落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

金沢八景 上行寺東遺跡とやぐら達

2023-04-28 21:43:10 | まち歩き・神奈川

4月23日 日曜日

4月9日に行った市ヶ尾横穴古墳群&稲荷前古墳群についてネットで調べてたら、京急の金沢八景駅近くに、上行寺東遺跡というのがあるらしいので、行ってみた。

京急沿いを南へ行って六浦の交差点を右に曲がってちょっと歩いたら、この表示。

で、右側の階段を登るとあった!

 

Ⅰ.上行寺東遺跡

なんか不自然でしょう。実はこの遺跡はレプリカで、本当の遺跡は壊されてしまっているのだ。

経緯はここここここに詳しい。

なので、横浜市教育委員会の立てた上の2点の説明看板(特に下の古い方の造形保存の説明)は、何か白々しい。このマンションの下には、破壊された鎌倉時代から室町時代の横穴墳墓44基と池まであった寺院跡が眠っているのだ。

でもなあ、マンションの住民にはちっとも関係ない事なのになあ。このレプリカ遺跡の見学者全員にいろんな思いと共に見上げられるのかあ。

↑ この阿弥陀如来は夕陽を背にして、後光が射しているように配置されたと言われているそうだ。

で、奥の方には、本物のやぐら3基のみが現存している。

↑ 一番奥の1号やぐら

遺跡から見える上行寺。

 

Ⅱ.上行寺

こちらも歴史あるお寺。

で、本堂裏手の墓地に行ってみたら(なぜ行くんだ?)、やぐらがいっぱいある! 東遺跡を偲んでみる。

 

Ⅲ.金沢八景権現山公園

金沢八景駅の西側に隣接している公園に行ってみた。斜面にあるので、駅からのエレベーターを2階で降りると入り口だ。

茅葺屋根の旧円通寺客殿。せっかくなのでお邪魔してみた。ちなみにここも「東照宮とその別当寺であった円通寺の境内の跡地」なのだが廃仏毀釈で廃寺となって建物はなくなってしまったけど、客殿だけは住職の住宅として残っていたそうだ。

釘隠は葵の御紋。“東照宮”だったからそうだ。

中にはきちんと、金沢八景(六浦)の歴史の説明があった。

で、外に出てみたら、やぐら!

これは、横井戸。中の水は澄んでいてビックリ!

登ってみる。

行き止まり。どーも前は、ここから戦争遺産のある御伊勢山に行けたらしい。

 

レプリカ遺跡かあ。なかなか、考えさせられる1日だったわあ。

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「search/#サーチ2」

2023-04-23 17:09:10 | 映画

劇場で予告編もポスターも見なかったぞ。いきなり始まってた。良かったあ!上映中に気が付いて!という作品。

serch/サーチ」のスタッフ達が送る、家族の失踪をパソコンで探すサスペンス映画の第2弾。映画の画面は全てパソコンのモニター画面。

これ位の“サーチ”なら、まだ私もしっかり付いていける。ただ、コロンビア人にあんな風に仕事は頼めないなあ。

観光用のライブカメラも大活躍だ。個人情報保護とか言ってるけど、パソコン1台あれば個人情報がザクザク出てくる、そんな時代なのねえ。

いやあ、確かに真犯人が分かってしまえば、なんで???って事になるけど、母親を探す18歳のジューンの立場になってみれば、いろんな伏線回収が見事で。

そして、コロンビア人の協力者でありおじさんにとっても、ハッピーエンド。良かったあ。

ただなんでお母さんと恋人の旅行先がコロンビア? 危ないだろうに、コロンビア。ほら、言わんこっちゃない。コロンビア警察も乱暴じゃん。

以下、ネタバレになるのかな?

出だしのファイルの削除シーンから始まって、娘が18歳にもなっているのになぜ母親があんなに過保護なのかとか。最初のジューンの「お母さんSiriに頼り過ぎ!」が、最後にあんなふうに活きてくるとは。親友の弁護士もそんなふうに関わってるんだ。

母親の恋人の中国系アメリカ人(舛添要一に見えるんだよなあ)が、運臭い人→元犯罪者→やっぱり真剣にお母さんを愛してた→えっ?おいおい、やっぱりそっち!

失踪する母親も、善良なシングルマザー→過去に何か犯罪に・・・。と、二転三転する楽しさ。

パソコンのモニターに映る弁護士のネックレスも効果的に使われる。

まあ、なんで真犯人が母娘にたどり着いたのか、激高型の割にはこんな面倒な犯罪をよく企画したなあとか。FBIがなぜ犯人にたどり着かなかったのか、警察もなぜあそこで警備を辞めて帰ってしまうのかなど。後から思う事はあるけど、まあ、いいや。

あと、アメリカの証人保護プログラムなんだが、国家的規模のモノもあれば、州レベルのプログラムもあるらしい。きっと今回は州レベルだったに違いない。

で、なぜ、こんなにソッと公開するんだ? そこが一番のミステリーだ。

 

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市ヶ尾横穴古墳群&稲荷前古墳群 その2

2023-04-22 21:41:00 | まち歩き・神奈川

4月9日 日曜日

市ヶ尾横穴古墳群から稲荷前古墳群へ。Googleマップの指示通りに15分強歩く。

なんか最近Googleマップに表示される分数より多く歩く。年寄りだからだろうか?

高級住宅街だ。土地も広いし、趣向を凝らした注文住宅が並ぶ。

Ⅱ.稲荷前古墳

多分ここを登るんだろうなあ。

階段途中にあった、説明看板。昭和45年設置らしい。

↑ 私はこの図の下方から登ってきたようだ。

で、稲荷前古墳についてはここここに詳しい。空から撮影した写真もある。どんな形で残されているのかが、良く分かる写真だ。宅地開発で犠牲になった古墳だ。首都圏古墳の宿命だ。前方後円墳も2基あったのに・・・。

↑ 右が方墳の15号墳。左が前方後方墳の16号墳。

↑ 16号墳の上から17号墳の方向。

↑ 左側は住宅地。

↑ 前方後方墳の16号墳を横から見たところ

↑ 左が方墳の17墳で、正面が16墳。

写真をみても分からないように、実際見てもどう古墳なのか良く分からないのだ・・・。

草刈りしているだけでもありがたいのかなあ・・・。

私がいた20分位の間にも4組見学者が来ていた。

登ってきた階段の反対側の階段を降りてバス通りに出たら、案内表示があった。

ここのは、まだ字が読めるな。

文化財を維持するための予算がないんだろうなあ・・・。他の事業にいっぱいお金が必要だからなあ。

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市ヶ尾横穴古墳群&稲荷前古墳群 その1

2023-04-21 12:42:31 | まち歩き・神奈川

4月9日 日曜日

Ⅰ.市ヶ尾横穴古墳群

田園都市線市が尾駅から歩いて10分強。

あったあ! 市ヶ尾遺跡公園内の市ヶ尾横穴古墳群

細めの竹林の中の遊歩道を登ると表示がある。

↑ 全体像はこんな感じ。この看板でも分かるように、昭和30~50年代に発掘作業があって、保存のために公園として整備され、開園したのが1986(昭和61)年6月。その後、予算が取れなかったのか看板やらの修繕作業はしてないようだ。公園として樹木の整備はしてるけど。

1.A群横穴群

こんな感じで横に並んでいる。

 

A-1~A-3 入り口は塞がれている

 

A-1

 

A-2

 

A-3~A-5

 

A-6 ガラス窓からの内部を覗けるように作ったらしい。今は倒木がふさいでるけど。

 

A-7とA-8

 

A-8 中に入れる! 入ってみよう!

和紙を貼ったり、発泡ウレタンや発泡セメントを充填して強度を出して、さらにコンクリートで固めているらしい。

 

A-9

 

A-10~A-11

 

A-12

ガラス窓から覗くタイプ。B群含め、このガラス窓が一番マシな状態だったかな。ライトは設置当初は人感センサーで点灯したのかも知れない・・・。

 

2.B群横穴群

A群からちょっと登った所。

B-1~

~B-7

 

B-1

窓は汚れて何も見えず。ミニライトは持ってたけど、照らしても何も見せず。ワイパーは機能せず。

 

B-2 中に入れた!

 

B-3

 

B-5

 

B-6 

 

私以外にも数名見学に来ていた。

公園を整備した時には立派だったんだろうなあ。その後、古墳の維持に予算がなかったんだろうなあ。

そう考えると、埼玉県の吉見の百穴って、いろいろ手は入ってしまったが、規模も保存状態も凄いなあと、改めて吉見の百穴の偉大さを想った。ごめんね。市ヶ尾横穴古墳群。

この後、稲荷前古墳群に向かう。

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「ハリー・ポッターと呪いの子」

2023-04-16 20:33:37 | 舞台

4月16日 日曜日 12:15~ 『ハリー・ポッターと呪いの子

TBS開局70周年の大イベントだ。

赤坂駅から大騒ぎ。

で、席はS席(2階)なら2週間前でも購入できた。

第1幕100分 休憩20分 第2幕100分

ストーリーはこの通り。

J・K・ローリングとジョン・ティファニー、ジャック・ソーンによる原作をもとにソーンが脚本を書いた舞台だから、日本人がガタガタ言えないのは分かってはいるが・・・。

1幕目の後半、長い。眠くなる。昨日観た「ノック 終末の訪問者」も100分なのだが、それよりはるか長く感じる。ハリーの次男とドラコ・マルフォイの一人息子の、ボーイズラブかあ?と思う程のシーンが延々続く。しかも、この二人のセリフが、おばさんには聞き取りにくい。困ったもんだ。高橋ひとみの声はとっても良く聞き取れるし、心に響く。年代が近いからかなあ?

父と息子の愛がテーマなんだが、中二病のイライラがうざいと感じてしまう私。ごめんね。

でも、ハリー・ポッターシリーズの19年後に皆に会えるのは嬉しい。気の毒だったセドリックが今回の話のキーになっているし、ネビルも話だけだけど出て来るし、映画のまんまの嘆きのマートルの出現も楽しい。ハリーの長男が明るいのはウィーズリー家の血筋かなあと考えたり、ベアトリックスがそんな事をとか。ポリジュースの薬とか、確かに旧友に会ったようなノスタルジックな気分。

だから、本も読んでないし、映画も観てないおじさんは達は寝るしかない。隣のおじさんは寝ていた。

舞台装置や仕掛けも、面白い。人が入れ替わったり、きれいに飛んだり、スローモーションになったりと。

劇団四季のミュージカルは、友達に誘われたらお金払ってもう一度観てもいいけど、これはなあ・・・。只券もらって、藤原竜也だったら行ってもいいかなあ。

 

ハリー・ポッター:石丸 幹二

ハーマイオニー・グレンジャー:早霧せいな

ロン・ウィーズリー竪山 隼太

ドラコ・マルフォイ松田 慎也

ジニー・ポッター馬渕 英里何

アルバス・セブルス・ポッター藤田 悠

スコーピウス・マルフォイ渡邉 聖斗

デルフィー宝意 紗友莉

マクゴナガル校長:高橋 ひとみ

 

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「ノック 終末の訪問者」

2023-04-15 21:56:45 | 映画

M・ナイト・シャマラン監督に世間は厳しいなあ。原作も別にあるのに。

“終末ボタン”を託された7人の、キャビン(山小屋)の中のワンシチュエーションの映画だ。そう思って観たら、まあまあの出来のSF映画だ。

ゲイのカップルに、恐らく口唇口蓋裂の中国人の養女の家族が主人公で、訳も分からず“終末ボタン”ゲームに巻き込まれる恐怖をを描いてるんだろうが。

ゲイの二人が付き合いだして、養女を迎えてという今までの逸話が本編に何ヵ所も挟み込まれてるんだが、二人ともカッコいいけど、感情移入して二人の迎えるラストにジーンとするほどではない。

むしろ、その家族として使わされる(黙示録の四騎士らしい)4人の運命の方が過酷だ。こっち側を主人公にした方が良かったのではと思った。一般市民なのに長期間人類滅亡のビジョンを見せられ、さらに人類終末を救うため原始的な武器を自ら作って遠くからキャビン(山小屋)に向かい、そして時間が来たら惨殺されるというメチャメチャな設定だ。

しかもこの4人、最初の犠牲者は、「ハリー・ポッター」シリーズのロン。最後の犠牲者は、入れ墨だらけの元プロレスラーで、絶対にスポーツ指導をしている体育教師には見えない。

キャビン(山小屋)の中が舞台なので、人類の災害情報がTVニュースのみで、これがどー考えてもリアルタイムのニュースではなくて。信じなかったエリックの気持ちが良く分かる。で、この人類を襲う災難が、きっとヨハネの黙示録を知っていれば、「なるほど」と思うんだろうが、日本人の私にはさっぱり分からない。

でも、まあまあ楽しめたよ。

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「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」

2023-04-02 20:17:02 | 映画

なんて肩の凝らない映画なんでしょう。ラスト、泣きそうになったけど(実際泣いている人もいた)、明日になったら忘れちゃう、楽しいファンタジー映画でした。

主人公がクリス・パインだし、小物悪役がヒュー・グランド、ミシェル・ロドリゲスが大活躍だし、見習い魔法使いのサイモン役のジャスティス・スミスも「ジュラシック・ワールド/炎の王国」や「名探偵ピカチュウ」に出てた男の子だし、クリス・パインの娘のキーラのクロエ・コールマンは「ガンパウダー・ミルクシェイク」の女の子だ。可愛くてなかなか活躍するドリック役のソフィア・リリスは、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のベバリーだ。

結構、豪華なキャストじゃん!って思いながら観てたら、んんん?ひょっとして、ブラッドリー・クーパー? エンドロールで確認したら、ちゃんと出てた!いろんな意味で小さな役で。なんか、役者を観てるだけで楽しい映画だった。

元はゲームの世界らしいんだが、「ロード・オブ・ザ・リング」より複雑じゃないし、丁寧に説明されてるから、スッと入り込める。タイトルで「ドラゴンズ」と言ってるわりには、かなりなデブ・ドラゴンも出てきて笑える。会話の軽妙だし、墓場のシーンも楽しいし。

しかも、恐いシーンが全くないので、子供でも安心して楽しめる。

コロシアムの戦いのシーンだが、あんな高さのあるダンジョンが現れたら、観客席から何も見えないじゃないか!と思った。そこだけが、妙に残念。あとは、理屈抜きで楽しめたのになあ。

ネタバレ

前日、ネットニュースでミシェル・ロドリゲスの『「アバター」女優 監督からの続投オファーを拒否「私は殉死したんだから」』を読んでたので、生き返るシーンは特に笑えた。

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