない胴体を好みますので、あんまり歓迎されていないかも。
赤と青の2種類の成型色からの選択式です。塗装しなくてもそれなりのホンダジェットを手にすることができるんですな。


主翼前縁とエンジンの空気取り入れ口にはメッキパーツが使われています。メッキ塗装も今ではやれんこともないですが、やはり手間なのでありがたい。


風防の部品。操縦席の風防は意外と厚い。こんなもんなのか?


胴体を仮組みしてみる。
嵌合は良好。機首の部品もカチッと決まります。結構良いじゃん。


主翼に乗せるエンジンの土台。意外と複雑な形状をしているのだ。


円筒状のエンジンの排気口部品はエンジンナセルにはめ殺しなので、排気口中央にある突起を削って後ハメできるようにしました。右が加工前、左が加工後です。
加工後も位置決めは問題ないですよ。


塗装は機内から始めます。
まず内張りや椅子なんかをベージュで塗ります。プラモデル用塗料ってベージュがないんですよね。肌色用のガイアノーツFG06プラチナブロンドベースを使いました。


座席の背中はウッドブラウンで塗装。
座席にシートベルトが彫刻されているのが良いですね。別売りパーツ要らずだ。


内装はこんな感じ。組立図の配色とは変えています。
乗員含めて7人乗りなので狭いキャビンです。


操縦席の計器類はデカールです。グラスコックピットですね~。


主翼と尾翼には放電索が再現されているわけですが、とにかく細いです。よく樹脂が回りますね。
非常に脆いので、作っているうちに1本折ってしまいました。


というわけでΦ0.5の真鍮線に置き換えることにしました。
全部で13本。ちょっとしんどかった。


放電索のあったところにΦ0.7のドリルで孔を開けて真鍮線を埋め込んで瞬間接着剤で固定しました。


色は青を選択しました。ビジネスジェットらしく(?)メタリックブルーで塗りました。なので垂直尾翼やエンジンナセルもメタリックブルーに塗ります。
デカールは銀のライニングのものがありますので、それを使います。私みたいに部分塗装が面倒な人用に青い部分もデカールになっていますが、これだと色がちぐはぐになってしまうので、面倒ですがメタリックブルーで部分塗装しました。


組み立てして、デカールを貼って、トップコートを吹いて、表面を磨いて艶出しして、完成です。
乗降扉を開けた駐機状態で仕上げました。


空飛ぶスポーツカーみたいな感じなので、メタリックだとかっこいいですね。正解でした。


エンジンのHONDAの文字が眩しい。
レジ番のデカールは赤が2種類、青が1種類でした。ちなみに一番作りたかった色は銀色だったんですが、レジ番が機体の色と連動したものになってる以上、青のレジ番で銀色に塗るわけにもいかず、泣く泣く青にしました。なお、青にしたのは、シンガポールエアショーで見たのが青だったからですね。
なお完成後に、色替え商品として銀、緑、黃の機体を再現できるキットが後日発売されることが発表されました。うーんこの・・・。こういう時間差商法はあんまり感心しないよなー。


機首部は青い部品を外れば内装が見られる仕様。なので素組ですがいつもより丁寧に作りました。


エンジンのメッキが光りますね。


<使用塗料>
胴体白:Mr.カラー GX1クールホワイト
機首青:アクリジョン N88メタリックブルー
エンジン等:アクリジョン N39赤鉄色
機内内張り・座席:ガイアノーツ FG06プラチナブロンドベース
座席後部・機内床:水性カラー H37ウッドブラウン
操縦席モニター:アクリジョン N2ブラック
タイヤ:アクリジョン N77タイヤブラック

以上、ホンダジェットでした。
完成品はギャラリーにて。
 

【1/100】MiG-19 製作【タミヤ】

2018-05-11 23:14:58 | 航空機模型製作記
たたき売りされていた1/100コンバットプレーンシリーズのやつです。
日本のプラモメーカーでは貴重なミグ戦闘機ということで買いました。まあ海外キットに目をやれば色々なところからミグが出ていると知ったのはその後ですが。
本当はMiG-15がよかったけどそもそもこのシリーズには無いので、なんか形が似ているMiG-19になりました。


ランナー構成はこう。作ろうと思えば週末で完成できそう。
モールドは程々の凹で、最近のものと比べても見劣りすることは無いと思います。
特に何もせずに素組みで組み立てていきます。


風防をマスキングします。
このシリーズの風防のモールドは裏側に彫られているので位置決めが難しいのだ・・・。


まずMr.カラーC159スーパーシルバーを塗ります。


パネルの一部の銀の色味を変えてみようと思ったので、主に主翼前縁やエンジン部を残してマスキングします。


黒を塗ります。
その後アクリジョンN8シルバーを上塗りします。黒の下塗りが少し残るように薄めに塗りました。


マスキングを剥がしてみると・・・なるほど、よく見れば違うなという感じに仕上がりました。
もう少し違いをはっきりさせたかったけどこれはこれで。


エナメル塗料で少しウォッシングをして埃っぽい機体を目指しました。
デカールはソ連、東ドイツ、キューバの3種類がありまして、今回はキューバを選択。キューバ仕様を作る機会なんてそうなさそうですし。
最後に艶ありトップコートをしてデカールとウォッシングを保護すれば完成。


小さいキットでしたけどそこそこ手がかかったかな?


<使用塗料>
機体:Mr.カラーC159スーパーシルバー
機体下塗り・コックピット:アクリジョンN2ブラック
機体上塗り:アクリジョンN8シルバー
ミサイル:アクリジョンN1ホワイト
ホイール:水性カラーH48オリーブグレー
エンジンノズル:水性カラーH76焼鉄色
主脚:水性カラーH69 RLMグレーバイオレット
機首防眩塗装:Mr.カラーC126コックピット色(三菱系)
 

【1/144】イリューシンIl-76MD 製作【ズベズダ】

2018-03-13 21:09:07 | 航空機模型製作記
UAMCという飛行機模型の展示会が控えていましたんで、それ用にイリューシンIL-76MD輸送機を作りました。ソ連の大型輸送機です。
キットはロシアのズベズダから出ているものです。航空機キットにおいては繊細な凹モールドと嵌合の良さに定評のある会社です。
IL-76も2017年に完全新規金型で発売された最新のものです。今年も何点かのバリエーションが出る予定だそうで。
箱絵はなんだかパースがズレているような気が・・・。


箱を開けると中に内箱があります。ちょっと豪華な印象です。


ランナーを見ていきます。
胴体と主翼は、部品と棒状のランナーで繋いだだけ。日本製だと丁寧にランナーで全周を囲むんでしょうけど、海外製ではこんな感じですね。


部品が小さくて細いな・・・ふええ、という印象。
表面は少し梨地になっていて、航空機なのに・・・とは思います。どうもズベズダの特徴というか欠点だそうです。ただし、磨こうものなら細くて浅い凹モールドを消しかねないので、何もしませんでした。まあ、磨くの面倒だっただけですけど。


尾翼とか。
あとタイヤのランナーがあるんですけど、撮るの忘れてました・・・。


風防。薄くて透明度も高くて良し。
窓枠がやたら多いのがソ連機の好きなところです。


説明書はロシア語と英語の併記。すまねぇロシア語はさっぱりなんだ。
まあ図が読めれば大丈夫でしょ。


仮組みする。
嵌合がバッチリでびっくりする。手直ししなくていいじゃん・・・。
位置決めのピンは緩いので多少遊びがありますが、ちゃんと位置決めしてやればビターンと接着できます。すごいなズベズダ。


IL-76は輸送機ですので、貨物室があります。キットでもそれを再現しています。さらに、後方のカーゴランプを開けた状態で組み立てられるので、組み立て後も中が見えるのだ。
これはもう扉を開けた状態で組み立てるしかないでしょう!ということで貨物室もちゃんと作ることに。


操縦室も並の1/144大型機よりは細かく再現されていると思います。


貨物室の彫刻も細部まで渡っていて、感心しかしないですね、これ。


先に貨物室の組み立てと塗装をしてから胴体を接着します。貨物室を閉じた場合にする時は塗装は省略してもいいかもしれませぬ。
ちなみに胴体接着時は普通のセメントを付けてから強く押し付けるように接着して合わせ目に溶けたプラスチックをむにゅっと出す方法でやったんですが、これってグイチになった時に分かりにくくて、後で合せ目消しをやったら段差ができてました(泣)
こういう時は流し込みセメントを使うもんだと助言を頂いたので次からは気をつけようと思います。恵まれたキットからクソみたいな腕前・・・。


塗ります。
モールドがやたら多いのですが、浅いのでスミ入れは大変です。エナメル塗料の流し込みは効かないので、ガンダムマーカーでゴシゴシしながら墨入れしました。


デカールを貼りました。
3種類くらいありますが、一番ソ連ソ連しているデカールを貼りました。民間機っぽいですがちゃんとした軍用機です。後部銃座もありますし。
デカールの質は良い方だったかと。少なくとも悪くはないです。機体側面の青帯は3分割されているので割りと貼りやすかったです。


最後にクリアコートをして完成。いや大きいねぇ、キミ。置き場所に困るやつだ。
でも満足度は高いです。サクサクとあっという間に組み立てられるというものではないですが、嵌合が良いのでストレス無く作れるのが良いです。
輸送機キットとして完成度が高いので組んでみるといいじゃないでしょうか。


同縮尺のガンダムと並べてみる。ガンダムでかい・・・。
モビルスーツを3機搭載できるガウってどんだけでかいのっていう。

<使用塗料>
■胴体白:アクリジョン N1白
■主翼灰色:Mr.カラー C73エアクラフトグレー
■主翼前縁・エンジンノズル:アクリジョン N8シルバー
■機首レドーム:水性ホビーカラー H32ダークグレー
■貨物室内張:Mr.カラー C39ダークイエロー
■タイヤ:アクリジョン N77タイヤブラック
■車輪ハブ:水性ホビーカラー H73ダークグリーン
■エンジンファン:アクリジョン N76焼鉄色 

以上、完成品はギャラリーにて。
 

【1/72】一式陸上攻撃機 製作【ハセガワ】

2018-02-25 20:16:22 | 航空機模型製作記

ハセガワの一式陸攻こと1/72一式陸上攻撃機を作ります。
同社の一式陸攻にも色々あるんですが、中でも今回は一一型・・・つまり1969年発売の旧キットです。50年前ですよ、あーた。ハセガワのロゴマークを見るに初回ロットじゃないかなぁと思います。
これ、カナダの模型屋で見つけて買ったやつでして、よくこんな骨董品が今まで誰にも買われず作られず生きながらえていたなと思い買った記憶です。そんな化石キットをよりによって私によって組み立てられるわけです。



組立図の表紙。1/72航空機の一覧が掲載されていますが時は60年代末、時代を感じるという他ありません。なにせF-14もF-15もいないんですもの・・・。
シリーズの第1弾がMiG-21というのも妙な選択だと思うんですが、当時は結構人気があったんでしょうか?
数年前にリニューアルされるまで現役だった二式大艇もこの頃の登場です。



ランナーを見てきましょう。
部品構成は大雑把で、最小限の部品しか入っていませぬ。なので組み立てには時間がかからないかと。ただし嵌合は現代の基準で見ると手放しで良いとはいえないのでそこをちゃんと修正しようとするとドえらい時間がかかりますね。それでもいい線いっているとは思います。



主翼は片側表裏2品構成。なおモールドは凸リベット仕上げになっていて、ここにも時代を感じますね。
凸リベットはオーバースケール感が否めないのですが力強い印象でして、これはこれでアリです。ただし合せ目消しで気を使うことになるのは良くないかな・・・。
成形色は濃緑色です。



小部品。
大きめの部品でも平気で1点ゲートにしやがるんでゲートが変形して部品に傷がついたり部品が取れてたりとこれはあまり良くないです。まあそういう時代だったんでしょう。



デカール。
日の丸、垂直尾翼の部隊番号、主翼前縁の識別帯だけと非常に簡素。注意書きなんて知るかという潔い内容です。
ただし既に腐って使えない雰囲気ムンムンですから、これをどうにかするのか・・・と言った具合。ここは前に思いついたある手で切り抜けましょう(後述



仮組みで士の字にしましょう。大昔のキットですが、形状把握は良いよねぇというところ。
1/72の双発爆撃機なので組み立てると結構大きいんですよ。これ完成させた後置き場所に困るやつだ。それでも超大味でないのは凸リベットのおかげか。
なお、大昔のキットであること、現在は実質リニューアル版の二二/二四型が発売されていることを鑑みて、ふつーに素組みで仕上げます。下手に弄らず素材の持ち味を楽しむのだ。
出来の良いキットでは「弄るところ無いから素組にしよ」と言い、古いキットでは「素材を味わいたいから素組にしよ」と言い、手をかけて作るキットはあるんかいな?と聞かれると、たぶん無い。



当時としては大型の高級キットでしたでしょうから、搭乗員の人形も3体分付属しています。
みんな同じ姿勢で少し左を向いているのが意味不明です。右手もテキトーな表現になっていて・・・。今だったら2~3点に分割するんでしょうけど。
それでも顔の表情は彫りが細かく深く、中々好印象でした。まあ筆塗りしちゃったんでせっかくのモールドを埋めてしまったんですけど。



人形を操縦席に乗せます。3人共よそ見をしながら操縦するっていう変な状態です。
風防が広いので意外と中がよく見えるのですが、操縦席はチョー簡素です。



機首の窓をマスキングゾルで覆います。
この窓の部品は胴体の内側からはめるやつで胴体は塗装前に接着する必要があるので、塗装後に後ハメというのが出来ないわけですね。



爆撃機の辛いところ、風防枠の塗装。。。
爆撃機は窓が大きくて窓枠も多いのでキツイです。しかも機首や尾部は曲面ガラスなのでマスキングも地獄です。
今回は縦の枠、横の枠の塗装と2段階に分けて塗装しました。手間は2倍3倍かかりますが、1度にやるよりも失敗が少ない方法です。
縁をテープでマスキングして、残りはマスキングゾルを塗ります。曲面ではゾルのほうが確実ですね。



塗装後。うまくいきましたね。本当は窓ガラスの角はRがあるんですけど、そこは気にしない。
透明度は結構高いなという印象。



胴体を接着して合せ目消しした状態。胴体は左右モナカです。合せ目消しはカッターで鉋掛けしたりヤスリ掛けしたりするんですが、この時リベットを削ってしまわないよう気を遣うのが大変であります。



塗装します。
濃緑色と灰白色、それと防眩の黒ですが機体が大きくて色の境界も直線的なので塗り分けは楽ちんでした。デカいのでマスキングテープをたくさん使いましたがね・・・。



基本塗装後の姿を見て、さすがに大味かなと感じたのでウェザリングします。
まず白を加えて明るくした濃緑色を機体に軽く吹いて退色表現します。その後ホコリ汚れをエナメル塗料でウォッシングします。
あとはエンジン排気のスス汚れも塗りましたがこれはうまく行かなかったかなと・・・。



さてデカール貼りですが、上記の通りデカールは腐って使えないと思われたので代替手段を考えました。
タミヤのマスキングシートにレーザーカッターで日の丸と尾翼の部隊章を刻み込んでマスキングシートとしました。
作り方としては、まずデカールをパソコンにスキャンして、それを2D CADソフト上に展開して、それをなぞるように線を描画します。
その線の通りレーザーカッターで刻むようにしてやり、特製マスキングシートの出来上がりです。ちゃんとシートだけ切れていて、台紙は切れていませぬ。
レーザーカットはIORI工房に依頼しました。



使い方。まず使いたいシートを余白を残して切り抜きます。



貼りたいところに貼ります。文字の部分は実は全周が切り抜かれてはおらず、プラモデルで言うところの「ゲート」を数カ所設けています。なので台紙から剥がしても切り抜いた文字だけ台紙に残らず全部剥がれてくれるのです。



貼付け後ゲートをカッターで切って文字の部分を剥がします。



塗ります。



日の丸は赤も使いますゆえ、もう1段階。
白の部分のシートを貼り付けます。レーザーカットで出来た隙間のマスキングを忘れずに。そしたら赤を塗ります。



結果ですが、あんまうまく行きませんでした・・・。
テープを剥がした時に塗膜も一緒に攫ったこと、塗料がはみ出たこと。前者は乾燥が不十分だった(?)、後者は凸リベットだから密着が不十分でそこから漏れ出したのが原因ですね、これ。凸モールドには相性が悪いのだ、という知見を得ただけでもヨシとしよう。

こういう国籍章をデカールではなくマスキングと塗装で仕上げる人がいるんですが、精度が求められる技ですので腕に覚えのある人しか出来ません。日の丸はなんとかできるかもしれませんが、アメリカ軍の星マークは超人技の域でしょう。
でも、レーザーカット済みシートなら難易度を数段下げることができるはずです。
また別の題材で再挑戦してみますか。



あとはトップコートを吹いて、組み立てて完成です。
古いキットでしたが、大まかな素性は良いと思えるキットでした。昔のキットも味わいがあって良いものなのですね。
失敗した部分もありましたが、次回改善できたらと思います。

<使用塗料>
■機体緑色:Mr.カラー C124暗緑色(三菱系)
■機体灰白色:アクリジョン N61明灰白色(三菱系)
■主翼前縁黄帯:水性ホビーカラー H4イエロー
■主脚:アクリジョン N8シルバー
■タイヤ:アクリジョン N77タイヤブラック
■機首防眩塗装:アクリジョン N2ブラック
■日の丸白:アクリジョン N1白
■日の丸赤:アクリジョン N3赤

完成写真はギャラリーにて。

【1/72】X-47B 製作【プラッツ】

2018-01-06 21:40:00 | 航空機模型製作記
プラッツから発売されている1/72 X-47Bを作りました。
超ステルスっていう異形な機体形状に惹かれて買いました。開発はノースロップ・グラマンなので、同社が開発したB-2爆撃機を小さくしたような機体です。


ランナーは2枚。胴体と主翼を2枚とも同じ位置に配置して、余った空間に細かい部品を配置しています。こういうの好き。
最近のキットなので、ディテールは繊細、形状も綺麗です。いいんでないの。


デカールはプラッツなのでカルトグラフ製です。貼ってみると確かに貼りやすいし仕上がりもきれいなのだ。
というか、余白が全く無くそれでいて印刷のズレもないので、素直にスゴいなと。


バチンと組み上げ。イカかエイみたいな飛行機だな。初期型のX-47Aは主翼すらなく菱形の胴体だけだったので、ホントふざけた機体だったなと。
嵌合は問題なく、素組みだったら直す所が無いんじゃないかな。最近のキットは組み立てが楽ちんだ。
キットでは主翼の展開状態と折り畳み状態の選択、主翼のエアブレーキの展開の有無を選択できます。私は主翼展開、エアブレーキ収納で製作です。


部品も少なめなのだ。


本体をクレオスのグレーFS36270で塗装した後、降着装置の収納室を白で塗装。収納室を後で塗装したほうが、マスキングテープはたくさん使いますが私は楽です。
ところでX-47Bは無人航空機なので操縦席がありません。なので飛行機にはつきものの風防がありません。これが無いと塗装作業が結構楽です。無人機バンザイ。一生付いていくぜ。


こんな感じになります。収納室の蓋も塗ります。蓋の縁を赤で塗るのがだるかった。


車輪は、ホイールを白で塗った後にタイヤをタイヤブラックで塗装。ホイールのマスキングはサークルカッターで切り抜くとすごく楽。


綺麗に決まりましたね。やったぜ。


エナメル塗料でウォッシングします。色はダークグレーだったかな?
一度ベタベタに塗って、その後溶剤で塗料を少しだけ残して拭き取ります。


でも何だか物足りなかったので、別の色でもう一度ウォッシングをかけます。
色はミディアムブルーとフラットブラック。


だいぶいい感じに。複数色混ぜると良くなるんですね。勉強になりました。


デカールを貼ってつや消しクリアでトップコートをすれば完成です。
あ、かっこいいねこれ。幾何学的な上からの輪郭と曲面の断面形状が好きです。
組み立てもストレス無く、形状も繊細でシャープでした。実機との考証が正しいのかは知りませんが、良いキットだと思います。


おまけ。手持ちの1/72航空機と比較。
左がCF-18ホーネット、下が零戦です。
X-47Bは大きさに制限のある空母艦載機なので、見た目の割に大きくないのだ。収納状態ではホーネットよりも小さんじゃないのかしら。

こんな感じのキットでした。完成写真はギャラリーにて。