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旅行やら映画やらの独り言

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」

2018-09-14 23:58:34 | 映画
映画のオリジナルストーリーだ。



ビックリしたのは最初。なんと、ドナ(メリル・ストリープ)が死んでで一周忌兼ねてホテルのお披露目パーティーを開くという・・・。ええっ! 死んでる! 前作、あんなに大騒ぎをしといて、死んでる! メリル・ストリープのギャラの関係か、スケジュールの関係か? 投げ出してないか、いきなり。
しかも、ソフィ(アマンダ・セイフライド)はあの島以外の広い世界を見て、イラストの腕も磨くんじゃなかったのか? そのために、結婚式をキャンセルしたはずなのに。そうか、ドナが死んで、また島に縛り付けられたのか? 旦那のスカイがニューヨークにいたぞ。逆じゃん。



で、映画のストーリーはそのパーティ開催と、ドナが若い頃の話が平行して描かれるんだが。



ABBAの軽快な曲でノリノリなので、誤魔化されてるかもしれないが、ドナは誰がソフィの父親かも分からない女だ。ドナのお母さんが縁を切った気持ちが分かる。
オックスフォード大学まで出たのに、「自分探しの旅に出る!」みたいなノリでギリシアの島に来て。その間に「いつもはこんなにすぐにはしないの」と言いながら、3人の男と避妊もせずに寝て。馬が飼われているだから空き家じゃないのに「ここの廃墟、気にいった!」と不法侵入&占拠。結局、妊娠。誰にも頼れなくて、一人で頑張らざるを得なくて。

世界を見るチャンスがあったのに、ギリシャの小島でその後の短い一生を終えたのか。そうか。

下半身があまり動かないシェールとアンディ・ガルシアの組み合わせも、唐突だなあ。シェールは、「バーレスク」の時はもっとちゃんと動いていたのに。



アマンダ・セイフライドの顔は、10年を歳月を感じさせるなあ。年月って残酷だなあ。



リリー・ジェームズは、やっぱり「シンデレラ」でのウエストの細さはCGだったんだろうか。



欧米って、誰がお父さんか分からないってなっても、結構おおらかなのかしらん。「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」や小説「イローナの四人の父親」とか。不思議だ。



知ってる楽しい音楽で、ギリシアの空と海をバックに大勢で踊るから、楽しんだけど、映画としてはやっぱり変だ。

コメント
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