12月31日![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
何時かは記事に出るんじゃないか?と思っていたら、新聞に出た。
「イギリス大学受験の日本語が廃止になる項目」と。
イギリスでの中学認定試験、大学進学試験の語学項目に「日本語」がある。
欧州の教育システムの中では「語学」が必修科目とされおり英語以外の語学を学ぶ。
ドイツ語、スペイン語、フランス語、ラテン語、中国語。
(2年前から教育現場において中国語を押してきている)
我が家の子供達はイギリスの中でも特殊な「受験校」と言う私立学校に通っていた。
この「受験校」と言う学校システムは13歳の中学受験にて名門校へ入学する為の準備校である。
名門校へ入学を考えたいなら公立から一般試験を受講しても受からないのが、日本システムとの大いなる違いだ。
イギリスでは受験は一般的では無く この受験は学歴に書ける特殊項目でもある。
受験校から名門試験の項目にはフランス語、ラテン語、古代ギリシャ語も科目に入り受験に合格し入学したら、フランス語は必修なので いかにイギリスで語学が大切なのかが分かる。
私立では早期教育に対し、公立は年齢に見合うカリキュラム。こちらも語学は必修となるが、大学受験に置いて語学を選択する人はかなりの確立で少ない。
その理由は勉強授業がが少なく受験をしてもポイントが取れない理由だ。(高得点が獲られない)
さて、イギリスでは大学受験の大いなるポイントは「語学」である。
この語学が大学で有利になる理由は交換留学にも活躍できる事だ。
今、イギリスの大学において「留学」を言う学歴があると、かなり高ポイントになる。
もちろん「留学」と言う名前だけでは無く「インターシップ」と言う名前も必要となる。
日本では「インターショップ」と言う言葉を聞かないが、インターショップとは企業活動。
私が学生の頃に「企業実践」と言う活動があり企業が大なり小なり 必ず活動しなくてはならない科目となっていた。
日本の場合の企業実践は国内だが この国は違う。
皆、国から出て色々なチャレンジをしてくる。(もちろん国内にも大勢いる)
私の夫は工学部を出てインターシップはスイスの企業のエンジニアとして半年働いた。知り合いの娘はメンタルケアーでスリランカの病院で半年勤務。
息子の友達は香港にある銀行に半年勤務。
っと、あくまでも自国から出て違う国を知る!がインターナショナルの仕事と成功へのカギとなる。
海外でインターシップをする・・・となると英語のレベルは とても日本で学習しているレベルには追いつかない。
日本が英語圏への交換留学も一つのツアーみたいなもんだ。ある大学では日本人と中国人との配慮を考えて、国同士のクラス?とか。
これじゃ~なんの為の留学なのか分からず、留学では無く体験学習?としか思えない。
欧米の大学も外貨を稼ぐ為に、外国人には高額な学費を請求している。それも一つのビジネスである。
アメリカでは外国人留学生の学費は1年間日本円で500万ほど。イギリスは200~300万ほど。
その他に生活費は別となるから莫大な料金が掛かる。
アルバイトなんてもってのほか。 そんなのん気な大学生活を送っていたら卒業は無理。
欧米の大学には世界から強豪が集まる為に生き残りも卒業も必死である。
さて、話しは戻り「日本語」
去年の大学受講をしたイギリス国内では220名。
イギリスの教育システムでは日本語の勉強は学校外となるので、受験している生徒は英国に住んでいる在日日本人か、英・日ハーフ、海外にあるイギリス式の学校とその他の国籍では きっと数パーセントしかいないはず。後は余程の親日家だ。
息子の友達でも中国人と香港人が日本語を受講するが、驚くのは漫画から日本語を覚え 特別日本の家庭教師や語学学校を行っても居ないのに日本語が堪能と話す。
残念な事に、イギリスではイングランド式とスコットランド式の受講試験が異なるので、日本語はスコットランド式には科目は無く受講をしたい場合はイングランド式に合わせれるのでテストを受けるのにもロンドンにわざわざ足を運ぶ形か、日本語を開催してくれる語学学校を探さなくてはならない。
英・日のハーフなら2ヶ国語が話せて当然!と思うのは大間違い。
各家庭の教育方針も違う、子供のやる気もある、家庭の事情もある・・・・となると2ヶ国語の維持をするのは至難の業でもある。
日本には生涯住まないから覚えなくても良い!と言う人もいるからだ。
イギリスで日本語語学でのトップはこう話す。
「目標がなくなると、子供達は何を目指して勉強すればいいのか?」
私の子供も、この日本語大学進学を目標に日本語を勉強に励んでいる。 少なくも将来、何かに役に立つように日本語を勉強させている。
目標あっての日本語と言う意味の背景には、子供達の教育現場が失われ多くの教師の失業者が出る意味もある。これは現実な話しだ。
ここ10年日系の企業は後退しつつあり 日系企業の活躍がほとんど見なくなった。
日系の工場も多かった。電機メーカー、衣料メーカーなどなど・・・。
イギリスが多くの日系企業を受け入れ大いに喜んでいた時代もあった。そして今は賃金を安く雇えて英語も堪能な国へ移転が多い。
現在は滞在ビザも厳しくなり4年以上滞在となるとビザ試験を受けないとならない。
在住や永住をさせないようにの意味合いもありEUの自由と移民、難民が増えた為も考えられている。
さらに考えられるのはイギリスがEUを脱会したら?確実にビザのシステムも変わる。
国際結婚が増える中、イギリスで日本語の需要はどうれくらいなんだろうか?と、しばしば考える時がある。
日系相手にビジネスで日本語を使うなら・・・・と思うが、現在の日系企業も英語で業務を行っている。
イギリスに限らず他の欧州内の日系企業の厳しい生き残りの中で国際社会が厳しくなればなるほど外国人を受け入れない世の中にも、なりつつある。
日本の文化や言葉の生き残りをうまく海外で残すには、今後の大きな課題があるに違いない・・・と思う。
ちなみに、息子は日本語検定の合格点が99%。残りの1%って・・・・なんだ!?(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
何時かは記事に出るんじゃないか?と思っていたら、新聞に出た。
「イギリス大学受験の日本語が廃止になる項目」と。
イギリスでの中学認定試験、大学進学試験の語学項目に「日本語」がある。
欧州の教育システムの中では「語学」が必修科目とされおり英語以外の語学を学ぶ。
ドイツ語、スペイン語、フランス語、ラテン語、中国語。
(2年前から教育現場において中国語を押してきている)
我が家の子供達はイギリスの中でも特殊な「受験校」と言う私立学校に通っていた。
この「受験校」と言う学校システムは13歳の中学受験にて名門校へ入学する為の準備校である。
名門校へ入学を考えたいなら公立から一般試験を受講しても受からないのが、日本システムとの大いなる違いだ。
イギリスでは受験は一般的では無く この受験は学歴に書ける特殊項目でもある。
受験校から名門試験の項目にはフランス語、ラテン語、古代ギリシャ語も科目に入り受験に合格し入学したら、フランス語は必修なので いかにイギリスで語学が大切なのかが分かる。
私立では早期教育に対し、公立は年齢に見合うカリキュラム。こちらも語学は必修となるが、大学受験に置いて語学を選択する人はかなりの確立で少ない。
その理由は勉強授業がが少なく受験をしてもポイントが取れない理由だ。(高得点が獲られない)
さて、イギリスでは大学受験の大いなるポイントは「語学」である。
この語学が大学で有利になる理由は交換留学にも活躍できる事だ。
今、イギリスの大学において「留学」を言う学歴があると、かなり高ポイントになる。
もちろん「留学」と言う名前だけでは無く「インターシップ」と言う名前も必要となる。
日本では「インターショップ」と言う言葉を聞かないが、インターショップとは企業活動。
私が学生の頃に「企業実践」と言う活動があり企業が大なり小なり 必ず活動しなくてはならない科目となっていた。
日本の場合の企業実践は国内だが この国は違う。
皆、国から出て色々なチャレンジをしてくる。(もちろん国内にも大勢いる)
私の夫は工学部を出てインターシップはスイスの企業のエンジニアとして半年働いた。知り合いの娘はメンタルケアーでスリランカの病院で半年勤務。
息子の友達は香港にある銀行に半年勤務。
っと、あくまでも自国から出て違う国を知る!がインターナショナルの仕事と成功へのカギとなる。
海外でインターシップをする・・・となると英語のレベルは とても日本で学習しているレベルには追いつかない。
日本が英語圏への交換留学も一つのツアーみたいなもんだ。ある大学では日本人と中国人との配慮を考えて、国同士のクラス?とか。
これじゃ~なんの為の留学なのか分からず、留学では無く体験学習?としか思えない。
欧米の大学も外貨を稼ぐ為に、外国人には高額な学費を請求している。それも一つのビジネスである。
アメリカでは外国人留学生の学費は1年間日本円で500万ほど。イギリスは200~300万ほど。
その他に生活費は別となるから莫大な料金が掛かる。
アルバイトなんてもってのほか。 そんなのん気な大学生活を送っていたら卒業は無理。
欧米の大学には世界から強豪が集まる為に生き残りも卒業も必死である。
さて、話しは戻り「日本語」
去年の大学受講をしたイギリス国内では220名。
イギリスの教育システムでは日本語の勉強は学校外となるので、受験している生徒は英国に住んでいる在日日本人か、英・日ハーフ、海外にあるイギリス式の学校とその他の国籍では きっと数パーセントしかいないはず。後は余程の親日家だ。
息子の友達でも中国人と香港人が日本語を受講するが、驚くのは漫画から日本語を覚え 特別日本の家庭教師や語学学校を行っても居ないのに日本語が堪能と話す。
残念な事に、イギリスではイングランド式とスコットランド式の受講試験が異なるので、日本語はスコットランド式には科目は無く受講をしたい場合はイングランド式に合わせれるのでテストを受けるのにもロンドンにわざわざ足を運ぶ形か、日本語を開催してくれる語学学校を探さなくてはならない。
英・日のハーフなら2ヶ国語が話せて当然!と思うのは大間違い。
各家庭の教育方針も違う、子供のやる気もある、家庭の事情もある・・・・となると2ヶ国語の維持をするのは至難の業でもある。
日本には生涯住まないから覚えなくても良い!と言う人もいるからだ。
イギリスで日本語語学でのトップはこう話す。
「目標がなくなると、子供達は何を目指して勉強すればいいのか?」
私の子供も、この日本語大学進学を目標に日本語を勉強に励んでいる。 少なくも将来、何かに役に立つように日本語を勉強させている。
目標あっての日本語と言う意味の背景には、子供達の教育現場が失われ多くの教師の失業者が出る意味もある。これは現実な話しだ。
ここ10年日系の企業は後退しつつあり 日系企業の活躍がほとんど見なくなった。
日系の工場も多かった。電機メーカー、衣料メーカーなどなど・・・。
イギリスが多くの日系企業を受け入れ大いに喜んでいた時代もあった。そして今は賃金を安く雇えて英語も堪能な国へ移転が多い。
現在は滞在ビザも厳しくなり4年以上滞在となるとビザ試験を受けないとならない。
在住や永住をさせないようにの意味合いもありEUの自由と移民、難民が増えた為も考えられている。
さらに考えられるのはイギリスがEUを脱会したら?確実にビザのシステムも変わる。
国際結婚が増える中、イギリスで日本語の需要はどうれくらいなんだろうか?と、しばしば考える時がある。
日系相手にビジネスで日本語を使うなら・・・・と思うが、現在の日系企業も英語で業務を行っている。
イギリスに限らず他の欧州内の日系企業の厳しい生き残りの中で国際社会が厳しくなればなるほど外国人を受け入れない世の中にも、なりつつある。
日本の文化や言葉の生き残りをうまく海外で残すには、今後の大きな課題があるに違いない・・・と思う。
ちなみに、息子は日本語検定の合格点が99%。残りの1%って・・・・なんだ!?(笑)