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黒鉄重工

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初めての岐阜基地航空祭へ その9【2016/10/30】

2018-01-30 23:07:08 | 旅行・イベント記

異機種間大編隊の続き。飛行展示を終えて着陸する機体を撮ります。
まずXF-2が着陸。しばらく前脚を浮かしたまま滑走するのが何だかおかしくて面白いのだ。



F-15Jも着陸。今のF-2と比べるとF-15ってやはり大きいのだなと。



トリはC-1の試作1号機です。



着陸しました。



誘導路を走行して定位置へと戻っていきます。



T-4。T-4の天蓋って横に開くんですね。知らなんだ。
パイロットは天蓋を開けて来場者にサービスします。



F-4EJ改。



柔らかな西日に当てられるF-4良いです。



それっぽい写真。



F-15J。



正面どーん。






F-2A。



F-2の脚ってなんだか着陸した瞬間折れちゃいそうですよね。



XF-2。



それっぽい写真。



機付き整備士の前で停止。彼らがXF-2の整備士だったのでした。

今日はここまで。
次回で航空祭から撤収します。


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初めての岐阜基地航空祭へ その8【2016/10/30】

2018-01-29 23:56:27 | 旅行・イベント記

異機種間大編隊飛行展示の続き。
大編隊は数回に渡り行われます。別の隊形に組み直している間、F-15Jが単機で飛行展示します。



第2形態。C-1を先頭に、アローヘッド隊形で航過。



いいですね~(小並






XF-2の単独展示。



ロール機動。



星の形をした隊形で進入。戦闘機5機が横一列に並んでいるのが贅沢です。



ヒャースゴい!



最後にC-1の単独機動。
輸送機の動きなのかあれは。



だいぶ寄ってくれました。感謝。






これで残るは着陸をして飛行展示はおしまいです。まずはT-4が4機。



続いてF-4EJ改。F-4の編隊しゅごい。



F-4もかっこいいねぇ。



制動傘を展開して減速。いやこれはかっこいいわ。



最後にF-2とF-15Jが着陸態勢に。



今日はここまで。

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初めての岐阜基地航空祭へ その7【2016/10/30】

2018-01-28 19:54:29 | 旅行・イベント記

再び滑走路側へ戻ってきました。そろそろ最後の演目、飛行開発実験団による大編隊飛行展示の時間です。



午後になって光線が変わったので地上展示機の撮影をば。今日はもう出番のないF-16C。しつこいですがクソかっこいい。



XF-2 2号機。飛行展示で飛ぶのでスタンバっています。



F-2A。これも待機中。



離陸のためタキシングをはじめました。観覧席からは黄色い歓声が飛び渡ります。



C-1輸送機の試作1号機が離陸していきました。通常のC-1は迷彩塗装ですが、これだけは銀色で塗られているので、銀ちゃんとか銀様とかそんな呼ばれ方をされているはず、たしか。



図体の割にアクロバティックな飛行を見せることに定評のあるC-1。



機首から飛び出たとても長いピトー管が特徴的です。銀色なのもあってイッカクにも見えますかね。



続いてF-4EJ改も離陸。



F-15Jも空中へ。



F-4EJ改。みんな左側の方へ向かいます。



F-4がもう1機。



はいそして、異機種間大編隊を組んだ飛行機たちが会場左手から進入。
なんだか大きさも形もバラバラだ。



C-1を先頭に、次にT-4が2機、3列目にF-4が左右に2機と中央にF-15、4列目の左右にF-15、中央にF-2が2機という編成。空自で運用されているジェット機の大半が一同に会しているので豪華です。



速度差のある機体同士で編隊を組むのは大変なんだろうなと言う想像はつくので、ただ飛んでるというわけではないんでしょうね。

今日はここまで。編隊飛行はまだ続きます。


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初めての岐阜基地航空祭へ その6【2016/10/30】

2018-01-16 22:53:32 | 旅行・イベント記

岐阜基地航空祭では格納庫のある北会場と庁舎等のある南会場に分かれています。
南会場は滑走路を動く飛行機の様子は遠くて見にくいのですが、飛行中の機体を順光状態で見られるので撮影目当てで来たスポッターなんかには人気です。
逆光側で撮影することの多い航空祭で、開催側が公式で撮影場所を用意してくれるのは嬉しいことです。今度は撮影メインで岐阜基地航空祭に行きたいとか思いますね。
両会場内の往来にはシャトルバスを使います。基地と鉄道駅の間にシャトルバスがいらない分、ここで使えるのかな。



シャトルバスの委託先は岐阜バスなんですが、神奈中かよってくらいエアロスターばっかでした。
中には新MP35もいました。地方のバスでは今も新車にワンステップ車を入れる場合がありますね。



乗ったバスはやはりエアロスター。



新旧エアロスターの並び。
変更が加えられたのってフロントガラスよりも下だけなんだなって。



南会場に着きました。
退役した飛行機が保存されているんですね、知らなんだ。ちょろっと見ていきますか。



カーチスC-46コマンドー。第二次世界大戦頃に使われていた輸送機で、自衛隊にはアメリカのお古が供与されていたはず。
円筒形の胴体じゃなくて円筒を上下2つ組み合わせたような太くて短い胴体なので、やけにずんぐりむっくりしています。かっこよくはないなという印象。
大きい機体なのですが、浜松、所沢、河口湖、美保等、意外と各地で保存されている輸送機です。



主翼は少しだけ上反角が付いているように見えます。
エンジンの外側に主翼の接合部があります。C-46もDC-3と同じように主翼の外翼を桁ごと取り外せるようになっているんですね。



保存機の代名詞、ロッキードT-33Aシューティングスター。
ジェット練習機のベストセラーで大量生産されまして、退役後は各地の基地や航空博物館で保存されましたので、たいていの基地や航空博物館にはこいつがいます。デゴイチもやたら保存されてますがそれと同じような感じです。もう見飽きたぞっていう。



ビーチT-34Aメンター。最初にパイロットが操縦する初等練習機です。自衛隊のT-34はオレンジの印象なんですが、銀色の機体もいたんですね。
機体の周りはロープで規制されていたので360度見て眺めることは出来ませんでした。



ロッキードF-104Jスターファイター。これも日本の保存機の常連。
見た目はイマイチで実際の能力もちょっと疑問だなぁって印象。



エンジンは抜き取られているんですが、後ろをフタされてるわけじゃなかったので中身が丸見えでした。これはこれであまり見れるもんでもないです。
結構ガランドウで、こうしてみると戦闘機というのは操縦席と翼が生えただけの筒状の物体なのだなと。



ノースアメリカンF-86Fセイバー。おなじみの朝鮮戦争時のアメリカの傑作ジェット戦闘機です。
自衛隊のF-86F、F-86D、F-104は銀色無塗装だった時期もありましたが、途中から銀色の塗料を塗るようになったそうな。保存機も銀塗装時代を再現しているのでしょうね。それか、無塗装で保存すると維持の手間がかかるから銀の塗装で誤魔化しているのかもしれませんが。



バスと戦闘機。
保存状態はまあまあという感じでした。2016年に静浜基地の保存機がほとんど解体された事がありましたので、他の基地の保存機も安泰というわけではない状態だといえます。見れる機会があったら見ておきましょう。

この後南会場からは離脱して北会場に戻ったところで今日はここまで。


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初めての岐阜基地航空祭へ その5【2016/10/30】

2018-01-15 22:58:11 | 旅行・イベント記

格納庫内の展示を見てきましょう。エンジンや兵装の展示が多いです。
これはゼネラルエレクトリックCF6-80エンジン。XC-2輸送機用のエンジンです。
CF6は早期警戒管制機E-767や空中給油機KC-767にも使われているエンジンで、すなわちボーイング767旅客機のエンジンでもあります。



後ろ側。
既に何度か書いていますが、旅客機用ターボファンエンジンがやたら直径が大きいのはだいたいファンのせいで、エンジン本体自体は比較的細いです。



J79エンジン。F-4ファントム用のエンジンです。ターボジェットエンジンなのですごくうるさいと高い評価を受けています。



ノズル側。



F-2用のゼネラルエレクトリックF110-IHI-129エンジン。F-2にはこれをIHIがライセンス生産したやつを載せています。



F-15用のF100-IHI-220エンジン。これもIHIがライセンス生産したやつです。
エンジンは金属地剥き出しなんですが、使っている種類が色々あるんでしょう、ファンの部分だけ見ても色味が部品ごとに異なっています。でもプラモデルではガンメタ一色で済ませてしまいます。どうせ見えないし。。。



F100の後ろ側。斜めの格子状になっている部分はアフターバーナーの燃焼室だったと思います。
ノズルは可動式になっていて、噴射量を調節するノズルの腕が中々複雑というか絶対プラモデルで作りたくない部分であります。キットではよほど精密なキットでないと省略されている部分ですので、再現するには自力で部品を作り上げていく必要があるんですが、よくやるなと思います。



F-2の操縦席を近くで見られるやつ。例によって大行列なので遠くから見るだけ。



何の変哲も無いF-15J (12-8928)ですが・・・。



主翼から巡航ミサイルっぽい何かが吊るされていました。なんじゃこりゃ。
正体はミサイルではなくて無人偵察機TACOMなのだそうな。飛行中の母機のF-15から空中で分離して、子機であるTACOMは目標の偵察をした後、自分で基地まで帰投して情報を持ち帰ってきます。TACOMは繰り返し使えるのだとか。
無人偵察機と言えばアメリカ空軍の狂気、D-21を思い出しますね。

その上の細いミサイルは04式空対空誘導弾(AAM-5)です。



AAM-4空対空ミサイルの試験時にF-15に搭載してあれやこれやを計測するための計測ポッド。
先端の黒い部分に秘密がありそうですが、



ミサイル2種。本物っぽく見えますがたぶん模擬弾でしょう。
奥がAAM-5(改)で、既存のAAM-5の誘導制御装置を改良することで能力向上を果たすとか。最近正式配備されたらしい。
手前はAAM-4Bで、やはり既存のAAM-4の改良型。こっちはすでに正式配備されているらしい。



ASM-2B空対艦ミサイルの試験時に使う計測ポッド。F-4に取り付けて使います。
本体が紅白になっているのはT-2の油槽を再利用しているから?



XASM-3空対艦ミサイル。まだ開発中のミサイルなので型番にXが付いております。退役して標的艦となった護衛艦「しらね」にぶつけるのがコイツです。
これは戦闘機に装備した時に機体の飛行特性なんかを調べるための模擬弾です。市松模様になっているのは変形した時の状態を観測しやすくするため。



AAM-3の形をしたカメラポッド。前後の先端にカメラが収めされていて、翼下の外装装備品を分離した時の動きをカメラで撮影するのだとか。



反対側の主翼にもTACOMが装着されていました。
さっきのは実践向けっぽい塗装でしたがこっちはおなじみの紅白の試験塗装仕様ですね。

この格納庫はこれでおわり。
ミサイルひとつ開発するにも色々な試験装備や検測装備が付随するんだなって。



ちなみに大手サークルX-2の待機列はすごい膨れ上がっていました。なんと3時間待ちとなっています。
ここまで長くなるとさすがに諦めていたと思います。朝イチで並んでよかったぜ。

今日はここまで。


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初めての岐阜基地航空祭へ その4【2016/10/30】

2018-01-03 19:24:43 | 旅行・イベント記

前回で少編隊飛行展示を終えた飛行機が着陸してきました。
F-4EJ改。動いているF-4を間近で見たのは初めてだったので、ちょっと興奮する。



F-2B。複座型なので天蓋が大きい。



KC-767が単機で飛行展示。ぐりぐり動きます。



飛行開発実験団ではKC-767を持っていないはずなので、これは小牧基地の機体だと思います、たぶん(投げやり



F-15J。
飛行中やプラモデルの姿を見ていると大きさの感覚が分からなくなってきますが、2tトラックの電源車があの大きさなのでやっぱりF-15ってでけぇなと。特に脚が長いと思います。モデル体型なのだ。



一方のF-4EJ改。電源車の大きさは同じなので、F-15より小さい戦闘機なのだというのが分かります。それでもでかいですが。
これだけ大きさがあると静態保存するだけでも相当難儀しそうだなぁと。



C-1輸送機の試験機。試作1号機として造られて、その後試験機として現在まで使われています。銀色の機体と機首の長いピトー管が特徴です。試験機なのでもちろん飛行開発実験団独自の機体です。

型式の通り国産機なんですが、政治的なアレコレで色々と搭載量や航続距離が意図的に抑制されてしまい中途半端になってしまったやつです。
特に航続距離はかなり抑えられていて、岐阜を中心に北海道か九州までしか飛べない航続距離しかありません。これつまり、日本の端から端まで飛べないわけで・・・。これじゃどーしようもないので、アメリカのC-130輸送機を輸入してどうにかしています。
同情の余地はある。



次はアメリカ空軍のF-16Cの飛行展示です。
尾翼のテールコードが"WW"だったので三沢基地の在日米軍ですね。WWというのは敵の地対空ミサイルや対空火器の陣地を発見して破壊するための部隊「ワイルドウィーゼル」に由来します。この部隊に関してはまた別の機会にでも。



大迎え角を取って急上昇。主翼の付け根から蒸気が発生しています。LERXがちゃんと機能しているんだな~と。



急降下。



航過。
全体的にどこぞの某極東の島国の某事実上の軍隊の飛行機の飛行展示よりも機動が派手でめちゃくちゃ面白いです。やはりアメリカはこうでなくちゃと。



ロールしながら航過。



ぐるぐると。
いちいち派手な動きをする。好き。



こんなに派手な動きができるのはフライバイワイヤの恩恵なのだろうか?



アフターバーナーも焚きます。















こんな感じでした。
今日の中で一番派手な動きをする飛行展示でした。やはりエアショー行くならアメリカだと思いました。

今回はここまで。


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初めての岐阜基地航空祭へ その3【2016/10/30】

2018-01-02 22:09:39 | 旅行・イベント記

岐阜基地航空祭の続き。
今から異機種の編隊飛行展示を行うようです。まずはT-7練習機が離陸。私にとっては馴染み深いやつです。



次はT-4練習機が2機。



F-4EJ改。



F-15J。



ロールしながら飛んでいきました。



さらにF-2。



もう1機F-4EJ改。



アフターバーナーを焚くF-15J。主翼から航跡も出していてかっこいい。



F-2とF-15Jの並び。



低速で航過するF-15J。やはり他の航空祭と比べても低空で飛んでくれている気がします。



そして各機で編隊を組んで左側から進入してきます。



F-4*2、F-15、F-2、T-4*2という贅沢な組み合わせ。プラモデルかいな。
逆光なのがほんとにアレ。



航過中に編隊を崩した後、F-2は単機で機動しながら飛行。



F-4の編隊飛行。今日びF-4をまともに運用しているのは日本か韓国くらいなものなので、世界的には珍しい光景なんだろうなと。日本と韓国どちらが先にF-4に引導を渡せるのかも気になります。



角度によっては順光になるのでありがたい。



飛行展示の合間に地上展示機の観察。
米空軍のF-16C。こっち側は順光で撮れて満足。繰り返しになりますがやっぱりかっこいいよな。
あと、あそこから梯子が出てくるんだ、と。



こっちはF-2の試作機であるXF-2の2号機(#63-8502)。量産型の配備後もいろいろな試験に使われているそうな。
白地に青と橙の帯がかっこいいです。空自の試験機塗装のセンスは好きですねぇ。



次の飛行展示はKC-767の空中給油の模擬展示。給油する相手はF-15Jです。



実際に給油のブームを接触させはしませんが、お互い至近距離で飛行します。



航過していきました。

今回はここまで。


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初めての岐阜基地航空祭へ その2【2016/10/30】

2017-10-31 21:32:23 | 旅行・イベント記

岐阜基地航空祭の2回目。基地に討ち入りしてまず最初に実験機X-2を拝みに行列に並びます。そしてついに私の番に・・・!

・・・本当にちっちゃめの機体なんですね。T-4と同じくらいか?
ていうかこれ、「X-2を見せます(全部見せるとは言っていない)」って感じでちょっといやらしいな。特にエンジンノズル部は隠れて何も見えないのはちょっと。
機体の周りに誰も人がいないことから分かる通り、手前に写っているお兄さんたちより奥には立ち入れないのです。
今更何か隠さなきゃいけないことでもあるんでしょうか?



私が今更何かを書くってことは必要ないと思うのでさらりといきますよ。
機体はステルス性能を取り入れているので、胴体や機首の側面に垂直な部分が無いです。機体へ向けてやってきたレーダー波を明後日の方向に反射させて敵さんに見つからないようにするためですね。ここら辺はもうステルス機なら取り入れて当然という感じです。
空気取入口は境界層分離板のある従来のもの。流行りのDSIではなかったんですね。
実験機ならではの先端の大型ピトー管はやや下を向いています。プラモデルを組み立てる時にうまく位置決めが決まらないとこんな風になってしまいがちですが、これで正解なのか。

X-2は開発予算を抑えるために風防や降着装置にT-4の部品を流用しています。なので、X-2は単座にも関わらず風防が大きめです。後席に当たる部分には何かの機械が乗っているのが見えます。



胴体中央部。特に書くことないかな・・・?



尾翼など。
垂直尾翼は外側に傾けてあります。これもステルス機では必須の要素ですね。
水平尾翼は上を向いていて、おかげでノズル部が隠れています。これわざとこの位置で固定してないかしら?



とはいえスッキリと撮れるのは良いですね。



別角度から。
なんだかんだ今回の公開で見られて良かったです。初飛行はしたもののそれ以降ほとんど飛行していないようで、今のところこれ以降一般公開もされていないようですし。
ちなみに、私はおおよそ30~40分ほどでありつけましたが、この後数時間待ちの行列にまで膨れ上がったようです。一番に見ておいてよかったぜ。



地上展示機でも見るかと歩いているとC-130Hの展示飛行をしていました。小牧基地の第401飛行隊のやつですかね。
緑迷彩なんているのかと思いましたが、どうもこれが空自での標準塗装だそうな。



あれ、岐阜基地は比較的低空を飛んでくれるのか?
他の基地よりも大きく写っている・・・。



X-2に次ぐ目玉展示、川崎C-2輸送機です。現行のC-1輸送機を更新するための機体で、開発は国産となっております。P-1哨戒機ともども、日本の情勢にあったちょうどいい機体が世界にないから、ならいっそのこと国産しちゃおうってことで造られたらしいです。
輸送機ということなのでそれなりに大きいです。C-130以上C-17未満といったところでしょうか。米軍機ともソ連軍機とも違う独特の形状は結構好きですので、プラモデルで欲しいですね。日本機なのでそのうちどこかが製品化するでしょう。
#203は量産型の1号機ということだそうで。塗装も正式な量産型の塗装なんですが、迷彩柄がやや複雑かなぁ?と。



RF-4ファントムII。前にも紹介したと思うんで説明は割愛(手抜き
今回やたらF-4を見れたので、もう空自から退役するまで見なくても平気かな・・・とか思っています。空自から退役したらあとはもう韓国くらいしか残っていないんじゃないでしょうか。



真正面ドーン!
素直にかっこいいと思える。



AH-1Sコブラ。これも前に紹介済み。



T-400。これも紹k(ry



米空軍も招かれていて、F-16Cを展示。この後飛行展示もします。
しかし午前中は逆光なので、この後光線の向きが変わるのを待ちますか・・・。



展示飛行の合間に突如離陸したやつ。ありゃ、XC-2じゃないですか。こんなの予定表にはなかったぞ?
XC-2というのは上記のC-2のプロトタイプでごわす。これは初号機の#201です。なのでこれにも白地に赤帯という試験機塗装がされています。



場内放送曰く、たまたまこの日飛行試験を行う予定だったので・・・ということ。ところが事情通のミリオタ曰く、通常日曜日には飛行試験は行わないのでこれは航空祭にわざわざ合わせて日程を組んだ・・・とのこと。



離陸後反転して会場を航過。チェイサーのT-4も引き連れて飛行試験に赴いていったのでした。
まさかXC-2初号機が見られるとは思わず。嬉しいドッキリでした。

今日はここまで。


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初めての岐阜基地航空祭へ その1【2016/10/30】

2017-10-29 22:24:33 | 旅行・イベント記

2016年10月30日。
2016年航空祭行脚最終章。この日は航空自衛隊岐阜基地の航空祭の日です。この年の目玉はなんといっても実験機X-2の一般公開でして、これだけでわざわざ行く理由になりました。他に、岐阜基地は装備品の試験を行う部隊がいる関係で、空自の持つ航空機の殆どが集結しているので一度に多くの機種を見られるお得な航空祭というのも魅力でした。

そんなわけで、静岡駅を朝一番の新幹線で名古屋駅まで乗ります。



名古屋駅で名鉄に乗り換えます。
犬山線の特急に乗るのですが、乗車位置を間違えててんやわんや。やっぱこの駅は難易度が高いわ。



あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは鵜沼行きの特急に乗っていたと思ったらいつのまにか三柿野行きに乗っていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにか(以下略

名古屋駅では確かに鵜沼行きだったんですが、知らない内に三柿野行きに化けていました。今日の航空祭に合わせて鵜沼から延長運転されて各務原線の三柿野まで走った臨時列車だったのです。
三柿野駅が岐阜基地の最寄り駅だったのでこれはラッキーでした。年に1回しか見れない行先だろうから、一応記録もしておきました。表示器の寸法が窓よりも小さいのですが、やはり規格品のLED表示器を採用したからでしょうか?



電車の駅から歩いてすぐというのが岐阜基地の特徴でして、シャトルバスというまこと面倒な乗り物が無いのが嬉しいです。この点だけでも評価が高いです。
なお駅からは川崎重工の敷地内を通るというちょっとめずらしい体験が出来ます。敷地内撮影禁止なので写真はないですけれど。特にヤバそうなブツもありませんでしたし、そもそも見せないでしょうし。



入場した時は8時40分でして、既に開幕飛行展示が始まっていました。F-4EJが飛んでいますねぇ。



他にもF-15Jも飛んでいました。岐阜基地は飛行開発実験団という部隊の拠点になっています。この部隊は航空機やそれの装備品の試験や開発を行うという特性上、部隊内に複数機種の機体を運用しています。それをいいことにここの航空祭では異機種展示飛行が名物になっています。



まずは人が増えてしまう前にX-2を拝みに行かにゃならんので、X-2の展示場へ向かいます。



途中で格納庫の中のF-4EJを見かけたので寄り道。朝っぱらから行くとこんなに空いてるもんかとちょっと感動。
治具でわずかに地面から浮かされているのを抜きにしても、F-4の脚って意外と長いんですね。



再び格納庫を目指し、X-2の行列に並びます。死ぬほど混雑しているわけじゃなさそうなので、意外と早くに見れそう。
待機していると、滑走路の方から発煙筒が焚かれていました。



U-125Aが救難救助の飛行展示をしている最中でした。以前浜松基地で見たやつとおんなじです。



U-125が発煙筒の地点に救助物資を投下。



救難ヘリのUH-60が現着。




浜松基地の時はヘリから縄を伝って降りて救助していましたが、今回はパラシュート降下でした。



うーんこの逆光・・・。
岐阜基地でも逆行側になるんですね、とほほ。



行列の途中で見ることのできた川崎/ユーロコプターBK-117。両社が共同開発した民間用の多用途ヘリコプターで、救急や消防などに使われているそうな。
この6001号機は装備品の試験を空中から計測するための機体。空自の実験機やプロトタイプ機特有の白地に赤帯がかっこいい。



そしてX-2が段々と近づいてきました。

今日はここまで。


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超久々のエアフェスタ浜松へ 最終回【2016/10/16】

2017-10-01 22:14:35 | 旅行・イベント記

浜松基地でのブルーインパルスの飛行展示の後編。
これはレター・エイト。
まず後方からダイヤモンド編隊で進入。右旋回しますが後ろの4番機だけは左旋回します。



1~3番機はゆっくりと右旋回します。
この間4番機は最小旋回半径で360度旋回します。この時4番機にかかるGは凄まじいとか。



360度左旋回を終えた4番機はその後右旋回に移行。4番機は1~3番機よりも小さい旋回半径で飛行してこれらに追いつきます。



4番機が追いついて1~3番機の前に出ます。



4シップ・インバート。ダイヤモンド編隊で進入して、滑走路上空を飛行中に2機ずつ背面飛行に入ります。



名物キューピット。
大きなハートを描いてそれを矢で射抜くというもの。矢が貫いているように見せるために矢のスモークを一度切っているのが芸が細かいです。スモークを再点火させる位置がちょうどハートの背後にぴったりなのも見事だなと。



ラインアブレスト・ロール。
3機のアブレスト編隊でロール旋回する課目。



ワイド・トゥ・デルタループ。
後方からデルタ編隊で進入して前方でループ機動を行います。



ループしている間に徐々に機体同士を密着させていきます。



オポジット・トライアングル。
6機の内3機だけ背面飛行しながら航過。



デルタロール。
6機のデルタ編隊でバレルロールします。



サクラ。
6機で桜の花を描くやつ。あまり見かけないやつですね。



ローリング・コンバット・ピッチ。
エシュロン編隊(先頭を基準に斜め後方に並ぶ隊形)からロールを行いながらブレイク。



1機ずつタイミングをずらしながら行います。



綺麗な弧を描いています。



最後に前方から後方へ向けて6機編隊で航過したのを最後に演目は終了。
久々に生のブルーインパルスの飛行を見ましたが、相変わらず技術が高く大変満足しました。



この後着陸態勢に入りますが、それを見ずにソッコーで会場から撤退します。帰りのシャトルバスに並ばずに乗るためですね。
静浜基地ではこれに成功しましたが、浜松基地では既に手遅れで結構並ぶ羽目に。
バスに乗った後も道路が大渋滞でして、駅に着くまで1時間位かかったような気がしました。

エアーフェスタ浜松はこのような感じでした。また気が向いた年に行ってみたいなと思います。
おしまいです。