goo blog サービス終了のお知らせ 

落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「28年後...」

2025-06-24 18:36:17 | 映画

「28カ月後...」は作られなくて、28年後のイギリスが舞台。サラッとした説明で終わってたけど、「28週後...」にヨーロッパ大陸側に持ち込まれたウィルスは撲滅に成功していてイギリスとアイルランドだけ、未感染者(普通の人間)も感染者もまとめて隔離されてて、大陸側の軍の巡視艇が警備してて封鎖されている。で、ホーリー島で村をつくって生きている集団の中の12歳の少年スパイクが主人公なんだが。

ええっ! 28年もたってるのに? 未だに感染者が生きてて(ウィルスのせいで進化してるとか言ってたけど、どうやって生き延びてるんだ?)、他国は知らん顔? EU脱退の嫌がらせか?(年代は合わないけど) 

日本だって敗戦の焼け野原から25年後には大阪万博(もちろん1970年の)開催してるのに? 28年も何をしてたんだ?

他の国だって、巡視艇派遣するより、ウィルスの研究した方が安くあがらないか? しかもその巡視艇が沈没って、どうゆう事?

「28週後...」では虹彩異色症、今回は胎盤など、ウィルス対策のヒントはあるのになあ。

そして、生き残った人々は、それこそジャンヌ・ダルクの頃の閉鎖的な村のような変なコミュニティ作っちゃってるし。男の子は成人の兵士として儀式として、本土に感染者の狩りに連れていかれるし。しかも武器は弓矢だ。

「イギリスの作家ラドヤード・キプリングが1903年に発表した詩「ブーツ」を、アメリカの俳優テイラー・ホームズが1915年に朗読した、第二次ボーア戦争中の南アフリカで行軍する兵士たちの思考を表現したと言われる」詩がやたら朗読されて、戦場感を盛り上げているんだけど、う~ん、どうなんでしょうか。

「進撃の巨人」とか「約束のネバーランド」とか「マッドマックス」とかの世界観も彷彿とさせる。

今作は、まだ12歳のスパイク少年の物語。なので、哀しくなるとお母さん(「最後の決闘裁判」のヒロイン)のベッドに潜り込むし、アドレナリン出ちゃった父親(「キック・アス」の少年!)が他の女と関係持つもの絶対許せないし、大事なお母さんは医者に診せるんだ!と思うと感染者だらけの本土にお母さん連れて乗り込むし。

予告編で流れていたボーン・テンプルは、進化した感染者が作ってたのかと思ったら、レイフ・ファインズ演じるケルソン医師が「メメント・モリ」の概念の具象化として作成したものだった。そうかあ、「28年後...」のテーマはメメント・モリだったのかあ。

そしてラスト、冒頭に十字架を父親から受けっとったジミー君が28年振りにカラフパジャージのパルクール軍団を引き連れて登場! スパイク君と熱い握手を交わす。

んん? 続くんかい!

エンドロールにキリアン・マーフィーの名前も見つけたし、ネットを見たら、「28年後...」は3部作で、2作目にはキリアン・マーフィーが出演するそうだ。ジム君としてだ。あの心優しいジム君は28年後にはどうなってしまっているんだろうか? こりゃ、私、次回も行くなあ。

↓ この感染者がキリアン・マーフィーかと思ったら、違うそうだ。

笑えたのは、2030年のヨーロッパ(スウェーデン兵士の彼女)の女性が、唇にヒアルロン酸を打つのが一般化してた事だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サブスタンス」

2025-05-29 00:12:36 | 映画

主人公のエリザベスを演じるデミ・ムーアも、その分身のスーを演じるマーガレット・クアリーも、全裸だ。

二人とも(特にデミ・ムーア)、レオタードか、外出用の黄色いコートか、バスローブを着ている以外はだいたい全裸だ。(いや、服を着てるシーンもあるが)

偉いなあ。よく脱いだなあ。20年前に「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」出演時に2,000万円以上かけて体をいじったデミ・ムーア、まだその整形は活きていたんだろうか?

