落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その13

2016-12-18 00:37:59 | 旅行記・ニュージーラ...
 飛行機で見た映画  

  「スター・トレック BEYOND」  
面白く観たけど、なんか古臭い。敵もどこかで見た設定だし。主要人物の連帯感はとっても良く描かれてたけど、それ以外の乗務員はどんどん死んでいく。私はそれ以外の方だろうから、腹が立つ。

  「ファインディング・ドリー」  
子供向けだ。おまけにドリーが、病気なので、笑えなし、哀れだ。

  「高台家の人々」  
原作は知らない。SF映画として観てたら、結構キュンキュンして、ちょっと泣いた。

  「The other side of the door」  
見てない映画で日本語吹替えを探してたんだが、なくなったので、英語字幕にして英語で観てみた。分かり易いホラー映画だった。2016年の作品だが日本公開したのかな?キングの「ペットセメタリー」と同じ話で、インドのポンペイに住むアメリカ人一家の話。息子を事故で亡くしたお母さんが、地元のメイドの話を信じて、死者の声が聞こえる祠に行って、息子の声を聞いたら姿を見たくて、開けてはいけない「The other side of the door」を開いてしまい・・・。全く恐くもなく、ドキドキもハラハラもしないし、ヒネリもない。ただ、最後だけニヤリとさせられた。

 ニュージーランド雑感  

  外来種
自然いっぱいのニュージーランド!
でも、そのままの土地って、北島の一部と、南島はサザンアルプスだけなんだって。牧草地は、実際見たけど、木を切って、根っこを掘り出して作った土地で、ほとんどがそう。花も、元々は白い花しかなくて、色のある花は移住者が持ち込んだ植物。牧場にいる羊も牛も鹿もアルパカももちろん外来種。今、あわてて固有種を保護してる。
人間も、中国人が増えてきて、都市部は土地代が上昇。先月から移住許可のための英語の試験を厳しくしたんだが、なぜかイギリス人が落ちて、中国人が受かるらしい。
なんか、未来、火星に移住する人間の話みたいな感じ。景色をみないで、そんな話を聞いてるとSFの世界だ。

  荷物は自分で運べる大きさで
モーテルタイプのホテルでも添乗員付ツアーの場合は、ホテルの人が頑張って運んでいた。私みたいにバス移動で、ホテルのランクアップをしない場合、日本で言うアパートタイプの部屋になるので、自分で運ばなければならない。まあ、私の場合、毎回、機内持ち込みできるサイズのキャリーバッグなので、片手で運べるんだけど。

  Wi-Fi
ホテルの部屋は有料。1泊で8ドル~10ドル。レセプション付近は無料だが、制限があってちょっと使ったら終わってしまった。土産物屋やレストランでパスワードをもらえば、無料の所もあるらしい。移動のバス、GreatSightsの中では使い放題だった。山地ではちょっと切れるけど。

  
買うと300円位する。ので、大人のくせにセコイ思いながらも、成田空港で買ったペットボトルに、ホテルに絶対ある湯沸かし器と紅茶・日本茶でお茶を作って入れてた。

愛着が湧いて、日本に連れて帰ろうかと思ったが、ニュージーランドに置いてきた。









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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その12

2016-12-14 21:52:46 | 旅行記・ニュージーラ...
11月22日 火曜日 テカポ

遊覧飛行を終えて、ホテルまで送ってもらって、「よし!マウント・ジョンに登るぞ!」
昨夜、星空観賞をした山だ。

でも歩きなので、マウント・ジョン・サミットコースの起点まで、ホテルから歩いて30分かかる。ほとんどの観光客は自動車で回ってるのになあ。私は常に起点まで、歩いて30分だ。湖を右手に見ながら、30分。

でも、歩くとやっぱり天国だあ。









左側は、こんな感じのモーテル。自動車で来てここに何泊もするんだろうなあ。羨ましい。ここには、公衆トイレもあったぞ。

マウント・ジョン・サミットコース

 
ガイドブック「地球の歩き方」の地図だと、「デカポ・スプリングス」を通り越したアイススケートリンクが起点とあったが、実際はこのプールの手前が起点だ。私はマウント・クックで標識を見なれていたので、すぐに分かったけど、キョロキョロと「起点」を探している人もいた。
 



 

こんな感じの松林の中の道を登る。登る。登る・・・。25度以上あるので暑い。
時たま、景色が開ける。


そして、また登る。急に、木がなくなった。振り返るとこの景色。


この階段を登ると・・・。
 
もう、皆、自動車で来ちゃうんだから。大体40分位で登頂!

テカポ湖の横の小さなアレクサンダリーナ湖。


昨夜覗いた天体望遠鏡。


アストロカフェで一休み。そうかあ、昨夜はここで記念写真を撮ったのか。


レジで注文して、この大きい番号札をもらう。


このカップルは、いろいろやってくれる。一番楽しい時期なんだろうなあ。
 

隣の老夫婦が頼んだコーヒー。可愛いので写真を撮らせてもらった。私はブルーベリースムージー。
 


なんだかんだで、一時間位、頂上を楽しんだ。

降りるのは30分かからない。「起点」に着いたら、カフェで隣に座った老夫婦が自動車から降りてきたのに会った。自動車の道路はかなり遠回りなのであんまり時間が変わらなかったらしい。

そして、レストラン「湖畔」まで、天国をさらに30分歩く。


「湖畔」でランチ。すでに14時で、ランチタイムのラストオーダーだった。ごめんね、ギリギリに入って。

ビール6ドル、納豆サーモン丼15ドル、鹿肉のタタキ18ドル。バスの車窓から、ヨーロッパに輸出する鹿がやたら牧場にいたのを思い出して。

土産物屋をのぞいたりした後、ホテルの前16時ピックアップのバスで、クライストチャーチへ。  


あ~、この風景ももう最後だ。さんざんこの風景みたけど、羊のそばに行った事は1度もなかった。美味しかったけど。


列車の鉄橋。ラカイア川かかる世界的にすっごい長い鉄橋だったような・・・。

クライストチャーチ

信号だ。クイーンタウンで2個位見た後、初めてだ。
街は噂通り、工事中が多い。バスを降りると、バス会社が手配してくれたタクシーで、本日のホテルへ。
ホテルは、中心部の西、ハグレー公園を通り抜けた所。タクシーで公園の中を抜けるのだが、距離がやたらある。もう、クライストチャーチの観光はあっさり諦める。

アシュレイホテル(Ashley Hotel)クライストチャーチ
20時チェックイン。
まあ、ここもモーテルだ。自分で3階まで、外階段で荷物を運ぶ。荷物は機内持ち込みサイズで10kgちょいなので楽勝。ここのホテルは変わってて、各部屋のベランダがつながってて、それが廊下。なので、カーテンは常に閉めたまま。まあ、寝るだけだけど。
 

夕飯は、前もってホテル近辺のレストランを調べていて、そのうち入り易そうな店にした。それはやっぱり日本料理屋。ここも店員さんは日本人。
 
巻き寿司とビールで20ドル位。

11月14日の地震の余震で、夜、何回か揺れたらしい。震度1位の、1回は気が付いたけど。あとは気が付かなかった。

11月23日 水曜日 帰国

朝5時30分。ホテルお出迎えで、クライストチャーチ空港へ。自動チェックインで、タグを自分でつけて荷物はベルトコンベアーへ。これで成田までスルーで行くんだって。ここも小さな空港で、フードコードは寿司屋が目立った。

7時。離陸。
 
さすが。タラップを片手で運んでる。さよなら南島。


北島上空に来たら、富士山が! タラナキ山というらしい。

オークランド空港国内線に8時20分着。
緑のラインを目印に国際線ターミナルへ。9時55分発。
 

日本着16時45分。

あ~、天国のような風景だった・・・。たとえ、それが森林場伐採の後の外来種の繁殖だとしても。皮肉じゃなくて、本当にそう思った。



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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その11

2016-12-13 22:13:41 | 旅行記・ニュージーラ...
11月22日 火曜日 テカポの遊覧飛行

風もなく快晴!
チェックアウトの準備をして、8時半にレセプションへ。Air Safarisに電話してくれて、本日催行、8時45分ピックアップで9時テイクオフと教えてくれた。ありがとうございますだ。

カッコ良い制服を着たお兄さんの車に拾われ、ペッパーズ・ブルーウォーター・リゾートホテル(ここに星空ツアーの日本人が大勢泊まっていた)で日本人の女の人2名を拾い、空港へ。



飛行機は乗客14人乗り位。飛行機のバランスを取るために体重聞かれると思ったら、何も聞かれずに飛行機へ。すでに白人の方は座っていて、テンション高い! 私が飛ぶコースはグランド・トラバースというコースで、個別に申し込むと370ドル。
パイロットの人が前を向いたまま、身振り手振りも交え、マイクでガイドもしてくれる。でもね、高所恐怖症の私は、「英語を聞く」というまで脳ミソが働かなかった。

 

とにかく、雲ひとつない快晴!


デカポ湖に流れ混むゴットリー川。ホテルの名前はこれだったのか!

そして、マウントクックを始めとする、サザンアルプスの山々の上を飛ぶ。
















氷河も見える。昨日歩いたフッカー湖も。ハーミテージホテルも見た。多分、3,700mあるマウント・クックの頂上も私は見たはずだ。多分、このコンデションで、この風景を見られるなんて、すっごい幸運だ。



テカポの街も上からきれいに見える。住んでてもこの風景を見てる人は少ないはず。


記念にもらった、パイロットのサイン。






1時間のフライト。そして、案の定、日本人の2人連れの一人は、飛行機から降りるとベンチに座り込んで動けなくなっていた。本当に酔うんだよ。遊覧飛行。飛行機全体が、気がつかないうちにかなり上下に揺れてるから。

飛行場の人々は、この天気でかなり忙しそうだったが、ホテルまで自動車で送ってもらう。

 
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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その10

2016-12-12 21:44:52 | 旅行記・ニュージーラ...
11月21日 月曜日 テカポ

バスは予定より30分遅れて、16時15分にデカポのホテル着。



ザ・ゴッドレー・リゾート The Godley Resort
テカポの街も小さくて、というか薄べったい。テカポ湖に沿った道路に150m位の間に観光のツアーデスクやら数軒のレストランが並んでて終わり。ホテル(モーテルだな)はその真ん中にあり、便利がいい。
 

部屋は、湖も見えるし、レセプションに行くより、レストラン「湖畔」の方が近いというロケーション。おまけにバスタブまであった。

 
プールもある。さすがに泳いでいる人はいなかったけど。ボケっーと3泊位したいかも。

日程表には、「16時15分 ホテルロビーでお待ち下さい。遊覧飛行のスタッフがお出迎えします。」「16時30分 マウントクック&テカポ遊覧飛行に出発」とあっんだが、到着も遅れたしノコノコ16時30分にホテルロビーに行った。
実は「遊覧飛行」にはあんまり乗り気じゃなくて。高所恐怖症なんだよね。25年位前にナスカの地上絵の遊覧飛行をした事があるんだが、結構酔うのも知ってるし。おまけに午前中、マウントクックは強風だったし。催行率50%というから、飛ばないかもしれないし、置いて行かれたらそれも運命と受け入れる気になってた。旅行代金に含まれているとはいえ、3万円するんだけどね。
ロビーで、10分位座ってたらホテルの人が気にしてくれて、遊覧飛行の会社に電話して聞いてくれた。ありがとう! 結果、本日は強風のため飛ばず。代替えで明日9時からのフライトで、8時半にホテルの人が催行かどうかの電話をかけてくれるそうだ。親切だ。デカポの人。

夜の「星空鑑賞ツアー」の催行会社アース&スカイのツアーデスクで、本日出発時刻を確認し、では、「善き羊飼いの教会」まで行ってみるか。テカポ川にかかる橋を渡って行くと・・・。

ここは天国ですか?  
















花の時期を狙って来たとは言え、こんなにルピナスの花が見られるなんて・・・。もう、言葉がでない。
外来種がどうした!いいじゃないか!きれいだ!
そして、モンティ・パイソンのコントのネタを思い出し、一人で笑う私であった。

夕飯はサーモン丼が有名な  「湖畔」  で。
混んでいたけど、運よく団体と団体の切れ目の時間帯で、1名なので入れた。店員はほぼ日本人。ここはお米も美味しかった。すごいな。ニュージーランドの食材で、この日本料理は。
 

ビール7ドル、サーモン丼21ドル。

ネットで調べたら、星空鑑賞ツアー後の風呂はお湯が出なくなる場合もあるとあったので、先に風呂に入る。

星空観賞ツアー
部屋から50m位のツアーデスクに21時25分集合。21時45分出発。言語で出発時間が分かれてて、この早い時間帯出発は日本人。総勢40名位で、バス2台に分乗。わた星空の解説をしてくれるのは、大泉洋みたいなしゃべり方をするお兄さんと、元気でやたらしゃべりまくるお姉さんなど日本人総勢5名位。
ここ3日、天候が悪くて久々の催行なんだって。寒いから着込んでくるように言われたけど、赤くて重いモコモコの上着も貸してくれるので、フリースにウィンドブレーカーで、結局持参したジャケットは着なかった。風が全くなくなってたし。

マウント・ジョンまでバスで登るんだが、道路の関係で結構距離がある。
天文台がある頂上で、だんだん増えていく星を見ながら、解説してもらう。
オリオン座の四角の中にも星がいっぱい。南十字星も当然ながら今までみた中で一番高い位置にある。大小のマゼラン星雲も肉眼でよく見える。ホットチョコレートのサービスもある。記念写真もとってくれた。


私の、コンパクトデジカメでさえ、金星を始め、ちょっとは星が撮影できた。


でも、星自体は・・・。子供の頃の田舎で見あげた空を覚えてるし、30年以上前から海外に行って、ダイビングで島に行ってる私には、やっぱ地球は汚れてきているんだなと、思ってしまいました。
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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その9

2016-12-11 20:55:24 | 旅行記・ニュージーラ...
11月21日 月曜日 マウントクック

今朝から朝食に新しい仲間が増えました。昨日、トイレ休憩のフルーツ屋さんで買った「ニュージーランドフルーツお試しセット」。別に目新しい果物はないけど、これで6ドルです。湯沸かし器で、紅茶を作ってペットボトルに詰めて、本日の補給水分も作りました。
 

と、張り切って起きたけど、雨少々とすっごい風。写真じゃ分からないけど。部屋の窓からの景色です。


まあ、しょうがないや。チェックアウトして出発!

Hooker Valley Track に向け出発!

まずは、ハーミテージホテルへ10分強。そしてホワイト・ホース・ヒル・キャンプグラウンドへ30分歩く。
 うさぎさんが心を癒してくれる。

手前の小高い丘の向こう側が、キャンプ場で自動車で来る人のベースキャンプとなる。

雨や風が強いが、虹が長い間出てた。

トイレもここで。途中、地図によってはトイレのマークがあるけど、実際は入れる状況ではないみたいだった。

長袖と半袖のTシャツに防水ウィンドブレイカ―で寒くはないけど、風が強くて水飛沫がすごいので、キャップの上にフードを被って目だけ出して歩く。
 
相変わらずシンプルな標識。

 
慰霊塔とそこからの見晴らし。ほら、結構すでにハーミテージホテルから歩いてるでしょ。




振り返ると、色に感動したプカキ湖が遠くに見える。



昨日のケア・ポイントが対岸に見える。




フッカー川にかかる、第一の吊り橋。展望台から撮ったんだが、展望台の標識が“LOOK OUT”。最初、何を注意するのかと思った。




第2の吊り橋。ここが一番風が強くて、3m位行ってから引き返して、風が弱まるのを待ったもん。

ここら辺から、マウントクックリリー(世界最大のキンポウゲ(Buttercup)の種類の花でジャイアント・バターカップとも呼ばれるそうだ)が目立つようになる。この花を見に、観光客が来るらしい。この花、ちゃんと道沿いに咲いていて、なんか学校のクラスにいる要領のいい美人みたいた。
 




第3の吊り橋。ゴールは近いのか?




その後、本当にバレー(谷)の道が続く。と、唐突に


ゴールのフッカー湖到着! 向こう側はフッカー氷河らしい。キャンプ場から2時間、部屋を出てから3時間近い。

 
展望台の左手から湖に降りられる。湖に浮いているのは、氷河だよん。


20分ほど湖の周辺ではしゃいでから、帰路へ。



晴れてきた。風も治まってきた。11時位になってきて、やってくる人も増えていきた。




と、ちょっと変わった人も増えてきた。
 
松葉杖で行こうとする人。自転車のコースを間違えて、自転車で突進してくる人。この後、階段なんだが。
写真は撮れなかったけど、双子用のベビーカーに子供を乗せて押す中国人のお父さん。このお父さん、すでに階段を超えてきてる。さらにコースの出口では、車椅子の老人(こちらも中国人)がコースに入っていったぞ。

ハーミテージホテルに戻ってきたのが、12時半。カフェテリアでランチ。また、とっても肉が食べたくなって、ビーフのパイ(7ドル)とビーフの入ったタイ風(どこがだ?)サラダが15ドル。ビールが9ドル。やっぱ物価高!
 

この後、自分のモーテルに戻って、預けていた荷物をピックアップ。
14時32分(もっと遅れてきたけど)のバスに乗り、テカポに運ばれる。

再び、プカキ湖のそばを通る。やっぱ、心が洗われる青だ。
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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その8

2016-12-11 17:52:18 | 旅行記・ニュージーラ...
11月20日 日曜日 マウントクック その2

さて、ホテルの部屋でくつろぐも、まだ5時半だ。日没は8時過ぎなので、もうちょっと歩いてみる事にする。

Red Tarns Track
Red Tarnsとは、山の上にある赤い水草が茂っている池だそうだ。このコースは、私のホテルの南側にある。でも山の上かあ。往復2時間とある。充分大人の私は、行ける所まで行って、後は諦める事にする。


左側の山の向こう側の、中央の山の上に池があるらしい。多分。


ああっ、やっぱ登るんだ。


橋を渡って、登りだす。

 
階段を黙々と登る。上がる。40分ほど上がり続ける。息が切れる。

がんばったよね。55歳の普段運動しない私。明日もあるし、このコースはここまでにしよう!大人の決断だ。



おおっ、私のホテルがあんなに向こうにある。

あとで、グーグルマップで見たら(21世紀ってすごいなあ)、あと、3分の1位で池だった。

で、降りる。
 

下りだから早いと思ったら、結構な距離があった。(誰がこんなに登ったんだよ!私だよ!)と心の中で思った。
 
右の赤い苔みたいのが、石の最初に生える原始的植物で、これから時間をかけて草が生える環境になるらしい。

夕食は、泊まったホテル(モーテル)に併設された、Chamois Bar & Grill

景色いいじゃん!


レジで注文して、飲み物はその場でもらい、食べ物は番号札(?)のついたアラームが鳴ったら取りに行く仕組み。このエリアでレストランは4軒位しかないので、7時半頃に行ったら大混雑。レジも行列ができていて、並んでいる時も注文している時も「キッチンが混んでるから、すごい時間がかかるよ。」と念を押された。多分。
 そして本当に1時間待った。忘れられてるかと思って催促にも行った。
 

バスの車窓から、牧場の仔羊をさんざん見たので、つい食べたくなって・・・。いやあ、美味しかった!

よし、明日はフッカー・バレーを歩くぞ!
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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その7

2016-12-10 22:43:35 | 旅行記・ニュージーラ...
11月20日 日曜日 マウントクック

12時半頃ホテル前でバスから降ろしてもらう。マウントクックビレッジは、宿泊施設(ニュージーランドではアコモデーションというらしい)の集まった所で、ホテルらしいホテルは、「ザ・ハーミテージ」のみで、あとはモーテルだな。自動車で来る家族やグループが数日泊まるのが前提だ。私のアコモデーションは、モーテルだ。おまけにチェックインはしたものの、14時以降しか鍵はもらえない。

天気が良いので、今日“フッカーバレー”を歩いてしまおうと思ったんだが・・・。ここからだと5時間近く歩く。ちゃんと歩く格好をしたいけど、トイレで着替えるのも面倒だし。今は、ブラウスに薄手の上着という、近所のスーパーに行く服装だ。まあ、腹が減ったので、とりあえず「ザ・ハーミテージ」に行って食べてから考える。
ただ、「ザ・ハーミテージ」に行くまで、15分近く歩くんだよん。

ここのレストランが景色が良い有名なんだが(というか、レストランらしい店はここだけ)、セルフのカフェレストランからでも眺めは同じ。
 

 

食べ終わって2時。なので、今日は、往復2時間の、④ケア・ポイント・トラックを歩いてみる事にする。

わたしのホテルは、MT COOK BACKPACKERS LODGE となっている所。

 こんなふうに、親切過ぎない標識が要所のみに立っている。 







右に行くと、明日行くつもりのフッカー・バレー・トラックの起点となるキャンプグラウンド。私のホテルからだと、起点まで45分かかるのかあ。





登り坂だ。あと15分。よし、もうちょっとだ! 頑張れ! 私。



んん?着いたのか? とりあえず、展望台まで行こう!



あれっ? 思ってたのと違う。日本の山で砂利を掘り出した所に、水が貯まったようにみえるぞ。

 
「ミューラー氷河末端部のモレーン(氷河によって運ばれた堆積物)が独特の色の水をたたえて横たわる。」と、ガイドブック「地球の歩き方」には書いてある。



この水たまりに見えるのはミュラー湖らしい。





後ろにそびえるマウント・セフトンの懸垂氷河は素晴らしかった。

自分のホテルに戻る途中の、10分で歩けるという⑦Bowen Bush WALKに寄ってみた。
 
確かに、Bush WALKだった。

ホテルに到着。鍵をもらう。“マウント・クック ロッジ&モーテル” と案内されてたが、つい最近までマウント・クック・バックパッカーズ・ロッジだったらしい。



 

部屋の中は立派だ。おまけに部屋の窓からは、山々がバッチリだ!













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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その6

2016-12-09 22:58:18 | 旅行記・ニュージーラ...
11月20日 日曜日 クイーンズタウンからマウントクックへ

ホテルの目の前には、予約できなかったスカイレストランが見える。


7:34にホテルの前にいるとバスが来るとの事。実際10分遅れでやってきた。“Great Sights”のバスで、クイーンズタウンからマウントクック、テカポを経てクライストチャーチまで1日で走るらしい。乗客はレンタカーで旅行をしない、私のような人々。日本人が多いのか、ガイドはやっぱり日本人の女性で、イヤホンガイドで英語のドライバーの観光案内を訳してくれると共に、ちゃんと乗客の移動の管理をしてくれる。
おまけにこのバス、Wi-Fiやり放題! 山の中はつながんないんだけど、ニュージーランドを移動しながら、ツムツムができるとは思わなかった。ホテルはほとんど有料なのにね。



 

途中、9時頃、クロムウェルという町のフルーツ屋さんで休憩。
 
物価の高いニュージーランドで、このリンゴ(しかもフジ)が7ドル!

あと、すごく小さな町(村?)でも乗客を拾う。

しかも、他の会社のバスを待つ乗客もいて、不安そうにうちのバスのガイドさんに話かけていた。

多分、ワイタキ峠。

このモサモサの枯れ草のような植物が、ニュージーランド固有種で大切にされているタソック。

でもさあ、いくら外来種の雑草とは言え、ルピナスもいっぱい咲いてるのに、なぜここで写真休憩下車?

11時頃、再び休憩。
  

そして、さらに走る。




一番きれいな色の湖、プカキ湖でも写真下車。おまけにガイドさんが写真まで撮ってくれた。


そして、いよいよマウントクック・ヴィレッジ!

ランクが違うホテルが4軒位、まとまって建っているヴィレッジです。
12時半頃到着!




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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その5

2016-12-08 23:00:47 | 旅行記・ニュージーラ...
11月19日 土曜日 ミルフォードサウンド1日観光 その2

12時半過ぎに、ようやくミルフォードサウンドの豪華船着き場に到着! 雨だ。
早速船に乗りこむ。
 
多分バス3~4台分の、主にアジア系の乗客。席はバスごとにゆるい感じで指定されていて、私はランチなしなので、サンドウィッチ&クッキーと船の無料コーヒーをそそくさと食べる。他はだいたい日本風お弁当。隣に座ったインド系の家族は、箸を使いながら「ニュージーランドで日本食かあ」みたいな事を言っていた。2階はほぼ全員韓国・中国系の乗客。

2階のデッキに出ようとしたら、出られない。向かい風に向かって船が進んでいるので、風と雨が横殴りなのよん。でも、寒くはない。長袖のブラウスに、薄手のフリース、防水の夏用ウィンドブレーカーで平気だ。改めて、キャップを被って、その上にフードを被って目しか出さないように、いろんなヒモやゴムを引っ張って完全武装。台風ではしゃぐ子供のように、一組カップルと共に、デッキの前方に陣取る。



時々、目が痛くなるほど雨が当たる。たまに他の乗客もデッキに出てくるけど、諦めて船室に戻る。



水飛沫の中でぼんやり景色が浮かびあがる。滝が多い。う~ん、晴れてたら感動するのかな。

だんだん雨がやんできて、デッキの上に人が多くなってくる。と、目の前の水の幅が広がる。タスマン海だ。私のそばで、日本人の女の子が「タスマン海が見られた!感動する!」と泣いていた。そうかあ? オーストラリア側からなら、かなり楽に見られるだろ。

と、船は反転。もう帰るのかあ。



雨もやみ、風も追い風になり、デッキに乗客も大勢出てきた。特に韓国・中国系の団体客が多い1階でデッキのはしゃぎっぷりは気持ちいい程だ。こんなにこの天気で楽しんでいただけたら、ミルフォードサウンドもうれしいだろうなあ。

船はこんなに大きいのに、オットセイの寝床にかなり近づいたりしてくれる。


スターリン・フォール
このクルーズのメインと言うべきか。船はかなり器用に滝まで近づく。この水飛沫を浴びると10歳若返るらしくて(クルーズ中は英語・日本語・中国語などの観光ガイドのテープが流れる)、皆結構必死に浴びてる。取りあえず、すでにびしょ濡れだけど、浴びてはみた。今35歳だったら、25歳になるからうれしかったけど、55歳の今となってはねえ。
 



ボーウェン・フォール

船着き場に一番近い滝。
という訳で、4時間以上かけてやってきた、1時間半のクルーズは終わり。バスの道中は楽しかった。リバークルーズが初めてだったら、感動したのかな? 中国の桂林と三峡の2回のリバークルーズ体験はある私。確かに滝は多かった。

3時頃バスに乗り帰路に着く。帰りは、テ・アナウのカフェでの休憩のみ。


あっ、晴れてきた。すごい、晴れてきた。
 

7時半頃、ホテルの裏手でバスを降ろしてもらう。

クイーンタウンの街は、マラソン参加者とその仲間が大騒ぎ! ワカティプ湖の水温は10度ないのに。
 

夕飯は、スティーマー・ワーフ内の「パブリック・キッチン&バー」で食べようと行ってみたら店が見あたらない。次の候補の、一人用のピザがあるというThe Mallの「Winnies」に入ってみたが、クラブのように白人客が盛り上がっているし、空いてる席はない。もういいやと、空いているタイ料理屋「Thai Siam Restaurant」に入る。
ここ、ご飯があった! 

結局、美味しく食べる。Tom kha 21.5ドル ご飯2.5ドル ビール7.5ドル。2,500円位。

クイーンズランドで、ロープーウェイ行く「スカイレストラン」に行こうとして、空港に迎えに来てもらったガイドさんに1名なららんとかなるのでは、と思い、18日と19日の夕食の予約の電話を入れてもらったんだが、席が取れなかったのよね。




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ニュージーランド南島 7日間 一人旅・その4

2016-12-07 22:12:57 | 旅行記・ニュージーラ...
11月19日 土曜日 ミルフォードサウンド1日観光 その1

早起きして近所の24時間営業コンビニで朝ご飯と昼ご飯を買いに行く。これで500円近いサンドウィッチと700円以上するクッキー、ジュースは350円位だ。なかなかの物価だ。
ただクッキーは1枚がかなり大きくて厚いので、結局最終日まで朝ご飯だった。
 

ミルフォードサウンド観光は、ツアーに含まれていて、real journey社の催行。私はランチなしなので、ベルトラのサイトによると235ドルなので、2万円近いツアーです。で、日本語ガイド付なんだけど、ここはニュージーランドだ。マイクで英語でガイドもするドライバーの、イヤホンガイドで日本語通訳をする女の人、という位の認識の方がいいぞ。日本の添乗員だとは思うな! 実際、途中でインド系のカップルが、戻ってこないのにバスは発車してたし。まあ、きっとこちらから質問したら親切なんだろうけど。

6:45にわざわざタクシーで、real journeyの事務所まで送ってくれた。
 
緑の自動車がタクシーで結構早朝なのに多い。今日はマラソン大会!エントリーの人が並んでた。タクシーの運転手さんもはしゃいでいた。

事務所からは、7時過ぎに出発! 途中、10分位走った場所でも10名近い日本人をピックアップ。やはり混んでるのか?クイーンズタウン。
乗客は、日本人は3分の1位かな。
で、ミルフォードサウンドはクイーンタウンの北西にあるのだが、道路がこれしかないので、まず南下してかなりの遠回り!

地図を見ると、びっくりだ。おまけに氷河が削ったギザギザの地形に作った道路なので、かなりのカーブで、日本人は酔ってる人もいた。
バスは天井もガラス貼り!

快晴の中、車窓を楽しみながら進む。


テ・アナウ
テ・アナウ湖に面した街。9時半頃着いて、カフェで30分休憩。
 

 
湖に頼りなさそうな桟橋があるなあと思って見てたら、ヘリポートだった。流石、ニュージーランド!

写真ポイント その1


写真ポイント その2 ミラー・レイク
 
本当はこの看板が、ミラーのような水面に映って、きちんと読めるらしいんだが。だんだん、曇ってきて、風が吹いてきて、波があるのであんまりミラー・レイクではなかった・・・。


どんどん走るうちに、水が氷河色になってきた! 


写真ポイント その3 モンキークリーク



ケアという、大型のオウムで、南島固有種。乗用車の窓ガラスの隙間からゴムのパッキンをバリバリかじってた。

ホーマートンネル
岩山に無理やり作ったトンネル。道幅が狭いので、1車線のみの通行で、10分以上の信号待ち。この信号の横の風景。乗用車で待ってる人は、降りて万年雪で遊んでた。


で、トンネルを抜けると・・・天気が悪い!











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