10月29日
ドイツのメルケル首相が率いるキリスト民主同盟が昨日の選挙で惨敗した。
彼女は東ドイツの出身と言うが、彼女自身の家族はポーランド系の移民である。(生まれはハンブルグ市)
なるほどね・・・。
彼女が移民に拘るルーツがここにあるのか・・・。
ドイツ在住の知人は「予想の結果」と言うが賛否は別れている。
首相が移民賛成でも、国民には受け入れられないって事もあるが、メルケルが続けたドイツリーダーの崩壊が始まっているからだ。
さ、こうなると国民の懐も怪しくなってきた。
欧州の中でもEUの恩恵を感じているのがドイツ国民だろう。
旅行先にしてもドイツ語で歓迎されたり、別荘地の不動屋さんなども積極的にドイツ人に勧めている。
何処へ行っても、ドイツ人には もみ手なのだ。
メディアでは、良い話しか言わないドイツだが 実際の所はどうよ?って思いませんか?
ドイツ在住のNさん。
エリアは閑静な高級住宅地に10年は住んでいる。
この地域に、ある日 突然 難民、移民キャンプが出来たと話す。
自治体などからの連絡も住民の意見無だ。
難民が移民が暴動を起こしたり、万引き、窃盗があっても、多くの国民は、違う国から来たからストレスが溜まってもおかしくはないと、お互いに近所住民と言っていたそうだ。
それが、どんどんエスカレートしてしまい夜間の外出も危険になったと話す。
ドイツ国民は、第二次戦争のナチスの残虐を未だに引きずって居る為に国民全体が拒否が出来ない心理に置かされている・・・と話されたことがある。
要するに、残虐な行為は歴史として一生残り、一生語り継がれて行くからだ。
これを負の遺産と呼んでいる。
私は数年前にミュンヘン市のダッハウの収容所に行った事があるが、こんな世界があるのが信じられなかった。
だだ、当時と変わらないポプラ並木が見事で
その先にはガス室がある。
だからドイツ国民は、あやまちを繰り返さない為に多くの難民を(100万人以上)受け入れた。
所がふたを開けてみたらドイツ国民の本音は まったく正反対。 本音が出たのだ。
矢張り、そこにはイギリスEU脱離の影響が大きい。
ヨーロッパではドイツの1人勝ち EUリーダーの恩恵 みな裕福
と言うが これってごく一部の話し。
ドイツでも貧富の差が激しく物価も高い。
共働きじゃ無いと生活なんてムリだと話された。
一部の移民、難民は仕事が出来ない。
国民の税金で暮らす方法しかない。
何時かは祖国に戻るのか? その答えはNO
<3月29日の金曜日>
イギリスは2019年3月29日の金曜日でEUから脱離する。
翌週の月曜から、脱イギリスとして 新たな歴史が始まる。
ロンドンの60万人デモ。
再投票をなんて言う議員さん。あれもパフォーマンス。
私の知人のFさんは、政府関係でも この脱離チームの仕事をしている。
100%国民再投票はしない
80%は脱離の仕事が終わる。
EU本部がダメと言っても、3月29日が運命の日。
残された多くの課題は、法律関係で20年前の法律に戻し、そして新たな法律になる。
メディアが騒ぐ裏では静かに仕事を進めている背景を知ると
表向きと裏の国を見た時に、世界経済は回っているんだな・・・と感じた。
ほんと、メディアはネガティブな事しか言わない事も。
<バブルなアムステルダム>
EU脱離の為に、バブッているのがお隣の国オランダのアムステルダム。
ここ半年に間で一気に不動産の値上がりが続き、入居者の審査も厳しい話をされた。
市内2部屋で20万出しても住めないと言う。(ひゃーーーー。アムスって部屋が狭いんだよな~)
イギリスに拠点を置く会社の引っ越しがアムステルダムが多い。
何故
イギリス人とオランダ人の相性が非常にいい関係。イギリスと提携している会社も多い。
王室関係繋がり??? ん?? 石油?
アムステルダムには大きな貿易、工場が盛んであり、英語がバッチリな国民性だ。
日系企業も多いし、魚類関係ビジネス(魚市場)も盛んだ。
しかも、オランダ今現在ビザが取りやすい、住みやすいし生活もしやすい。教育レベルも高い方だ。
ちなみにオランダは物価が高い。
フランスとドイツが仲いい様に、イギリスとオランダは仲がいい。
簡単に言えば、イギリスは石油を持つ国と仲がいいって事。(カーーーーッ、そうきたかっ
)
ま・・・それも、〇スチャイルド
<脱離後は どうなるべか>
メディアはネガティブなニュースしか言いません。
脱離したらこうなる? あーなる? と妄想を国民に話をしています。
確実に不動産は下落。
ロンドンは不動産が異常だから、まず下げるべき。
例えば、ハロッズの隣にある住宅は・・・。
20億円とか、30億とかする。誰が住んでいるんかーーーーぃ
って、娘の友達の おばーちゃまはハロッズのお隣に家を持っている。マジかっ
30年は そこに住んでいる・・・・と言うから、おそるべしだ。
通過は変わらない。
今現在は通貨が下落している。
そのお陰でイギリス商品が どんどん輸出しており実は経済が非常に良い。
みんながイギリス製品を買ってくれている。
問題は輸入関係。
今まで食卓に出ていた物が一気に値上げになる。
値上げ・・・と言っても イギリスは毎月物が上がって居るから 国民は それほど気にしないが、飲食店は厳しくなるだろう。
今後の経済で、もしもタックス(税金)値下げか、タックスヘイブンになれば、多くの企業が またイギリスに移動してくる~ッ かも
実は この話ファンタジーで言われている。
フランスやドイツの物価に比べたらイギリスは まだ安い方
最近オランダに引っ越したYさん。
精肉が高くて驚き、とてもじゃないが牛肉が買えないと話された。 確かにイギリスは肉も魚も安い。
肉が食べたくなると、厚切りハムを買っているとか。
しかも、熟成方法がイギリスの方が上手だから精肉は恋しいと言います。
イギリス国内では国内産の牛肉です。ほとんど外国産の精肉はみません。
怪しいドイツ系のスーパーになると、ウクライナやポーランドの工場が多く偽造が多い為に輸入が厳しいです。
一時期、馬肉騒動がありましたが また最近あったんです・・・
日本人は馬肉と聞いて、「平気だよ~美味しいじゃない」と思いますが、イギリスでは馬は歴史的なペットであるので、流石に馬を食べる習慣はありません。
フランス人は食べますがね。
今、イギリスで頑張って居るのがお菓子メーカーです。(チョコやポテチ、シリアルなどなど)
ほとんどが欧州へ輸出しており、ブームのヘルシースナック菓子は ほぼイギリス産と言います。
確かに、イギリスのスーパーのお菓子売り場は天国だ
カナダから来た知人は、お菓子売り場に興奮してしまい ジャンク最高
と、毎日スーパーに行っていました。
<多くのEU国民が目指す国はイギリス>
ロンドンへ行けば分かるが、イギリス人が働いているのか?と何時も感じてしまう。
EUは国境がない為に自由に行き来が出来るが、イギリスにはシェンゲンに加盟していない。
ん?
どう言うことだ???
余するにイギリスに入国の際には、EU以外は入国カードが必要となる。
今では必要となった労働ビザ。
これが、つい最近まで無かったのにも驚いた。なんともザルなイギリスだ。
EU加盟になってから、税金の抜け道が多くイギリス頭を悩めていた。
EU加盟の国はイギリスに来ても医療は無料、教育も無料、低所得なら生活保護まで面倒を見ていた。
例えば出稼ぎEU人。
週末はLCCで祖国へ戻る。
その国には家がある。現金で稼ぎ、現金を祖国に持ち帰る。 言い方が悪いが持ち逃げだ。
もしくはその逆だ。
家族がイギリスに住み、父は違う国へ住む。 3カ月以上イギリスでの労働記録が無い場合は税金を納めなくてもいい。
カウンシルタックス(市税)だけ。それだけでも、教育、医療は無償。
多く移民が、このようにしているのか?と言えば実は多くの豪富もやっている。
何個も別荘を持つ意味はコレ。
税金が安い所に住所を作り、入国する時は その国。
後は自分の家に戻れば旅行扱いとなる。
多額の税金をし払うなら、飛行機だけで済んでしまう。
一番欧州で市税が安いのがスペイン。驚くほど安い。
イギリス人が別荘でスペインが多いのは、税金対策の1つに過ぎない。
それでスペインも潤っている。
北欧がキャッレス社会の背景は、「きちんと税金ははらいなさい」と持ち逃げされない様にしている。
だだ後進国EU人は、多くのイギリスの農家や工場などで勤務している。
低賃でも、彼らは 真面目に労働をしている。
私は、あるポーランド人に尋ねた。
彼女は5年前にイギリスに来て住んでいる。ご主人もポーランド人。
多くのポーランド人は違う国へ移民し暮らし、将来 祖国ポーランドへ戻るのか?と言えば答えがNO
イギリスは全てがパッケージだ。
英語が話せて、技術を持っていたら仕事が出来る、子供の将来もイギリスの教育の方が遥かにいい・・・と話す。
多くの若者が祖国を後にして、残された人は老人だけだ。
あまり世間では知られていないが、他のEUでは高齢者の加速化が進み、税金困難にもなっている。
日本でもふるさとリターン就職と言うように、EUでも深刻な問題である。
ドイツも多くの課題を残してメルケルは2021年に引退をする。
このイギリスも来年の3月29日で新たなチャレンジが待っている。
さ~、どうなることやら。