黒鉄重工

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【1/72】YF-16 製作【ハセガワ】

2019-01-15 21:30:26 | 航空機模型製作記

ハセガワのYF-16を作りました。
むちゃくちゃかっこいい戦闘機で知られるF-16の試作機で、YF-17と覇を競いました。
これを見つけた時から、最初に作るF-16のプラモデルはこれにすると決めていたのです。

キットはYF-16/CCVで、1976年発売のYF-16のキットにカナード翼の部品を追加して1984年に発売したバリエーションもの。カナダのプラモ屋で売られていたやつで、相当古いキットなのだ。箱絵的には初回ロット説があります。
バリエーション展開の効かない試作機のプラモデルをよう出せたもんで。当時はなんでもプラモデルにしていたのねぇ。
現在は絶版になっているんでオクで売りに出せばそこそこの値段がつくかもしれませんが、軽率に組み立ててしまうぞよ。


成形品は珍しく白色で成形されています。せっかくなんで機体の白い部分は成型色を生かして無塗装でいきませう。



風防とデカール。デカールはさすがに黄ばんでいました。
とはいえ替えが効くもんでもないので、このまま使用しました。幸い、貼り付ける際にデカールがぼろぼろと崩壊することはありませんでした。



塗装図。YF-16とCCVの2種類を作れます。F-16の原点であるYF-16の方を作ります。



仮組みします。古いキットとはいえ、まだ金型が痛みだす前に生産されたものでしょうから状態は良いのだ。特に直すところもなくサクサクと組み立てていくぞ。



エアインテークは奥が壁になっているので開口します。
口に沿ってドリルで穴を開けていきまして、穴と穴の間をニッパーでちぎっていって、壁を取ってしまいます。



大穴を開けたところで、表面をカッターやヤスリできれいに整形してやれば完了です。

なおインテーク側面にはCCV用のカナード翼を取り付けるための穴が空いています。YF-16には必要のないものなのでちゃんと作るなら穴を埋めてやる必要があるんですが、無視しました。



コックピットはチョー簡単な表現です。F-16独特の背もたれの角度が深い座席はちゃんと表現されているようで。



塗装に入ります。上記の通り白は塗らないので、紺色と赤色の塗装です。赤を塗ってから紺を塗ります。
赤色のマスキングは楽なんですが、紺色のマスキングはガイドとなるようなものがないので難儀します。組立図とにらめっこです。



塗り終えました。ガンダムカラーですね。



デカールを貼りました。デカールのニス自体もやや黄ばんでいたので、白の上に貼ると黄ばんでいるのがちょっと見えてしまうんですが、まあ遠くから見ればばれないと思います。
ところで、F-16は風防と天蓋が一体化しているのでガラスの枠が極めて少なく、塗装するのにはとても楽な戦闘機なのです。



クリアコートして、ほどほどに表面の研ぎ出しをしました。あんまりツヤツヤにするのも好きではないんで。



はい、完成しました。サクッと完成できる良いキットでした。
完成品はギャラリーにて。

<使用塗料>
■本体赤:Mr.カラー C327レッドFS11136
■本体紺:Mr.カラー C328ブルーFS15050
■機首:アクリジョン N12つや消しブラック
■エンジン:アクリジョン N18黒鉄色
■排気ノズル:アクリジョン N76焼鉄色
■タイヤ:アクリジョン N77タイヤブラック
■ピトー管:アクリジョン N8シルバー


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