落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「インサイド」

2018-07-22 11:44:27 | 映画
フランス映画「屋敷女」をスペイン・アメリカ製作でリメイク。

「屋敷女」はレンタルすると、モザイクがかかるスプラッターシーンで有名な映画。私は観てないけど。
わー!どうなるんだろう。Yhoo!の映画評では「金と時間を返せ」など、評価は低い。でも、点数は「未来のミライ」と同じだけど。
いろんな意味、ドキドキしながら観に行った。

89分と短いし、金と時間を返せ!という程、そんなにはひどくない。別に普通に観られたけど。
「バイバイマン」よりは好きだ。
女の登場までは、いろんな期待が膨らんでドキドキ。
でも、女が登場すると、耳が聞こえなくて(と言っても補聴器大活躍)、陣痛が始まっている妊婦の主人公を追い掛け回すのに、全くドキドキもハラハラも、ましてヒリヒリ感もない。

女、特殊部隊にいたのかと思う位、強い。あっさりとバンバンと、主人公を心配している人々を殺していく。なんのひねりもなく、女の細腕で、体重倍はありそうな男たちを刃物だけであっさり殺す。ちなみにスプラッター感はゼロです。
傷口・肉なんか映らないし、たまに血がピューと飛ぶ位。
どんどん殺されるので、殺されるために家の外で並んで順番待ってるのかと思う位だ。

主人公の女も、一般女性のなのに、割れた鏡で、一発で喉を掻き切る。上手だ。上手すぎる。
まあ、殺す相手が相手なんで、笑えるシーンでもあるんだけど。

最期は、女の目的も分かって、ハッピーエンド。
私も一応女なんで、なんとなく犯人も女の心情も分かって、ちょっと感動してスッキリ。
いやいや、ホラー映画のはずなんだけど。

主人公の女の家、新興住宅街なんだか、50年以上たっても「サバービコン 仮面を被った街」の雰囲気と変わらないなあ。そして、廃れてしまうと「ドント・ブリーズ」になってしまうんだろうか。意外と怖いな、アメリカの新興住宅街。

で、主人公の女がトイレのタンクの陶器のフタを武器にするんだが、これは「ルーム」の主人公の女も誘拐犯に武器として使用して、逆に手を骨折させられたかなんかしてたなあと思い出し、私の家に暴漢が来た場合は、是非、使用しようと思った。

エンドロールで、女警官と主人公のお母さんの声の人の名前が出てたけど、例えばスペイン人の女優を使って、声を英語で入れなおしたって事かな?

ん? 観ながらいろんな映画を思い出してるなあ。怖くなかったし、退屈してたのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京国立博物館:縄文ー1万年の美の鼓動

2018-07-16 17:33:29 | アート・文化
7月14日土曜日。
金曜日と土曜日は夜9時まで開館。
職員・スタッフの方々、お疲れ様です!
夜9時開館というのは、周知されてて、結構8時過ぎても入ってくる人がいた。



7月31日からは、縄文国宝全6件集合するから混むだろうと思って、その前に行った。土偶の仮面の女神と縄文のビーナスは、まだ未展示。
でもさあ、この土偶達、2014年の「日本国宝展」で集合しているんだが・・・。
土偶集合で客が呼べると気が付いたんでしょうか・・・。



しかも、写真撮影禁止。個人蔵が含まれているからでしょうか。平成館の常設展示の考古コーナーでは写真撮り放題なのに。
冬に行った時も、自分所蔵だから、遮光器土偶も撮り放題だったのに。
まあ、しょうがない。これから混むんだろうしな。

で、やっぱ独創的だわ、縄文文化。渦巻模様は、よくある。マルタ島やアイルランドの遺跡でもある。多分、文化の伝播ではなく、人間の思考が一緒なんだろう。
問題は、火炎土器や深鉢型土器だ。なんで、こんな模様を考え付いたんだ? しかも取ってというか、突起部分は何なんだ?
第二会場の国宝の火炎土器より、第一会場の「第2章 美のうねり」に大量に飾られていた土器達がすっごい迫力だあ。



そして、縄文後期になると、(江戸時代じゃないの?)と思うくらいの、土瓶やら香炉やら。漆とベンガラで色もつけて、立派な美術品じゃん。誰が作ったんだろう? 

第二会場の土偶や土器の顔は、ペルーの、天野美術館に混ぜて展示しても気が付かないかも・・・。モンゴロイドの血に流れる、表現力なんでしょうか?

今回の図録と迷ったが、こっちを購入。写真のレイアウトがこの本の方が良かったから。



最期、このコーナーのみ写真撮影がOKだった。

で、常設の考古コーナーにも行ってみた。

もったいないなあ。私以外は2名しか客がいない。


ほら、写真撮影禁止マーク以外の展示物は、こんなにじっくり写真が撮れるのに・・・。

素晴らしいぞ、縄文文化!
そして、夜9時まで(もちろんその後も)働く東京国立博物館のスタッフも。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

2018-07-15 23:53:35 | 映画
観終わった後、隣のお姉さんが友人のお姉さんに興奮気味に「私、前作(ジュラシック・ワールド)より面白かった! それはね、イライラするバカが出てこないからだと思う!」と語っていた。
おおっ、私もそう思ったよ!お姉さん! 前作より面白かった!

それに、確かに毎回、毎回、イライラするバカが出てくるジュラシックシリーズ。それもだいたい女性だ。スピルバーグは女はバカだと思ってるんじゃないかと思う位だ。前作、部下や客が死んでも道義的責任も感じないでケロッとしてたクレアが、今回は落ち着いて、最後にボタンを押さなかった。良かった。成長したね!
まあ、最終的に結果は「ジュラシックワールドにようこそ!」となるんだが、チップ埋め込んでるんだから、居場所は分かるだろうに。

映画の前半は、「炎の王国」という副題通り。主人公は絶対死なないし、死ぬのはいつも傭兵達と分かっているけど、結構ハラハラドキドキ。恐竜、気の毒に・・・。
後半は、屋敷の中でのホラー映画っぽい展開。気持ち良いほど悪い奴ら(モラルがないセレブ達)が恐竜に殺されていく。あんなオークション、本当にやってそうだ。マッドなウー博士は、また生き残ったみたいだけどね。
最期は屋敷が大爆発して、ほう、やっぱり「炎の王国」となるのかと思ったら、ならなかった・・・。

最期の美味しい所は、やっぱりTレックスが持って行く・・・。
ブルーよりも活躍した感のある、頭突き恐竜はパキケファロサウルスと言うらしい。ブルーは、もう少し活躍して欲しかった。オーウェンとあの小屋で暮らすのかと思ったのに・・・。

クリス・プラットはやっぱり可愛いなあ。ライアン・レイノルズやライアン・ゴズリングより、いいよね。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」もいいけどさあ、もうちょっと頑張って、名作に出てもらいたいわい。ジュラシックとレゴのシリーズだけというのもねえ・・・。

ジェフ・ゴールドブラムが全体の締める役、遺伝子操作への警鐘を鳴らす役という、従来なら大物俳優が演じる役をやる世代の俳優になるのかあ。
まあ、私も年を取った訳だ。

エンドロール後に次作につながるシーンがあるというので、観客みんなで待ってたけど、あれだけ?
ラスベガス? 交尾しないかぎり、数は増えないんだから。恐竜パークで人間が逃げ惑う映画だったのに。人間の中で恐竜が逃げ惑う映画になるのかあ?まあ、次作もクリス・プラットを観に行こう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台・アンパンマンミュージアムと秋保温泉

2018-07-10 22:27:28 | 旅行記・東北
7月6日の金曜日、有給とって、1泊2日で仙台の友達のところへ。友達なんだが、年齢的には私の娘。そして、その子供たちは孫だ。

なので、6日は「アンパンマンミュージアム」へ。

非日常だあ。こんなチャンスがなければ行かない場所だ。

お昼ご飯は、友人が個室を予約しておいてくれたみわ亭

ここ、一人100円で個室が取れて、しかも料理自体はリーズナブル。ランチなんで1,000円ちょっとで、この御膳。デザートとコーヒーも付く。

そして、パンケーキの店:Ball Parkへ。

フワフワだ。これが、現代のパンケーキかあ。砂糖を振って作ったマークは、楽天イーグルのマークらしい。
仙台市民たちは喜んでいた。

ホテルは、アーケード・クリスロード内のビジネスホテル:ホテルプレミアムグリーンプラス。




7月7日土曜日は、友達一家と仙台のもう一人の友人と秋保温泉、ホテル―ニュー水戸屋の日帰り温泉。
東京のゴミゴミした毎日で生きてる私には、ホテルの大きさにビックリ!





休憩できる個室は、20畳位の大きさがあって、大人4人+乳幼児2名がすっげー伸び伸びできる。温泉だけでなくプールも入れる。幼児とその父はプール満喫。

部屋は15時までだけど、広い建物の中にゆったりできるソファーがたくさんあるので1時間以上さらにまったり。

仙台駅から自動車でたった30分。5,000円でここまで楽しめる。いいなあ、仙台。

仙台駅に戻って、新幹線改札そばのカフェ 杜の香りで、甘党の人とコーヒーとケーキ。


仙台って、適度に都会で暮らすのに良い所だ。東京にそろそろ疲れてきたわい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」

2018-07-04 20:57:09 | 映画


評判悪いけどさ。一応、アメリカでも興行成績は一位を取ったしさ。日本だって今週は初登場一位だ。ただ収入が悪いだけだ。
この収入結果で、SWの他のスピンオフの映画計画が吹っ飛んだだけさ。



映画の内容も、そんな感じ。
つまらなくはない。



冒頭のシーンは暗いから、ちゃんとハリソン・フォードに似てるようにも見えた。
ミレニアム・ファルコン(なんかのっぺりしてるように見えたけど)とチューバッカとランドとの出会いと友情が描かれているのは、うれしかった。若き日のハン・ソロって感じ。そうかあ、一時は帝国軍にもいたのかあ。
“I hate you” “I know” はいはい!
タトゥイーンに行って、ジャバと会うのか、そこにつながるのか。なるほどね。



でも、ストーリー自体はねえ。監督交代とかいろいろあったからなんだろうが、かなりとっ散らかってる。
ロン・ハワード、あんなに予告編にも出て、頑張ってたのに。
てか、スターウォーズのシリーズとして映画自体、別になくてもいい内容。
スターウォーズでなかったら、遠い遠い距離と時間の、シンジゲートやらギャングの話なんて、どうでも良かったりして・・・。
「ガーディアンズオブギャラクシー」を観ている時は、全くそんな事思わないのに。
あ~、それを言ってはおしまいよね。
ダース・モールが生きてたのは、アニメを観ている人には、納得らしいが。だがそれは、ほとんどの観客を置いてけぼりだろう。

L3は、too me を連想させて、うざかったなあ。今回は、可愛いドロイドなしだ。

ポール・ベタニー、ドライデン役でまた特殊メイクで出てたけど。なんかもったいなくないですか?「ビューティフル・マインド」のチャールズ、「ダ・ヴィンチ・コード」でのシラス役、本当に良かったのに。アベンジャーズシリーズも、J.A.R.V.I.S.からヴィジョンになったとは言え、ちゃんと人間役では出てないし・・・。今回も、あんな赤いゼブラ柄のメイクしなくても素顔でも十分演じてくれると思うんだが・・・。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」もそうだけど、誰かの所有物となって庇護されないと生き残れないなんて・・・。舌取られたり、皆殺しにされたり。女の幸せなんて、これっぽっちもない場所が舞台だ。あ~、今の地球人で良かったわい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする