落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「オーシャンズ8」

2018-09-01 00:30:08 | 映画
1960年作の『オーシャンと十一人の仲間』は面白かった。もちろん、TV放映で観た。
『オーシャンズ11』~『オーシャンズ13』は劇場で観た。お洒落で粋で、豪華なキャストで金もかけているのに、編集が悪いのか妙に間延びして、すっごい惜しい仕上がりだった。



で、今作。なのでハードルは低いです。だから、犯罪モノなのに緊張感が一切ない割には、ハッピーエンドなので、ギリギリ飽きないで観られた。



TVCMが、最初はサンドラ・ブロック中心だったのに、いつの間にかアン・ハサウェイになっていた。しょうがない。サンドラ・ブロックが活きの良いガッツのある姉さんキャラだったのは20年も前だもんなあ。54歳には全く見えないが、ちょっと生活に疲れた40代半ばには見えてしまう。20歳以上年下のアン・ハサウェイの方が華やかだもんなあ。若い層には受けるだろうし。



でさ、ケイト・ブランシェットがカッコいいのよ。前髪降ろして若々しいし、同性愛の男役みたいな感じでさあ。やっぱり、スタイル良い中年女はいいわ。私も本当にこの腹回りを何とかせねば。



メトロポリタン美術館とカルティエの全面協力。偉いな。懐深いなあ。決してプラスだけのイメージじゃないのに。

まあ、素敵なドレス姿の出演者の方々に、女の私は目の保養にはなったけど、メットガラの豪華さが今一伝わらず・・・。とは言え、私は会場にはいられないけどね。

ストーリーは、うまく行き過ぎ。リアーナ演じるハッカーのナインボールとその妹の才能で何とかなったという感じだし。ヘレナ・ボナム・カーター演じるデザイナーのローズは、詐欺師としては素人なのに重要な役どころを任されてしまうし。
まあ、結局はアン・ハサウェイのコミカルは表情が目立った映画だったなあ。



へえっーと思ったのが、サンドラ・ブロックが刑務所から出て、自分を嵌めた男に挨拶に行ったシーン。柄の部分をナイフに加工した歯ブラシを使用するんだが、これ刑務所で一生懸命削って作ったんだろう品物。私、大学の時刑事訴訟法のゼミだった関係で、日本の刑務所数か所に見学に行ったんだが、日本の刑務所でも数少ない配給品で個人の所有できる歯ブラシを削って、収監者がいろいろ作ってるんだよ。なので、日米の刑務所の共通点を見つけた感じがした。



『オーシャンズ9』はできるかどうか。それは微妙だなあ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする