落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「グリーン・ランタン」

2011-06-28 23:59:09 | 映画

0001 試写会にて、3Dで鑑賞。9月10日ロードショー。

マーヴェリックじゃない、アメコミが原作。

主人公が、ヒーローのコスチュームに変身した時に、笑ってしまった。これって、《失笑》と言うんだろうなあ。

なんだ?この古臭いカッコは。ヒロインのお姉ちゃんも「ハルでしょ?そんなマスクしたって、分かるに決まってるじゃない!」と劇中で言ってました。

なんだ?胸のマークは?

悪から宇宙を守る《ガーディアン》も強いんだか、弱いんだか。バカで単純な宇宙人の集まりなんだけど、すっごい確率で選ばれたヒーロー達らしい。

その割に新参者の地球人ヒーローが、あっさり一人で、今まで苦労してた敵を倒しちゃうし。

主人公のハルも、典型的な田舎のあんちゃん。なんだ? この人物設定は?

戦い方も、自分の考えた武器を具象化できるんだが、子供か? おまえは。せいぜい12歳位の子供の武器だ。

0003 敵も自分のちょっとした体液だけで、あそこまで他の生物を操れるのに、何で弱い? おまけに、途中から大きさが、すっごく小さくなってるじゃん。

突っ込みどころ満載!じゃなくて、もう、突っ込む気力も起きないというか・・・。CGはきれいだったから、ぼんやりと絵を見てた。

ヒロインの、主人公の元カノ(「ザ・タウン」でも目立っていた)を演じてた、ブレイク・ライヴリーが良かったけど、彼女の役も、航空機(戦闘機)開発会社の社長の一人娘で、20代前半なのに経営手腕抜群で、おまけに怖いもの知らずの優秀なパイロットで、でもヒーローのダメダメあんちゃんにメロメロって設定なんですが・・・。それは、ないでしょ。

すっごい、金かけて、作っちゃったんだね~。これを。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「127時間」

2011-06-26 21:30:47 | 映画

338510view002 「グリーン・ホーネット」の短時間出演で魅了され、この映画でアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた、ジェームズ・フランコ君を観に行った。ワンシュチュエーションムービーなので、彼のアップが延々続く。

やっぱ上手だし、可愛かった。

おまけに、観た後が爽やかな映画だった。

音楽、うるさいぐらいガンガンかかって、アーロン(主人公の名前)の現状をなんとかしようとする様子と、思い出や幻覚が次々現れてきて、全く退屈することなく、クラックに落ちて腕を挟まれたままの127時間を魅せてくれます。

338510view004 で、観ながらずっと気になっていた、脱出してから、自分で自転車のある場所まで歩くのか?が、ちゃんとヘリコプターに乗って助かるまで描かれていたので、すっきりした。いつも自分からさよならしてたアーロンが、人の姿を見つけて思い切り「Help me!」と叫んでた。で、本物のアーロンも最後に出てきて、すっごい爽やかで、涙が出そうになった。

でも、最後に頑張れたのが未来の子供の姿なら、私だったらもう頑張れないのかしらん。

神経切る所は痛そうだった。

生きる力、生きようとする力ってすごいなあ。

338510view003 でも、男の人だからなあ・・・。トイレ。これが女だったら、下半身濡らして夜の寒さにやられてアウトだな。

あと、主人公がコンタクトレンズっていうのが、妙にリアリティがあっておかしかった。私もコンタクトだけど、たまに無人島や宇宙人の襲撃などのサバイバル状態に追い込まれた時、コンタクトレンズと洗浄液はどうしようかと、真剣に悩むもん。

ダニー・ボイルは、「28」シリーズ?(28ヶ月後はいつできるんだ?)でイギリス、スラムドッグ~でもインド、今回でもアメリカのユタ州の風土というのか、気候というのか、ちゃんと伝わってきたから、やっぱすごいなあ。

スラムドッグ~で大勢の人間に関わり過ぎて、ちょっと疲れたダニー・ボイルが、フランコ君と好きなように作った映画みたいだった。

私が5年前に行った、ユタ州↓ 本当に広くて荒れてるんだぞ。

P1000477_3

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」

2011-06-18 15:09:55 | 映画

339180view002 大変分かりやすい、良くできた、整然とした映画だった。

まあ、原作があるからだけど、ホロコーストやキューバ危機の、ケネディの映像も使ってきちんと歴史的背景が描かれる。

プロフェッサーXとマグニートの関係はもちろん、なぜ、ミュータントで人類と共存するか支配するかの二派ができたのか。

ミュータント同士の個々の能力に対する葛藤、特に「見た目」。ミスティークとビースト(このあだ名を受け入れるのは苦しかっただろうなあ)。ミスティークはもう一人の主役みたいに、人としての成長過程や感情の変化が丁寧に描かれていた。

339180view004 役者さんも、皆さまとってもお上手で。

ただ個人的には、ミスティークを演じたジェニファー・ローレンスのポチャポチャ感(今までのシリーズでは、ミスティークはスリムだったのに)と、すっかり痩せてしまったCIAのモイラを演じたローズ・バーン(ポチャポチャしている方が魅力的だったのに)の体型が気になった。細かいなあ、私。

また、X-MENに出てくる小道具の、それぞれ元の形が出てきたり、キャラクターの子供の頃が出てきたり、ヒュー・ジャックマンが出てきたり。このシリーズの、ファンではない私(映画は全部見てるけど)でも、結構楽しめた。

339180view006 このシリーズって、監督がすごくて、今回はマシュー・ボーン(「スターダスト」や「キック・アス」)。また、脇役で、アメリカ軍大佐で24のアーロン(グレン。モーシャワー)や。アメリカ海軍の司令官でマイケル・アイアンサイドが出てたけど、船の操舵室の中で双眼鏡を持ってるシーンしかなくてもったいなかった。

なんか、あまりにもきちんとした映画だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偉いぞ!ヨドバシカメラ! 

2011-06-15 23:01:07 | 独り言

ようやく、地デジ化した。

東芝の47ZG1(去年の型)とRD-BZ700。旅行代金を除いたら、マンションの次に高額商品だ。

6月5日(日)納品。が、しか~し!

6月9日(木)夜、家に帰って電源を入れたら「B-CASカード挿入口2にカードが正しく入っていません。カードをご確認ください」の文字が・・・。朝まで、ちゃんと観る事ができたのに・・・。しょうがないので、説明書を読んで、コンセントを抜いて、カードを抜いて、再び挿入。挿入口2の地デジのカードは、指では抜けないので、毛抜きで引っ張る。でも、電源を入れても、同じ文字が・・・。

しょうがないので、アナログでテレビを見る。で、1時間位みて、「地デジ」を押してみたら、写った! 良かった!

と、思ったら、それから毎日そんな感じ・・・。アナログを見てるうちに地デジが見られるようになる日もあれば、その後地デジを見ている最中に画面が停止して「B-CASカード挿入口2にカードが~」の文字が出る日もある。結局、アナログしか見られない夜もある。

カードの再挿入も3回以上やったし。

レコーダーのモニターとしてテレビで地デジみたりしてたが、いつまでもそんな事しててもしょうがないので、「東芝テレビご相談センター」へ電話してみることにした。

が、時間的に会社からしか電話できない。個人の携帯で電話すると20秒10円で、おまけに全然つながらずに待たされる。しょうがないので、社内の人のいない机に行って会社の固定電話からフリーダイヤルでかけて、3分位またされて、ようやくお姉さんと話す事ができた。

その前に、かけた段階で、テープの音声に「お客様とのやりとりは録音させていただきます」と言われる。相談センターと客のやりとりを、客側に録音されて、ネット上で騒ぎになったのは東芝のくせに。と、ちょっと思った。

で、私は「カードの接触不良らしい」というのを説明するんだが、向こうは説明書を読んだのかとか基本事項を聞いてくる。まあ、電化製品の場合、コンセントが抜けてるのに「動かない!」と電話してくるおばちゃんが多いというのを聞いたことがあるので、しょうがないのかあ。私、おばちゃんだし。

で、最終的に「カードかテレビ本体の不良か分からないから、自分でカードを持って、販売店に行って試して来い」と、丁寧に言われる。その理由は「B-CASカードは東芝が仕入れてるだけで当社の製品ではない。そのため、出張修理に行って、テレビ本体の不良ではなくカードの不良の場合は、客に出張修理費を請求する。それは困るだろう。だから、販売店に行って自分で試して来い!」という事だ。もちろん、内容の要約はこうなるだけで、これを大変丁寧な言葉で言われた。

でも、テレビ購入者の私、東芝がどこからカードを仕入れようと関係ないんですけど。てか、普通は発売元が責任持つ事だろ。

電話する前にネットで下調べしたら、「ご相談センターから、カードが送られてきて、それで試してokだったら、そのままカードを使用。ダメだったら修理に行きます」と、答えられたと言う人が多かったのに、おばちゃんだから、舐められてんのかな?

本日、会社帰りに、購入したヨドバシカメラに寄って、事情を話し、持参したカードを試してもらった。

そしたら「カードは問題ないですね。テレビ本体ですね。購入して、長いんですか?えっ、4日目から。解りました。テレビ本体をそっくり交換しましょう。お客様の電話番号とお名前をお願いします。購入履歴分かりましたんで、大丈夫です。最短で金曜日に伺えます。」と、あっさり。きっぱり!わずか3分。

素敵だ。

今までの、「ご相談センター」との電話後のモヤモヤ感がきれいに消えた。

きっぱり言ってくれた、男性社員の方。惚れてしまうがな~。偉い!ありがとう!

まあ、うちの会社もメーカーだから、実際の客は問屋と仕入金額の多い量販店で、商品のユーザーは実際の客ではないもんなあ。それでも、うちのお客様相談室の方が対応はいいよなあ。取り扱商品は高くても1,000円だけど。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージカル「風を結んで」

2011-06-15 01:09:42 | 舞台

Img_0001 日比谷:シアタークリエという609席の立派な劇場。

PM7:00~8:10(20分休憩)8:30~10:00。

何の前知識もなく、招待券をもらったので行ってみた。出演者で知ってるのは大澄賢也だけでした。

【あらすじ】

慶応四年(1868年)八月。会津藩白虎隊の士中二番隊・四十二名は、夜明けと同時に起こった官軍の一斉射撃にさらされて壊滅。飯盛山に逃れたその半数の隊士たちは、市中の火災を若松城落城と誤認して、次々と自決して果てた・・・。
 そして時は流れて、明治九年(1876年)。版籍奉還、廃藩置県、そして廃刀令の発布と、目まぐるしく時代が移り変わろうとしていた、そんなある日のこと。
 道場一の剣豪・橘右近(大澄賢也)に真剣で勝負を挑まれた片山平吾(中川晃教)と、仲間の田島郡兵衛(藤岡正明)、加納弥助(小西遼生)は、ひょんなことから洋行帰りの由紀子(大和悠河)と捨吉(山崎銀之丞)に助けられる。由紀子は本物の武士による「パフォーマンス」一座を結成したいのだと言い出して三人の度肝を抜く。
 一方、右近の妹・静江(菊地美香)が、橘家の苦境を救うために岡場所に身を売ろうとしているのを知った平吾たち三人は、静江を救うために金の工面をしようと奔走するのだが・・・。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ドジで明るい若者3人組が、武士の身分を捨てて新しい時代を生き抜こうとするんだが・・・。武士パフォーマンス大成功!で終わる、脳天気で明るいミュージカルなのかと思ってた。3人の息の合ったドタバタ振りがとっても楽しいしテンポがとってもいい! 

今まで信じていた世界が変わって、仕事も、立場もなくなってしまったけど、力強く新しい世界で生きていこうとする若者達。被災した人たちも観たら元気がでるんじゃないかと思った。

が、しかし!

休憩時間に改めて見たチラシのコピーが「明治という激動の時代‐若者たちは何を夢見て、消えていったか・・・」  えっ! 消えていったか・・・ って、死んじゃうのか?

後半は、結局、皆、西南戦争に巻き込まれてて行って、時代の波に飲み込まれてしまう。おいおい。そんな終わりでいいのか? 時代の波なんか、3人の明るさで泳いじゃってよ~。結局、人は、育った環境が変わると、死んでもいいから元の環境にしがみつきたいのか?

一応希望は残す描き方だったけど、私は、主人公も流れ弾に当たって死んじゃいそうな気がした。すっごい、寂しくなるラストに感じた。

なんだかんだと、結構、真剣に観てしまった・・・。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Img_0003_5 主人公を演じた、中川晃教さん、初めて知りましたが、すっごく唄、上手い。びっくり!

声出てる。他の人に合わせたのか、全体にキーが低めに設定されてたけど、この人、もっと高いキーでの唄が聞きたかった。

商業演劇に出て、主人公をやったら、お金払って観に行こうと思った。(だって、商業演劇の方が当たり外れがないんだもん。)

あと、主人公の奥さんになる静江を演じた、菊地美香という人も演技も唄も上手だった。

儲け役は、役者として目立ってた、捨吉を演じた山崎銀之丞。

でも他の役者さんの水準も高かった。

Img_0004

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉

2011-06-04 20:11:50 | 映画

Img_0001 PIRATES OF THE CARIBBEAN: ON STRANGER TIDES

っていう原題なのね。

第2シーズン幕開けとして、どうにでもなる題名だ。

3D字幕版で鑑賞。

コメディタッチでサクサクと進み、キースやジュディ・デンチがチョコっと出たりした冒頭のロンドンシーン。

ジャックの作戦はないけど、行き当たりばったりでなんとかする危機管理能力は描かれてて、なるほどお、と。

このままで行くのかな?と思ったら、いかなかったけど、まあ面白く観れた。

ただ、ロンドンの街並みや統制のとれたスペイン艦隊とか観ちゃうと、このままジャックやバ002_4 ルボッサなどの摩訶不思議な世界の「海賊」は滅んでいくんだろうなあ、人魚もこれを機にどこかに姿を消すんだろうなあ、この現代以前の不思議な世界はもうすぐ終わっちゃうんだろうなあと、妙に寂しくなってしまった。

あと、ロケ地が・・・。なんか、あまりロケハンする時間がなかったのかあ。今までの場所ばっかりじゃん。置き去りにされた無人島はそのままでいいけど。もっと、おおっ!っていう場所が欲しかった。世界をまたにかけてる海賊なんだから。前シーズンなんか、あっと言う間にシンガポールまで行って、すぐにカリブ海まで帰ってたじゃん。

今回の登場人物、確かに魅力ある人物がいなかったなあ。荒唐無稽な感じのキャラがいない。黒ひげも怖くないし。アンジェリカも普通の娘だし。人魚と宣教師の恋も中途半端だし。ウィルとエリザベスに常に比較されてしまうのは気の毒だけど。人魚の女優さんはきれいだったが。唯一スペイン艦隊の船長、次回作でもっと目立つのかなあ。

0003_2 瓶の中の船と猿はいいアイデアだ!

バルッボッサがやたら目立ってたんで、またエンドロールで製作にジェフリー・ラッシュの名前が出てくるのかと思ったら、出てこなかった。

3Dはすぐに目が慣れて、2Dか3Dか分からなくなってしまった。画面、もう少し明るくてもいいんじゃないの?

続編は、アンジェリカに恋する真面目なジャックになっうちゃうんだろうか・・・。ブラック・パール号に乗るジャックは観られそうだけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする