落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「マラヴィータ」

2013-11-28 22:48:40 | 映画

346657view001今、思い出したんだが、この映画の監督のリュック・べッソンって、引退するって前に言ってたよねえ。そうか。言ってみただけか。

で、この映画。ブラックコメディとかクライムコメディとか言ってるが、かなり悲しい映画だぞ。

一家で、自分達を粛清しにくる殺し屋達に怯えながら、逃げ回って暮らしてる。当然、友人も作れず家族だけで生きなければならない。携帯電話も持たせてもらえない。

ロバート・デ・ニーロ演じる旦那は、やる事は全てやりつくして、自分で選んだFBIの証人保護プログラム下の生活だし、過去を振り返る余裕もある。まだ、いい。

346657view002が、奥さんのマギーは、見やり役のFBIだけが友達で、隣町の教会で家族の無事を神に祈り、牧師に告解までする。

娘は、真の恋愛にしか逃げ場がなくて、でもうまくいかず純白のドレスと真珠のネックレスをして、飛び降り自殺をしようとする。息子も、どうしていいか相談できず、逃げようとする。

しかし、結局やはりまた家族4人と犬のマラヴィータと自動車に乗り、真っ暗な先の見えない夜道を進んでいく・・・。

ハチャメチャ一家だけど、なんか悲しい。

346657view003冒頭に、間違って殺される一家に、実は末の妹がいて、ベッドの下に隠れていて、その後復讐するマチルダになるのかと思ったよん。

マフィアがやたら銃で人を殺しまくるんだが、ちょっと前のNYだったら分かるような気もするが、現代のフランスだからなあ。太陽はさんさんと照りつけてるし。警察だって捜査するだろうし・・・。大事件だしなあ。まあ、「悪の法則」のメキシコだったらありうるだろうが。おまけに、デ・ニーロに殺されるのかと思ったら、なんのことはない。意外と弱い。なんか現実味がなくて、やっぱり「映画」だな。

346657view004 まあ、学んだ事は、銃声が聞こえたら、外に出てはいけないという事だ。

スコセッシは好きだから結構観ているつもりなんだが「グッドフェローズ」は観てないんだよなあ。

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そうだ 京都、行こう。その2

2013-11-26 19:31:43 | 旅行記・関西

《3》南禅寺

人は多いが敷地は広い!そして、無料だ!

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疏水(水路閣)

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02テンションマックス!二時間ドラマの聖地だ。

観光客も皆さん、大喜びだ。

ここで、大抵登場人物は待ち合わせする。

130年前から現在まで、水路としても現役だぜ。ローマの水道橋の10分の1の年齢だけど、なんかうれしい。

おまけに上に行くと水路が見られる。流れてた。ただ、水は臭かった・・・。

最勝院(高徳庵)

0304後の墓地まで行ったら、流石に観光客がいなくなった。鎌倉だと寺の墓地って、有名人の墓があったり、面白い墓石があったりするので。地元の友人と寺に行くと、なぜか皆墓地にいくんだよなあ。

やっぱりあったよ。変わった墓地が。写真は故人に失礼だから掲載はしないけどね。

◆天授庵

0102_2今年のJR東海、京都キャンペーン寺院。

入場待ちの行列は100m近かっただろうか? 夜のライトアップも同じ位の行列。なので、入れなかった。

←ライトアップはこんな感じ。塀の外から撮って見ました。

《4》永観堂

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入って良かったよ~。すごっく、赤がきれい! 

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ものすごい人なんだけどね。「みかえり阿弥陀」も見られたよ。

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多宝塔からの夕焼け。

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この後、永観堂のライトアップの部に並ぶ人々を見て、京都駅に戻る。歩きなのに道が混んでいるのと、電車も遅れ気味だし、電車内も混んでいるので、他のライトアップも諦める。

夜の6時なのに、伊勢丹の上のレストラン街はすでにどこも行列だらけ。数回京都に来ている友人がここなら空いているはずと、「メルパルク京都」のレストラン円心へ。すぐに座れて無事に食べられたけど、私達が出る時に入ってきた客は「ごめんなさい。今日は予約でいっぱいです。」と言われてた。夜8時の新幹線に乗車。

紅葉と混雑を満喫した、大人(土日しか休めないサラリーマン)の京都だった。

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そうだ 京都、行こう。その1

2013-11-25 22:33:00 | 旅行記・関西

「京都に行こう」じゃないんだ。ずいぶん軽い感じのコピーだったんだなあ。

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で、昨年そんな軽い感じで、「日帰り1day京都」に申し込んだら撃沈したので、今年は発売前の、1ヶ月以上前に申し込んでやったぜ。新横浜⇔京都往復新幹線(帰りはのぞみだった)+3千円分のクーポン付で、1人20,700円。日帰り京都なんて、大人だぜい!

11月23日土曜日

紅葉はバッチリだったんだが、大混雑で恐かったよん。まずは混雑証拠写真。

02_2_04_3←東福寺に行く途中と、最初の橋の入り口

↓東福寺の通天橋 橋の上、ビッシリ人だらけなのが分かるかな?

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↓南禅寺 三門は下から見たら人が多すぎて、歩けてなかった。

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_01_7 ←永観堂

とにかく、怪我なく無事に帰れて良かった。

「圧死」とか「橋崩落」とか「転落」とか、いろんなパニックシーンが横切ったよん。そんな映画ばっかり観てるせいだけどさ。

どこも「順路」があるんだが、人が多すぎてその看板が見えないので、余計グチャグチャになっていた。

で、紅葉。10時ごろに京都についてまず、JR奈良線で一つ目の

《1》東福寺

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↓別料金の【方丈・八相の庭】

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↓別料金の【臥雲山 即宗院】

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《2》ランチ:和のフレンチ たま奴

0102_410日前に電話してギリギリ予約ができた。クーポン使用で、アルコール含むドリンクサービスがあった。地下鉄・烏丸御池駅のすぐ近くで、この界隈はは人がいなくて、しーんとしてた。

ノンアルコールの甘酒からスタート。スープに、3皿、ご飯に漬け物、デザートにコーヒー。

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雰囲気のあるインテリアの中、ゆったりとした時間が過ごせました。

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「悪の法則」

2013-11-24 20:46:52 | 映画

346480view004 原題:THE COUNSELOR

「カウンセラー」と呼ばれるだけの男が、もう悪の道に入っちゃったのに、いろんな人に2時間かけて延々と「この道で失敗するとこんな風に殺されるぞ」とか「戻るチャンスがいくらでもあったのに」とか、説教され続ける映画だ。

説教され続けるだけの映画なので、カウンセラーが死ぬシーンはない。

346480view008途中で、誰が裏切り者(黒幕というほど大げさではない)か分かるので、以下ネタばれではない。と思うが・・・一応以下注意。

なんでマルキナ(キャメロン・ディアス)だけが、飄々と一人で(組織もなく)生き残るのかが分からない。元々、ブラピ演じるウェストリーとは寝てたから、二人で薬を横取りする計画を立ててたのに、組織に取り戻されたんでマルキナが裏切ってウェストリーの財産を巻き上げたようなストーリーにも思えたんだが。分からん。違うかも。

本当は6時間分位あったフィルムを編集し過ぎて、訳分かんなくなったような映画だ。

346480view005話題の開脚シーンは、確かに健全な男子はうなされるかも。フロントガラスの下で見てたハビエル・バルデムはうなされてたもんな。

ぺネロぺは、なんで逃避行に行くのに真っ赤なドレス?と思ってたら、ゴミ捨て場で目立つように立ったのか。

まあ、主役達はともかく、メキシコの裏社会の描き方は凄かった。淡々と、お爺さんの代から、家族全員でこの裏社会の仕事の一部をしてきたんだろうなあ。法とか正義とか関係なく。

冒頭の、職を求めてアメリカに不法入国しようとしているメキシコ人達が、映画を見終わった時には、真面目に職を求めようとしている健全な人間に思えてくる。

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「キャリー」

2013-11-24 20:32:22 | 映画

344055view004 デ・パルマの「キャリー」は、私の生涯ベスト10に入る名作なのよん。キャリー達と同じ年代で、その頃観て、青春映画なのだ。私にとっては。17、8歳の、繊細さと青さと残酷さと。

曲の使い方も本当にきれいで。で、一転して、バイオリンの高音が響いたり。カメラも本当にいろいろ頑張っててさあ。シャワーシーンなんて、ドキモを抜かれたもんなあ。もちろん、ラストに湧きおこる館内悲鳴は、もうこの作品を超える映画はでないと思う。

そんな、私が、このリメイクの「キャリー」を観た。デ・パルマの「キャリー」のリメイクで、キングの「キャリー」ではない。

344055view002クロエのキャリーはねえ、絶対(私って本当は可愛いの知ってるから)って感じなんだよなあ。あと、トミーがイケメンには見ないんだが。

観ながら、(バレーボールじゃなくて、水中にしたのか。)とか、(初潮の血の扱い方は、こんな感じかあ。量が多いなあ。)とか、(指先に血じゃなくて、手形かよ!)とか。もう、そんな風にしか観れなくて・・・。申し訳ないと、途中で謝りたくなった。誰にかは分からないけど。

ネットやスマホを使って現代風にうまくアレンジはしてたけど。プロムパーティが近づいて、生徒皆が浮足立つ感じがあんまりなくて。ワクワクから、一気に悲劇へっていう生徒側の描き方が今一。

344055view006前作では、笑っているとキャリーには見えた体育の先生が殺されたり、キャリーのパニック振りが爆発してたけど、今回は妙に冷静なキャリー。

ミラ・クリス似のクリスを殺す自動車のシーンのCGは見ごたえがあった。

ジュリアン・ムーア演じるお母さんが確かに恐いけど、前作も恐かったからなあ。

うーん、比較ばかりでごめんなさい。どうせなら、ガンガンCG使って欲しかったなあ。

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「グランド・イリュージョン」

2013-11-22 21:49:33 | 映画

346052view0014人のカッコ良いマジシャンの華麗なる強盗映画!と思ってみたら、さえない刑事が主人公。

「アベンジャーズ」のハルクことブルース・バナー博士だ。いい人だけど、大画面のスクリーンにアップになって引っ張って行くのはちょっとねえ。

もっと、若い4人がガンガンに活躍するのかと思ったのに、肩透かし。

時々、ネタ明かしもあるけど、いやあ、無理でしょ。

346052view002紙幣の重さをかなり馬鹿にしてる。それに、4人で相当肉体労働をしないと、いや、しても無理なトリックばっかり。

30名ほど雇ってないと。最後のビルのライティングとか、音楽のミキサーは? 必要でしょう、やっぱり。で、その資金はどっから? ラスベガスでもそんなに稼いでないのでは?

それに、4人。名誉は手に入れたけど、明日からどうするの? ラスベガスでショーをやってるほうが、マジシャンとして幸せなのでは?

と、若い4人の行く末が、とっても心配な私であった。

346052view008催眠術使えば、何でもできるなら、なにもあんなに回りくどい事しなくてもいいのに。

「オーケストラ」や「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロランがヒロインで、印象的な役だったんだが、結局謎もなく、自分もなくという・・・。

とにかく、ピチピチした4人が惜しかった。

個人的には、行ったばかりのパリのパッシー駅の階段でロケしてたんでうれしかったけど。

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「危険なプロット」

2013-11-22 21:43:09 | 映画

345930view001 フランス映画。高校の教師夫婦が、クロードという生徒が書く、友人の母親を誘惑するノンフィクションの続きが読みたくて・・・。という内容。

冒頭、校長先生が、いきなり思いつきで生徒に制服を着せる事にする。そうだ!美少年の高校生は制服姿でなければならない。良い校長だ。

クロードは、凄味がないがまあまあ及第点の美少年。玉木宏みたいだけど。

ただ、彼以外男性が・・・。

345930view004友人は、不細工だし、その父親も・・・。主人公の高校教師は、ウッディ・アレンみたいな冴えないおじさんだし・・・。おかしいなあ、フランスにはもっとカッコいい人が大勢いたのになあ。クロード以外にも、イケメンを配置すべきだったと思う。

で、クロードの書く話は、結局クロードがした事なのか、想像の産物なのか。結局は、分からない。クロードの小説によると、友人家族は「雨降って地固まる」となる。

一方の高校教師夫婦は破局。でも、なんで妻が別れる決心をするのかが、全く理解できなのだよ。同じような年代の私が。

345930view005ダメになるなら、もっととっくに別れているだろうし、今更不妊の事を言われてももう充分免疫はできているだろうし。つい、前日までクロードの小説の続きを楽しみに待っていたくせに。

と言う訳で、あまり共感できずに終わった。ラストもとって付けたようだしさ。皮肉な将来が見えなかった。

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フランス・カルナックとパリ その15

2013-11-20 22:04:11 | 旅行記・フランスのカルナック

10月1日 火曜日 ~ 10月3日 木曜日

帰国

早目にロワシーバスで空港へ。 目的は大きく2つ。

02_002_202_001_2 ターミナル2のラ・デュレで、マカロンを買う。3~4日、日持ちがするそうなので、実家の土産にパリらしい物をと思い購入。銀座三越にもあるらしいが、気にしない。

実はマカロン、初体験だったので、空港で箱を開けて2個くらい食べた。

成るほど、これがパリのスイーツか。 好きなマカロン16コ入りで(私はお店の人に適当に詰めてもらった)、32ユーロ位だったような・・・。

そして、もう一つは、今まで食べ損ねていた生牡蠣を食べる!

02_003 すでに、昼間にビールを飲んでいるので、白ワインはもう飲めない。すまなそうに、「7UP」を頼んだら、「No Problem」と言われた。が、出てきた牡蠣は、身がない! 日本だったら大問題だぞ! この身のなさ。18ユーロもしたのに・・・。

まあ、いいや。

目的のカルナックに行けたんだもん。

21:50パリ発→6:20ドバイ着 9:35ドバイ発→00:01羽田着

旅行会社からもらったタクシークーポンを使い、家に着いたのは13:30頃。自腹は、1,000円ちょっと。タクシー乗り場の人は親切だった。(バブルの時は酷かったからなあ)

もちろん、翌朝、会社へ行った。頑張れ!遺跡好きのサラリーマン!

写真は、ドバイ空港で見つけた残念な日本!

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パリの謎

《1》地下鉄12号線の演説親爺

ホテルの最寄り駅より、ちょっと歩いて12号線を何度か利用したんだが、3回、この親爺を見た。途中で地下鉄に乗ってくると、大声で乗客に向かって何かを話しだすのだ。うち1回、近くのお姉さんが、この親爺に小銭を渡すのを見た。そしたら、親爺は黙って歩き出して車両を変えた。新手のカツアゲなのかな?

12号線はちょっと不思議な路線で、地下鉄は自分でドアを開けるんだが、他の路線はボタンを押すだけなのに、この路線はかなり重いハンドルみたいのを回す。フランス人の女の人も周りの男の人に手伝ってもらっていた。

あと、日曜の朝、モンパルナス駅にいくために乗っていたら、喧嘩した後で顔が腫れて、顔も服もコートも血飛沫が付いてる黒人の方が隣に座ってきた。まあ、昔の日曜の朝の六本木みたいなもんだが。

《2》マレ地区の街角のキャラクター

01_02702_006 オムレットを食べたカフェの壁の右上にもあった。

2階以上の壁にあるので、子供の落書きではないはずだ。今、写真をよく見ると、シートを貼っているようにも見える。

ゲームのキャラクターのようなこれは何? やたらあった。スタンプラリーのような、オリエンテーションのような?何なんだろう?

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フランス・カルナックとパリ その14

2013-11-19 18:00:50 | 旅行記・フランスのカルナック

10月1日 火曜日

フランス最終日

飛行機は夜、21時50分発。カルナックで大満足の私は、パリはのんびり観光。まずはセーヌ川南岸へ。

《1》奇跡のメダル聖堂【Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse】

01_00401_001_2ビルの間に小さな入り口が。

1830年、修道女カタリナ・ラブレがマリア様から「人々のために心を込めてメダルを作りなさい」というお告げを受け、作ったメダルをパリでコレラが流行した際に人々に配ったところ、コレラが収束したという言い伝えがあり、そのメダルを売っている教会。

01_003なんと入り口を入って右側の建物が、かなり広いショップになっていて、貴和製作所のように、フックにビニール袋がいっぱいぶら下がっている。その中に、種類はかぎられているだが、1個入りとか5個入りから始まって、100個近くのメダルが入っている。

お土産に買っていってあげると、身につけている人を災いから守ってくれるらしい。

お守りだ。10個位買って、日本に帰ってから、日本の貴和製作所で買った、ボールチェーンやカニカン付のストラップを付けて土産にあげたら喜ばれた。もっと買えば良かった。

トイレもこのショップの並びに、団体客用のような広いトイレがある。

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聖堂に入ったら、しばらくするとミサが始まった。なので写真は撮れなかったので、絵葉書を購入。讃美歌を舞台上でソロで唄う人が、普段着で、ラップっぽい讃美歌もあった。ショップの修道女の女の子もメチャメチャ陽気だった。奇跡を起こすためには、陽気な心が必要なのだ。きっと。

《2》サン・シュルピス教会

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01_007_201_006_201_009_2

前はドラクロワのフレスコ画で有名だったのだが、一時「ダ・ヴィンチ・コード」で有名になった教会。

日本に帰ってから、映画の「ダ・ヴィンチ・コード」を見なおした。

映画はセットなんだが、そっくりだった。

シラスが、子午線の描かれたオリベスクの下を掘ったり修道女を殺してしまう教会です。

教会側は、フィクションなのにノンフィクション扱いされたので、とっても迷惑したらしい。

サンジェルマン・デ・プレ教会の方が有名なので、小さいんだろうと思って言ったら、パリ第2位の大きさを誇る、立派な教会でした。失礼しました。

01_010《3》サンジェルマン・デ・プレ教会

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有名なのに、思ったより小さかった。ただ、11世紀からの建物が残り、6世紀の建材が使われてたり、建築様式もいろいろ残っているので、ガイドがいて、説明を聞いたら興味深い教会だったはずだ。礼拝堂も、様々な建築様式だった。

フランシスコ・ザビエルの像もあった。(真ん中の写真)

日本語の無料チラシがあったんだが、その案内になぜかポリネシアンと書いてあって、そして消していた。

《4》カフェでコーヒー

01_01401_015サンジェルマン・デ・プレ教会の、すぐ前のカフェ「LE BNAPARTE」で休憩。旅行先で3~4日たつとようやく慣れてきて、一人でブラッと店に入れるんだが。それは大抵、旅の最終日だ。

普通にコーヒーというと、エスプレッソで、ミルクコーヒーというと、カフェオレみたいなのが出てくるんだと、最終日なって分かる。観光地だからか、これ1杯で5ユーロ。

で、地下鉄に乗って、今度はセーヌ川の北、貴族の館が残るマレ地区へ。

01_016《5》バスチーユ広場

バスチーユ牢獄のあった、広場と言うが、交通量が多いロータリーだ。

前に友人とここに来た時、大声で「アンドレ」と叫んで走って逃げた。逃げなくてもいいのに。

若かったあの頃。なんせベルばら世代ですから。だから、余計ロータリーになってしまって残念!

《6》ヴォージュ広場

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1612年だから、建築様式がまるで「パリ」っぽくない。なんかオランダっぽい。

《7》ヴィクトル・ユゴーの家

映画「レ・ミゼラブル」も記憶に新しいので、行ってみた。

ヴォージュ広場を取り囲んでいる建物の一角にある。

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セキュリティーチェックはあるけど、無料。イヤホンガイドのみ有料だが、日本語はない。1832年から1848年まで子供4人含む家族で住んでいたそうだ。う~ん、このころの金持ちはこんなキンキラした装飾に囲まれて暮らしていたのか・・・。なんだか、コゼットのイメージと全く違った。

《8》カルナヴァレ博物館

貴族の館でも、1軒見てみるかあ。と気軽な気持ちで立ち寄ったら、甘かった・・・。

無料なのに。莫大なコレクションが・・・。

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特に、フランス革命を題材にした絵がたくさん。おまけに、私は知らない間に、ルイ16世一家が最後に使った品々も見たらしい。

ギリシャ時代のコレクションもあった。

ただ、ここもあちらこちら進入禁止で、英語表記がないので、さっぱり分からなかった。

しかも、建物や中庭がきれいなはずなのに・・・。見られなかった。

《9》カフェでオムレット

01_02701_028カルナヴァレ博物館を出て、公園の角にあった、英語メニューが飾ってあったカフェに入る。

まず、ビール。そしてオムレット。そして、エスプレッソ。あ~あ、折角カフェに1人で入れるようになったのに、今日、帰るのかあ。オムレットの味は、普通だった。オムレットは13ユーロ。全部で20ユーロ。

《10》スービーズ館

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建物の外側だけ堪能。舐めてかかっては、いけない貴族の館。でかい! 真の「貴族」って、やっぱすごいわ。

《11》パリ市庁舎

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《12》木造民家

15世紀に建てられたらしい。ここだけにしか、残ってないらしい。

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この渋い民家が、パリ観光の最終地。まだ、早いけど、ホテルに帰って荷物をピックアップし、ロワシーバスで空港に向かう。

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フランス・カルナックとパリ その13

2013-11-14 23:13:33 | 旅行記・フランスのカルナック

カルナック その6

9月30日 月曜日

カルナック最終日!

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10ユーロの朝ご飯を食べて、再びカルナック列石へ。こんな、白壁にグレーの三角屋根の可愛い家々も今日で見納めかあ。なんて見てたら、塀にケルトのトリプル・スパイラルが・・・。もちろん最近のだろうけど。

30_00830_006巨石の家→メネック列石→ケルマリオ列石を通り越し、3つめのケルレスカン列石までトコトコ歩く。

←目が慣れてくると、柵から外れてた石が目につく。

相変わらず、車道は自動車が飛ばしているが、歩いている人を見たのは、わずか1名。森のそばを歩くと、木の実が葉にぶつかりながら道路に堕ちる音だけが響く。かかった時間は1時間弱かなあ。

【ALIGNEMENTS DE KERLESCAN:ケルレスカン列石】

30_042

30_010

30_011小規模だけど、西側に囲み部(石をくっつけて並べて部屋みたいにしている所)がはっきりと分かる。

ここまで頑張って歩いた人には、ご褒美で柵の中に入れてくれてもいいのになあと、思う。

ここら辺にくると、古くて大きい石造りの家が建っている。

で、ここまで来たら、一番端のプティ・メネックまで行こうと思う。

【ALIGNEMENTS DE PETIT MENEC:プティ・メネック列石】

30_01230_013が、住宅街(?)というか、ちょっと大きめの家が数軒ある地区で迷う。

←この看板の後は何の目印もないし、地図にはざっくりだし。

そしたら、この日二人目の人間、口笛を吹きながら散歩するおじさんが登場。なので、地図を見せながら「プティ・メネック」と言ってみた。親切に、わざわざ連れて行ってくれた上、写真を撮ってくれたり大サービス。親切なんだが、誰もいない森の中。ちょっと恐い。最後は、ハグ&キスだ。フランス人だからなあ。でも、私は昭和に日本人女だ。女って面倒だ。

なので、今後、行く人のために詳しく行き方を書いておこう。地図だと東に行くかんじだが、実際歩くと北側に行く感じ。

30_01730_01830_019

①ケルスカン列石の東端の住宅地、左側のこの家の先。ここを左に曲がる。

30_02030_02130_022

②どんどん細い道を進む。そしてせまいくせに、交通量が意外とある車道(186号線らしい)を渡る。

③さらに小道をどんどん歩く。

30_014

④と、神社の境内に無縁仏が並んでいるような、場所が・・・。ここです!後ろ姿の人が、親切なおじさんです。今、思うと年下かも・・・。

30_04430_016ここは、柵もなく、草も生えてなくて、でも石には苔も生してて。

←石に生えている苔。本当に寺の無縁仏みたい。

しかし、しっかり列石になってる!

不思議な空間だ。なんか面白い!300m位かなあ。

まだ、時間はある! まだ回れるぞ!

【DOLMEN DE KERLESCAN:ケルレスカンのドルメン】

30_02430_026ケルスカン列石まで戻って、今度は右の道へ。ドルメンがあるらしい。

ちなみに、左の写真の、上の、裏を向いている表示は「プティ・メナック」。

どんなのか分からないが、森の中の小さな立て札を頼りに進んで見る。

目の前に牧場が・・・。と思ったら、その左手にあった。舟形だ。円形じゃない。昔は、天井があったのかなあ?

30_027

30_02830_029片方の石室は残っているが、この小さな四角のタイルのような石は、かなり後世に補修したのかな?

このすぐ側では、馬がのんびりしてる。

なかなか、バリエーションに富んでる、3大列石以外のドルメンや石達。よし、では次のも行ってみよう!

【LE QUADRILATERE LE GEANT DU MANIO:四辺形、MANIOの巨人(直訳)】

30_03030_031ケルレスカン列石の西端まで戻り、乗馬クラブ(?左の写真)の左脇のぬかるんだ道を森の中へ。

小さな立て札を頼りに左へずんずん歩く。しばらく行くと、いきなり開けた土地が。

30_034

30_03230_033 マニオの巨石と呼ばれる6mの石。

そしてその側にはカドリアテールと呼ばれるらしい、1m位の石が四角形(10m×30m位)に並んでいる。ただ、この四角形は20世紀初頭に修復されたそうだ。確かに公園みたいな、作られた感じの場所だった。

で、少し戻って、右側に行くと、もう一つ巨石がある感じに地図ではなっていたので行ってみた。かなり歩いたが、結局分からす。

30_035←これが、一番まとまった石だったが、違う気もする。

で、名残惜しいが、列石を見ながら、巨石センターへ。ケルト模様の入ったシルバーの指輪、列石の石(7ユーロ)、絵葉書、読めないけど英語やフランス語の本などを購入。

さよなら!カルナックの列石達!

本当は、これだけでなく、ホテルで手に入れたカルナックの地図だと、周辺にも列石や、ドルメンがあるんだが・・・。でも、車でないと回れない。映画「宇宙人ポール」の二人が羨ましい。

30_044

30_037ホテルで預けていた荷物を受け取り、ホテルの2軒位先のバス停で、13:50分のバスに乗る。

←オーレに行くバス停。

運転手さんに「オーレ ステイション」と言ったら通じなかったので、「オーレ、ガレ」と言ったら通じたみたいで、チケットをくれた。バスに乗ってしばらくしたら、雨が降り出した。

《オーレの駅にて》

14:30に駅に到着。でも、電車は、16:14発でNANTES着17:45。で、18:00発のTGVでパリ着20:19。

当初は路線バスを乗り継いでオーレの旧市街に行こうかとも思っていたが、雨はひどくなるし、カルナック見学で満足したので、駅に隣接してるレストランへ。

まず、ビール。

C_004たまたま、隣に座った英語のできるお兄ちゃんが、ガレットを食べだしたので、私も指をさして注文。

この店、英語は通じないけど、ムール貝を食べている人もいたので、ガイドブックを見せて自分の食べたい写真を指させば、出てくる感じだった。トイレは、暗証番号を入れて鍵をあける。暗証番号は隣のお兄ちゃんに教えてもらった。

TGVとあまり変わらない電車に乗って、NANTESへ。ここの乗り換えは、ホームの向かい側にすでに停まっているTGVに乗るだけだった。

30_040パリに着いて、小腹が空いたので、スーパーで寿司を買ってホテルで食べる。こんだけ日本食屋さんが豊富なのに、ご飯はやっぱりプラスチックのようだった。

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