落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「イット・フォローズ」

2016-01-28 22:20:53 | 映画
やっぱり仕事が忙しい時の気分転換には「ブリッジ・オブ・スパイ」じゃなくて、ホラー映画だ。



観終わって一番最初に思った事は、う~ん、やっぱり『ファイナル・デスティネーション』シリーズは名作だ。

最初に、一番目の犠牲者。おおっ、ホラーの王道だ。ちょっと面白い死体だ。



IT=死神君に1名が憑かれるんだが、エッチするとそれが移るんだよ。この点は面白いので、もっといろいろやっちゃってもらいたかったんだが、田舎のティーンの友情と青春物語にしたかったらしくて大人しいもんだ。近所に住む幼馴染5人の、恋愛と友情と成長物語だ。わざわざ、読書好きのキャラを配して、途中で文学作品の朗読を入れて、ストーリーに深みを与えようとするんだが、成功はしてないねえ。ポールが「僕を信じてくれ」って言って実行した作戦が、まったくのカラ振りに終わって、映画自体が残念な結果に。おまけに、アメリカ人、ここで拳銃かあ。



ITはゆっくり歩いてやってくるので、カメラが低い位置でゆっくり360度回るんだが、結構またかって感じになってしまってる。

主人公の女の子、顔はかわいいし、足は長いのに、下着姿が可愛くない。



エッチでITの対象は移るし、対象者しか見えないITの姿は性的な感じか、身近な人間に化けてもフシダラ感満載なので、このITは性的被害者なのでしょうか? 貞子が性的に虐待されたら、こいつになるのかなあ。デカイ男になった時もびっくりしたが、屋根の上の全裸男には声を出して笑いそうだった。



で、主人公もだんだん落ち着いてくると、ITの動きのパターンとか読めてくるんだが。だったら、なぜ、協力して戦わない?
一度憑かれると、見えるんだし、結局ITは透明人間らしいし。カラーボールでもぶつけて、見える人間同士協力したら、何とかなりそうなんだが。「エルム街の悪夢」シリーズではではティーン達がフレディと戦ってるのに。あるいは続編で、2人で戦うのかなあ。



避難先の海辺の別荘、何かの映画(「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」「アリスのままで」?)で見た事があるような気が。でも、低予算映画だから違うよなあ。それにこの映画は、デトロイトでオールロケらしいし。
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「パディントン」

2016-01-20 22:56:37 | 映画


評判いいから行ったけど、やっぱり、大人が観ても楽しい「子供向け映画」だった。



「ハリー・ポッター」と同じで、時代設定もおかしいし(約30年前が実際は100年前位)、クマがいても誰も何とも思わないし、まあ、ファンタジー映画だからなあ。田舎から出てきたばかりの、しかも相手はクマなのに、あまり面倒みないブラウン一家もすごいし。まあ、主人公のクマも根が真面目で、マーマーレードを塗ったパンが主食だし。子供達もあんまり可愛くなし、そんなに活躍する訳じゃないし。



ホラーじゃないから、成長したクマがロンドンで毎晩人間を捕食する映画じゃない。
まあ、良くまとまってた。



パディントンの毛並みもフサフサしてた。

大人が楽しいのは、音楽で、「イージーライダー」の「ワイルドで行こう!」とかライオネル・リッチーの「ハロー」が流れるだけで噴き出しちゃうよん。「ミッション・イン・ポッシブル」のパロディもある。



二コール・キッドマンも楽しそうだった。



しかし、テムズ川の両岸、斬新なデザインのビルがいっぱい増えてるなあ。あと、私、今回の舞台の「自然史博物館」行った事がないのよん。ロンドン、また、行きたいなあ。2011年7月、パディントン駅のそばのホテルに泊まったのが前回だ。パディントン駅にある、パディントンの像は見つけられず、回転寿司屋に驚いた私であったが。テロのない平和な世界になりますように。

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東京国立博物館「始皇帝と大兵馬俑」その2

2016-01-18 21:49:07 | アート・文化
4時を過ぎたので、「始皇帝と大兵馬俑」に戻ってみた。


おおっ、空いてる。  

会場はこんな感じの構成。


ゆっくりと第Ⅰ章、第Ⅱ章を見て、ビデオも前の方に座ってゆっくり鑑賞。


混んでる時から見易かった、第2会場の「銅馬車」へ。完成度高い。レプリカでも関係ないや。


で、メインの兵馬俑コーナーへ。ここは相変わらず人が多い。実際の西安の兵馬俑の雰囲気を模した展示になっていて、面白い。撮影コーナーもある。


私が、西安に行った時は、まだ兵馬俑、撮影禁止だったんだよなあ。中国人の観光客が、写真をそっと撮ったら、監視員みたいな人に見つかって、すっごい勢いで怒られてた。カメラは取り上げられなかったけどね。
昔は、中国に限らず、共産・社会主義の国で空港やダムなどでうっかり写真撮ると、警備の軍人にフィルム抜かれたんだよん。実際にやられた友達いたもん。まあ、そっとお金握らせればそれで良かっただろんが。そんな時代もあったのよね。

ここに展示してある兵馬俑って、海外巡業専門の兵馬俑では? なんか、前に池袋の「古代オリエント博物館」に来てないか?
とも、思った。


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東京国立博物館「始皇帝と大兵馬俑」その1

2016-01-17 21:58:26 | アート・文化
先週の日曜日、1月10日の、三連休の中日に行った。午後3時頃に着いたんだが、
ひえー、混んでる!  

展示方法が、島陳列(店舗の陳列の言い方だ。展示の場合だから島陳列と言うべきか?)している展示物は四方から見られるから、人が滞留せずゆっくり見られるんだが、壁沿いの展示が、壁に埋め込んでいるので、正面からしか見られない。ので、そこに人が群がる感じになっている。ビデオ上映も、立ち見の人が多く、画面が見えない。

諦めて、平成館の考古学展示を見る。と言うか、これも見たかったから。こちらは、写真撮影もほぼOK。火焔土器は撮影NGだったけど。

入り口には「国宝 埴輪 挂甲の武人」がお出迎え。おおっ、十分兵馬俑に対抗できるぞ!
でも、戦ったら、粉々になりそうだ。

私達の世代では、大魔神の変身前さ。

ハート型土偶もいるぞ!


こいつは、メキシコ・チチェン=イッツアの「戦士の神殿」の頂上右横の舞台を支えてた石像に似ているぞ。


ヨーロッパ巨石文明の、アイルランド・ニューレンジの遺跡の台座に使われてた石に似てるぞ。






こいつは、その存在を初めて知った。
旋帯文石 だぞうだ。ここにあるのはレプリカだけど。


埴輪達も元気だ!
なんか、明るい感じだ。


展示物は、結構入れ替えるので、また半年後位に行くと楽しいかも。

せっかくなので、本館の新春特別公開の葛飾北斎の冨嶽三十六景「三役」揃い踏み! というのにも行ってみる。


あ~、ここも混んでる。

冨嶽三十六景「三役」の前は人だかり。海外からの観光客も、楽しそうに写真を撮ってる。
まあ、いいかあ。と、ここもあっさり諦め、その背後の島陳列(展示)している、北斎の白黒のイラスト入りの絵本(正式には何と言うんだ?)をじっくり見る。

あらあ、やっぱり上手だわ。





構図といい、全体のバランスといい、人物の動きや表情といい、デフォルメの仕方といい。すごいわ。北斎。







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「クリード チャンプを継ぐ男」

2016-01-15 00:01:19 | 映画
もう1月中旬かあ。ブログも空いちゃうと、どんどん面倒になるなあ。やっぱり、私にとっては日記なんだなあ。



で、映画。評判いいし、観た人は面白かったと言っていたので。

う~ん、まあ楽しく観られたけど、評価高過ぎだなあ。「ロッキー」と比べるとワクワクドキドキハラハラ感がかなり劣るし、トレーニングをちゃんと始めて7ヶ月位の若造(おぼっちゃま君)が世界チャンピオンと15ラウンド戦うのは、かなり都合が良過ぎ。その都合良過ぎを、(まあ、そんなの良いじゃん!)と思わせる畳みかける感じもなく。



観終わってから、「今、喧嘩したら、私、絶対勝つ!」という高揚感はなかったな。



スタローンは、これでゴールデン・グローブ賞の助演男優賞受賞。それは、良かった! 彼って、評価低過ぎだよ。この映画でもちゃんと演技してたし。監督・脚本で観てて楽しい映画を作って、アクションスターとしても大活躍。文武両道だよ。もっと評価されて、尊敬されていいじゃん。



「ロッキー」シリーズ、もちろん全て映画館で観てるんだが、「ロッキー4」まではかなりはっきり覚えてるんだが、その後の2本がうろ覚えで・・・。私の年齢のせいかしらん。特に「ロッキー・ザ・ファイナル 」は、最後のロッキーシリーズだし、面白かったのは覚えているんだが、内容がさっぱり思いだせない。一生懸命思いだそうとするとデ・ニーロと共演した「リベンジ・マッチ」が浮かんできてしまう・・・。



あとさあ、立派な本妻に引き取られて、真っ直ぐ育った主人公より、イギリスのチャンピオン・コンランの方が気になる。イギリスで貧しい生まれで、根っからの暴力野郎。歯止めが効かなくて、切れたら何するか分からない。でも、子供をちゃんと育てたい。こんな彼が、ボクシングから引退したら、どんな人生があるんだろう? と、心配だ。

そして、フィラデルフィアの一部地域では本当にウィリーが流行っているのかなあ? ウィリーは危ないぞ。友人は初めての道なのに得意になってウィリーでバイク転がしてて、カーブだったのに「知ってます?ウィリーだから、カーブがあってもハンドル切れないんですよ」という状態になって事故ってたぞ。気をつけよう!



映画だからしょうがないんだけど、フィラデルフィアに越してきて、一番最初に見た女性とすぐに恋人同士になるってどうなんでしょうか。まあ、その勢いがなかったから、私は一人身なんだろうが。

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