ってか、そこまで体をいじるって事は、充分今回の「サブスタンス」の主人公になるべくしてなったって事か。

そりゃ、アカデミー賞の主演女優賞候補にもなるわさ。やっぱり脱ぐとノミネートされるのかな。

おっぱいとお尻がいっぱい! おっぱいは最後には、別の形で出て来るぞ。

欧米の女の人って、お手入れはするけど、下の毛を全くツルツルにするわけではないんだなあとも思った。

あと、デミ・ムーアの肌荒れも見事。対するマーガレット・クアリーは多分CGだろうが、毛穴もないツルツルボディだ。

ホラーとかSFとか言うけど、そこまでは振り切ってない。ホラー映画らしい馬鹿馬鹿しさはないし、SF映画らしい緻密さもない。背中がパックし割れてるのに、5㎝置きの糸止めで1週間で傷口がくっつくのも凄い。母体用栄養剤のお陰だろうか? あと、「サブスタンス」の薬代はいくらだったんだろうか?

そして、エリザベス&分身で、マンションにあんな素敵な隠し部屋を作ってしまうのも凄い。

秘密を守るために家政婦さんに掃除を頼めなくなって、二人とも互いへの当てつけに部屋を滅茶滅茶にして、1週間ぶりにまず目覚めると掃除ってのが笑えた。これくらいかな、笑えたのは。

とにかく、主人公の若さに対する狂気ぶりが真面目過ぎて、見終わると疲れる。

終盤の大晦日のテレビショー&13万リットル血糊シーンは死直前のエリザベスの観た幻覚なんだろうなあ。と、私は思う。それまでエリザベスもスーも段々幻覚を見てたし、モンスターの姿でTV局に入れたとは思えないし。13万リットルの血糊は、1つの個体から出る量として多過ぎるので(凄いスピードで体内で血液が生成されて噴き出していたのかな?)、笑うシーンだったのだろうか? 全身血だらけになる人々の姿はデ・パルマの「キャリー」っぽい。

TV局の廊下のセットとか、デニス・クエイドの演技とか、全体のカメラアングルとか、キューブリックの、特に「シャイニング」に似せてるのかなあ。使用した血の量を宣伝に使うとかもね。

エリザベスのキャラは、若い時にアカデミー賞受賞して、中年になってからワークアウトで活躍したジェーン・フォンダがモデルかと思った。

正直な感想は、全体的に古臭い。女性が男性にとって見た目の若さで判断されるのは人類誕生の頃からだろうし、じゃあ女性が男性を見た目で判断してないかと言われたら、絶対してるし。男女問わない、自然の摂理だ。今更それがどーした?

しかも、エリザベス、ずっと女優をやっていて、何を今更嘆いてるんだ? 自分が20代の頃は、絶対に30代の先輩を心の中で(ババア)と思ってただろうし。

来るべき50代に対して、何の準備もしてなくて、番組をクビになったからと何をショック受けてるんだ? 女優が40代になったら仕事がなくなるのは20年以上前の「デボラ・ウィンガ―を探して」でも題材になってて、じゃあ年を取ることにどう向き合うかと、今まで何も考えてなかったのか? 馬鹿か、と64歳の私は冷たく思うのだった。

なので、これはやっぱり現代の話じゃなくて、40年以上前のジェーン・フォンダの時代の話ではないだろうかと私は思う。スマホが大活躍してたけどね。

唯一、21世紀ぽいなあと思ったのは、大物TVプロジューサーのデニス・クエイドがスーに手を出さなかった事だな。20年以上前なら、絶対寝ようと口説いてただろうなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」

2025-05-25 13:58:11 | 映画

本編前のアメリカ映画の予告編が「トロン」「リロ&スティッチ」「べストキッド」「スーパーマン」と(今、本当に令和か?)と思う程の焼き直しばっかりでさ。(大丈夫なのか?この企画力で。ハリウッド映画!)と思ってたんだが。

あらあ、「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」観たら、大丈夫でしょう!と思った。少なくとも、トム・クルーズがいる間は。

3時間近いんだが、ずっとアクション満載で、ハラハラドキドキ。たまにホロッともさせられて。人類絶滅なんて悲惨なラストにはならず、ハッピーエンドと分かっているのに、3時間近く、ずっ~とハラハラドキドキ感を観客に与え続けるのは流石です!

人物の配置も上手でさあ。過去作品の人を時間の流れを踏まえて上手に出してるし。ディズニー映画と違って、人種や性別も違和感なく。軍やSPにいる女性も堂々としてて、そりゃその地位にいるよねった感じで。大統領やその側近たちチームも、尊敬に値する人ばかりでさ。この理想的なアメリカの指導者チームに涙が出そうになったわい。

核ミサイルが発射されそうになって、保有国それぞれの国旗が映し出されるのも効果的で。この国が保有国ですよ!とわざと広く認知させて、だから皆で真剣に監視しないとダメなんですよとトム・クルーズに言われているようで。特に今だから、イスラエルの国旗が映ると、あ~あ、となるなあ。

世界はとんでもなく大変な事になってるのに、相変わらずイーサン・ハントチームはギリギリの所で踏ん張って、ユーモアもあってバランスがいい。世界をエンティティから救ったのは、前作から登場のスリのグレースって・・・。スリの技がこんな所で人類を救うとは。

そして、ネット社会を牛耳ったエンティティに対抗する術は、人間同士の信じる心。

潜水艦からの脱出してチャンバー(減圧室)に入るまでのくだりがなかったり、アラスカの西海岸からあの飛行機で南アフリカまですぐに移動したりとおかしな所は目をつぶろう。減圧症になった私としては、グレースが減圧室に一緒に入ってたけど、体大丈夫か?鼓膜破れなかったか?と気になったけど。

前作で死んだレベッカ・ファーガソン(私は好きだ)演じるイルサへの追悼が何もなかったのはちょっと残念かな。

グレースに拷問しようとしてたガブリエルの部下を惨殺するイーサン・ハントの狂気みたいのもちゃんと描かれてて良かった。まあ、イーサン・ハントの一番の狂気は、スパイとして多分100名以上の人間を殺してきたのに、一般女性と結婚生活が維持できると実行した事だよなあ。

大統領が空母ジョージ・ブッシュの艦長(大統領も艦長も女性)に渡したメモ、「1996.5.22 セルビア」の意味は? 1996年5月22日は 「ミッション:インポッシブル」のアメリカでの公開日でもあり、そこにセルビアとあると、コソボ紛争の時だから、大統領と艦長がその日のセルビアで、深く平和を望んだ事件があったって事なのかな。

とくかく、「映画観たぞ!面白かったぞ!」と思える映画だった。是非、これで完結して欲しい。

↓ このシーンのトムの髪型にちょっと笑えた。結構毛があるねえ。そして、こんな風にカットしてるんだあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「教皇選挙」

2025-05-16 17:26:03 | 映画

現代のCONCLAVE(コンクラーベ)でも、邦題は良かったのではないか?と思う。結構一般名詞になってるじゃん。

本物のコンクラーベの影響で混雑してて、109映画館のエグゼクティブシートがなかなか取れない映画だ。私が観に行った時も、公開から1ヵ月半たってるのに、平日の昼間の回で半分以上入ってた。Wikipediaによると、本物のコンクラーベの前に、本物の枢機卿が段取りの勉強のためにこの映画を観たそうだ。確かに勉強になるなあ。

隔離された屋内な舞台なので画面が暗いし、集まった枢機卿たちは同じ衣装なので普段映画を観ない人だと誰が誰か分からなかったかも。

本当はやりたくなかったけど、「教皇選挙」を仕切る事になってしまったトマス・ローレンス(レイフ・ファインズ)の苦悩の3日間だ。ミステリー映画というより、次から次へと問題が起こるので、ドタバタコメディっぽい。

教皇の候補4名のうち仲の良い、友人のベリーニ(「プラダを着た悪魔」に出てた気の良いゲイの人。老けないなあ。)とは、ローレンスにも結構票が入ってしまい、喧嘩になっちゃうし。最期は仲直りできて良かったわい。他の2名(1名は野心を隠してとぼけた味をだしてるジョン・リスゴー)はスキャンダルが発覚して騒ぎになるし。

テロも起きるし。もう嫌だ!といつローレンスが切れて、ヴォルデモートになってしまうのではないかとドキドキした。なるわけないけど。

もう公開して長いからネタバレになるけど

あんなふうにたった3日間で新参者が、(全員じゃないだろうが、年齢的にも)狡猾な100名の枢機卿の心を掴めるんだろうか? 確かに立派な人らしいが。いきなり現れたから、身元調査が間に合わなくて、教皇に決まってから、ある事実が発覚! 精神的な問題よりも、生物学的な問題だけどね。

