落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

鶴見線 浜川崎駅&安善駅

2022-08-30 23:32:59 | まち歩き・神奈川

鶴見線の安善駅に所用があった。鶴見駅からの鶴見線だと時間的に丁度いい電車がなかったので、逆から行ってみた。

JR南武線の尻手駅から浜川崎支線に乗って、4個目の終点の浜川崎駅で下車。ここで鶴見線に乗り換えるのだがどこだ? 「乗換の人はICカードをタッチしないでください」というアナウンスは流れる。ちなみにタッチするのは、見慣れた改札形式じゃなくて、出場とか入場とか書いてある墓石みたいな形だ。

①鶴見線浜川崎駅

小さな矢印に沿って進むと、まさかの、一車線だけどを車道を渡って、階段を登って鶴見線のホームに到着。無人駅だあ。

↑ 真ん中の白っぽい壁の階段を登ってこのホームに到着。この階段の入り口の向こう側に南武線浜川崎駅の出口がある。高架は貨物なのかなあ?

と思ってたら、貨物列車が来た。

今、画像を見ると、ホームの屋根、木造なんだねえ。

 

②鶴見線安善駅

ここも墓石タッチで無人駅。貨物の線路がいっぱいだあ。

帰りは鶴見行きが先に来たので、鶴見経由で帰った。鶴見駅は大都会だった。

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「NOPE/ノープ」

2022-08-29 10:56:31 | 映画

ゲット・アウト」でおおっ!と思わせ、「アス」でもグイグイ楽しませてくれた、ジョーダン・ピールの第3作目。

巷で言われているように、確かに「シックス・センス」で世間をアッと言わせた、M・ナイト・シャラマンの「シックス・センス」から第3作目「サイン」の鑑賞後の気分に似てる。

ちっとも、おおっ!とも思わないし、グイグイ来ないんだよねえ。

以下ネタバレ

ただただ、アメリカの荒野の広大さを堪能できる。多分山(木が生えていない大地の隆起)を越えたお隣の家で何が起きようと、見えないし、気が付かない。テーマパーク「ジュピターズ・クレイム」で40名以上行方不明になったのに、鉄砲水かも知れないって、どんだけ情報がないんじゃ。

あのUFOに見える生命体は、アメリカの荒野(田舎)だからこそ今まで生き長られたのだろう。たまに、牛が空に吸い上げられるとか、牧場で馬や牛が何者かに殺されるとか、現実のミステリー番組で話題になっていたけど。

お父さんが冒頭に、空中から落ちてきた金属のうちのコインが、空を見上げてたから眼球から入って脳を突っ切って死んじゃったので、その勢いで行くかと思ったら、そうは行かない。子供の宇宙人コスチュームのいたずらとか、家電量販店の太った女店員のくだりはいらない。

UFOに見える生命体が食用として受け付けなかった吐瀉物(血も混じってる)で主人公のOJとエム(エメラルド)兄妹の家が、血だらけになるシーン以降はまあ良かった。

あと、家電量販店の店員のエンジェルも可愛かった。エアーで膨らむカラフルなバルーン人形も良かったよん。

クライマックスは西部劇で、訳の分からんやたら低音でカッコつけた年配の撮影監督が出てきたり、バイクの止め方がAKIRAだったり、生命体の最終形態がエヴァらしいが(エヴァを観てない私には、引き裂かれたシーツににしか見えない)。

元々は、ジリ貧牧場の兄妹が、スクープ映像を撮影して一発当てようとしてたので、最後にテーマパークの機材で画像を撮れてメデタシメデタシなのかと思ったら、すでにテレビ局が撮影してたりしたけど。まあ、あの生命体をやっつけたのでやっぱりメデタシメデタシなのかな? アドバルーンでやっつけられるんだから、トップガンなら秒殺だったろうなあ。

「ジュピターズ・クレイム」のオーナーのジュープの存在感が今一。チンパンジーのコーディーでの一件で、動物を支配する事に懲りずに、あの生命体にOJ達が生活のために売った(でも買い戻そうとしていた)馬で手懐けてショーをさせようと途方もない事をなんで考えたんだろう? 死んだと思ってた子役の女の子が、コーディに顔を食べられたけど生きてて、ショーのリハーサルに招待されて、今度は本当に食べられてしまう。

ちなみに、コーディーの事件は、トラビス事件が元になっているらしい。なんか、ジュープの扱いが中途半端だ。あと、コーディ―の事件の時、女の子の靴はなんで垂直に床に立ってたんだろう?

謎が好きな人には面白い映画かもしれないけど、グイグイくるホラーやサスペンスが好きな私にはちょっとなあ。長かったし。

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「目黒川夢まつり 2022夏-NAKED FIREWORKS-」五反田ふれあい水辺広場

2022-08-28 13:53:17 | まち歩き・東京

8月27日 土曜日

ネットみてたら、五反田で「目黒川で“幻想的な花火大会が開催!“」という記事を見つけて、「目黒川夢まつり 2022夏-NAKED FIREWORKS-」に散歩を兼ねて行ってみた。

五反田駅に19:00頃着いて目黒川まで来るとすでに大勢の人。

コロナ禍で、イベントに飢えてる大都会の人々だ。私も多摩川渡って来てるそのうちの1人だ。そして、さすが五反田、様々な外国の人が多い。もしかしたら2割位外国の人かもしれない。

なんとか見える場所までたどり着く。こんな感じ。

プロジェクションマッピングが全く見られない対岸にも、なぜか大勢の人。

このプロジェクションマッピング花火、プログラムは1本だけで、尺も2分弱。それが、繰り返し対岸の護岸ブロックに投影される。

集まった人々、テーマパークとかでもっと凄いプロジェクションマッピング見ちゃってるからなあ。

近所の人がちょっと見に来る分にはいいイベントだが、遠くから気合いれて浴衣着て待ち合わせしてきたグループには、この花火と人出のバランスが取れてなくて気の毒だった。

対岸から見るとこんな感じの人出です。

2回半見て、後ろの親子に場所を譲り、帰る。

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その6

2022-08-27 16:36:10 | 旅行記・中部

⑮昼食 12:50~13:40

美濃の郷 大垣店にて。ここも隣接する大垣天然温泉 湯の城やらパチンコ店やらで大垣市民の憩いの場所なんだろうか。駐車場がぎっしり埋まっていた。

 

 

 

⑯名古屋城 14:15~16:30

1.篠島矢穴石

「名古屋城三の丸能楽堂の前の加藤清正公像の横に置かれた巨石。名古屋城築城に使用しようとした跡が残る南知多町篠島の矢穴石が名古屋市に寄贈され、築城の指揮武将清正像の横に置かれた。」

石のツアーとしては最期の見学地。この後、名古屋城に入場して、本丸御殿まで案内されて集合時間まで解散。

 

2.本丸御殿

私は初・名古屋城で、当然2018年から公開されている本丸御殿も初めて。戦災で天守閣共々焼失したけど、襖などは外して別の場所に保管されていたので焼失を免れたそうで、それを元に復元したそうだ。

↑ この梅の木が襖絵では一番気に入った。歳を取るとシンプルなものが良くなってくるのかな?

技術の継承という意味でも復元って大事だよなあ。

 

左)襖の引手 右)釘隠

きちんと復元したせいか、エアコンがない。所々大型扇風機があるが、現代の名古屋の気候では・・・。見学者、汗だくになってた。

 

3.天守閣

天守閣は現在閉館中。木造で再建予定だそうだが、いったいいつ完成するんだろう? 私が城内の階段を登れる年齢まで完成するのかな?

