落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「大塚国際美術館と鳴門の渦潮」1泊2日 その1

2019-06-30 22:31:32 | 旅行記・瀬戸内海
81歳の母が「大塚国際美術館に行きたい!でも、ツアーで行くと、倉敷の大原美術館や直島も回らなければならないから、それは嫌だ」と、前に言っていた。
そしたら、1泊2日で、ゆったりと大塚国際美術館に行く添乗員さん付きツアーがあったので、それに参加。往復飛行機で3万円とお得だし。私も代休取得を6月中にしないといけなかったし。

6月18日 火曜日

9:45羽田発、11:00徳島空港着。



徳島空港で、現地のバスに乗車。とっても明るくて面白いバスガイドさんと、高松方面に向かう。

12:00~14:30 栗林公園

まずは、花月亭にてオプションで頼んであった松花堂弁当《梅》を食す。
 

それから、栗林公園のガイドさんと共に、たっぷり1時間散策。前に来た時は、紫雲山を借景にした公園全体の構成に結構感動したんだが、今回はじっくりと説明付き。

たっぷり、松の説明。黒松の手入れの大変さとか。




「鶴亀松」そうかあ、みんな名前やら由来やらがあったのか。

 
「根上り五葉松」と「商工奨励館」

 
アオサギの後ろのソテツは、公園ができた当初に沖縄から植えられた種類なんだって。で、元の沖縄のソテツは戦争で全滅。
この種は、ここしか残ってないそうだ・・・。

 


飛来峰からの一望。
上手い具合に曇り空だったので、暑くなく、ゆっくり楽しめた。

バスで再び徳島方面へ。

15:20~15:45 霊山寺【四国八十八か所・一番札所】



ここは初めて。本堂より、四国八十八か所巡りグッズのショップの方が大きかったような。ちゃんと巡礼してた若い人が結構いた。
私は多分、一生巡らないと思う。



 
そして、こんな写真を撮っている。

16:20 ホテル:アオアヲナルトリゾート着

さすが、ゆったりツアー。16:30前に部屋に到着。

アオアヲナルトリゾートは、3月末まで「ルネッサンスリゾートナルト」で、私の大好きな「ルネッサンスリゾートオキナワ」と同系列だったし、旅行会社のランクではAランク。バスガイドさんも「私も今日、泊まれるんですよ。もう本当に幸せ!」と。なんで、どんだけのリゾートホテルからと思ったら・・・。
徳島県の海沿いの海水浴に便利なホテルって感じでした。「ルネッサンスリゾートオキナワ」というより、「喜瀬ビーチホテル(現・かねひで喜瀬ビーチパレス」っぽいなあ。

 

ホテルから10分位歩くと、鳴門大橋と翌日行く大塚国際美術館(四角い箱のような山の上の建物)が見えた。




お風呂に入って、19:00からバイキングの食事。

 
食材は豊富で美味しいんだが、席と席の間が狭い。で、自分で自由に盛り付けるようになっている。例えば、刺身が並んでいるコーナーでは、「カルパッチョの作り方」が説明してあって、オリーブオイルやらスダチやらローストガーリックやらが並んでいる。だから、鯛だけでも、刺身はもちろん、カルパッチョ、しゃぶしゃぶ、鯛めし、鯛茶漬け、鯛うどんなど自分の工夫次第で、楽しめる。ので、たっぷり楽しんだ。

20:20から、結婚式の披露宴会場で、阿波踊りも楽しめる。当然、踊らされる。
 

その後、再び温泉。朝も温泉。さすが、ゆったりツアーだ。ゆっくりできた。

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「メン・イン・ブラック:インターナショナル」

2019-06-22 00:08:58 | 映画
評判通り、残念な出来だ。



ストーリーも小さくまとまり、宇宙人たちは大勢出てきてるけど、ちっとも宇宙の大きさは感じられず・・・。
多分観客全員、最初から誰が裏切り者か分かってたと思う。



ニューヨーク、ロンドン、パリ、モロッコのマラケッシュ、ナポリのイスキア島などでロケをしてるのに。
監督だって、そこそこ面白い作品を撮っているはずなのに。



出演者にも魅力なく・・・。
まあ、新人Mのテッサ・トンプソンは生き生きとしてたけど。他はなあ。
クリス・ヘムズワースは、「アベンジャーズ/エンドゲーム 」のデブのソーの方がなぜか魅力的に見えて。
こんな男がMIBのロンドン支局長見習いで、本当にいいのか?
リザのレベッカ・ファーガソンなんて、誰でもいい役じゃん。もったいない。



Mが子供の頃に会ったエイリアンも、そこでそんな風に出てくるのかあ、というのも、驚きより「ハイハイ、そうですかあ」って感じで。

前作シリーズの、男くささが良かったのに。別に無理に女を出さなくていいのになあ。



まあ、エッフェルがMIBの事実上の創設者だったというのが面白かったかな。
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「アラジン」

2019-06-13 23:09:08 | 映画
あっ、明日アニメ映画を地上波放送するんだ。まあ、見なくてもいいかな? 見てないけど。

劇団四季の「アラジン」に大感激した私。
どうしても比べてしまう。

一言で言えば、CGと現代の持てる技術を駆使した実写映画「アラジン」かな。
猿のアブーとトラとインコが大活躍!
「ライオン・キング」の練習かと思う位。



舞台の時の楽しいミュージカル感はあんまりないのよね。
一つはウィル・スミスの歌声が、ミュージカル向きではない。声が伸びないんだよ。全く。
吹替えの山寺宏一の方が、多分、上手いと思う。
あと、ダンスが・・・。ずっと早送りしてんだよ。多分だけど。
最初のアラジン&ジャスミンと警備兵のおっかけっこ、アリ王子の入城シーン、お城でのパーティのダンスシーン、エンドロールのダンス。
キレッキレッというより、早送りしている感じの慌ただしさ。



アラジンとジャスミンの役者さんは、だんだんラミ・マレックとキャサリン・ゼタ=ジョーンズに見えてきた・・・。
あとジャファー役の役者さんが、アクション映画のあんまりセリフがないテロリスト一人みたいで、存在感が薄い。

最近のディズニー映画らしく、プリンセスは素敵な王子様を待っているだけじゃなく、自分で道を切り開くというタイプなんだが。
でも、大丈夫か? ジャスミン。
お城の中で自分が国王になる日を夢見て、本を読み漁った割には、「あら、市場でお腹を空かした子供がいる。はい、パンを持って行きなさい。えっ?お金って何?」。おいおい、そんなんで国王になって、国の経済は大丈夫なのか?
それに、ジャスミンの野望は、ジャファーの野望にも共通する気がする。国王の座を手に入れたら、やっぱ人間、変わるんじゃないのかな。



舞台になった、ジャスミンの国。中東じゃなくて、モロッコのような気がする。
アラジンの家からの景色が、カサブランカに似てたのと、「お茶」にミントをぶっさしてるから。
お城は、トルコ・イスタンブールのアヤ・ソフィアっぽい。
アラビア色は排除か?

と、いろいろケチは付けたけど、まあ楽しく観る事はできた。

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「クリムト展 ウィーンと日本1990」東京都美術館

2019-06-08 23:01:39 | アート・文化
6月7日 金曜日

「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」に続いてのクリムト展

金曜日の雨の中。金曜日は20時まで開場。会社を定時で上がりダッシュで上野へ。駅を降りると会社員の方々がどんどん東京都美術館に向かう。そして、18時に美術館に入ると長蛇の列。
ええっ!と思ったら、「イブニング・レクチャー」参加者の列だった。ああっ、びっくり。

チケットは並ばず買えて、コインロッカーもギリで確保できて、稲垣吾郎の音声ガイドも借りて会場へ。結構混んでたけど、全て絵のすぐそばでゆっくり見る事ができた。むしろ、1時間半で見終えて、もう1回見ようと思って入り口に戻ったら、「イブニング・レクチャー」参加者が一斉に流れてきて、大混雑してた。



メインはやっぱり、エミーリエ・フレーゲがモデルの「ユディトⅠ」。艶っぽさが他の作品と違うもんね。

クリムトって、工芸学校時代の友人フランツ・マッチュと弟2人とチーム組んで、商業的にうまくやってたんだね。最初の方の展示で、工芸学校時代の作品がマッチェと並べて展示してあって、やっぱりマッチェよりクリムトの方が表情豊かだとか解説しているんだが。マッチェに失礼だよ。彼に巡り会えたから、彼の才能があったから、若くしてクリムトが注目されて成功したのにさ。

先に「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を見ていたので、当時のウィーンがどんな感じだったのかは勉強済だったので、分かり易い。しかも、クリムト作品がほとんどなので、見やすい。



そうかあ、アトリエに裸婦のモデルが常に10名前後いて、描きたくなったクリムトが目くばせすると、そのうち一人が静止してポーズを決めるのか。凄い世界だなあ。でも、これもマッチェに巡り会えたから、可能になぅた世界だと思うんだが。


点数も少ないけど、ほのぼのとした風景画も描いていたんだね。長細いか正方形のキャンパスに。

ベートーヴェン・フリーズの再現もなかなか面白いアイデアだな。

エミーリエ・フレーゲとの関係は、やっぱり不思議で奥深いなあ。

最後のグッズはびっくりする上代設定だった。あのトートバッグにあの値段はないだろうに。むしろ、常設のミュージムショップに並んでたクリムト関連商品の方が、買いやすい商品が並んでた。買わなかったけどね。


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「アナと世界の終わり」

2019-06-02 19:16:23 | 映画
面白かったわあ。



宣伝文句は「ショーン・オブ・ザ・デッド」に「ラ・ラ・ランド」とあったが、「ショーン・オブ・ザ・デッド」よりちゃんとしてたぞ。
「ラ・ラ・ランド」より、共感できたぞ。
コメディ映画っぽい明るい売り出し方だが、しっかりゾンビ映画だ。
ゾンビ映画になんの免疫もない人が、ミュージカルコメディだと思って観ると、途中で出るか、その後食事ができなくなるかもね。

前半は、高校生特有の、親の保護から出たい、この世界から外に出てみたい!から、モヤモヤした恋愛感情、大人に早くなりたい!このままでもいいじゃんなどのいろんな感情の中で迎えるクリスマス。



で、ようやくゾンビ登場。しかも世界規模で、文字通り「世界の終わり」まっしぐら。
でも、ゾンビに囲まれても、まだ実感がわかないアナ達。
実感がわくと「親が何とかしてくれる」、そんな親は「軍がなんとかしてくれる」、そして誰も何とかしてくれない今、自分たちが強くなるしかない!と。



で、だんだん減っていく友人たち。ジョンなんて、本当に可哀そうで。
隣の席の人、泣いてました。私も泣きそうになった。



そうかあ、ニックかあ。やっぱ、サバイバルには強い男と女なければ。
でも、ここまで主要人物の生き残りは減るのか。
そして、ゾンビ映画のラスト、どこに逃げたらいいのか、行先がないまま、自動車は進んでいく・・・。



学校の校長、やりやがったな。いい味を出していた。

出演者達、皆凄いぞ!


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「名探偵ピカチュウ」

2019-06-01 22:13:58 | 映画

「ポケモンGO」はやってる。バトルはしてないけど、海外含め旅行の際にはポケモンを集めている。
1998年「劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲」は、妹の子供を連れて観に行った。

でもねえ、今回の映画の世界に馴染めませんでした・・・。
ピカチュウはじめ、ポケモン達は本当に可愛かったんだけどね。
「ライムシティ」の街並みも結構良かったんだけど。
なんか、ピカチュウの可愛さに頼りきりでさ。

悪玉の目的も、なんか良く分からないし。ん? そんな事して、どーすんの?
正義の味方が、お父さん一人って、どういう事?

ミューツー、強すぎ! なんでもできちゃうじゃん。アベンジャーズに参加すれば、良かったのに。
なんで、あんなにあっさり秘密研究所に入れるんだ?
あんな棚の中にテープでしばっただけで彼を押し込んでたけど、いったいいつから押し込んでたんだ?
渡辺謙も別にいらない役だし・・・。



で、ラストのお父さん登場で、おおっ!としたいんだろうけど、主人公の男の子、どう見ても黒人なのに。なんで?
男の子とは言え、働いて数年らしいので、いくらお父さん老けたメイクしてても、やっぱり年齢的も変だし。

ルーシー演じてたキャスリン・ニュートンって、「スリー・ビルボード」で殺される女のコだったんだ。あんなに可愛かったっけ?
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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

2019-06-01 21:07:47 | 映画
渡辺謙、ちょっとだけ出てるかと思ったら、出ずっぱりでおまけにいい(美味しい)役じゃん。

途中で、こんなに渡辺謙演じる芹沢博士が出てるなら2014年の「GODZILLA ゴジラ」をもう一度観てからくれば良かったなあ、と思った。
でも、観終わって家に帰ってから、このブログの「GODZILLA ゴジラ」を読み返したら、そんなに話はつながってなかった。
「キングコング:髑髏島の巨神」は、まだ一昨年だから覚えてるけど、これも「モナーク」だけ覚えていれば、話つがるし。
“モンスター・ヴァース”シリーズ、前2作観てなくても大丈夫です。



ゴジラがなぜか、良い奴になってて。モスラも当然、そんなゴジラの味方で。モスラの曲も、ちゃんと流れるよ。
そうかあ、キングギドラだけは、違うのかあ。
ゴジラもすっかり、世界の、人類全体の守り神になっちゃったんだねえ。うれしいような、寂しいようなあ。

ストーリーは、家族愛やら人類のための犠牲とか、突っ込み過ぎで。
おまけに、主要人物は、怪獣同士が戦っている足元にいるのに、ケガ一つしないで元気だ。
なぜだ?
だからかな?人類ボロボロだし、主要都市はほぼ壊滅、「モナーク」もほとんどの人が死んでるのに、悲壮感が漂わないのは。
主要人物、全員元気で、次作につなげる気満々が、露骨で。

あと細かいけど、チャン・ツィイーの衣装がダサい。

怪獣が活躍するのは、夜だ。夜でなくても、自分たちが舞い上げた砂ぼこりで暗い。でも。CG凄いもんな。
しょうがないよなあ。

その後、怪獣たちがどうなったのか、エンディングの字幕で終わらせるのが、分かり易いと言うか、端追った感が凄い。



ネタバレ



キャスティングの妙というか。エマを演じるヴェラ・ファーミガが「死霊館」シリーズで善良な素敵な奥さんのイメージが強いんだが、まさかこの女がアベンジャーズの「サノス」ばりの思想の持主だったとは。てか、息子のアンドリューを亡くしているのに、今回、この女の企てて多分10億人位死んでるぞ。最後、善良ぶってたが、とんでもない残忍な奴だ。むしろ、金さえもらえばどんな残虐な事もする、次回作にも登場する悪役の方が分かり易い。
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