10月28日 土曜日
私にとってメインの日。快晴だ。でも、今年の東京の夏を経験してしまっているので、全く暑くはない。
前日の17時まで受付するようにと日程表にあったので、歩いて3分もかからない催行会社の小笠原観光さんに受付に行く。
そこで、参加名簿を覗き見ると、なんと年齢が最高が82歳でほとんどが70代という団体が入っているの見えた。んん~? 大丈夫か?
8:45 小笠原観光(有)前集合
私はお弁当付きなのでお弁当をもらって、マスクやフィンなど3点セットを借りる。その際、履いていたマリンシューズの底の付いていた土を結構しっかりスタッフの方に洗って頂く。団体は北海道から来た団体で「竹芝桟橋まで1,000キロ、さらに小笠原まで1,000キロ」の移動だそうだ。登山用ストックを持っていた方もいたが、「南島では使用できない」と事務所での預かりになってた。港まですぐ近くだけど、バスで送ってもらう。
9:00過ぎ 出航
予定はこんな感じ。船は定員24名で、船長+スタッフ3名+客20名で満員。私は2階の操舵室の前に1人陣取る。
船長+スタッフ2名でイルカを探すのだが、なかなか見つからず。
↑ ハートロック
船長さんは、イルカを探しながらも、しっかりマイクで観光案内。
①南島
9:30 イルカはとりあえず諦めて、南島へ向かう
↑ 鮫池から入る。この岩と岩の間の、真ん中の波がある所を避けて、右側から入る。
上陸!
おそらくナンヨウブダイ。陸上からでも分かる。
この後、他社さんのグループと譲り合って、見晴らしがよい高台へ。
おおっ!有名な、南島の風景だ。
左から鮫池、扇池、扇浜、陰陽池。
↓ 反対側の風景
白い浜は、左のチョコッとがジョンビーチ、右がジニ―ビーチ。
↓ 陰陽池
時間切れで近くまでは行けなかった。なぜ、時間切れになったかと言うと、お察しください。南島では常に団体行動なので。
扇池&扇浜
↑ オオイワガニ 孵化したてのウミガメの子供を食するらしい
↑ ヒロベソカタマイマイと言うカタツムリ(陸産貝類)の化石
↑ こんな風に砂に埋もれている。
船に戻る途中、崖の岩穴にオナガミズナギドリの雛がいた。
11:00 出航
イルカを探す。船長さんは私達が母島観光をしている間もイルカを探してたらしい。
11:36 イルカ発見!
3点セットを装着して海へ。カメラは前に使っていた、水深15mまで使用できるオリンパスのTG-5をこの日は使用。
11:40 1回目 多分ハシナガイルカ
結構な群れだ。
11:46 2回目 1回目と同じ群れ
動画でも撮ったはずなんだが・・・。ちゃんとカメラの説明書を読みなおせばよかった・・・。
11:50 船上から
海からあがったら、こちらに寄ってきた。そんなもんさ。
船長はもっと客と遊んでくれるイルカを求めて、さらに船を走らせる。
↑ 枕状溶岩 私はイルカより岩か?
そして、またイルカ発見!
12:16 3回目 多分、ミナミハンドウイルカ
12:46 4回目 3回目と同じ群れ
船長が上手い具合にイルカの通り過ぎる場所に客を下ろすという感じ。ただ、イルカは遊んでくれなかった。
4回共イルカを見られたのは私だけだったかも。海に入ったら360度素早くグルッと見渡して、イルカを発見したら全速力で近づく。潜ろうかなあ、と思ったが、イルカは早いし、しばらくやってないので辞めといて、海面から眺める。
ライフジャケットを付けた、初めてのシュノーケリングの客にはかなりキツイ体験かも。
12:40 兄島海域公園でランチ&シュノーケリング
透視度は30m以上あるんだが、水温が思ったより低い。
パンを渡されて、餌付けOK。陸は厳しいのになあ、と、ちょっと思うが、楽しいからいいか。若い頃覚えた魚の名前は、忘れないもんだ。
13:40 マッコウクジラ探しに出航
もう年寄りなので短パンの水着ではなく、人目を気にしてレギンスタイプの水着のボトムスにして、体の線がでないように半パンを上から履いて、海に入る時は半パンを脱いでいた。そしたら、午後になって下半身が冷えて、結構体温が奪われた。上はウィンドブレイカーを持ってきて着たので大丈夫だったんだが。他のお客さんもレギンスタイプの水着の人は、寒くなったらしくて船のスタッフから上下のカッパみたいのを借りていた。
次回から短パンの水着に、足隠しで長パンを履くスタイルに戻そうと思った。次回はあるのか?
14:00 マッコウクジラに遭遇!
船長さんがマイクで、「10時と1時と8時の方向にもいるよ!」と教えてくれるんだが、正直、良く分からない。
船長さんも、もっと良く見えるように、場所を変えたり、別の個体に近づいてくれたり、いろいろやってくれる。
で、本当にマッコウクジラだ!潜水艦みたいだ!ザトウクジラとは全く違う!と感じるまで浮上してくれた時には、カメラの電池切れ・・・。
そんなもんさ。
個体数は多かったみたい。ブローのみも含めて10頭以上見せてくれたと思う。
15:10 港に戻る
15:40 二見港着
なかなか充実した1日だった。船長、ありがとう!
もっと私が年を取ったら、無理せず、参加しない勇気、待つ勇気を持とうと思った。