 

 

4.石垣など、石

個人で石を楽しむ。

↑ 清正石 本当の施工大名は黒田長政。

 

↓ 天守閣の後側に並んでた。

 

↓ こちらも天守閣の後側。確かに出雲地方独特の横穴式石室だ。だが、なぜ、ここにある? 運搬、大変だったろうに。

 

 

5.防御

天守閣と小天守閣をつなぐ渡櫓の軒下には、登れないように槍の先が並んでた。ちゃんと防御用とは言え武器が残っていて結構怖い。

 

6.鹿

空堀に鹿がいる!と、驚いてたら、住んでいるのかあ。見たのは1頭だけだけど、母と娘の2頭いるらしい。寂しくないか。母と娘だけなんて。このまま老衰で死んでいくのかなあ。他人とは思えない・・・。

 

7.二の丸庭園

別に城なんて興味ないわい、と思いながら、結構楽しんだ。

 

8.階段探検館 ステップなごや

バスの駐車場そばにあった、ちょっとした施設。実物大の名古屋城の階段がちょっとだけ展示されている。一応、防御用に階段の天井が閉まる仕掛けがあった。

 

階段の奥の部屋でVRで名古屋城内が体験できるようになってた。日曜日だけ、無料で見学できるらしい。

 

名古屋駅で、1時間位時間があったので、ビールやらパンケーキを食べて、18:26発ののぞみで帰った。

名古屋城以外は、個人では絶対行けない所ばかりのツアーだった。でも、ツアー客の年齢がとっても高くて、なんか疲れたわい。

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その5

2022-08-27 11:48:14 | 旅行記・中部

8月21日 日曜日

9:00に大垣のホテルをバスは出発! 住宅地にバスを停めて、5分位歩く。

 

⑫昼飯(ひるい)大塚古墳(大垣市昼飯町) 9:15~9:35

大垣市のHPからパクった全体像の画像です。岐阜県最大の前方後円墳の復元。四世紀末に作られたらしい。

後円部に登ると、北方向に採石工場とその現場が見えた。やっぱり、今でも石が採れるんだねえ。

 

すぐそばには、国分寺もあったらしい。結構昔から要所地だったんだね。

墓地のそばを通って歩いて移動したんだが、ここの墓地だけ紅白提灯とほおずきがやたら目立ってた。

 

⑬車塚古墳(大垣市昼飯町) 9:40~9:45

車塚古墳って前方後円墳のことなんだ。へえっ~。だから各地にあるんだね。ここのは、今は遊具もある小さな公園内で、石室むき出し。7世紀後半で、方墳だった可能性もあるらしいが、今となっては分からない。あるいは将来、何か分かるかもしれない。

 

結構立派だ。出土品は現在東京国立博物館に所蔵されているそうだ。石は見る人が見れば、フズリナ(紡錘虫)の化石が見えるらしい。

この辺りは、他にも大塚古墳群があったらしいが、大半は住宅地に・・・。

 

⑭養老天命反転地(岐阜県養老郡養老町) 10:30~12:30

まず、養老天命反転地がある養老公園の広さにビックリ! 78.5ヘクタールって何? しかも横浜出身の私は広い公園があると、大抵米軍からの返還地の感覚なんだが、そんな事もなく、ずっ~と公園だったらしい。

で、養老天命反転地は、荒川修作+マドリン・ギンズの体験型芸術作品だ。年寄りにはキツイ場所だ。ツアー客は大半が途中で体験をギブアップしてた。10代~子連れ30代が体力と映えを楽しむ場所だ。

入り口付近

養老天命反転地記念館の建物  ↓ 内部

↓ 極限で似るものの家

↓ 極限で似るものの家の内部

 

奥の丸い窪地

左側の人1人分の幅しかない通路を進むと、奥に見える青味がかったグレーの壁の上部を歩けるんだが。

 

なんと行き止まりの展望台。また、歩いて戻る。人とすれ違う時は、壁にへばりつくしかない。

↓ 青味がかったグレーの壁から見る入り口の方向

↑ 真ん中の建物は、陥入膜の怪らしい。

 

で、この青味がかったグレーの壁の中は、こんな感じの空洞。

 

そして、この壁から下に降りるのがかなり急で。30歳位の女子二人組が、二人で本当に10回転んでた。運動靴の私は転びはしなかったが、途中で5秒くらいどこを掴んだらいいのか分からなくなってフリーズした。

今回、岐阜のいろんな場所で見かけたタカサゴユリ。車窓からばかりだったけど、ここでゆっくり見られた。

自販機で購入した500ミリリットルの飲料を飲み干し、園内のかき氷を短時間で食べた。結構汗をかいた。

但し、楽しかったかどうかは分からない。芸術は難しい。この施設の維持も難しそうだ。

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その4

2022-08-25 13:06:03 | 旅行記・中部

馬瀬川沿いに、金山巨石群から金山方面に戻る。やっぱり、岩、多いなあ。

 

⑩昼食:道の駅 かれん 13:15~14:15

 

右)左上が飛騨牛朴葉味噌焼きです。

 

⑪日本最古の石博物館(岐阜県加茂郡七宗町)15:00~16:00

道の駅みたいな一画にあった町立博物館。ここも駐車場はいっぱいだった。夏休みだなあ。

 

1970年に発見された七宗町の飛騨川河床にて発見された日本最古の石を展示するために1996年に建てられたんだけど、島根県津和野町で2017年5月に採取された岩が日本最古だと分かり、今はその石も展示している。最古とか歴史なんて、科学の日々の進化でどんどん変わるもんさ。

 

↓ 飛騨川の最古だった石。但し、岩石まるごとではなくて、礫石を構成している小さな礫。

 

 

↓ 津和野で発見された、現在の日本最古の石

 

この博物館のすぐそばが、飛水峡という飛騨川の峡谷だった。

もっと早く気が付けば、もっと近くまで行けたのかな。川、やたら見てるけど、全然水に触れてない。

17:20に、大垣駅そばのクインテッサホテル大垣着。この日は、夕食が付いてない。昼食が遅かったり、最近ダイエットであまり食べないようにしているので、抜こうかと思ったど、ちょっと駅まで行って、チェーン店の「おらが蕎麦」で、550円の生ビールと枝豆とおでん2品セットと結局牛肉そばを食べてしまった。でも、これで1,400円ってお得!

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その3

2022-08-24 21:17:49 | 旅行記・中部

8月20日 土曜日

9:00 バスはホテルルートイン恵那を出発。

↑ 黒川かな?

↑ 木曽川 やっぱり巨石がゴロゴロ。鮎釣りかな?

 

⑧金山町筋骨めぐり(下呂市) 10:10~11:00

ドライブイン飛山で、筋骨めぐりのガイドさんと待ち合わせ。飛騨街道金山宿の、筋(すじ)と骨(ほね)のように人間の体に例え、複雑にからみ合ったせまい道のことで、でも国が定めた公道だそうだ。このガイドさんの話がなかなか面白かった。

 

左)本当にこんな狭い道を行く。 右)こちょこちょの木。さるすべりの木だけどね。

 

で、水路沿いに立っている家を見に、水路まで降りる。

 

水路の上に1階を無理やり建築した家並み。「ハウルの動く城」として紹介されている。

↓ で、水路脇の地下室扱いにもこんな部屋があって

手摺下の右の白いこうもりマークは、夜に羽ばたくという事で、その手の女の人の商売部屋だったそうだ。宿場町の名残。

 

左)水路上の天井は1階の床になる 右)洗い物をした清水。どんどん水が沸いていた

この後行く「金山巨石群リサーチセンター&ギャラリー」にも寄る。

宿場町時代の家の中。壁面に絵が描いてあり、柱なども当時の繁栄ぶりを語っている。

実はツアーの日程表には入ってなかったのだが・・・。意外と面白かった。

 

馬瀬川沿いに20分位北上。ダムに堰き止められているので、川幅が広くなっている。

 

⑨金山巨石群(下呂市金山町) 11:30~13:00

古代太陽暦である金山巨石群を、25年研究している人にガイドをしてもらう。

山の斜面(昔は木が茂っていたらしいが今はある程度整地している)に巨石がある。

 

1.北極星を指す岩

斜め(35度)になっているこの石の三角形の頂点部分の延長上に、当時(BC.2500年頃)の北極星(りゅう座α星のトゥバン、今はα星こぐま座のポラリス)があったそうだ。

でも、この石の近所の石も角度は違うけど斜めなんだけど・・・。

 

 

2.再現館(太陽カレンダーシミュレーター)

岩屋岩陰遺跡の太陽光が入る角度で季節が分かるというのを分かり易く説明した場所なんだが、狭くて入れなかった。笑

後から入ったら、こんな感じ。

 

3.線刻石のある巨石群

 

↓この岩の間から、夏至の日には太陽が昇り、反対側から見ると冬至の日には陽が沈むそうだ。

 

↓ 線刻線のある巨石

 

↓  これも太陽観測する巨石

 

 

↓ この岩は人手が入っていると思うけど

 

↓ 線刻石のある巨石群の後姿

 

↓ 線刻石の洞窟の中

 

4.岩屋岩陰遺跡巨石群

ここは、平治の乱(1159年)の頃の伝説が残る洞窟があって、社も祀られている。

斜めになった巨岩3つが扇のように重なっている様は確かに不思議だ。

研究者でもあるガイドさんが一緒なので、柵の中に中に入れる。

 

左)小さな社の裏に巨岩3つが重なってできた空間がある  右)コウモリの繁殖地でもある

 

ここも太陽の光が入る角度でカレンダーになっているらしい。左)研究者の観測の跡 右)太陽光が入る場所

 

研究者でもあるガイドさんが。縄文時代の太陽暦カレンダー熱く語るんだが・・・。どうなんだろう?

確かに縄文時代、ここに人がすんでいたのかもしれないが、自然石のようにも思える、それに、なぜこの山奥の場所で観測するんだろう?

この場所の向かいは、こんな山肌だし。平地の方が絶対観測しやすいと思うんだが。そしてこの山奥でない方が、観測結果を人々に報告しやすいと思うのだが。

イギリスのストーンヘンジ、エジプトのギザのピラミッドやアブ・シンベル神殿、メキシコのチチェン・イツァ、アイルランドのニューレンジと同じ時期であるから(ざっくり過ぎるけど)何かしらの共通性があるとも言ってるんだけど、巨石が好きで全て行ってる私としては

①例に挙げてる外国の巨石遺跡は全て平地にある

②例に挙げてる外国の巨石遺跡しっかりと誰が見ても人工建築物

なので、同意はできないなあ。

あと、研究者の人がアブ・シンベル宮殿の2月22日(ラムセス2世の誕生日)と10月22日の年に2回、朝日が一番奥の像に朝日が差し込むように設計されているのを、吉村作治氏に「ラムセス2世という個人の誕生日ではなく、太陽暦という大きい括りで建築されたはずだ」と言ったそうだが、エジプトに旅行した事のある人間なら、誰しも思うはずだ。「いやいや、あの自己顕示欲が強いラムセス2世なら自分中心で建設するだろう」と。

 

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その2

2022-08-24 12:26:13 | 旅行記・中部

バスで10分位走る。田んぼや畑の中、新しい住宅が建てられてる地域。

④丸山神社(岐阜県中津川市)・鮒岩 15:20~15:50

このこんもりした山が丸山神社。

神社正面。実際登ったのは、西側の坂道だけど。

 

すでに、登る途中から、巨石がゴロゴロ。

左が神社拝殿で、右の人が登っているのが、夫婦岩。

本殿前には、松ぼっくりで作成した蛇が2体。

夫婦岩を登ると、女部分(直線の割れ目)と鮒岩の尻尾が男部分にも見える。さらに、太陽が一直線に差し込む時間帯がるらしい。

ちょっとくだって、↓鮒岩。

鮒というより、たい焼きのような・・・。

 

左)尾部分の拡大 右)鮒岩、下の岩とはつながってない。

神社を降りて、外側(民家側)から見るとこんな感じ。

尾の部分の横線(たしかに楔を打ち込んだ跡があるけど)の延長線上に、巨大岩の遺跡があるというレイライン説があるらしい。

現在、回りに民家も建ち、木も茂って(すぐに樹木が育つのは日本の素晴らしい風土だと思う)いて、鮒岩を見るためには見難いだが。

例えば、2018年7月の、この方の記事だと、凄い写真が見易いので、貼らさせていただきます。m(_ _)m

近くには、苗木城跡という巨石を利用した山城もあるらしい。あ~、自動車の運転ができれば! もしくは運転してくれる人がいれば!個人でいろいろ回れるのに。

 

バスで20分位移動。

 

ストーンミュージアム博石館(中津川市)16:10~17:00 

株式会社ストーンパークという石材加工屋さんがやってる、テーマパークみたいな所。デートスポットにもなっているらしくて、結構カップルの来場者も多かった。

ピラミッドの下は迷路になっていた。

 

「あと半分」の表示の確認後、出られた!と思ったら、入った場所から出ていた・・・。

また、バスで10分位走る。

↑ 木曽川と恵那峡近辺

 

⑥傘岩&千畳敷岩(恵那市) 17:10~17:25

木曽川が大井ダムでせき止められて川幅が広くなっている場所のすぐ近く。公園みたいな緑地を徒歩でちょっと登ると傘岩があった。傘というよりエリンギに見える。

そして、さらに登ると千畳敷岩。

 

すぐ上には、祠もあった。

登ってみて、木曽川を眺める。なんか水の流れで浸食されて上部は平たく、サイドは丸くなった感じ。傘岩も、沖縄の海岸にあるノッチのように見える。何万年か前、ここは水辺だったような気がする私であった。

 

⑦夕食「湖楽園 17:30~18:30

すぐ側の、雰囲気のあるお店で、傘岩&千畳敷岩までマイクロバスで迎えに来てくれた。

 

鮎の塩焼きやら自然薯やら、なかなか美味しかった。

この後、バスで10分位の、ホテルルートイン恵那に宿泊。ホテルの駐車場は満車。スポーツの夏の大会参加らしい高校生が宿泊してた。岐阜県、広いからなあ。試合するのも大変だ。

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岐阜の巨石を訪ねて&名古屋城の3日間 その1

2022-08-23 20:17:55 | 旅行記・中部

旅行会社のサイトを見てたら、岐阜の巨石を訪ねるというツアーがあった。岐阜に巨石かあ。知らないなあ。で、一人参加で申し込んで行ってきた。

 

8月19日 金曜日

東海道新幹線のこだまで10:51分三河安城駅着。添乗員さんとナビゲーターさんと客17名で観光バスに乗車。バスは一人で2席使用だ。

 

①恵那峡サービスエリアで各自昼食  13:50~13:30

なんでこんなに混んでいるんだ? あまりの混雑ぶりに、ゆっくり食べるのが面倒になっておやきと揚げ饅頭を食べる。

高速降りて、中津川を渡って。

 

桃山公園女夫岩 13:50~14:05

桃山公園自体は小さめの公園なんだが、そこに巨石がゴロゴロ。

元々、「中津川市や恵那市は、「恵那錆石(えなさびいし)」といわれる花崗岩の分布地で奇岩巨岩が多い地域」らしい。

女夫岩(めおといわ)はこれです。きちんと整備された公園にどっしりとこんなモノが。もちろん、右が男で左が女。

↑ もちろん、信仰の対象になっている。

男岩を角度を変えて。ホホっ~。確かに今まで見た陽石の中で、一番の大きさ&太さ。

右側に人がいるけど、左側に道はかなり下っているので、高さ8m位あるらしい。

↑ こっちは、女岩。仲良く隣同士で、めでたい。

この公園、他にもゴロゴロ巨石がある。

向こう側の建物は「子ども科学館」。子供はいろんな事に興味を持つんだろうなあ。

巨石が最初にあって、後からきれいに整備して公園になっているという不思議な場所だった。

 

木曽川を渡って移動。

 

中津川市鉱物博物館 14:30~15:10

「岐阜県中津川市苗木を中心とする長野県木曽郡南木曽町から岐阜県恵那市北部にかけての一帯は、「苗木‐上松花崗岩」と呼ばれる花崗岩の分布域で、この花崗岩体から水晶・トパーズをはじめ多種多様な鉱物が産するため、鉱物の一大産地「苗木地方」として明治時代からよく知られてきました。

中津川市鉱物博物館は、苗木出身のアマチュア鉱物研究者・長島乙吉氏(1890~1969)と子息の地球化学者・長島弘三博士(1925~1985)から中津川市が寄贈を受けた鉱物標本「長島鉱物コレクション」を基礎に、1998年に開館した市立の地質系自然誌博物館です。」

正面建物も水晶の結晶の形。

 

 

ここも意外と(失礼m(_ _)m)家族連れがいて、外の「ストーンハンティング(10m四方の砂利場から水晶を探す)」を真剣に楽しんでいた。

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「女神の継承」

2022-08-16 21:13:08 | 映画

ナ・ホンジン(私は1本も観ていない)が、原案とプロジュースしたタイのホラー映画。1日1回の上映だからか、16:30の回でほぼ満席。

タイの田舎の土着信仰の取材というドキュメンタリー形式の映画。ただ、ドキュメンタリースタッフはカメラを回しているだけなので、存在が全く邪魔にならない。何でこいつら何もしないんだ?とイライラしてはいけない。とりあえず、取材対象のインタビューを挟みこんでるけど、ただのカメラだ。たまにわざとピントが合うまで時間がかかったり、ぶれたり、走ったりしてドキュメンタリーっぽい雰囲気はだしてるけど。

あと、案の定、カメラに急に突進してくるシーンがあった。観客皆驚きました。見事!

土着信仰の巫女の代替わりを取材してたら、今風の、どこにでもいそうな可愛い娘が悪霊に取り憑かれて、悪霊祓いの儀式をするんだが、その儀式が血みどろになるというストーリー。邦画の「来る」に似てる。「来る」は日本政府主導の儀式だったから隠蔽できるけど、タイ政府がこの事件を隠蔽できるだろうか? できないだろうなあ。世界中大騒ぎだ。

花火があがるシーンだけホッとできるけど、あとはもうどうなるか分からない展開。

邦題の「女神の継承」は、この地方の土着信仰の女神の巫女(霊媒:英語の原題はTHE MEDIUM)であるニムが、姪のミンにその役割を継承するのではないかと言う前半のみのストリーを表した題名。私は、ミンの方が若くては華があるからとりあえずの主役で、真の主役はニムかと思っていた。が、違った。

ニム、女神の巫女としていろいろ頑張るのに。兄と妹の関係とかを探りだしたり。姉のノイ(ミンのお母さん)とニムの関係とか。いい味出してたのに。

ミンを演じてた女優さんは、撮影終了後の精神状態が心配になる位頑張ってた。R18+はホラーとしてかと思ってたら、ミンの頑張りに対してだった。

 

面倒だからネタバレ。

 

 

ニムは儀式前に死亡。お兄さんは、なぜ奥さんと息子を避難させなかったのだろうか。

悪霊祓いの儀式では、悪霊に取り憑かれた人たちが、なぜかゾンビ風にガンガン攻撃してくるので、その様子に思わず笑ってしまった。

一番の見どころの血みどろ儀式は、夜で、たまに照明が落ちる設定で、暗視カメラの映像に切り替わるのでグロさはない。

結局悪霊の正体は、ノイの夫の一族が昔残虐行為をして、その被害者と遺族の恨み。「子孫まで祟ってやる!」という強いパワーが、文字通り神も仏もそれ以前の土着信仰もあっさり打ち破り、関係者やら霊媒師達も取材班も全員死亡という救いのないバッドエンド。ノイの家の犬まで茹でられる。多分40名位死んでる。悪霊はこの後どうするんだろう? 恨みの対象は全滅したからあの世に帰るのか? あるいは、自分達のパワーに目覚めて世界征服を狙うのだろうか?

この事件が明るみに出たら、タイの人々は、神に対する信仰心を失くしてしまうぞ。タイの出家の伝統もなくなってしまうぞ。

↑ このシーンでは、ガラスの映るミンの顔が笑う。映る顔が最初からやたらはっきりしてるので想定内。

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