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イギリスで借りる不動産の話し

2016-05-20 08:35:37 | Weblog
5月20日


多くの駐在は賃貸で家やフラット(アパート)を借りている。

バブル全盛期の頃は、日系の会社も投資目的の為に不動産を買い駐在人を済ませていたが、今じゃ ほぼ聞かない話し。

今では滞在ビザも代わったが、定年後はイギリスに移住し使用していた家は退職金としてもらった家庭もあるくらいだ。

貧富の差がある国になると、治安や安全を考えて警備も厳重で外国人が住めるようなコウンパンドなども多く敷地内には学校があったり コミュニティー施設があったりする。

さて、欧州では 国籍でエリアが 真っ二つに別れている。

OO地域はイスラム系、OO地域はお金持ち系、OO地域は中国、インド系・・・・と実に分かりやすい。

このエリアに寄って賃貸の金額も違う。

日本人が住むエリアは、ほぼ日本人ばかりで 日本語が通じるような店も多い。

だから、滞在中に英語も覚えず帰国するケースは大。

本当に生活にも困らず、言葉にも困らず、そこが、「イギリス」だけで、日本変わらない生活がある。


駐在が一番困るのは不動産探し。

流石に会社も ここまで面倒を見てくれる所も少なく自分で探すケースが多い。

駐在に限らず学生も自分で探す事が多い。その注意点をお話しましょう。

不動屋さんを通さず新聞や情報誌での掲示板にて個人的に賃貸を出す物件には沢山落とし穴がある。

個人経営をしているような大家さんは不動屋に管理をお願いすると家賃の8~10%のマージンが取れるのが嫌なのと、個人で経営しているような人は数件(5,6件)自分のフラット(アパート)を持って生計を立てている人も多い。

不動屋さんにお願いするメリットは入居者が絶えない、入居者の審査があったり住居者を選べる。壊れたものに関しては保険などスムーズになる、電化製品などの破損、水道管、暖房トラブルなども不動屋さんが業者に手配をしてくれるので対応は早い。

これが、個人経営となると大家さんが現場へ向かい判断し その後手配をする。大家との連絡が取れなかったり その大家さんがイギリス滞在では無く海外に住んでいるケースとなると 面倒な事が多く対応も遅いく、入居者の審査と言うより、支払いをきちんとできるか?がポイント。

個人経営で借りるケースになると「また貸し」も多くトラブルも耐えない。

イギリスでの「また貸し」が何故多いか?と言うと、多くの移民が多い為に自分達が家、フラットを借りたくとも借りれず仲介に入る悪徳業者も耐えない。

借りた後 家賃を浮かせるために勝手にシュアハウスにしSNSで住居者を募集するケースも多い。学生に多いケース。もちろん違反行為。

よく、見かける広告は「夏の間だけアパート貸します」と言う物件。

こちらは休みの間 里帰りをするので他人のアパートを勝手に貸しているケース。

早い話し、引越しをするとお金が掛かるから、誰かに貸して家賃を払ってもらいキープする感じだな。

厳しい不動屋さんや大家さんになるとご近所さんに聞き込みをしている事は多い。
(これは本当の話し)
もしくは、大家自ら電話を掛け様子を伺うケースもあるし、突然の訪問だってある。
(実際にロンドンでフラットを借りていた時の話し。)


4月~6月の間になると退去命令を出す大家が多い。
 
イギリスの物件売りは「夏」と言われており、9月の移動と合わせて大きく物件が動く時期。

退去命令は1ヶ月前と言うルールがある。

本当に「売り」に出すケースもあるが、「売り」は口実の時もある。突然の退去命令での心当たり。

 家賃の値上げをしたい

 犬が住んでいる

 幼い子供がいる

 その住居者が嫌い

 また貸し発覚、宗教関係のコニュを作る、勝手な宿泊所を作る(B&B)

 騒音、マナードラブル

 入居者以外の人数


このどれかに該当する人は注意。

ペット可と言う賃貸も少なく、大家との交渉になるケースもあるが 飼い主が不在で犬をそのまま放置し旅行へ行く人もケース。こちらは実話。 
犬の鳴き声での大家に通報。

ドイツに住んでいた経験があるが、ドイツでの賃貸も非常に難しく幼い子供が居ると部屋が荒らされるので賃貸リスト除外も多い。
これで、引越しには苦労したものです・・・。

私が過去に借りたケースでは大変大家さんに恵まれ 良い待遇をされました。

大家とは仲良くなる事です。今まで駐在でお世話になった大家さんのお宅にはお招きも多かった~。運が良かった。

その内のノルウェーの家とロンドンのフラットを買わないか?と、言われた事も・・・。

いや~、宝くじにでも当たったら 欲しいと思った物件です。残念

何度も何度も 私はここで日本人のトラブルを見てきました。言葉が上手く通じない?もあるかと思いますが、ひどいケースになると大家にビラを撒かれて家族の悪口を書かれるケースもありましたから。 

海外駐在や留学では 良い想い出を作り帰国したいものですね。








 









































































































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