落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」

2018-02-26 21:06:35 | アート・文化
特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」



音声ガイド借りた。「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」映画公開とタイアップで、染谷将太と阿部寛がナレーションを務める。

空海の直筆の書が間近に見られる。

そして、第二会場は秘仏だらけ。3年前にわざわざ行った仁和寺に行ったのに・・・。
それより、きちんと信仰して、尊厳を持ってお寺に接している信者の方々もみる事ができない、美術品としても素晴らしい仏像達を、私のような者が1,600円で180度じっくり間近でいいのか?
なんか、申し訳なくなってくる。





今回のメインは葛井寺の国宝「千手観音菩薩坐像」。これもお寺では月1回の公開だ。こんなふうにじっくりグルリと後ろに回って見られない・・・。なんか申し訳ない。ごめんね、信者の皆様。
もう、これはパズルだ。知恵の輪(手)だ。どんだけ、設計図を書いたんだろう。

写真OKのコーナー。仁和寺・観音堂解体修理のお陰で、一般非公開の仏様軍団を見て、写真に撮れる。










しかし、なんで、こんなにいっぱいいるんだ?
インドからチベットや中国を経て、チベット密教やらヒンズーの影響を受けて、こんなに人数(仏数)が増えてしまって・・・。

覚えられない。




この中から、日本人は信じたい仏様(神様)を選んで、信仰してきたんだなあ。

イスラム教の展示を見た後なので、尚更、なんか自由で調子いい日本人だなあと、ちょっと思った。




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「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」

2018-02-25 13:10:15 | アート・文化
東京国立博物館の表慶館にて。
1,600円のチケットで見学OK。写真撮影OK。

初めての表慶館

「明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した、日本ではじめての本格的な美術館です。設計は、J.コンドルの弟子で、東宮御所(現在の迎賓館)なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。中央と左右に美しいドーム屋根をいただき、上層部の外壁面には製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年(1978)、重要文化財に指定されました。」だそうだ。
なかなか味わいのある建物だった。









「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」
こちらです。





前半は交易都市としての王国の遺跡からの出土品の展示。後半はイスラム教の王国としての展示品。

アラビア文字がとにかく美しくて。墓碑コーナーが最高でした。











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2月17日 東京国立博物館

2018-02-24 23:22:05 | アート・文化
土曜日なので、夜9時まで開館。

1,600円で、「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」と「特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」と常設展が見られるという、とってもお得な1日だ。

しかし、建物が違うとは言え、偶像崇拝禁止のイスラム教と、秘仏丸出しの密教展を同時に楽しめるとは・・・。
東京って、凄い!

大好きな平成館の考古展。久々の訪問。

お出迎えの埴輪が、変身前の大魔神から優しいお姉さまになっていた。


土偶コーナーは、キャー! 遮光器土偶になっている!




そして、模造だけど岡山の旋帯文石はいつの間にか、顔ではないかと言われている部分にスポットライトが・・・。


和歌山の埴輪―岩橋千塚と紀伊の古墳文化-」も展示してました。




鉄剣に可愛い動物の金象嵌。




やっぱ楽しい!
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京浜伏見稲荷神社

2018-02-21 23:28:22 | まち歩き・神奈川
友人が「外国人に人気で、インスタ映えする神社が近くにあるらしい」と言うので行ってみた。

武蔵小杉駅と新丸子駅の間の住宅街にある京浜伏見稲荷神社







創建は昭和二十六年(1951)と戦後の事。人々の生活が苦しい中、地域の復興と活気、明るさを取り戻そうと、、初代宮司である富澤冠受が、神示により「伏見稲荷大社」(京都府京都市)より勧請。
で、できたそうなんだが、社殿は日本最大級の九棟稲荷造り、恵成殿とか休憩所とかの鉄筋コンクリートの4階建ての建物など、どっからお金がでたんだろう?

