7月10日(火)その2
観光開始! と言っても、すでに午後5時近いので、入場できる所は限られている。ただ、陽の入りが午後10時なので、街歩きには十分だし、安全だ。
入ってすぐの広間の円形ドームやダニエル・オコンネルの像をみるだけなら無料で、5時15分まで開いている。
気軽に入れる。
但し、写真撮影は禁止。
印刷された日本語の説明書があった。
ホテルの向かい。夏は夜7時まで開いている。6?。無料の、日本語説明書(コピーだけど)あり。
外見をパッと見た感じは小さい。本当に大聖堂?と思う位だが、渡り廊下でつながっている建物はアトラクションに使われてるし、なんかいろいろ事情があって小さくなったらしい。
中に入るとやっぱり、そんなに大きくはないです。
床はきれいです。
特筆すべきは、地下のコプト(というのかな?)。ここは天井は低いが、面積は広い。ブリテン島とアイルランド島で最大だそうだ。
しかもカフェになってる~。有名な、オルガンの裏で引っかかって乾いてしまった「猫とネズミのミイラ」もここにあった。
キリスト教徒でない方は、正直、お時間があればどうぞ。という感じでした。(ごめんなさい)
中の見学はガイドツアーのみ。
6時過ぎてたが、外観のみ眺めるなら広場にも、入り口は横の1カ所しか開いてなかったけど公園にも入る事が出来た。
城っぽいのは、1200年代に建てられた4つのタワーのうち、残ってるレコード・タワーのみ。700年間、イギリス支配の象徴だったそうだ。
←公園の隣の、「チェスター・ビューティー・ライブラリー」では竹取物語の特別展をやっていた。
④テンプル・バーで食事
←ここで食べた。外から店の中をのぞいたら、白人の若い女の人が一人で食事してたから、ここなら一人でも大丈夫かなと思って、変な店の名前だけど入ってみた。
アイルランドのパブでは、Happy hourみたいな感じの“Early Bird Time”というのがあって、午後4時から7時まで、料理のStartsとMainから各1品ずつ好きな料理が選べてお得料金というのをどこでもやっていた。
ギリギリでそれに間に合ったので、サラダとアイリッシュシチュー(パン付)を頼んだ。これで、12.95?です。
シチューは、具がゴロゴロしてて食べがいあり。牛肉も柔らかかったし、美味しかったよん。
ただ、店の人は、(一人で来た変なアジア人)とでも思ったのか、他の客にはレモン入りの水が出てたのに、私には催促しても出してくれなかったり、他のテーブルにはさっさとお釣りを渡してたのに、私のテーブルにはお金を取りに来てくれなかった・・・。まあ、チップ込(サービス料込の値段じゃなかったから)の代金を丁度持ってたから、そのまま店を出てきたけど。ちょっと凹む。
テンプル・バーは、最近開発されて観光地になったらしいが、本当にすごい観光客だった。
パブばっかりなのに、小さな子供を連れた家族連れが多かった。
しっかし、見事なほど、観光客は欧米人の白人ばっかり。街並みはロンドンに似てるのに、ロンドンと違って、白人だけ。パブで1軒だけ、黒人の人が店員の店があったけど。
⑤オコンネル・ストリート
この日しか、のんびり(でもないか)街歩きできないので、リフィ川を渡って、オコンネル・ストリートにも行ってみる。ここは、道幅が広い。中央分離帯に、いろんな人の像がある。首都のメイン通りっぽい。
道端にたまにだけど、物乞いの人(結構若いし体格もいい)が数名。また、なんかお金をチェンジしてくれと、話かけてきた人もいたが、何言ってるか分からないのが私の強味だ。
1916年のイースター蜂起で義勇軍の司令部になったという中央郵便局の、柱の弾の後を見学。
来る前の予習で、司馬遼太郎の「街道を行くシリーズ」の【愛蘭土】など読んできたので、ちょっとだけ歴史は分かる(ような気がする)。今、映画の「タイタニック」観たら、すごく(あ~成程!)と思うんだろうなあ。
あと、スピアーは、やっぱり変だ。ウィルソン提督の記念柱を壊して立てた120mの金属の棒で、なんか気持ち悪い。翌日の、ガイドのメリーさんも「大嫌い!」と言っていた。多分。
真面目な私は、司馬遼太郎も泊ったグレシャム・ホテルの向かいのバス停で、最終日の早朝の、空港行きのエア・コーチのバス時間を確認したのであった。そして、まだ開いていた土産物屋さんで、早くも(多分この日しか買い物はできないから)カレンダーやキーホルダーなどを購入。
そして、また多分1.5kmほど歩いて、10時ごろホテルに帰ったのであった。