落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「移動都市/モータル・エンジン」

2019-02-28 22:31:15 | 映画
ピーター・ジャクソンが監督かのように宣伝してる、少年少女のSF映画。試写会にて鑑賞。

しっかりした原作があるらしいだが、役者さんが気の毒になる位に既視感が凄い。

目玉の「移動都市」はどう見ても「ハウルの動く城」だし。飛行機たちも、宮崎アニメで良く飛んでいたような。
「移動都市」の中の街の雰囲気は、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ」でのハン・ソロの故郷と言っても通じるような・・・。
せっかくの「移動都市」なのに、移動都市の魅力が全くない。

そして、なぜこんな荒廃した地球で生き延びるため、他の移動都市を攻撃して乗っ取って、資源ないのに人口を増やすのか?
こいつら、馬鹿じゃないのか?
そりゃ、あと数か月しかもたないに決まってるだろう。
一方、ちゃんと土地を開拓して生き延びているの農耕民族もいるのに。

で、この農耕民族が中国に媚びているという人もいたが。確かにこの映画の製作会社は中国資本だけど、この農耕民族、漢民族じゃなくて、チベット族に見える。だから、ハリウッドからしてみれば、スッゴイ皮肉っていると思うんだが。
ハリウッド側「ほら、中国人が良い民族として描きましたよ。」
中国側「しかし、漢民族というより、チベット族に見えるが。」
ハリウッド側「ええっ!チベットをは中国の一部なんですよね?そう主張してるのは、そちらですよね。だから、中国でしょ。私たちは中国を良く描いてるでしょ。」
中国側「ううっ・・・。」
ってな会話が、聞こえてきそうな。

主人公の女の子、育ての父の存在が良かった。

原作がしっかりしすぎているせいか、登場人物が多いのか、一人途中で消えたんだが・・・。編集のせいでしょうか。
彼はどうしたんだ?
それとも、試写会の後、編集しなおして公開ヴァージョンには出てきているんだろうか?
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「翔んで埼玉」

2019-02-27 22:27:09 | 映画
おおっ!
魔夜峰央の世界が、見事に実写映画になっている。





「ラシャーヌ!」や「パタリロ!」。モロにジャストタイム!
雑誌「花とゆめ」は創刊号から購読してた。(そして私より先に廃刊を迎えたらしいが。)

GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、いいぞ。
絡みが素敵だ。



GACKTと伊勢谷友介のキスシーンもいいぞ。

京本政樹は、この映画の前の予告編の、ジャニーズ映画で息子が出演していたぞ。ある意味、W親子映画だ。

クスッと笑える小ネタ満載。そうかあ、小倉優子では弱いのか。市原悦子万歳!
世界埼玉化計画を発表する会場が、この前行った首都圏外郭放水路だ。CGだったけど。

「都市伝説」としてうまく現代と組み合わせている手法も見事。



映画の最期、観客拍手するかと思ったら、しなかった・・・。残念!

思わず、シラコバコ、調べてしまった。

神奈川県民ではある事がちょっと寂しかった。崎陽軒のひょうちゃんだけなんだもん。
あっ、もちろん、埼玉・千葉とは並ぶ気はないけど。



とっても楽しい2時間だった。
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「女王陛下のお気に入り」

2019-02-21 22:41:59 | 映画
「アクアマン」より遥かに面白かったんだが、私は。



昔の大映テレビのTVドラマみたな感じ。18禁の、さっぱりしてきっぱりとしたエロありで。



もう、3人の絡み方が面白くて。レイチェル・ワイズは冷たい品と知性、エマ・ストーンは可愛らしさと分かり易い野望。アン女王に扮するオリヴィア・コールマンはプレッシャーに負けそうもない体で演じる孤独な権力者。
もう、この3人が男なんて何!とばかりに、暴れ回る。これが1国の、いやいやヨーローッパの運命を決めちゃうんだよ。
もう、クスクス笑いっぱなしです。悪趣味と言われるかもしれないけど。
そうですかあ、「舌を使うから」ですかあ。ハハッ!



新婚初夜の今後の計画を練るアビゲイル(エマ・ストーン)の表情と、それとは切り離されたの右手の動きなんて面白くて。馬に引きずられるサラ(レイチェル・ワイズ)を助けたのは売春宿の女将だったり。サラの旦那への連絡方法が「ハイドパークでアヒルを散歩させてる男を探して」だよ。
戦争と貴族の退廃とが混沌としてて、なんて時代なんだ! 戦争の相手はあのルイ14世です。





善人が一人も出てこないで、皆見事な程みんな、腹黒くて面白い。冒頭アビゲイルに馬車でやらかす男やら、お風呂に案内すると思わせていきなりサラに合わせる女中頭や、思い切り意地悪する先輩女中。もう、最初から悪人ばっかり!
サラを味方につけたいハーリーも、サラをいきなり蹴飛ばしたり、なかなかの子悪党振り。



宮殿の部屋のタペストリーば見事で。ああっ、こんな風に実際は使っていたんだなあ。
衣装も、女王は白いクジャクの羽のような模様、そのほかの女性はカラスの濡れ羽色に近い光沢のある紺とオフホワイトの2色でまとめて、見ごたえあり。
なんだかんだと、この時代から「議会」政治をしてるイングランド。カツラで与党・野党を分かり易く色分け。本当かな?



ラスト、アン王女に全てを気づかれて、今後はただの、本当の寝室付き女中として扱われるだろうアビゲイル。
イングランドを追われたサラ夫婦。
でも、実際の歴史ではその後、サラ夫妻は見事に復活。サラはなんと84歳まで生きる。おまけにサラ夫婦の苗字はチャーチルで、子孫にはスペンサー伯爵もいる。

いやあ、やっぱり面白いイギリスの王族たち。
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「アクアマン」

2019-02-16 21:43:58 | 映画
レイトショーでやってたのは、IMAXで3D。2,300円と2本観られる代金だ。高いけど、まあ、観ちゃえ。

一番の感想は「ニコール・キッドマン、背が高い!」
アクアマンと並んでも遜色なく、アクアマンの父親(元内縁の旦那)と抱きあう姿は、ほとんど元内縁旦那を包み込んでしまってる。
アンバー・ハードが小さく、子供に見えるぞ。
180㎝あるのか。そりゃ高いわ。

映画自体、映像はきれいだ。凄いなあ、CG。本当になんでもできちゃうんだ。海底版アバターを観てる気分だ。

ただ、キャラクターが・・・。
アクアマンは、DCヒーローの位置づけとして、粗野で単純だけどいい奴でいいんだろうが、他のキャラが・・・。
海底人達、なんて単純で幼稚なんだ? 
あれだけ、科学力を持ってるのに。

そして設定が・・・。
オームの単純な小細工(地上人の潜水艦が攻めてきたという自作自演)に乗っかって、メラ(アンバー・ハード)の父親は急に強気に地上を攻めるとか、海底の他の王国の国王殺しに加担したり、甲殻族を滅ぼそうとするんだ? そして、娘にちょっと言われたら、あっと言う間の改心。しかも、それを演じるのはドルフ・ラングレン。
なぜ、地上を攻撃する前に、海底人同士殺し合いを始めるんだ?
しかも、アクアマン、止めに入るのかと思ったら、さらに両方を殺しだすという、訳の分からない展開だ。

それに王族同士、政略結婚繰り返してたら、劣性遺伝だらけにならないか?

せっかくのウィレム・デフォー、何かやらかしてくれるのかと思ったら、何もやらかさず。

海賊の息子は明らかに逆切れだし。

最初に、海底人からの警告として結構津波を引き起こしたはずなのに、お父さんの灯台は全く被害なしだし。

メラ(アンバー・ハード)もニコール・キッドマンも滅茶滅茶強いし。

で、とにかく戦う。ずっと戦う。無駄じゃないかと思う位戦う。

オーム王がパトリック・ウィルソンなのは、ジェームズ・ワン監督だからか。死霊館つながりか。オーム王も気の毒だ。母親は、自分の父親の前に他の男と子供を作るし、信頼してたブレーンはずっと前から自分を裏切ってアクアマンを教育してて、婚約者もアクアマンに取られ・・・。そりゃ、性格ゆがむわな。
そのアクアマンは、キング・アーサーだし。

なんで、YHOO!の映画のユーザーレビュー、4.1点なんだろう?

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三十槌の氷柱&あしがくぼの氷柱&古民家レストラン シャンドフルール その3

2019-02-14 23:49:28 | 旅行記・関東
③あしがくぼの氷柱

道の駅果樹公園あしがくぼという立派な道の駅の駐車場に14時10分に到着。
添乗員さんがチケットを買っている間に、トイレ。
道の駅の向こうは、暖かい田舎の風景だし、どこに氷柱があるんだろう?

 

で、そこから10分強、山の際の道を歩いて、西武秩父線の小さな陸橋をくぐると、いきなり寒い。
そして目の間にドーンと現れた、氷のニョロニョロ達。





こりゃ、面白い。山影なのでずっと日陰の場所を上手に使って、人間が作りだした「あしがくぼの氷柱」。





山の斜面を上手に使って、道を作って、いろいろな角度から見えるように工夫されている。

作り方の動画を見つけたぞ。いつまで見られるか分からないけど。
村おこしにかける人々の情熱が感じられる。



 

 

見学時間1時間だったけど、短かった。もっといたかった。山頂(?)にはお休み処もあったし。

15時10分出発。16時30分から45分まで再び高坂SAで休憩して、横浜駅に18時30分到着。
バス、一人で2席利用だと遠慮なく寝られて楽だなあ。他のお客さんともこれくらいの距離感で済むなら、また参加しようかな。

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三十槌の氷柱&あしがくぼの氷柱&古民家レストラン シャンドフルール その2

2019-02-13 22:07:33 | 旅行記・関東
②古民家レストラン「シャンドフルール」



12時30分から13時40分までゆっくりランチ。ここ、ネットで調べたら、ご夫婦二人でやっているので、15名の団体を受けて大丈夫かな?と思ってたら、大丈夫でした。別に頼んだ飲み物(私は白のグラスワイン)もすぐにちゃんと出ました。

 

古民家、確かに立派だ。でも、57歳にとっては、普通の田舎の家のようにも感じるし・・・。



オードブルとかぼちゃのスープ。
 

メインは、黒毛和牛ではなくて(ツアーの男性客達がネットで調べて和牛と騒いでいた)、お魚でした。


デザートはプリン。甘くなくて美味しかった。あと、コーヒー。


たまたま、添乗員さんの会計に出くわして、値段見ちゃった。団体のお得な料金でした。

この店の欠点は、トイレが男女兼用の1室のみな事。なので、比較的若い人(なんと私も含まれる)は次の目的地まで30分で着くと言われて我慢。
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三十槌の氷柱&あしがくぼの氷柱&古民家レストラン シャンドフルール その1

2019-02-11 21:11:32 | 旅行記・関東
2月7日木曜日

代休消化で、一人2席使用のバスツアーに参加。ちょっと高いけど、バスの中ではかなり気が楽。参加者は平日だけあって、リタイア&年金生活者の方が多い。
7時20分横浜東口発。そうかあ、今は圏央道から関越に乗るのかあ・・・。
高坂SAで9時から15分休憩。


だんだん埼玉の秩父になってきた。

三十槌の氷柱>

11時到着。ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場内にある荒川横の湧き水が氷柱になったもの。で、観光客を集めるために、天然氷柱の横に人工氷柱を製作。

 
河原までの道は結構急だった。

まずは、左側の天然氷柱。







この日は、秩父も最高気温が17度という暑い日。時々、氷柱が崩れる音が響いてた。

その先の人工氷柱。










上に戻ってウッドデッキから見下ろしてみる。
左の天然氷柱。


右側の人工氷柱。

上から見ると、水を撒くホースが見える。

雪国に行かなくても、手軽に見えるからいいんだろうなあ。

アイスランドのポルガルフィヨズル渓谷のフロインフォッサルを冬に行ったら、凄いんだろうなあ。と思った。

で、三十槌の氷柱のすぐそばに発見!

神庭洞窟遺跡。ほほっ・・・。こんな急斜面に住んでたんだあ。
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「サスペリア」

2019-02-07 22:33:14 | 映画
152分ある。そして賛否両論。



ルカ・グァダニーノ監督は、アルジェント版をリスペクトしてリメイクしたそうだが、主人公や学校の娘たちの名前が同じ位で、あとは全くの別物映画だと思うんだが。



まず、ホラー映画ではないし。たたみかけてくる恐怖感はない。
ストーリー的は、昨年末に観た「ヘレディタリー/継承」と似てる。



152分飽きずには見られるんだが、それは映画の本編からはむしろ浮いた感じのするクレンペラー博士の、生涯の話がどうなるんだろうと言う興味で。私が生まれたころの西ベルリンの舞踏(コンテンポラリーダンスというらしい)学校が舞台なんだが。西ベルリンから東ベルリンって、あんな簡単に行き来できたんだ!という驚き。



魔女達も、あそこまで力があるんだったら、マザー・何たら達の肉体の維持だけでなく、もっと世界征服とか考えればいいのに。記憶が消せるからと、無邪気に刑事の下着を脱がしてケラケラ笑ってて。力あるのにもったいないよなあ。ってか、主人公スージーの力も見抜けず、お馬鹿さんと言うか。見抜いてて未来を予測した、近眼の魔女はだから自殺したんじゃないかと思う。



スージーは、アーミッシュ出身で、自分の意志で魔女の巣窟の舞踏学校に来て、あっと言う間にオルガをバキバキにする位の力を身に着ける。スージーの力は、魔女とかじゃなくて、超能力って感じで、絶対『X-MEN』シリーズに参加しそうな雰囲気だ。そう、これから力を使って、何かをやらかしそうで、続編はSF映画として作った方が面白そうだと思うんだが。



スージーを演じたダコタ・ジョンソンって、「フィフティ・シェイズ」シリーズ(観てないけど)の女の子なんだが、いつの間にか図太い感じのする女になったなあと思ってたら。ええっ!ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスの娘だったのかあ。当然アントニオ・バンデラスは義父だ。知らなかったわい。

なんか監督と、3役こなしたティルダ・スウィントンの無駄な頑張り映画のような・・・。
本編に英語とドイツ語と、たまにフランス語が混じっているのが、なんか混沌とした映画内容を表してるような気も。



学校の建物も、そのうち取り壊せれてしまいそうだなあ。そしたら、皆、どこに行くんだろう?
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「メリー・ポピンズ リターンズ」

2019-02-03 00:25:36 | 映画
前作の、メリー・ポピンズとバードの関係が、友達以上恋人未満で信頼しあっていて素敵だったのだ。

だから、今回の続編は、全く期待しないで観た。メリー・ポピンズがエミリー・ブラントと言うのも何だからなあ。

ハードルが低かったので、まあまあ楽しめた。




エミリー・ブラントは自信満々の魔法使いナニーを凛として演じてた。でも、「クワイエット・プレイス」「ガール・オン・ザ・トレイン」「ボーダーライン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「サンシャイン・クリーニング」などのイメージが強くて。生き生きとして、か弱いけど頑張って強くなっていくイメージで。
あっ「イントゥ・ザ・ウッズ」があったなあ。これもロブ・マーシャル監督かあ。
ロブ・マーシャル監督があんまり良くないのかなあ。「シカゴ」は元がしっかりしてたから、面白かったけど。あとは・・・。

そして、楽曲がねえ・・・。観た後、口ずさむめないんよねえ。
「本は表紙じゃわからない」なんて、「シカゴ」かと思う位楽しくて、終わった時には拍手したかったけど。でも、覚えられない。もうちょっと、単純な曲でいいんじゃないの?
BGMで使われていた、前作の曲は分かるのに・・・。

あと、メリル・ストリープのエピソード、必要なのか? 「視点を変えよう!」という教訓がうるさいだけだ。



で、ストーリーの結末としては、(やっぱり出てきた)ディック・ヴァン・ダイクが登場して、無理やりのめでたしめでたしで。明日死んじゃうかもしれないのに! そしたら、コリン・ファースが復職してしまうだろうから、何の解決にもならないのでは? なんか変なストーリーだ。

大きくなった姉弟も、ジャックも魅力なかったなあ。二人の恋愛もどうでもいいって感じだった。



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