社殿の前には、誰のデザインなのか狐らしくみえない狐が・・・。







108匹いるらしい。



浅間神社と白山社は、富士山の溶岩でそれぞれの山を模しているらしいが・・・。



境内社も赤くて、一見豪華。



招福池には人形が浮かんでる。



梅の花。

確かに、写真を撮るには面白い神社だ。
でも、結構、きちんと頭を下げてお参りにくる近所の人も次々きていたので、しっかり地元に根付いた信仰の場なんだろうなあ。


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「祈りの幕が下りる時」

2018-02-16 22:25:52 | 映画
東野圭吾「新参者」シリーズの完結編。
そうかあ、だから彼は日本橋署に来たのかあ。そして、もう16年だって。確かに、もう全く「新参者」じゃないのなあ。
完結だあ。



テレビドラマも映画「麒麟の翼」も観た。

そして、号泣こそしなかったけど、ハンカチは使った。面白かった。



「砂の器」と比べられているけど、社会的背景の重みはあれほど強くないので(とは言え、「原発の労働者」とうのは出てくるけど)、同じ東野圭吾のガリレオシリーズの「真夏の方程式」に似てる。二つの家族の、哀しい関係だから。

「今夜、ロマンス劇場で」はシンプルなストーリーだったけど、こちらは複雑で。せっかく犯人にたどり着いたのかと思うと、手掛かりなしになったり。まあ、12の橋の意味は、そこまでしなくても、別の方法があったんじゃないの?とか思うけど。とにかく、映画館で一気に観ないと話についていけない感じ。

溝端淳平の存在もホッとさせる。



松嶋菜々子、うまいじゃん。きれいじゃん。
初めて加賀恭一郎に会った時のあの笑顔、「後悔してない」と言い切る時の表情。そして、涙。



で、常にキーになってた似顔絵だけど、似てないんですが・・・。
他にも、若干?な所もあるけど。なんだかんだと、合計4人殺してるし。
及川光博の特殊メイクもなんだかなあ。

そして、伊藤蘭。52歳には見えないぞい。キムラ緑子も64歳には見えない。二人とも年相応だ。逆だ。
そうすると、予告編で観た「北の桜守」の吉永小百合って凄い!年齢不詳過ぎる。



う~ん、多少強引だけど、父親との子供時代が曲と一緒に回想されて、それで泣いちゃう所はやっぱり「砂の器」と同じかあ。
加賀恭一郎の方はすっきりして良かったね。
田中麗奈の看護師さんと結婚しちゃえばいいのに。


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品川アクアパークの結婚式

2018-02-13 22:41:15 | まち歩き・東京
2月11日の日曜日、次の用事まで時間が少々空いたので、年パスを持っている「品川アクアパーク」に寄った。

流石に混んでるなあ。イルカショーも終わったのに、いつまでの観客が捌けないじゃん。
と思ってたら、結婚式が始まった。







ほほっう。50名様37万円の人前結婚式かあ。
機会があったら、是非、やってみよう! 笑
来世かな?

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「今夜、ロマンス劇場で」

2018-02-12 23:02:27 | 映画
号泣するほどではなかったけど、まあ、最後は涙がこぼれた。



あ~、最初に語られる加藤剛の境遇は、そういう事だったのかと。
「タイタニック」に似てると噂のラストシーン(まあ全体の話の展開方法も似てる)も、ハッピーエンドというか、鑑賞後にさわやかな気持ちにさせてくれる。



ただなあ、ファンタジーのラブストーリーなんだが、ストーリー自体はかなり単純で。
ひねりも何もなく。
きれいな心で、「色」がある世界の美しいシーンと、綾瀬はるかを眺める映画だ。



そうかあ、色のある世界に生きている私は、こんなに幸せなのかと、気付かされる映画だ。



この映画のターゲットの年代は、やっぱり加藤剛世代なんだろうか?
多分、日本映画全盛期の私の親位の世代が見たらもっと楽しいのかもしれない。
昭和35年が舞台だから。



主人公が務める会社は東映がモデルなのかな?
最初にドローンで撮影した撮影所は、大泉撮影所? CGなのかな? セットを作った訳じゃないよね。
クレーンのカメラをドローンのカメラで上から写すのって、なんか興ざめする私・・・。
あの時代なら(その映画自体は昭和35年よりかなり前に作られてるから)、綾瀬はるか主演のあんな滅茶滅茶な映画もあったのかも。
私は分からないけど。
子供の頃、私が映画館で観た映画は東映アニメと怪獣映画。そして、「JAWS」からだからなあ。



昭和の大スター、北村一輝のナイスガイ。小林旭がモデルかな?
凄いんだよ、この大スター。ペンキで洋服を汚されても、殴られて気を失っても、ダイナマイトで殺されかけても、絶対に怒らない。
それどころか、主人公に「前を向け!」とアドバイス!
取り巻きが「勉強になります!」と声をそろえて言うが、確かにその通り!



う~ん、単純すぎるんだよなあ、もうちょっとストーリーにプラスしたら
名画になったのになあ。惜しいなあ。



加藤剛、老衰で死ぬ役、そのものだった・・・。
「大岡越前」なのに。「砂の器」でピアノ弾いてたのに・・・。
ちょっとショック!
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2018年1月31日の皆既月食

2018-02-12 23:00:07 | イベント
一応、コンデジで撮ってみた。

今、整理してみたら、何となく写ってた。
ので、載せてみた。





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「パディントン2」

2018-02-10 21:58:34 | 映画
ラストシーンは、絶対泣く。周りは泣いてました。私だって、ウルッときたもん。



ちょっと真ん中、中だるみしたけど。そこで隣の席のお姉さん、指の関節を1本ずつ鳴らしだすからビックリしたぜ。
ストーリーは、ちょっとオカシイ所もあるけど、まあクマが話す映画だから多めに見よう。
上手にまとめてる。
床屋の客がこんな所で!
ブラウン夫人のドーバー海峡への挑戦が、ここで活かされるとは!



パディントンの真面目な性格、育ちの良さ(育てたのはルーシーおばさん)で、周辺の人々の心を優しく変えていく。
ブラウン一家とも本当の家族になっている。



パディントン=移民という、社会的構図があるらしいが、まあそんな事もこの際いいか。
私のイメージしてたパディントンより、縦の伸びてるけど、CGで見事にパディントンを作ってる。
毛にかかる涙。ウルウルする目。
CG凄いな。スター・ウォーズ観てる時より、凄いと思った。



でも、私のお目当ては、ヒュー・グランド。
うふっ、老けた往年の大スターで、今はドッグフードのTVCMで食いつないでる。落ちぶれた比喩かと思ったら、本当に食べる役だった。
部屋には、若い頃のヒューの写真が。あ~、やっぱりカッコいい!
今作では、カッコ良さは封印して、悪役でです。
でも意外とアクションシーンがあって、唄って踊る。
う~ん、なぜか「パディントン」と噛み合ってないような気がしたけど、まっ、いいか。



ロケ地やモデルとなった場所がなかなか楽しい。
ルーシーおばさんが命をかけてパディントンを助け上げるのが、イグアスの滝。
ロンドンでは、パディントンが絵本を巡ってチェイスシーンを繰り広げるのが、リトル・ヴェニス。行ったもんね。
パディントンが、バイトする床屋が、ノッティング・ヒルのポートベロー・ロード
ヒュー・グランド、出てるからね。



パディントン駅も出てくるよ!
刑務所で、ナックルズに料理の事で文句を言いに行くシーンは、「オリバー!」じゃん。

出演者が余りにも「ハリーポッター」とかぶっているのがちょっと気になった。
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立春

2018-02-04 16:35:46 | まち歩き・神奈川


て事は、もうすぐ杉花粉が飛ぶのかあ。
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