ローレンスは、不安の中にも希望を見出すラストだったけど。

カトリック教会って、あんなに女性の地位が低いんだねえ。地位が低いというより、別の生き物みたいな扱いだった。イザベラ・ロッセリーニが最初から結構映っていたので、何かやってくれそうだなとは思っていたけど。今後、女性の枢機卿が現れることってあるのかなあ。無いんだろうなあ。

選挙現場になるシスティーナ礼拝堂はじめ、ほぼセットだったらしいが、見事な舞台だった。

政治的にも権力を持つ教皇。ベニテス新教皇は13万人の信者を上手くまとめられるんだろうか。在位33日で謎の死をとげた、ヨハネ・パウロ1世をリアルタイムで知っている私には不安だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「異端者の家」

2025-04-28 23:22:16 | 映画

「面白かった? 観るべき?」と聞かれたら、No.だな。

ヒュー・グラントが異端者ではなく、異常者を演じるホラー映画で、モルモン教の布教活動に来た女の子二人が「家」に閉じ込められた家から脱出する映画だ!と思って行ったら・・・。

「家」には閉じ込められるけど、脱出するハラハラドキドキ感はなかったなあ。全然驚かないし。グロさもないし(私的には)。最初は、ヒュー・グランドが、いろんな説を持ち出してモルモン教を論破するのかと思ってたら、だんだん宗教全体を否定してきて自分が絶対だと思わせるようになってきて。ただの異常者じゃん。

ネタバレになるけど

一番びっくりしたのは、主役の女の子が途中で入れ替わる事だ。4分の3位までは、この映画の監督が原作・脚本を担当した「ブギーマン」で主役をしてた高校生のお姉ちゃんだ。顔にインパクトあるし、ヒュー・グランドと頑張って論争してたし、気が強そうだし。ところが、ヒューグランドにあっさり喉を掻っ切られて、そこからは謎解きから家からの脱出までは、気が弱そうで自分では決断とか行動とかしそうもなかったもう1人が頑張る。

ラスト、ヒュー・グランドが挙げていた荘子の胡蝶の夢のシーンで終わるんだが、他の人のレビューやネタバレを読むと、蝶(蛾に見えるけど)が手首に止まったから家を脱出はできたけど、あの女の子は死んでしまうとある。けど、蝶が最終的には消えてしまったので、私はあの女の子が助かったと信じたい。結構な出血量だけど。

特殊な建て方をした家に閉じ込められるこの手を映画を観るたびに思うんだが、あの家は誰が建てたんだ? 大工さん、変だな?とは思わないのだろうか?それとも、欧米の人って、よく自分で建物を建てちゃうから、自分で改良したのかな?

今回はたまたまモルモン教の布教活動の女の子達が獲物だったから、宗教の話で、「支配」しようとしてたけど、彼女達以前に捕まってた女の子達は、ちょっと前ならエイボン化粧品のセールスだったりするのかなあ。アメリカの一軒家は、本当にホラー映画の舞台になりやすい、広さと立地だ。いくらでも、ホラー映画のネタはあるな。

あと、今って「避妊インプラント」ってあるんだ!便利じゃん!

でも、なぜ、ヒュー・グランドは知ってたんだろう?

今までの獲物を解体した時に偶然見つけて、「チップが埋め込んである!」と思ってたのかなあ。不思議だあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今

2025-04-23 22:11:02 | 映画

「ブリジット・ジョーンズの日記」の4作目。撮影してたのも知らなかったし、公開が始まったのも知らなかった。

でも、1~3作目まで、それなりに共感できた独身女性の奮闘記、 最後まで見届けてやろう!

原題はBridget Jones: Mad About The Boy. “少年に夢中”だそうだが、The Boyはひと夏の恋人だった29歳の青年を指すのか、マークとの長男を指すのか・・・。

マーク・ダーシー(コリン・ファース)と結婚し、2人の子供をもうけたブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)だが、4年前にダーシーがスーダンでの人道支援活動中に亡くなってしまっていて。で、4年たって、日記も再び書き始め、TVディレクターにも復帰し、途中で29歳の青年と恋したりもするけど、結局、年相応の子供の小学校教師のミスター・ウォーラカー(キウェテル・イジョフォー)と結ばれるというストーリー。

結末、書いちゃったけど、キウェテル・イジョフォーが出演してる段階で結末は分かってしまうので、ネタバレではないな。

マークの誕生日に子供と3人でマークに当てた絵や手紙を風船に付けて空に飛ばしたり、時折マークの幻影が出て来たり、白いフクロウがマークみたいに3人の寝入る時間に見守ってたりと、泣かせる。いろいろあって、全てを知ってるダニエル・クリーヴァー役のヒュー・グラントはやっぱり素敵で、今じゃソウルメイトだ。近親者だ。

主治医のエマ・トンプソンもいい味を出して、画面を引き締める。

だが、肝心のブリジット・ジョーンズ、いやブリジット・ダーシーが・・・。動きや演技はキュートなんだが。顔が・・・。ネットのパスワードは、All by Myself47 だったから、47歳って設定だと思って観てたけど、それが47歳の時のパスワードなら51歳? 今調べると、前作の43歳で長男を産んでるから、やっぱり51歳なのかなあ?

でも、もっと老けて見えるんだよ。そう、レネー・ゼルウィガーは否定してるけど、整形の影響なのか顔が変。そして首のシワが目立つ。子供と並ぶとおばあちゃんにしか見えないんだよ。51歳で、いくら世間知らずの29歳に35歳?と聞かれても、それで通すかあ? そりゃ、相手が戻って来たってフルしかないよなあ。

おまけに、弁護士の妻を4年もやって、TVディレクターにも復帰したのに、あの髪型とファッションはないんじゃないの? もっと小綺麗にして欲しいよ~。

エンドロールで、1作目からの画像や映像が流れるんだけど、やっぱり24年前のブリジット・ジョーンズは可愛いんだよ~。日本の女優さんだって、年取ってもキュートな人がいっぱいいるのにさ。

↓ 若い頃の画像

コリン・ファースとヒュー・グラントも年は取ったけど、素敵なんだけどねえ。

ブリジットの友人の3人組の1人を演じてるシャーリー・ヘンダーソンって、このシリーズで32歳のブリジットの友人を演じた後に、ハリーポッターシリーズで嘆きのマートル(生徒約だよ。幽霊だけど)を演じてたんだ。と、驚いた。

長男がウォーラカー先生に、どんなパパとの思い出を語ったかは描かれなかったけど、その後のクリスマスの発表会で長男がサプライズで歌ったのが、なんと“I'd Do Anything”だ! ご存知ですか! 「小さな恋のメロデイ」の3年前、マーク・レスターとジャック・ワイルドの共演の映画「Oliver」の中の歌だ。原作ディケンズのミュージカルだ。私はロンドンで舞台でも観たぞい。おおっ、現代はYou tubeで簡単に聞けるんだねえ。

まあ、シリーズ最終作を見送ったという事で。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミッキー17(セブンティーン)

2025-04-22 21:29:35 | 映画

小ネタは面白い。登場人物もキャラが濃い。そして丁寧に物語は進む。

マーク・ラファロ演じるケネス・マーシャルとその妻イルファ(「ヘレディタリー/継承」のお母さんのトニ・コレット)は、自分達夫婦が教祖となる教団の星を作るべく、惑星ニフルハイムへ4年の月日をかけて宇宙船で到着。この夫婦の憎たらしいキャラが強烈。宇宙船の中の信者に赤いキャップを被っている人もいるので、トランプ夫婦に見える。

で、マカロン(!)店経営に失敗して借金を背負って命を狙われたミッキーはその船に「エクスペンダブル(消耗品)」として乗船。記憶データをその都度書き込まれて、クローンとして何度も生き返る。宇宙放射線を浴びたらどうなるかの実験、惑星ニフルハイムで人間が呼吸できるようなワクチン開発のための踏み台にされて、記憶はそのままにミッキーの体は17代目に到達!

宇宙船内で警備員のナーシャ(「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」のホイットニー)という、カッコ良くて情熱的な恋人ができて、それなりに幸せな日々も送る。体位のパターンもいろいろ研究してて楽しそうだし、これが後の伏線になる。

ところが、17代目が生きてるのに、18代目が再生されてしまったので、ストーリーは一気に進む。面白いのは、再生された肉体に記憶データを書き込んでいるのに、性格は少しづつ違う事だ。ナーシャは全て知っていて楽しんでる。17代目のミッキーは心優しく穏やかな青年だけど、18代目は気性が荒い。

役者さん達は全て芸達者。周りが濃い分、ミッキー17の穏やかさが際立つ。

惑星ニフルハイムの先住民クリーパーが、噂通り「風の谷のナウシカ」の“王蟲(オ-ム)”だ。公式HPも、「インスピレーションを受けた」と認めているが、エンドロールのスタッフの所には、クリーパーのデザインした人の名前が出てた。でも、見た目も、キャラも完全に王蟲(オ-ム)だ。

ラストはメチャメチャハッピーエンドだ。ってか、4年も航海してるのに、地球との通信状態はリアルタイムだ。地球では金貸しのギャングが出て来たり、マーシャル夫妻をやっかい払いした割には、司法制度がしっかり機能している。宇宙船の中でのマーシャル夫妻の行動もしっかり虐待と認定され、ミッキーやナーシャも裁判を受けさせられ、しっかり調べられ、正当な判決を受ける。えっ~、地球でギャングが借金を払えなかった人を惨殺してたのになあ。急にどうした? 不思議だなあ。

今後、クリーパーと本当に共存できるのかなあ。クリーパーのハッタリもバレちゃったし。監督はポン・ジュノだけど、アメリカの映画だし。クリーパーを征服しちゃいそうだ。

政治家ナーシャが頑張ってくれるのかなあ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「はたらく細胞」

2025-01-07 17:52:50 | 映画

109が昨年の12月からシニア料金の適応年齢を65歳からに引き上げた。

そのせいか(いや違うけど)全く映画を観に行く気がせずに2ヵ月ぶりの映画館。109以外にもシネコンが徒歩圏内にあるし、109も火曜日と水曜日は1,300円で観られるんだけどさ。それに、同学年の友達は、4月から65歳になりだすんだが。私は3月下旬生まれなので、まだ65歳になるのに1年以上あるんだ。まあ、いいや。

「はたらく細胞」は会社員時代に秋葉原の駅を使っていたので、アニメが流行ってるのは知っていた。NHKのEテレで1回観た。

意外とグロかった。

なので、平日の昼間だけどまだ学校が始まってないので、小学生が親に連れられたいっぱい来てたので、大丈夫か?と心配した。

配給はワーナーだし、佐藤健だから、ちょっとグロイ「るろうに剣心」を想像してしまったからだ。

そしたら、全くグロイシーンがなかった。細胞の悲しい運命がより鮮明になるから、あっても良かったのになあ。

ほのぼのした赤血球さんと白血球さんのやりとり。人間社会の芦田愛菜と加藤清史郎という子役出身の2人の恋愛模様も初々しい。阿部サダヲの親の愛も真っすぐだ。ウルッとくる。

そして、とっても勉強になった。抗がん剤や放射線治療が、細胞側から描かれるとああなるんだあ。と、(私にとっての)名画「アイデンティティー」を彷彿とさせる。

ロケ地も楽しいしCGも調度良い。白組がここでも活躍! 色彩も可愛い!

役者さんも皆楽しそうだった。鳳蘭まで出てた。ビックリだ。

でもなあ、ワイヤーアクションがなあ。やっぱり腰で吊ってると、ワイヤーが想像できちゃんだよなあ。体幹の問題かなあ。Fukase君。そして、彼の責任じゃないけど、顔を白くしている割には髭が・・・。まあ、しょうがないかあ。

見終わった感想は、健康に気を付けて、特に食事を質素にしなければと思った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」

2024-11-18 19:57:05 | 映画

トム・ハーディが好きだから。

MARVEL映画は飽きたし、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」なんか知ったとこではない。冒頭のメキシコのバーのシーンは、スパイダーマンと関係あるらしいが、関係ないわい!

前2作、観てはいるけど、予習せずに行ったけど、丁寧に説明されてたし、「ヌル」と「コーデックス」の関係も良く分かった。コンビニのチャンさんは強烈なキャラだったので、ちゃんと覚えたので、問題なし。まあ“偶然”べガスで会う訳にないけど、映画だからなあ。

今回のトム・ハーディのエディは、メキシコに逃げてきてるせいもあって、Tシャツにアロハシャツを羽織ってひざ丈のパンツ。ヨレヨレで、体も顔もダボダボで全然カッコよくない。ベガスでスーツに着替えたら、少しカッコよくなった。「セクシーな男」に選出されたのもネタになってた。

「インセプション」の時、本当にカッコ良かったのになあ・・・。素敵だったのに。

エディとヴェノムは知り合って1年という設定で、2人の思い出シーンも出てくるんだが、第1作目の2018年の頃は若くてさあ・・・。ヴェノムはCGだから全く変わらないけど、トム・ハーディは生身に人間だからなあ。生身に人間って、やっぱり弱いよねえ。こんな弱い人間が、エイリアンと戦うのって、やっぱり無理だよねえ。

前作に続いて脚本と製作にもトム・ハーディの名を連ねていた。

映画自体は、面白かったよ。登場人物のキャラが、底が浅いと言うか分かり易いというか。女博士2名と将軍も分かり易い性格で。UFO好きのマーティン一家も、いなくてもいいけど、いればまあ感動できるし。ヴェノムはじめ、シンビオート達は皆いい奴ばかりだし。

長~いエンドロールクレジットで2回もエピソードが挿入されているけど、もう見る気はないので、関係ないや。

「靴」の扱いも、しつこい。分かるようで分からない。無くてもいいと思った。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トラップ」

2024-11-02 14:39:58 | 映画

M・ナイト・シャマラン監督の映画だ。ワーナーの公式HPだと、脚本はイシャナ・ナイト・シャマラン(映画.comやWikipediaにはM・ナイト・シャマランの名前になっているけど)、重要なキャストでスタジアムでライブをするカリスマアーティストはサレカ・シャマランだ。一家総出だ。「親ガチャ」成功者の姉妹だ。

「一見、愛情深い父親でありながら、実は凶悪な殺人鬼だという男を追い詰めるべく、FBIが巨大ライブ会場に罠を仕掛ける。」というストーリーが3/4位。観ているうちに12人の将来有望な若者を切り刻んだ殺人鬼目線になってしまい、いかに巨大ライブ会場から無事に(?)逃げ出せるかと、ハラハラしてしまう。

個人的にはアリーナ席で、ジョシュ・ハートネットが前に来たら本当に嫌だなあ。何も前が見えないもん。一応、ジョシュ・ハートネットの後の席は、彼よりは背が低いけど男性が配置されてる。

ジョシュ・ハートネットが演じる殺人鬼クーパーは体力も強くて頭も抜群に切れる。そして冷静だ。なぜかFBIは“殺人鬼”がこのレディ・レイブンのライブにいる事を知っている。ただ、FBI側には30代~40代の白人男性で手首に動物の入れ墨という情報しかないので、3万人の観客中、3,000人の該当者(10代の子供の保護者)を一人ひとりあたっていく。

娘とのライブを楽しむ良いお父さんを演じながら、クーパーはFBI&警察&SWATなどの包囲網からどうやってスタジアム脱出をはかるか?

やはり人間は窮地でパニックを起こさず、冷静に周囲を観察する事が必要だとつくづく実感。まあ、私のこれからの人生、そんなに窮地には陥らないと思うけど。

原題はTRAPなんだけど、スタジアムにあまり罠はしかけられてない。スタジアム全体が罠だけど。むしろスタジアムを出てからの方が罠の掛け合いだ。

スタジアムを出てからは、ネタバレになるかも。

レディ・レイブンはさすがカリスマアーティストだけあって、クーパーと互角に渡り合う。歌も本人だし、スタジアムでライブもやるし、キャストとして大活躍だ。

それ以降は、FBIや警察が間抜け過ぎて。FBIプロファイラーのおばあさん(私より若いかも)が頑張ってんだけど、現場が間抜けでクーパーにしてやられる。

そして、最後は父娘の話から、夫婦間の話へ。へえっ~、そうだったのか。この人が仕掛けた罠だったのか。回りくどいと感じる観客もいるかも知れないけど、一番身近でその人の子供も産んで育てた奥さんなら、自分で結論を出すのは先延ばしにしてこんな事もするだろうなあ。

で、ラストは警官がまたおバカさんで。12人殺してる知能犯なのにねえ。クーパーに生きる希望を与えてしまったじゃないか。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする