6月15日 日曜日 その2
5.王室資料館(ロイヤルガレリア博物館)
ネットで調べると無料となってたけど、有料だった。ガイドさんがお金払ってた。

建物の外の下駄箱に靴を置いて中に入る。治安いいなあ。
荷物もロッカーへ。持込OKはスマホとカメラのみ。但し、撮影OKなのは1階と3階(だったかな?)の各国からのプレゼントコーナーのみ。
展示室の入り口で、現地ガイドさんから、ブルネイと日本の関係を築いた木村強さんの話を聞く。
Wikipediaのブルネイの歴史にも載ってて、「第二次世界大戦が始まり、この地を支配していたイギリスを日本軍が排除した結果、1942年より日本の戦時統治が始まり、ブルネイ県が設置される。この統治中、木村強がブルネイ県知事として着任した。木村は約1年の在任期間中、軍部の反対を抑えて多くのインフラ設備・公共設備への投資を行い、後のブルネイの経済発展に繋げた。また、首狩り族とブルネイで恐れられ、日本軍にも抵抗し、ブルネイ国王のアマド・タジュディンも全滅を考えていたイバン族を必死に説得して協力させ、ブルネイの発展に作業させた。この当時、木村の助手を務めていたのがアマド・タジュディンの弟のオマル・アリ・サイフディン3世であり、終戦後、国王に即位した彼が木村を招待したというエピソードもある。」

現在でもブルネイの輸出額全体の20.9%が対日輸出(2021年)で、石油と三菱商事が出資した液化天然ガスだそうだ。
感動する話だったが、長かったので大理石に素足の人(私含め)は足が冷たくなった。
その後、現国王ハサナル・ボルキアの生い立ちパネルを見て、戴冠式に使用された豪華な王冠や王室の宝物、豪華な椅子などを見学。王冠の部屋には警備員もいた。
↓ 写真撮影OKだった展示品


↓ いろんな国からの贈り物

↓ 1階入り口の即位25周年シルバージュビリーの祝賀会パレードで、街の通りで使用したものと同様の黄金の戦車とパレードの備品(というのか?)




↓ 入り口ホールの後の部屋、国王の弟が国王にプレゼントしたという即位50周パレードだったかな?(違うかもしれないが) 6分の1サイズのパレードの様子


白いヒジャブにモスグリーンのガウン着てる若い女性スタッフが結構な人数いるんだが、これが誰も仕事してない。
スマホ見てるか、仲間同士お喋りしてるかだ。自分の部下なら叱り飛ばすレベルだ。王室博物館という王室関連施設で働いているから、こんな働き方で許されんだろう。
ここに一番、立憲君主国家ブルネイ・ダルサラーム国を感じた私だった。
6.おしゃれなカフェでティータイム
涼しい場所での休憩&ナイトマーケットまでの時間潰しらしくて、旅行会社からの日程表にもしっかり記載されている。



このバームクーヘンも着色料は使ってないとの事だった。ゆっくり休憩できた。
7.ガドンナイトマーケット
再びガドン地区に戻って、The mallの川向いのナイトマーケットへ。

食べ物は安い! 1(120円位)~3ドル位でいろいろ買う事ができる。



ガイドさんと団体で巡るのでゆっくり見てられないけど。
干しエビを買おうと立ち止まっていたら、いつの間にかツアーの人が先にドンドン買って行った。

やっと最後に買えたぜ。
8.夕食

入り口は庶民的だが、2階もあって、広くてきれいな店だった。

ライトアップを見るために、時間潰しを兼ねてゆっくり食事。
ここで私は、円卓でツアー客7~8人と気を使って料理を取ったり、お喋りしなければいけない食事が酷く苦手な事を再認識。台湾の時には友達がいたからいいけど、一人の時にはなあ・・・。もちろん、一人客でドンドン話してる人も多数いるけど。やっぱり、一人の時は一人がいいかなあ。
9.モスクのライトアップ見学
①オールドモスク(スルタン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク)

まずは、“フレーム”のある公園から。陽が沈んで、昼間より涼しいから、涼んでる家族連れが平和そうに。


歩いて近づく。池に反射して、幻想的な感じ。



②ニューモスク(ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク)

ブルネイ初日に個人でも観に行った。その時は、正面の噴水もライトアップされてたけど、今日はされてなかった。



この後、空港に向かう。
10.ブルネイ国際空港
6月16日00:35発のロイヤルブルネイ航空695便にのるため、空港へ。

空港でかなり待ち時間があるため、冷房で体が冷えるといけないので、素足にサンダルから、靴下&スニーカーへ履き替える。ブルネイでは一切着なかった薄手のカーディガンも用意。結果、本当に用意して良かったわい。最初は気持ち良い涼しさだったが、どんどん体が冷えていった。

深夜便は成田便と中国系しかなかのか、空港はかなり閑散としていて、開いている店はカフェ1軒とクッキー屋さん1軒だけ。
日本では両替できないブルネイドル5ドルが余ってたので、クッキー屋さんで先に5ドル見せたら、頭の良い店員さんは3ドルのクッキーと1ドルのパンの詰め合わせを持ってきてくれた。ありがとう。でも、クッキーのみ購入。お手数かけました。
1ドルで購入できる自販機があったので、コーヒーのペットボトル2本を購入。私は運よく購入できたが、使用できるのは新札のみだったらしい。

空港の給水機は、1台は空。ちょっと歩いた別の給水機にはまだ水があった。中国人と日本人が、空のペットボトルや水筒を持って、ウロウロしてたのがおかしかった。
6月16日 月曜日
予定の07:30より早目に到着! 帰りは特急料金がかからない京成の特急でのんびり帰る。短いツアーだったが、観光地全部回った!
東南アジアでなぜイスラム教がここまで勢力をひろげたんだろう?
緑(植物)も水も豊富で、女性も男に頼らなくても生きて行けそうな土地なのに・・・。調べてみようと思った。