落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

鎌倉散歩

2023-03-20 22:28:49 | まち歩き・神奈川

3月19日 日曜日

天気もいいので、友人と鎌倉に散歩。

 

鶴岡八幡宮

友人がお札を買うというので。

やっぱり、観光客が多い。せっかくなので、今までは行った事のない、八幡宮の宝物殿を拝殿。拝観料の200円がちょうどいい感じの展示。

大人の私達は人混みを避けて、500円だして《神苑ぼたん庭園》へ。ぼたんは咲いてたけど、どうも正月ぼたんと春ぼたんの間だったらしい。

まったりと過ごす。

昼食は若宮大路添いの2階にある店舗へ。ここら辺は、並ばなくてもなんとなく入れるのだ。

で、311号線を30分歩いて大仏へ。

 

高徳院大仏

欧米人の団体客も多いなあ。人気者だな。

大仏の後の庭の桜。外国人達、大喜びで撮影していた。今年は本当にソメイヨシノの開花が早いなあ。

昔は入学式の頃だったのにねえ、と友人とシミジミ。

帰りは佐助の方から。

途中でカフェに入って、桜パフェを食べる。気軽に鎌倉散歩できて、幸せ!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ルーブル美術館展 愛を描く」国立新美術館

2023-03-18 13:10:26 | アート・文化

3月9日 木曜日 12:00~

当日券もまだ売ってたけど、会場内は平日とは思えないほど人がいた。土日はどれほど混むのだろう?

“愛”には興味ないけど、フランソワ・ブーシェの作品が4点展示されているので行ってみた。

公式HPはこちら

絵画の解説パネルが小さいなあ、と思ったら、スマホで見られるようになってた。さすが令和の時代だ!

全体的に“アモル”題材の絵画がいっぱい!

アモル=ギリシア神話の恋の神エロスのラテン語名で、愛を意味する。ローマ神話の女神ウェヌス(ヴィーナス)の息子クピド(キューピット)もエロスと同一神である。

今回の展示会のアモルはローマ神話の中の登場人物らしい。日本語表記だと“アモル”なんだが、英語表記だとCupidとなっている。キューピットだと日本では、恋の魔法にかかる矢を射る子供の天使のイメージだから、“アモル”にしてるのかな? この展示会では、“アモル”はヴィーナスに心配されながら成長して立派な成人になって結婚していた。

 

プロローグー愛の発明

フランソワ・ブーシェの《アモルの標的》

 

Ⅰ.愛の神のもとにー古代神話における欲望を描く

令和の時代、男(神)の欲望のままに誘拐されてしまう女性が題材として好まれた時代の絵画を、見に来ている若い女性はどう思うのだろうか?と、心配になる位、略奪される美人達の絵画が10点程並ぶ。

セバスティアーノ・コンカ《オアレイデュアを略奪するボレアス》

 

フランソワ・ブーシェ《ブッシュケとアモルの結婚》

 

16世紀後半にヴェネツィアで活躍した画家《アドニスの死》

愛の女神ヴィーナスの恋人、美青年アドニスが狩りにいって猪に突き殺されてしまって、ショックを受けて倒れるヴィーナスとそれを取り囲む三美神を描いた絵で、構図が素晴らしい。が、その猪を3人の天使がかたき討ちしているシーンが遠景に見えるんだが、これが後から付け足したのが見え見えで。三美神の袖の上に、絵の具が乗ってるんだよ。誰かに命令されて、慌てて書き足した感じがなんか面白くてさ。

 

Ⅱ.キリスト教の神のもとに

昭和育ちの私でさえ、《略奪》にうんざりしてたので、聖家族コーナーの絵画を見てホッとする。

サッソフェラート(本名 ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)《眠る幼子イエス》

 

Ⅲ.人間のもとにー誘惑の時代

ここは見慣れた風俗画。人間の男と女、どっちもどっちって感じなので親しみが湧く絵が並ぶ。ユベール・ロベールの「かつてヴィーナスに捧げられた神殿」があった。

ジャン=オノレ・フラゴナール《かんぬき》

今回のメインらしい。ジャン=オノレ・フラゴナールって誰?と思ったら、ワシントン・ギャラリーにある「読書をする娘」や、「ぶらんこ」の人だ。ちょっと知ってる。この人もブーシェもロココ美術の作家は晩年は恵まれなかったらしい。

 

フランソワ・ブーシェ《褐色の髪のオダリスク》

この絵のそばに、凄く地味な額に入ったブーシェの「アモルを支える三美神」があった。解説もなく、絵の具も薄塗だったので習作なのかなあ?

 

Ⅳ.19世紀フランスの牧歌的恋愛とロマン主義の悲劇

この部屋だけ、撮影OK。なので、どーせ上手には撮れないけど、スマホで撮影してみる。

 

フランソワ・ジェラール《アモルとプシュケ》、または《アモルの最初のキスを受けるプシュケ》

やっぱり最後の部屋も“アモル”だ。

フランソワ・ジェラールってナポレオンの絵を描いた人かあ。この人は新古典主義らしい。

 

アリ・シェフェール《ダンテとウェルギリウスの前に現れたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊》

 

ウジェーヌ・ドラクロワ《アビドスの花嫁》

ドラクロワ、このコーナーで一番小さな絵だった。

 

クロード=マリー・デュビュッフ《アポロンとキュパリッソス》

ボーイズラブだ。

 

テオドール・シャセリオ―「ロミオとジュリエット」

ロココ美術のキラキラした愛の絵を見て頭がパステルカラーになっていたので、この絵(ロマン主義らしい)を見たら気分が落ち着いた。

 

ルーブル美術館に行くと、ブーシェの部屋があるそうだ。ルーブルに行った時はブーシェを知らなかったからなあ。また、行けるかなあ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DEEP PURPLE「UNLEASHED IN JAPAN」日本武道館

2023-03-14 14:57:39 | 音楽

3月12日 月曜日

ファンではないけど、最後かもしれないし・・・。

中学・高校の学祭前、放課後になるといろんな教室から男子のバンドが演奏する“Smoke on the water”のイントロが流れてきたもんだ。なのに、どいつもチューニングが合ってなくて、「変な曲だなあ」と。なので、DEEP PURPLEの“Smoke on the water”を初めてちゃんと聞いた時には、女子一同あまりの違いに驚愕したもんさ。

で、大学の時、大友克洋の短編のタイトルが、DEEP PURPLEの曲からとっていたのがあって、それでベスト盤を買った位かなあ。

観客は、思ったより、若者がいた。そしてマスク着用の自由化初日だったが、ほとんど着用。演る方も、聞く方もやっぱり高齢者だしなあ。

そして、ほとんど1名参加か夫婦の2名参加。11月にチケット販売だったんだが、コロナがどうなるか分からないし、アリーナ席17,000円だし。17,000円払っても、席がどうなるか分からないし。なかなか友人を誘いにくいからなあ。

私の席の4列前に大きい男の人がいて、常に頭があ・・・。私の前の女の人、150㎝ない身長だったから、多分ほとんど見えていないだろうなあ。

演奏を聴くというタイプのバンドだから、後ろのスクリーンもほぼ、ギターとベースとキーボードの手元のアップ。

久々の大音響。あ~気持ちいいっす!

昨年から参加のギターのサイオン・マクブライドだけは43歳と飛びぬけて若い!他のメンバーにとって、息子の世代だ。

セットリスト

  1. Highway Star
  2. Pictures of Home
  3. No need to shout
  4. Nothing at all
  5. Guitar Solo
  6. Uncommon Man
  7. Lazy
  8. When a blind man cries
  9. Anya
  10. Keyboard solo
  11. Perfect strangers
  12. Space truckin’
  13. Smoke on the water

    アンコール
  14. Hush
  15. Bass solo
  16. Black night

19:00開演で、アンコールが始まったのが20:20、終演20:40。80歳手前だからしょうがないよなあ。

観客も「無事に終わって良かった」「イアン・ギラン、最初危なそうだったなあ」と話していた。コロナだから、規制退場かと思ったら、自由退場だった。

Bon JoviとJourneyは来日するのかなあ・・・。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

2023-03-10 17:53:47 | 映画

Yahoo!映画だと、星一つで「つまんない」というレビューが多かったので、全く期待しないで行った。

そしたら、面白いじゃないか。139分、あっと言う間だ。アカデミー賞作品賞、本当に獲るかもしれないと思いだした。

まあ、個人的には同じ娯楽作品なら「トップガン マーヴェリック」でいいじゃないか、と思うけど。

マルチバースの説明も丁寧だし、設定も分かり易い。MARVEL映画シリーズみたいな広大な宇宙じゃなくて、主人公エヴリン個人の今までの人生の選択肢の中で生まれた、エヴリン個人のマルチバースだ。

地球人&宇宙人の個人個人がマルチバースを持っている事になるけど。だから、私にもあるんだ、マルチバース。でも、エヴリン程は選択のある人生じゃないから、5個位で終わっちゃうのかなあ。

なので、ストーリーとしては、家族を中心とするエヴリンの周辺の人への愛の物語となる。なので、むしろ狭い範囲でのありきたりの物語だ。

結婚した人のほとんどは、その時はこの人と一生添い遂げるつもりなんだろうなあ。でも、実際はねえ・・・。

旦那役のジョナサン・キー・クァンは、ちょうど世代なので(「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」「グーニーズ」)、あの子かあと懐かしく思えたけど、やっぱりジャッキー・チェンで観たかったなあ。ミッシェル・ヨーとジャッキー・チェンが夫婦役なのて、すっごい事だけど、無理なんだろうなあ。「ポリス・ストーリー3」のDVD観て、我慢しよう。

ミッシェル・ヨーは、アカデミー賞主演女優賞をあげよう! ハリウッド映画でも実績あるんだし。マルチバースの中に、実際のミッシェル・ヨーの人生みたいのがあって、なんか、ほんわかしてしまった。

ジェイミー・リー・カーティスの怪演も良かった。ミッシェル・ヨーもジェイミー・リー・カーティスも、変な若作りをしてなくて、年齢相応の役を相応に演じているのが、女優として偉い!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「フェイブルマンズ」

2023-03-06 15:46:11 | 映画

原題は「THE FABELMANS」なので、その通り「フェイブルマン一家」のお話。

エンドロール通り、スピルバーグが、お父さんとお母さんに捧げた映画だ。

スピルバーグの自伝的作品と言えばやっぱり「SUPER8/スーパーエイト」だろうと思っていたので、列車と自動車の衝突シーンで、やっぱりそうだったんだと確信。

評価は人によっては悪いけど、長く感じる事もなく、家庭ドラマとして面白く観られた。

多分、それは私が年寄りで、サム(映画の中で「サミーじゃなくてサムだ!」とあんなに言ってるのになぜネットではサミーと書いてあるんだ?)の両親の気持ちがとっても良く分かるからだ。旦那の親友と相思相愛になり、旦那も感づいていたけど、それが3人にとって丁度いいバランスだったから、ダラダラ続いてしまったんだろうなあ。旦那のお母さん、女の直感で、その関係に気が付いていたから、ミシェル・ウィリアムズ演じるお母さんに冷たかったんだろなあ。

お母さんの役、ミシェル・ウィリアムズで良かったのかなあ? なんか、濃いんだよね。もっとあっさりした見た目の女優さんの方が良かったような気が。髪型もわざとらしいし。多分、この映画は、お母さん役のミシェル・ウィリアムズが好きになれるかなれないかで、評価が分かれると思う。

ただ、あすこまで、芸術家VS理系を対立させなくても。芸術家と理系の関係だからこそ、うまく続いている関係もあるだろうに。

将来大監督になる、スピルバーグ少年の成長物語として観ちゃうと物足りないかもね。大人になってから、いろんな映画仲間と知り合えて、本当に良かった。

スピルバーグの、8㎜で撮影した映画は流石だ。効果の工夫も凄い。そして、映画が役者に与える影響も学んでいく。ナチの軍人の役とかカリフォルニアでのハイスクールでの撮影とかで。

ラストシーン、カメラが地平線の位置を直すところがニヤリとさせる。

眼鏡かけた妹、ジュリア・バターズだったんだ。あと、サム役のガブリエル・ラベル、シャイア・ラブーフにやっぱり似ている。スピルバーグはこんな感じのルックスが好きなのかな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蟹ヶ谷古墳群現地見学会

2023-03-05 18:17:04 | まち歩き・神奈川

3月4日 土曜日

「かわさきの文化財メールマガジン」からお知らせが来たので行ったみた。Google mapだと井田のバス停で降りて徒歩10分のはずなんだが・・・。

どうもこの山の上らしい。登る。

登る。

着いたあ!今からだと2:00からの回に参加。整理とパンフレットをもらう。

今回は主に2号墳と4号墳の発掘説明会なので、説明前に1号と3号を見る。もちろん、この後、蟹ヶ谷古墳群全体の説明も受けた。

 

第1号墳

二つの盛り上がりがあるので、前方後円墳と一時は思われていたらしい。が、ここら辺に16世紀井田城も建てられて、その後も明治時代に農民が土木工事をしたので、正直元の地形が分からないらしい。埴輪は出土しているので古墳であることは確からしい。

 

第3号古墳

こちらも元は直径18m位あったそうだ。井田城建築の際、削られたのではないか?と推測されるそーだ。

観音様が祀ってあった。

 

第2号古墳

円墳の前(?)掘削。

そしたら、掘りの跡が見つかったそうだ。あと須恵器の破片も。

右の穴の中の紐が掘りの跡で、左の穴が土器。

 

で、ここから北西に下ると、第4号墳

崖の端っこだあ。横を見ると結構怖いし、なんか災害があったら崩れそうだ。で、ここは前の調査で須恵器の大甕がつぶれた状態で出土されたので、古墳ではないか!と、今回掘削したんだが、結果何も見つからず・・・。古墳ではなく、どうも付近の斜面に横穴墓があるので祭祀を行った場所ではないかと推定されるそうだ。

で、一番手前の穴の、この段差が平安時代前期の竪穴式住居跡だそうだ。

地球規模から言えば2,000年にも満たない短い歴史なのに、過去を掘り起こして繋いでいく作業のなんて大変な事なんだろう。

↓ 令和4年度の調査で見つかった須恵器。触らせてもらった。

今、就活中で、時給安いけど、発掘した土器の破片を写真に撮って図面を起こす会社に履歴書送ったけど、落とされた・・・。私、適任だと思うんだけどなあ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする