落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

一人ミュンヘン・お盆の3泊4日 その9

2018-09-17 21:18:30 | 旅行記・ドイツ
8月17日 金曜日 その2

マリエン広場駅からUバーンでTheresienstr駅で下車。こっちかなあとトコトコ歩いて10分。あった! 
美術館前に、トラムやバスの停留所があった。行く人は是非、トラムかバスでどーぞ。

⑤アルテ・ピナコデーク

で、どうも私が行った時は、2階(Upstairs)のみの開館だったらしい。らしい、と言うのは、まあ印刷してしまったパンフレットはしょうがないにしても、チケット販売所や日本語のないガイドレシーバーを借りる場所がある1階(Ground floor)には、絵心のない職員が自分のパソコンで作成した「Ground floor Entrance」という張り紙は何ヵ所にもある。スタッフに、1階はクローズなのか?、とか、Upstairs Onlyなのか?、とか聞いても、“Upstairs”しか言わないし。行く前にネットで確認した時は、改修工事が終わってリニューアルオープンとあったのに。しかも、今、HP見たら、2018年12月31日より大規模改修工事で閉館だそうだ。ヨーロッパの美術館は、見学が難しい・・・。



 
↑Upstairsに行くための階段。

なんだかんだ言っても、収蔵品は素晴らしい。写真も撮り放題。

でも、空いてる。

私はレオナルド・ダ・ヴィンチ『カーネーションを持つ聖母』目当てに行ったのだが、この時代の絵画もいっぱい。

やっぱ、ラファエロの聖母の方がきれいた。

特にルーベンス(工房)とレンブランド好きにはたまらないかも。



私の好きなムリーリョもあった。

で、改修記念?なのか、無料パンフレットまで作成した、アムステルダム国立美術館から借りてきたフェルメールの“手紙を読む青衣の女”。日本で展示したら大騒ぎなのに。
 
誰もいなくて、もう、やりたい放題! 別に何もしまいけど。

一通り見て、お昼を食べてない事に気が付く。もう14:00じゃん。館内のカフェ(セルフ)で食べる。
 
プレッツェル(1.2ユーロ)とコーヒーを頼んだらなんか大きいボールみたいのを渡された。3.6ユーロ。
食べた後、もう一度見学。

⑥ノイエ・ピナコデーク

アルテ・ピナコデークの向かい。

ここも20番台の部屋は閉鎖されていた。

ここはさらに空いてる。いいのか? 私レベルが見ただけで、作者が分かる絵画がバンバン展示されてるのに、空いてて。もったいない。

面白かったのは、有名なルードヴィッヒ1世の肖像画。

近づいて顔を見たら、映画「レオン」のゲーリー・オールドマンにしか見えないんですが、私。
 


これ、気に入った。


あんまり人がいないので、筆の後までじっくり見学。


クリムトの「音楽」のアップ。絵画自体はかなり小さい。6号位かな。


こっちのクリムトも大きいけど地味。映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」までいかなくても、もっと金を使って欲しかったな。

 
左の女の人も誰かに似ている。

帰りは、“Hauptbahnhof(ミュンヘン中央駅)”という表示のバスを見つけて乗る。そしたら10分かからないで駅に着いた。

ホテルに帰って、一休みして、夕食へ。

⑦夕食:Ratskeller(ラーツケラー)

新市庁舎の正面が入り口で、そこから地下に降りていく。1階の入り口にすでに日本語メニューの小冊子がある。
 
一人なんでドキドキして降りていくと、バースペースがあったり、個室コーナーがあったりして奥深い。最初の店員さんにどこに座ればいいかと聞いたら、やっぱり、俺は忙しいから、どこでも勝手に座ってくれ的な雰囲気。

なので、ビラレストラン的な場所に座る。

ビールはRadlerにして、食事はバイエルン風オードブルで。ビールが5.1ユーロ、オードブルが14.5ユーロ。

レバーケーゼをまだ食べてなかったし。食べたら味はソーセージだった。ハンバーグみたいのが美味しかった。
 

食べ終わって、新市庁舎を良く見たら中に入れるじゃん。入ってみたら、

入ってみたら、そこはレストランだった。
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一人ミュンヘン・お盆の3泊4日 その8

2018-09-17 15:55:18 | 旅行記・ドイツ
8月17日 金曜日 その1

今日は、めいっぱい市内観光するぞ!
Uバーン・Sバーン・トラム・バスの一日乗車券の自動販売機で日本語対応は、ミュンヘン中央駅の、地下にあった。良かった。

 
↑刻印は、裏にしてある。

まずはレジデンツだ。
Uバーンのオデオン広場の駅を降りて、ちょっと戻る。
 
↑ここの左手がレジデンツ。右の写真は将軍堂。今、調べたら、そんな場所だったのか。

①テアディーナ教会
まあ、せっかくなので黄色で目立つテアディーナ教会に入ってみた。







白一色だ。黄色の外壁の、南ヨーロッパっぽい雰囲気とは全然違う。

②レジデンツ

ミュンヘンに行くと決めてから、いろいろ調べているうちに、ここのアンティクヴァリウムに行きたい思うようになったのだ。
博物館と宝物殿の両方に行こうと11ユーロ払って、まずは博物館へ。
ここは、「旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮。1385年シュテファン3世によって建設が開始され、その後ヴィッテルスバッハ家の宮殿として増改築を繰り返して現在の配置となった。ドイツ革命でバイエルン王国が廃止(1918年)された後に公開施設となった。第二次世界大戦で損傷を受けたが、戦後修復され現在に至る」そうだ。外観はかなり地味だが、中は凄かったあ!
これのお陰で、ノイシュバンシュタイン城の内部の記憶が吹っ飛んだんだ。

1.グロッテングホーフ
いきなりの貝殻部屋だ。


 

2.アンティクヴァリウム

ここは凄いです。もう、変化する太陽光の位置を感じながら、床にずっと寝転んでいたい!







細部までも凝っている。



3.祖先画ギャラリー


4.Ornat Chapel
英語表記では、“飾り立てたチャペル”だ。オリエントっぽくて私は気に入ったのだが。





部屋自体は狭いんだが、カメラには収まりきれない。

5.礼拝堂

ここで、モーツアルトも演奏したらしい。

6.宝物部屋(?)
 
多分、ご先祖の体の一部が入っている、豪華な容器コレクション。キリスト教って、体の一部をよく宝物として飾ってるよ。

7.窓から見る外
 
決められたコースを歩かないと行けないので、外には出られない。が、運よく建物をチャックする人も見られた。

8.それぞれの部屋


 

 
ヴェルサイユ宮殿をイメージしてください。
もう、煌びやか過ぎて・・・。

③レジデンツの宝物館
博物館の入り口の反対側。もう、キラキラもいっぱいあるけど、柘植みたいな木や象牙への細かい細工、象嵌細工(螺鈿)等のあって、正直お腹いっぱいでした。

有名な聖ゲオルクの騎馬像。
 

 

 

レジデンツを出て、バイエルン州立歌劇場の方を、マリエン広場に向かう。


これだけ、ルードヴィッヒ2世関連の物を見たら、やっぱり棺も観ておこうと、テクテク歩いてミヒャエル教会へ。

④ミヒャエル教会
今、調べたらイエスズ会の教会で日本人殉教者を描いた絵もあったそうだ。頭がルードヴィッヒ2世でいっぱいだったので、気が付かなかったわい。やっぱり旅行に行く前に、ちゃんと調べないとね。




 

で、2ユーロ払ってヴィッテルスバッハ家地下墓所へ。
 


これがルードヴィッヒ2世の棺です。本当に入ってるのかな?
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