4月29日(日) 慶州1日旅行
↓良洞民俗マウル
慶州3大世界遺産ツアー「仏国寺&石窟庵・歴史遺跡地区・良洞村」という、1日ツアーに参加した。一人130,000ウォンだから、1万円ちょっと。個人で見て回ろうとすると、結構、見所同士に距離があるし、母親連れてサイクリングもねえ。それに、歴史ある観光地の場合はやっぱり説明してくれるガイドさんがいた方がいい。
客は私達以外に、3組いた。
8時30分にホテルでピックアアップ。その後西面(ソミョン)のホテルでも客をピックアップして、高速道路で一路慶州へ。途中、山の側にはずっ~~~と、高層マンションな並ぶ。こんな緑いっぱいの所にそんなに人口がいるのか?いるとしたら、どこで働いてるのか?不思議だった。
慶州は三国時代の新羅の都だったのだが、街あげて観光都市にしている最中。人口湖の周りはリゾート地として開発してた。
①大陵苑
まずは大陵苑へ。すっごい!園内に古墳(塚)がポコポコある。
笑っちゃう位、小高い丘タイプの塚がいっぱい。23基あるらしい。しかも、公園は憩いの場として人がいっぱい!
内部が公開されている「天馬塚」へ。副葬品の純金製なのに、被葬者不明。って、どんだけすごいんじゃい。文字はなかったのか? なんで、分からないんだろう?
②瞻星台
大陵苑のそば。ここも韓国人の家族連れがいっぱい。ドラマ「善徳女王」を見ていない私にはあまり感慨もなく・・・。絶対天文台ではないと私は思う。周りの建物がなくなって、たまたまこの塔だけ残ってしまっただけでは?
周りの菜の花がやたらきれいだった。
③良洞民族マウル
儒教の学者を多く輩出した、昔ながらの生活を営んでる村。そう、人が普通に生活してるのに村ごと(結構広い村だった)世界遺産に登録されたため、ものすごい観光客が押し掛けてた。もちろん私達もそうなんだが・・・。村人、ストレス大丈夫か?
瓦葺の家が偉い人の家で、周りの藁葺の屋根(チョガチプ)が使用人の家だったんだって。瓦葺の家は3軒観光したんだが、客人を迎える棟と、客人から隠す目的もあった女性だけの棟があって、裏手には門が立派な先祖代々の墓場があるという造り。
村は山里と一体化してるので、花や新緑がきれいで、なにか懐かしい感じだった。
お腹空いている中、結構な距離を歩いた。
④お昼ご飯は「サムパプ」
13時30分、ようやく昼ごはん! 多分、日曜で大混雑なんで、ガイドさんがわざと遅くしたんだと思う。ここも大陵苑のすぐそばで、順番待ちの列ができてた。店の中も座敷スペースも含め結構広いんだが、満席!
テーブルいっぱいに並んだおかず&真ん中の焼き肉を、野趣あふれる葉っぱ(本当に葉っぱの味)で巻いて食べる。ご飯も銀色の蓋つき容器に入って出てくる。が、なんとなく、完食してしまった。割とあっさり味だった。この量でも日本円で1,000円しないらしい。
⑤皇南(ファンナム)パン
お饅頭だ。
ここも、お客さんの列も凄いが、中で作っている人の勢いも凄い。
せっかくですから、1箱買ってみて、すぐ食べてみた。甘いけど、しつこい甘さではない。美味しかった。でも、あんこびっしりだから、もう1箱買うには重いんだよなあ。惜しい。
⑥石窟庵
↑これはネットで見つけた画像。ここを一番楽しみにしてたんだ。今から1,300年前の仏様だ。まあ、ガラス越しにしか見学できないというのは、予習していたんだが。
山門をくぐってから、10分強、リスが走り回る道を歩いて、庵の入り口へ。それから階段を登って、ようやくご対面なんだが・・・。
←見た目はこの画像が一番近いかな?
小さい。穴の中は結構広いんだろうが、入り口に保護のためのガラスがあって、そこからしか見られないんだが、そのガラスが狭い。素晴らしいレリーフだんだろうけど、見えない・・・。人が多いので、じっくり立ち止まれない。撮影も不可。まあ、暗いし、フラッシュ使ったら反射するし。
う~ん。保護のためだからしょうがないかあ。目に焼き付けようにも、人が多くて立ち止まれない。
ここもお釈迦様の誕生日に合わせて提灯を飾っていた。
⑦仏国寺
石窟庵のちょっと下にある。
アーチで支えている階段が、仏の国に通じる階段だそうだ。ここも建物内は撮影不可。歴史ある寺。やっぱり寺だった。
19時半頃、釜山に戻る。ホテルではなく、南浦でバスから降ろしてもらった。
⑧夕飯はサムゲタン
昨夜のマッサージ屋さんに行ったが、満員だったので、諦めて夕食へ。店は、ソウルサムゲタン。一人前1万3千ウォン。一人前ずつ鍋に入ってくる。これもあっさり味。ってか、母親がいるので、食事は全て、辛くないあっさり味ばかりチョイスしたのだ。日本で食べたサムゲタンよりくせがなくてあっさりしてて、食べやすい。鶏肉も美味しい。母親は、中に入っていた朝鮮人参に感激してた。
ここのお店は、男性一人客が多かった。