落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」

2023-11-30 17:24:59 | 映画

期待通りでした。とっても良い、おバカ映画だった。年末に、笑うのにピッタリだ。

関西ネタは、さすが年の功の私。しっかり笑えた。琵琶湖や彦根城、行っといて良かった。

ただ、今回の映画で勉強になった事もある。比叡山延暦寺って、境内のほとんどが滋賀県の大津市にあるんだねえ。また、滋賀県民が京都人や大阪人にタンカを切る時に言うという都市伝説の「琵琶湖の水止めたろか!」は、実際止めると滋賀県が水没するとは・・・。いや、実際に水没するかは分からないが。460本の河川が琵琶湖へと流れ込んでいるのに、 琵琶湖から流れでる河川は瀬田川1本しかない事には驚いた。

麻実麗を演じるGACKTは立派だった。ずっと出ずっぱりで、撮影も大変だったろう。お察しします。

二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美は、関西には行かないので、残念ながら出番は少ない。

その代わり、杏演じる滋賀のオスカルこと桔梗魁が大活躍。一応男性らしいがオスカルだからなあ。ってか、もう性別なんて関係ないから。

愛之助もなかなか良かった。愛之助の母親が、モモコとは。笑った。

まあ、一番活躍していたのは「とび太くん」だな。涙が出そうになった。嘘です。グッズが売れそうだ。

映像的に凄いなあ、と思ったのは、「チャーリーとチョコレート工場」の工場内のパロディ。粗い作りと言えばそうなんだが、CGで、凄い楽しいシーンになっていた。普段はあまり好きでないゆりあんが、適役だった。

あと、和歌山沖での船の遭難シーン。この波は「ゴジラ-1.0」に欲しかった波だ。

埼玉の武蔵野線の話も楽しかった。武蔵野線ができてから、埼玉県人の会社の人が東京の展示会場や出先から「家に帰り易くなった」と喜んでたもんなあ。埼玉県民の日は、舞浜に行く日というのも納得。行田タワーは古墳を見に行った時に、バスの中から見た。あんな秘密兵器だったとは。

現代版の話も楽しかった。和久井映見があそこまで丸くなるなら、私の体重増加なんて可愛いもんだと心強くなった。

エンドロールのはなわの歌がなあ。前作のインパクトに遠く及ばない。そこが残念だった。ミルクボーイが拾ってたけど。

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令和5年秋季皇居乾通り一般公開&二の丸散策 その2

2023-11-28 22:17:04 | まち歩き・東京

11月28日 火曜日 その2

乾通りを歩き終わって、乾門を出ると、大手町・東京駅方面は、北桔橋門(きたはねばしもん)から再び皇居内に入って突っ切るのが早いという案内があった。

元々二の丸庭園にも行こうと思っていたので、その案内に従う。

 

北桔橋門

可愛い橋と門。

で、この橋の上から、さっきまで歩いていた乾通りが良く見える。

こっから見る方が、乾通りが綺麗に見える。門を入った先に持ち物チェックのテントがあった。

 

天守台

北桔橋門から入ると、天守台ってすぐにあるんだね。乾通りから流れて来た人が、結構登ってた。もちろん、外国人観光客も多い。

 

③汐見坂

ここを下って二の丸雑木林へ。

 

④二の丸雑木林

昭和天皇の発意により、武蔵野林(雑木林)を造ろうと造成されたのが、この雑木林。昭和天皇って、生物学者として偉大だったんだろうなあ。皇居という東京の中心に雑木林を作って、国民の憩いの場に造りあげたんだから。

戦前に軍艦で小笠原の母島まで行ってるし。島の人は「なんだかんだと、昭和天皇は生物が好きだったから、母島まで来たんだよ」と言っていた。

乾通りより、日本の「秋」を満喫。

大きい望遠レンズを付けたカメラで野鳥を撮っているグループがいた。

クサギ

 

諏訪の茶屋

ここで休憩しようと思ったら、できなかった。笑

 

⑥二の丸庭園(皇居東御苑)

やっぱり、落ち着くわい。

 

⑦大手門

松の木の剪定。働いている職人さん達。

 

⑧東京駅

 

丸の内ストリートパーク

三菱地所の高笑いが聞こえてきそうな賑わいだった。

 

さすが東京!外国人も大喜びで写真を撮ってた。

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令和5年秋季皇居乾通り一般公開&二の丸散策 その1

2023-11-28 17:09:46 | まち歩き・東京

11月28日 火曜日 その1

乾通り 一般公開2023秋」せっかくのバイトなしの平日、行けるうちに行っておこう!

12:00前に東京駅着。混んでるのかなあ・・・とドキドキして行ったら、健常者は迂回するコースで坂下門まで20分位歩くんだが、1度も立ち止まる事無く、混雑を感じる事もなく列は進む。手荷物検査とボディチェックの時だけ立ち止まった。

 

①坂下門

 

宮殿

坂下門を入ってすぐ左手。こんなふうに、ちゃんと各建物に案内板が出ているのだ。偉い! 結構オープン!

 

宮内庁庁舎

今回訪れるにあたって、ネットで調べたら、今年の紅葉はあまり期待できないらしい。でも、こんな風に普段見られない建物が見られるだけで、楽しい。

 

富士見櫓

 

⑤蓮池参集所

「皇居内の清掃奉仕のため全国各地から来た方々が集まり休むところで、更に天皇皇后両陛下が、ご会釈されるところでもある 」だそうだ。なるほど。

 

山下通り

 

⑦冬桜

 

⑧局門

大奥に一番近いことからお局の名前がついたそうだ。ここにあの「大奥」があったのかあ。完全に紅葉よりも皇居の建物に喜んでる私。

 

富士見多聞と四季桜

四季桜は、春と秋から冬にかけて咲く二季咲きだそうだ。

 

下道灌濠

 

⑪乾通りの紅葉

紅葉は、イロモミジはまだしっかり緑だし。赤くなっているモミジは、むしろ茶色っぽくなってて。

赤くなっている木を見つけて、皆一生懸命撮影する感じ。

 

⑫西桔橋(にしはねばし)

 

⑫乾門

門を出た所の、イチョウの鮮やかな黄色が綺麗。

30分の、乾通りの通り抜けでした。この後、北桔橋門(きたはねばしもん)から再び皇居内へ。

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「ゴジラ-1.0」

2023-11-27 21:29:26 | 映画

2016年庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」の後、なんで今、山崎貴監督で「ゴジラ-1.0」? シンの後の-1.0だよ。東宝は何を考えているんだろう?

山崎貴としては、「ゴジラ」自体は撮ってみたかっただろうけど。

時代設定は、「シン・ゴジラ」に付いていけなかった多くの世代取り込んだ、戦後すぐ。そして、一応、一般庶民。なので、とっても親しみやすい。

しかも、ゴジラと戦うのが、神木隆之介&吉岡秀隆というヒーロー感まるでなしの2人。

主人公の、CMでは高杉君として無邪気な神木隆之介が、特攻隊の生き残り(まあ、自分で生き残ったんだが)としてのトラウマ。「僕の戦争は終わっていない」と苦しみながらも、機雷除去で生計を建て、小さいながら家も再建。最後は「生きる」と決意。また、元軍人達がもう一度、命を懸けて日本を守るためにゴジラと戦おうと立ちあがる。あ~、日本人ならホロリと来る。

吉岡秀隆もいつの間にか、飄々とした吉岡秀隆しかできない博士になっている。乗ってた船が「新生丸」で良かった。ペア組んでたもう1艇に乗ってたら、あっさり死んでたからなあ。

あと、横須賀の漁師の皆さんもケガもなく助かって良かったわい。

今回の自衛隊は、まだ自衛隊がない時代だし(というか日本の武器も全てアメリカ軍に提出済)、アメリカ軍もソ連との関係を悪化させたくないから協力してくれない。

それでも、ゴジラシリーズの、戦闘シーンの曲は流れる。あの曲を聴くと、ああっ、やっぱり「ゴジラだなあ」と思う。

あの水圧作戦が良かったかどうかは、減圧症経験者の私としては疑問だが。地上で生活している怪獣なら一発で効く作戦だけど。「ゴジラ」って、「ゴリラ」と「クジラ」の混合造語だよね。クジラだと、水深1,000mまで10分で潜ることができるそうだが。普段、水深が深い所に潜んでいるゴジラに効果があるんだろうか。映画では、弱まった所に口から爆弾を突っ込んで、今回はやっつけた事になってるけど。

VFXは地上波見事。銀座も派手に壊す。だけど、海が・・・。あの距離で、あの爆発や衝撃で、なんで波が立たない? 波の描写がなあ・・・。もっと、大きくて水量が多い波が立つはずなんだが。「新生丸」の揺れが少ない。

あと、深海魚。急激に浮かんで、浮袋が口から出てあの造形なんだろうが、そこが分からない。観客に、そこが伝わったのだろうか。最初、提灯アンコウかと思ったもん。

で、ストーリー的にちょっとなあ、と思ったのは、不死身の浜辺美波。完全に乳飲み子をどうやって育てていたんだろう? そして、ゴジラに食われた電車からも生還。さらに、偶然、銀座で神木隆之介再会。そしてさらにさらに「ゴジラによって熱線の着弾地点の国会議事堂を中心に半径6キロメートルが灰塵と化して政治機能が麻痺し、またゴジラの肉片から発する放射能により各地域が汚染され、死傷者数および行方不明者数約3万人に破壊された家屋が2万戸以上と、ゴジラによって東京は壊滅的な被害」を受けたのに・・・。涙のハッピーエンドなんだけど、不死身過ぎるよなあ。真のゴジラかもしれない。

安藤サクラは小さな声でボソボソしゃべっても、ちゃんと何を言ってるか分かる。流石だ。

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小笠原諸島ひとりで満喫 その9 さよなら小笠原

2023-11-26 20:14:55 | 旅行記・関東

10月29日 日曜日 その2

①ランチ

大村地区のメイン道路を海岸通り、その1本山側の道路をボニン通りというのを今知った。

トミーGさんへの別れの挨拶もそこそこにランチ営業に間に合うよう、ボニン通り沿いの「オーベルジュ サトウ」へ急ぐ。小笠原でイタリアン!っていうのも面白そうなので。

ランチパスタ1,100円+グラスビール

あんまり小笠原っぽくないけど、オリーブオイルたっぷりのパスタも嬉しい。ディナーだと、もっとイタリアンぽいんだろうなあ。店内は、居酒屋の居抜きなのかなあ。普通の居酒屋ぽかった。

この後、宿にキャスターバッグを取りに行く。途中のJAでこれを見つけた。

250円でこのボリューム。月下美人の花を食べる事より、250円で4輪も買えるんだという事に驚く。ネットで検索して、家で茹でて酢で食べてみた。予想通り花自体にさほど味はないが、ネバネバ感が面白い。

14:00 小笠原ツーリストのスタッフに復路乗船券をもらう。

 

②15:00 出航

名物のお見送りを見にデッキへ。

先ほど別れたトミーGさんが、この船で帰るお客さんの名簿を見ながら、1人1人を確認しながら手を振ってくれる。

私はもらわなかったけど、もらったレイを海に投げると、また帰って来れるらしい。また来るかどうかは気合の問題だろ。

で、海に浮かぶレイを撮ったら、こんな不思議な写真が撮れた。

そして、船たちのお見送り。一番最初にこの風景を見たのは、40年前の与論島だ。沖縄離島でもやっていたが、だんだんやらなくなっていった。

だって、燃料代がかかるし、危ないもん。おがさわら丸の並走から外れて、おがさわら丸側に来て、もちろんスクリューを止めてから飛び込むのだけど、なんかハラハラする。

一番最初に与論島でこの風景を見た時は、初めての南国ときれいな海を体験して帰りたくない気持ちと共に涙が出るほど感激したけど。40年たって、さんざん南国の島に行きつくした今は、だれかケガしないかとハラハラする年寄りの私。

↑ でも、比較的クールだった南島ツアーでお世話になった小笠原観光のドリームⅢの船長とスタッフを見つけた時は、ちょっとウルってなった。

一番最後の締めは海上保安庁の船だった。海上保安庁お墨付きのイベントかあ。

↓ 嫁島

↓ 洋上の夕陽

↓ 洋上の月

昼ご飯を食べ過ぎたのか、なんか食欲がなくて、展望ラウンジ母島でアップルパイを食べてみた。そしたら、おにぎりも食べたくなった。

 

10月30日 月曜日

さすがに夜明け前(と言っても5時過ぎ)に起きる。

洋上の朝陽だ。次はいつ見られるんだろう。とは言え、日本の周りは海だからな。また、見るんだろうな。

 

8:00  レストラン父島で朝食

500円の朝食に、冷ややっこと明太子の小鉢をプラスして800円。ちなみにおがさわら丸での支払いは全て、交通系IC(Suica)。

窓に波しぶきがかかっている。朝食が乗ったお盆を持って、揺れている時は近くの壁に寄りかかって、揺れが止まったら早足で前進というのを繰り返して、カウンターの席までたどり着く。

そのせいか、朝食のレストランは空いていた。

この後、3デッキにある、窓がないミニサロン母島というカウンターのみのほとんど人がいないサロンで、持参していたワインとおつまみを嗜んだり、海を眺めに外に出たり。

↓ 三宅島と御蔵島

↓ 大島と富士山

富士山の大きさにびっくり! 昔の船乗りさんも富士山が見えたら、陸が近いと嬉しかったんだろうな。

東京湾に入る。

↓ 第一海保

↓ 第二海保

15:00 時間通りに竹芝桟橋到着。1時間後の16:00には、自宅に荷物を置いてスーパーにいたので、都心住まいはありがたい。

結構慌ただしい小笠原だったが、やりたい事は全てやった。満足。

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

個人で手配した場合のお金のメモ

おがさわら丸2等寝台往復 32,990円 ×2 65,980円
ははじま丸往復 3,000円 ×2 6,000円
26日昼の弁当と飲み物     1,000円
26日母島半日観光     7,000円
26日母島宿(1泊2食付)     13,000円
27日南崎・小富士トレッキング     12,000円
27日昼の弁当と飲み物     1,000円
27日ナイトツアー     4,000円
27・28日宿(1泊2食付) 13,000円 ×2 26,000円
28日  1日ボートツアー     13,000円
28日 昼のお弁当とお茶     1,000円
29日 半日ハイキング     5,000円
      154,980円

次行くとしたら、㈱小笠原ツーリストに直で頼もうっと。

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小笠原諸島ひとりで満喫 その9 父島半日ハイキング

2023-11-26 16:46:04 | 旅行記・関東

10月29日 日曜日 その1

もう、小笠原最終日だ。キャスターバッグは、宿から港まで5分かからないので、本日ランチ営業するお店の方に預ける。

8:30 本日お世話になる、トミーGさんに宿前でピックアップしてもらう。お客さんは小笠原在住のの30代位の女性と扇浦で観光客の男性一人の、計3名。

コペペ海岸 

その昔この地を利用していたといわれるギルバート諸島出身の先住民「コぺぺ」が名前の由来だそうだ。一日中、シュノーケリングをやりながら、ボッーと過ごすのに良さそう。

砂浜の奥には、ウミガメが上陸した跡が数か所あった。

ここは、砂浜。

で、(トミーGさんいうところの)メノウが結構ある。今、調べたら、水磨礫(すいまれき)だそうだ。喜ぶ女性客2名のために、トミーGさんが秘密の海岸へ。

 

②秘密(?)の海岸

↓ 右側の崖は柱状節理

↓ 海岸の、バラバラになる前の岩

↓ 海岸は直径3㎝位の石。皆きれいな色をしていた。

 

小笠原亜熱帯農業センター 9:50~10:10

ナイトツアーでも来た場所だ。固有種をはじめとする植物がしっかり管理されている。多分。

↓ コーヒーの実

↓ ムニンツツジ(多分)

ムニン→無人島(むにんじま)からきているらしい。花の名前にやたらムニンが付いている。小笠原の海の青さをボニンブルーというのも、ムニン(無人)が英語でボニン(bonin)となったところから持ってきたらしい。最近、海の青を〇〇ブルーというのがやたら多いもんなあ。

植物の分布が、父・兄・弟・母・向って。確かにそうなんだけど。

↓ なんだっけ・・・。サルスベリかなあ。

 

④東平アカガシラカラスバトサンクチュアリ 10:10~11:30

↑ トミーGさん

入り口には、靴底掃除と消毒のセットと、入場者確認の装置(?)

最初はこんな感じの、散歩道。

ムニンアオガンピ

そして、だんだん、ジャングルになっていく。

ルート2へ。

湿地帯&ジャングル

こんな水溜りに、固有種のエビや小さな貝がいるんだが。

写真に撮るのは難しい。

林内歩道となっていたが、ジャングル歩きだった。父島の陸の自然を満喫!

 

⑤傘山 11:40~12:20

「カメラはリュックに入れて、両手を開けてね」と言われて、道路脇に自動車が停まる。ここに何が?と思ったら。

ここを登る。ここもガイドさんがいなければ登れないそうだ。ってか、登る所だと観光客の誰が思う?

登る様子はこちらに詳しいです。ちなみにトミーGさんは私より2歳下。ほぼ同年代なので「頑張れ」と励まされた。

山頂(280m)にある鉄塔に到着! 小さな鉄塔の台座(2m四方)の上は、高所恐怖症の私にはちょっと怖い。

二見湾がきれいに見渡せる。

↓ 沈船「濱江丸」が、はっきり見える。

JAXA 小笠原追跡所

↓ 二見湾とは反対側の東島

この後、小笠原の住民が住む奥村地区を車窓から解説してもらい、12:30に船客待合所へ。
とっても充実した4時間だった。トミーGさん、ありがとう!

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小笠原諸島ひとりで満喫 その8 イルカ・クジラ・南島上陸1日ボートツアー

2023-11-25 23:18:52 | 旅行記・関東

10月28日 土曜日

私にとってメインの日。快晴だ。でも、今年の東京の夏を経験してしまっているので、全く暑くはない。

前日の17時まで受付するようにと日程表にあったので、歩いて3分もかからない催行会社の小笠原観光さんに受付に行く。

そこで、参加名簿を覗き見ると、なんと年齢が最高が82歳でほとんどが70代という団体が入っているの見えた。んん~? 大丈夫か?

8:45 小笠原観光(有)前集合

私はお弁当付きなのでお弁当をもらって、マスクやフィンなど3点セットを借りる。その際、履いていたマリンシューズの底の付いていた土を結構しっかりスタッフの方に洗って頂く。団体は北海道から来た団体で「竹芝桟橋まで1,000キロ、さらに小笠原まで1,000キロ」の移動だそうだ。登山用ストックを持っていた方もいたが、「南島では使用できない」と事務所での預かりになってた。港まですぐ近くだけど、バスで送ってもらう。

9:00過ぎ 出航

予定はこんな感じ。船は定員24名で、船長+スタッフ3名+客20名で満員。私は2階の操舵室の前に1人陣取る。

船長+スタッフ2名でイルカを探すのだが、なかなか見つからず。

↑ ハートロック

船長さんは、イルカを探しながらも、しっかりマイクで観光案内。

①南島

9:30 イルカはとりあえず諦めて、南島へ向かう

↑ 鮫池から入る。この岩と岩の間の、真ん中の波がある所を避けて、右側から入る。

上陸!

おそらくナンヨウブダイ。陸上からでも分かる。

この後、他社さんのグループと譲り合って、見晴らしがよい高台へ。

おおっ!有名な、南島の風景だ。

左から鮫池、扇池、扇浜、陰陽池。

↓ 反対側の風景

白い浜は、左のチョコッとがジョンビーチ、右がジニ―ビーチ。

↓ 陰陽池

時間切れで近くまでは行けなかった。なぜ、時間切れになったかと言うと、お察しください。南島では常に団体行動なので。

扇池&扇浜

↑ オオイワガニ 孵化したてのウミガメの子供を食するらしい

↑ ヒロベソカタマイマイと言うカタツムリ(陸産貝類)の化石

↑ こんな風に砂に埋もれている。

船に戻る途中、崖の岩穴にオナガミズナギドリの雛がいた。

 

11:00 出航

イルカを探す。船長さんは私達が母島観光をしている間もイルカを探してたらしい。

 

11:36 イルカ発見!

3点セットを装着して海へ。カメラは前に使っていた、水深15mまで使用できるオリンパスのTG-5をこの日は使用。

 

11:40 1回目 多分ハシナガイルカ

結構な群れだ。

 

11:46 2回目 1回目と同じ群れ

動画でも撮ったはずなんだが・・・。ちゃんとカメラの説明書を読みなおせばよかった・・・。

 

11:50 船上から

海からあがったら、こちらに寄ってきた。そんなもんさ。

船長はもっと客と遊んでくれるイルカを求めて、さらに船を走らせる。

↑ 枕状溶岩 私はイルカより岩か?

そして、またイルカ発見!

12:16 3回目 多分、ミナミハンドウイルカ

12:46 4回目 3回目と同じ群れ

船長が上手い具合にイルカの通り過ぎる場所に客を下ろすという感じ。ただ、イルカは遊んでくれなかった。

4回共イルカを見られたのは私だけだったかも。海に入ったら360度素早くグルッと見渡して、イルカを発見したら全速力で近づく。潜ろうかなあ、と思ったが、イルカは早いし、しばらくやってないので辞めといて、海面から眺める。

ライフジャケットを付けた、初めてのシュノーケリングの客にはかなりキツイ体験かも。

 

12:40 兄島海域公園でランチ&シュノーケリング

透視度は30m以上あるんだが、水温が思ったより低い。

パンを渡されて、餌付けOK。陸は厳しいのになあ、と、ちょっと思うが、楽しいからいいか。若い頃覚えた魚の名前は、忘れないもんだ。

 

13:40 マッコウクジラ探しに出航

もう年寄りなので短パンの水着ではなく、人目を気にしてレギンスタイプの水着のボトムスにして、体の線がでないように半パンを上から履いて、海に入る時は半パンを脱いでいた。そしたら、午後になって下半身が冷えて、結構体温が奪われた。上はウィンドブレイカーを持ってきて着たので大丈夫だったんだが。他のお客さんもレギンスタイプの水着の人は、寒くなったらしくて船のスタッフから上下のカッパみたいのを借りていた。

次回から短パンの水着に、足隠しで長パンを履くスタイルに戻そうと思った。次回はあるのか?

 

14:00 マッコウクジラに遭遇!

船長さんがマイクで、「10時と1時と8時の方向にもいるよ!」と教えてくれるんだが、正直、良く分からない。

船長さんも、もっと良く見えるように、場所を変えたり、別の個体に近づいてくれたり、いろいろやってくれる。

で、本当にマッコウクジラだ!潜水艦みたいだ!ザトウクジラとは全く違う!と感じるまで浮上してくれた時には、カメラの電池切れ・・・。

そんなもんさ。

個体数は多かったみたい。ブローのみも含めて10頭以上見せてくれたと思う。

 

15:10 港に戻る

 

15:40 二見港着

なかなか充実した1日だった。船長、ありがとう!

もっと私が年を取ったら、無理せず、参加しない勇気、待つ勇気を持とうと思った。

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小笠原諸島ひとりで満喫 その7 父島 朝の散歩

2023-11-23 20:43:55 | 旅行記・関東

10月28日 土曜日

昨夜、早く寝たせいで早く起きる。で、散歩。

①大村海岸

ここの浜は、枝珊瑚。

 

②大神山公園

↑ イソフジ

宿の隣。父島のイベントスペース。

 

③大村地区

ハワイのようでした。

ってか、しっかり東京都だ。

↑ イソヒヨドリ

 

聖ジョージ教会

 

村営バス

うちの実家より便数が多い・・・。観光で、島内移動にも十分活用できる。

 

小笠原ビジターセンター

宿と海の間。最終日(翌日)にオガサワラオオコウモリの剥製を見に行った。

 

⑦奥村エリア

二見港のちょっと北。やはり最終日(翌日)にガイドさんの自動車で案内してもらった。住民の方々が住んでいる都営住宅地並んでいる。

で、ベビーカーを押している若い母親達とか、自転車で走ってる子供の集団とか多い事。さすが、日本で平均年齢38歳の、日本で一番若い島!

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「ザ・クリエイター/創造者」

2023-11-19 21:50:11 | 映画

そりゃ既視感は凄いけど、でも、私はもっと評価されていい映画のような気がする。

ただ、設定がいろいろ甘いから、SF映画としてのカルトムービーにはならないかなあ。

予告編だと、「AI vs 人間」のSF映画だったけど、実際は、「寛容な(ニュー)アジア vs 超巨大国になり過ぎたアメリカ」 の、なんか精神論争みたいな映画だった。

原案・監督・脚本は「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ。

今から50年後位の、一応地球(私達が今生きてる地球ではないかも知れないが)。

AIが暴走したからと、やたら目の敵にして撲滅しようとするアメリカ軍はNOMAD(ノマド)という巨大宇宙船(ほとんど大気圏内にいるけど)で、AI搭載の人間型ロボット(この映画ではシミュラントと言う)と共存しているニューアジアの村や町にどんどんミサイルを落とす。ハマスがいるからと病院を破壊するイスラエル状態だ。

あんなに低空飛行で、肉眼でも見えるNOMAD(ノマド)が上空にくるまで、AIサイドはなんで気が付かないんだ?

ニューアジアは、どんな国家体制になっておるんだろう? アメリカに、あんなに攻撃されているのに。ガザ地区状態か。『地獄の黙示録』か。

しかもニューアジアの農村は、今から50年位前の東南アジアだ。高床式住居に貧しくみえるけど幸せそうな家族が生活している。(国家として存在しているなら)日本もニューアジアのグループで、しかも技術面では進化しているのであちこちに日本語が満載。どーせ翻訳機が訳すから、渡辺謙もちょくちょく日本語でしゃべっている。ちょっと『ブレードランナー』っぽい。ただ、ニューアジアに中国色は全くない。

チベットらしい場所では、オレンジの袈裟を着ている人間型ロボット(『チャッピー』型)は並んで正座させられて、アメリカ軍から後方から撃たれて破壊されている。

しかも『ターミネイター』になりかけたロス核爆発事件は、実はアメリカ軍側の入力ミスなんだが、その事実は伏せられたままAI撲滅の理由になっている。アメリカが仕掛けたイラク戦争みたいだ。

で、結局は、当初の原題通り「愛」なんだよ。ジョン・デヴィッド・ワシントン(デンゼル・ワシントンの長男)は奥さんのマヤをずっと思い続け、アンドリュースもシミュラントを本当に愛してしまい、ドリューも軍人としての報告より奥さんへの最期の言葉を伝えようとし。でもなあ、男女間の愛って脆いのに・・・。

NOMAD(ノマド)が破壊されても、ニューアジアが国家としてアメリカと正式に渡り合わないと、アメリカのAI狩りは繰り返されるんではないだろうか。

アルフィー、5年後っていうのがキーだったから5歳の女の子の姿をしていたシミュラントだったけど、クリエイターがいなくなった今、誰が彼女を大人の体にするんだろうか? 近い将来、彼女はレプリカントやスピルバーグの『A.I.』のデイビッドみたいに、「自分は何者か」と悩むんじゃないか。

マヤ、旦那に気が付かれないで、時間的にも設備的にも、よく創造したもんだな。それが最大の謎かも。

いろいろ書いたけど、良い雰囲気のSF映画だった。

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「ドミノ」

2023-11-19 19:43:03 | 映画

ロバート・ロドリゲスが、原案・製作・監督・脚本・撮影・編集してるんだが・・・。

予告編を観ると、ベン・アフレックス主演で、「インセプション」ぽい映像で、真面目なSF映画だ。全然ロドリゲスっぽくない。

主人公がベン・アフレックスかあ・・・。

原題は「Hypnotic」で、形容詞で“催眠術の”、名詞で“催眠状態にある人“”催眠術にかかりやすい人”。

主人公の刑事が、自分と公園で遊んでた娘が突然姿を消して、職に復帰したら娘の行方不明に関係した事件が起こるという出だし。

銀行強盗のシーンは上手でドキドキ。

で、早々に本編でもネタバレするけど、他人の心を操れる超能力者のグループ(元々は政府に所属だけど、暴走。まあ、するわな。)と敵対しながら、娘を探し出す。

他人の心を操れるから何でもできる。一般人を操っといて、ちょっとでも面倒になると、すぐに自殺させてしまう。

次から次へと、ほほう、そう来るかあ。と、思いながら観れるので、飽きないけど。

んん~、これがロドリゲス? と、常に思ってしまう。普通に、クリストファー・ノーランぽい、SF映画として観ればいいのかな。

悪役のウィリアム・フィクナーが、悪役としてとっても分かり易い存在。

だから、エンドロールの途中のどんでん返しもなんか予想できたし。

ちゃんと教育を受けていない子供の超能力が、百戦錬磨の大人に勝てる訳ないじゃん。

可哀想なジャッキー・アール・ヘイリー。子役の頃の人気を、私はリアルタイムで知っている。

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