落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

そうだ 京都、行こう。冬編 その2

2015-02-28 21:31:54 | 旅行記・関西
Ⅳ.仁名寺

嵐電で、「御堂仁和寺」下車。おおっ!正面に仁名寺の大きい二王門。



中に入ると、ピンクに見える中門まで真っ直ぐかなりの距離。広いわ、京都の寺。

①御殿

入ってすぐに、ボランティアの人に誘われるまま、500円払って入場。







「御所風建築」で、折れ曲がった廊下で各建物が繋がってる。建物は自体は大正時代の再築らしい。



ここの「前庭」も石が立派なのよ。贅沢な作りだよね。



②中門

仁名寺の特別公開は「金堂」と「経蔵」。
が、中門のそばでこんな注意書きを見つけました。

ありゃ?

③御室桜


ここも春(遅咲き)にはこんなふうになるらしい。



  ④五重塔  


  ⑤金堂  



特別公開は600円なんだけど、金堂が見学できないので、300円でいいと金堂前のチケットブースの人に言われる。が、金堂で「常楽会」をしているので、静かにしてなら中に入れるとのこと。むしろ「常楽会」の様子と普段は飾らない涅槃のタペストリー(かな?)も見られるからお得よ、と言われる。




まずは、ボランティアの方に御所の紫宸殿を移築したお話などを聞いた後、そっと中に。壁際にそってお坊さん大勢。本を観ながら御経(?)を読んでる。正面に阿弥陀三尊像。本に何がかいてあるのか、覗いたけど分からなかった。





  ⑥経蔵  



寛永~正保年間に建立されたんだって。真ん中にどんとあるマニ車(中国の九寨溝やタイの奥地でお馴染みだ。)もすごいが、周りの壁(板)にかかれた壁画の色も美しい。当時のまんまだって。

写真はネットで拾った物です。





Ⅴ.龍安寺
隣とはいえ門までは距離がある。もう、ここの特別公開の受付時間の16時には間に合わないけど、まだ明るいんで行ってみる。

確か、大学生の頃に来たような・・・

えっ~!石庭、こんな小さかったっけ? 





あんなに有名なのに? 妙心寺や仁名寺の方が立派だったじゃん。

庭はこんなに広かったんだ! いやあ、新鮮な驚きだ。






この後、バスで京都駅へ。お好み焼きを食べて帰る。
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そうだ 京都、行こう。冬編 その2

2015-02-24 22:39:25 | 旅行記・関西
Ⅲ.嵐山・良弥でランチ

嵐山駅は、反物を使ったディスプレイで飾られていた。外国からの観光客で小雨物様なのに大混雑だった。





東海ツアーズのクーポンでランチが食べられるので、良弥「奥の庭」を12時半に予約。実は東海ツアーズのクーポンブックの電話番号がここの団体客専用電話だったので、話が通じず。ネットでHPを見て、個人用の「奥の庭」に電話したら感じ良く予約できた。



豆腐料理「引きあげゆば料理」+ソフトドリンク付。京都らしい雰囲気を味わえた。



再び、嵐電で戻り、仁和寺へ向かう。



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そうだ 京都、行こう。冬編 その1

2015-02-22 16:31:23 | 旅行記・関西
友人に誘われて、2月15日の日曜日、日帰りで京都へ。友人は「非公開文化財特別公開」が目当てらしい。
公開時間は10:00~16;00。1カ所一律600円。
京都って「文化財」認定の物だと、あまり写真を撮れないらしい。
ここまで、写真撮れないって、あんまり世界的観光地でも珍しいかもね。

JR東海ツアーズの「日帰り京都」のチケットで。往復新幹線+昼ごはんのクーポン付で19,200円なので、お得です。

新横浜初7時6分ののぞみで京都に9時8分着。「へえっー!京都って0番線ホームがあるんだ!」と驚きながら、JR山陰本線嵯峨野線に乗り換えて花園駅下車。

Ⅰ.妙心寺



開山は1337年、開基は花園法皇。現在の妙心寺は、塔頭46ヶ寺、末寺は日本をはじめ世界各国にわたり3,400ヶ寺余り、在籍僧数は約7千人を数えます。関連機関としては花園大学、花園高校、花園中学校、洛西花園幼稚園などがある。そうです。実際広かった!

①三門

この中が、特別公開。京都の三門のイメージって、手塚治虫の「どろろ」なのよ。私の年代って。だから、ちょっと恐いんだよね。応仁の乱の荒れ果てたイメージがあって。



急な階段を登ると、中はかなり広い。見事な天井画と観世音菩薩と十六羅漢。1559年創建で天井には極彩色鮮やかに飛天や鳳凰、龍の図が残っている。400年前なのに、きれいな色だ。ボランティアの方がきちんと説明をしてくれる。

スリランカのダンブッラ石窟寺院みたいだった。

②妙心寺 退蔵院

三門のすぐそばにあったので、入ってみた。500円。
いろんな庭がきれい。白と黒の石庭《引用の庭》が見ごたえあり。






ここのしだれ桜が、今年の春の「そうだ、京都、行こう!」のポスターに使われている。



 そうか、花が咲くとこうなるのかとポスターを見る。水琴窟もあり、結構遊べる。

③法堂と浴室

退蔵院出て北上すると、大方丈へ行くと中に入れそうなのでチケットを買ってみた。500円。何の予備知識もないままに、ツアーに参加。ガイドさんと一緒に法堂の中に入って、《狩野探幽の天井画龍雲図》を見る。


デカっ! 迫力がある。ってか、ヨーロッパのフレスコ画とは全く違う、力強いド迫力! この大きさに龍一匹だからなあ。目はずっとこっちを見てるし、見る位置によって、登り竜にも降り竜にも見える。ガイドさんからどうやって描いたかの説明を受ける。

あと、国宝の、「徒然草」に本当に登場する鐘を見る。



その後、慌ただしく離れた場所の《浴室》へ。何だ? と思ったら、明智光秀ゆかりの浴室で、その後、ここのお坊さんたちの風呂(蒸し風呂)となった所。水が流れやすくなってたりと、構造の説明を受ける。

Ⅱ.嵐電

小雨がパラつき出し、時間的にも調度いいので、北上して嵐電北野線の妙心寺駅へ。単線の割には、10分おきに電車が来る。ここで電車を待ってたら、友人が「妙心寺にもう1箇所、《衡梅院》という場所が特別公開してる!」と「京の冬の旅」パンフレットを見て言い出したけど、ランチの方が大事だからとそのまま電車に乗る。








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「エクソダス:神と王」

2015-02-21 20:55:46 | 映画
リドリー・スコットだ。エンドロールの最初に、トニー・スコットに捧ぐとあった。だからか、もう埋めようもない深い溝のある敵対する二人なのに、ラムセスはモーゼに「ブラザー」と呼びかける・・・。



でもねえ、映画自体、前半はかなりつまらない。寝そうになる。で、モーゼがエジプトに戻ってきたあたりから、やっと観てられる。

けどさあ、こんな神様は嫌だ! いや、様はいらないな。



聖書物語(旧約聖書)って、こんな嫌な話だったっけ? こんな神が元なら、そりゃ、《イスラム国》もできるだろようよ。お互いに子供の殺し合いだよ。自分達の民族以外はどうなろうと構わないんだぜ。なんだこりゃ? 《オウム真理教》もそっちだなあ。おまけに「十戒」後も、モーゼはずっと苦労して彷徨う。あ~あ。観終わっても、何のすっきり感も湧かない。



それに「ラムセス」。奥さん1人と2人の間の子供を異様に可愛がる。エジプト王なのに? なぜ、一夫一妻性? 自分で赤ん坊を寝かしつけるか? そんな訳ないじゃん。だから1世かと思ったら、聖書物語のラムセスは、2世の方らしい。えっー!奥さん100人、子供150人いたはずなのに? それに、アブシンベル宮殿、もうできてるし・・・。逆にこんな天変地異に見舞われながら、よく長年エジプトを統治出来たなあ、と変に感心。
まあ、「物語」だから、実際の歴史に基づいてるわけじゃなし、実際の歴史が解明されている訳じゃないんだけどさ。でも、エジプト史と余りにもかけ離れてる。それに、メンフィスのラムセス2世像、大き過ぎだろ! 自立できる訳ないじゃん。あの大きさで。



なんか適当だなあ。

あと、クリスチャン・ベイル始め、男優さんがカッコ良くないんだよなあ。クリスチャン・ベイル、若い時からじーちゃんぽいし。ヨシュア位かなあ。カッコ良かったの。



チャールストン・ヘストンの「十戒」は、どうなんだろう。小さい時、テレビで観たような気がするが、覚えてないや。




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「おみおくりの作法」

2015-02-18 22:40:18 | 映画
やたら評価の高いイギリス映画。



心温まる、ヒューマンドラマで、感動の涙が流れる映画かと思ったじゃん。

そしたらさあ、独身者の50代(私)には、本当に寂しくなる映画だったわさ。
最後なんて感動の涙じゃなくて、皮肉な涙じゃん。いや、泣いてないけどね。



「公務員のジョン・メイ(エディ・マーサン)は、ロンドン南部ケニントン地区で亡くなった身寄りのない人々の葬儀を執り行う仕事をしている。いくらでも事務的に処理できる仕事だが、律儀な彼は常に死者に敬意を持って接し、亡くなった人々の身内を捜すなど力を尽くしていた。糸口が全て途切れたときに初めて葬儀を手配し、礼を尽くして彼らを見送ってきたが……。」



まず主人公の扱う「孤独死」が他人事じゃないし・・・。主人公本人も親兄弟友人もなく、リストラの危機に直面してて、44歳の設定なのに50代にしか見えなくて、真面目な仕事振りも全く仕事場では評価されず・・・。あ~、リストラ後職が見つからない、新卒で入った会社の同期にいるよ~。見た目が主人公に似てるよ。

ラストも、皮肉な結果だし。あっちゃーって感じ。



でもねえ、飽きないのよね。91分が30分位にしか感じない。

白っ茶けた画面。常に低い位置のカメラ。CGとか最後以外使ってないからエンドロールもやたら短い。音楽は効果的。ってか、主人公も無口だし、あんまりセリフなないので、曲が際立つ。

なんか不思議な雰囲気だった。

人間なんて、死ねば皆同じはずなのに。やっぱ、寂しい最後は嫌だねえ。

原題の「STILL LIFE」。「静物画」と訳すのか「静かな人生」と訳すのか、あるいは「まだ生きてる」か?
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「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」

2015-02-14 18:55:29 | 映画
退屈だ。エロとゲロだ。とか、やたら評判が悪いが、有名キャストがいっぱい出てる。



なので、行って観た。

その通りだった。いや、むしろ、「エロとゲロ」があったから、まだ救われたと言うべきか。これで「エロとゲロ」がなかったら、何もないじゃん。本当に、退屈だった・・・。



設定は面白いんだが。口だけ達者で何にでも適当なお坊ちゃまと、知的なはずなのにそんな彼にぞっこんな妻。なんで、こんなに魅かれてるんだろう? 思わず下ネタを想像する私。そして、万年発情期の、旦那様に忠実な犬、いや僕。ポール・ベタニー、仕事選べよ。君はもっとカッコ良いだからさあ。



そして、小奇麗なユアン・マクレガー。久々だ。

で、端役のジェフ・ゴールドブラム。えっー!!あれだけ?



ストーリーが変なのかなあ。ゴヤの幻の名画を巡って、ロシアのマフィアやらが出てきて殺し合いをするんだが・・・。なんだかなあ。「ルパン三世」の世界の方がよっぽどコジャレてる。死んじゃう人々も、とっても気の毒だし、その死を誰にも悼んでももらえず・・・。ただ、ストーリー上のコマ扱い。



最後の、絵の交換も必要だったのか? 最後、ボーっとしてたから、もう良く分かんなかったけど、どうでも良かった。



エンディングの、「ジョアンナ」という歌まで退屈だった・・・。

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「アニー」

2015-02-10 22:25:49 | 映画
舞台も映画も、赤毛のアニーは観てないので、初「アニー」。



よくまとまってて、ほっこりするよん。ハッピーエンドが約束されている、唄が流れて、子供が活躍して、いいねえ。泣きそうになったよ。

予告編で評判が悪かったに違いないと確信している、平井堅の「TOMORROW」がエンドロールで流れる。予告編よりはひどくないけど、やっぱり子供の、ニューヨークの英語で流れて欲しかったよん。



現代NYが舞台で、ジェイミー・フォックス演じるウィル・スタックスが携帯(スマホ)会社の社長という職業も良く活かされているけど、秘書と恋人同士になるくだりは、アイアンマンのスタークとなんかダブルねえ。

キャメロン・ディアスのアバズレ里親ぶりも、「悪の法則」のマルキナが小さくなったようなキャラでダブルなあ。



でも、上手に現代の話としてまとめていたよん。

今、Wikipediaを読んだら、映画冒頭のルーズヴェルトのニューディール政策はオリジナルのアニーの発案だったんだ。初「アニー」でない人は、ここで(おおっ!)となった訳かあ。



ただ、上手にまとめ過ぎてるから、唄はマイクで丁寧に拾ってあって、というかスタジオで完全に別録音。舞台じゃないからいいんだろうが、ジェイミー・フォックスもキャメロン・ディアスもかなり小さな声で唄って、結構いじってるような・・・。踊りも特になく、適当にごまかしてた。昔の、舞台のファンなら面白くないだろうなあ。「レ・ミゼラブル」と比べると、全くミュージカル映画ではないなあ。



そうなのよ。うまくまとめてるけど、ミュージカル映画じゃないのよね。だからアメリカではコケタのかな?

でも、安心してホッコリできる映画なので、疲れた時はいいよね。

私、「アメリカン・スナイパー」観た後、後藤さん事件が起こって、何故か落ち込んであまり映画を観る気がしなかったんだ。意外とデリーケート? 年齢のせいかしらん?
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「ビッグ・アイズ」

2015-02-05 22:07:49 | 映画
ウォルター・キーンみたいな奴って、いるよねえ~。



企画がどんどん溢れてくる、俺は天才! あれっ~? 元は別人の案&才能だったっけ? でも、それを形にするのは自分だから、やっぱり俺の企画と才能さ。俺の話術と実行力は、世界最高!誰も追随できないさ!

こんな奴、日本の、あのバブル期にはいっぱいいて、事務所構えて、でかい仕事を口先だけで取ってきたよなあ。あのまま不動産業を続けていたら、ウォルターも、今の日本に見られる、不釣り合いで奇妙な公共の建物をいっぱい受注してたんだろうなあ。



クリストフ・ヴァルツも、後半の法廷シーンは本領発揮だったよなあ。

なんか、クリストフ・ヴァルツ演じるウォルター・キーンに魅了された私。



あれはDVだろうとか、なぜあそこまでマーガレットが支配されるのか、とか、今の若い人は理解できないんだろうなあ。でも50年前はあんなもんだろう。女がそれなりに生きていくには、男の庇護の元しか手段がなくて。アメリカだって、ほんのちょっと前まで、職業婦人は蔑視されてたんだし。マーガレットは、単にイラストを書くのが好きな、ポワーッとした女の人だし。



なんか、編集が雑なのか、ゴシップ欄の記者のナレーションから始まったのに、映画はマーガレットの視点から描かれて、この記者は結局最後までマーガレットに絡まない。なんで、ナレーションをしていたんだ?
本当に着の身着のままでウォルターから逃げ出したのに「ハワイに行きましょう!」で、いきなり1年後のハワイ! しかも立派な家に住んでるし。



まあ、ハワイはいいよね。

50年前のサンフランシスコの街並み良かったし、女性陣の衣装もとってもきれいだった。

へえ~、こんな事が本当にあったんだ、みんなだまされたんだ、びっくり!という映画だった。
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