10月28日
大学へ進学した娘が2週間前に帰宅してきた。理由は中間休み。
実家に戻る2週間前にコロナテストを受け結果は陰性だが自主隔離を2週間をした。
ま・・・
念には念を入れよ・・・・って事だ。
第二波が来ている欧州ではコロナ感染者が止まらず 他の欧州ではロックダウンになっている。
政府が発表したコロナ警戒レベルで市民の生活が変わる。
今、イングランドとスコットランドはレベル2。 カフェは営業だが店内に入店は1グループで4人まで。
商業施設は全て営業。(映画館、劇場、イベントは年内は禁止)
何故?
今、またソフト・ロックダウンになったのか?
学校はこの時期中間休みが入る。家族旅行や施設では人が増える為 コロナ感染拡大を防ぐ為に営業停止やロックダウンになっている。
娘の知人がアイルランド大学から帰宅してきた。
感染者が少ないアイルランドでは政府がパニックを起こしロックダウンを決めた。
しかも1か月。
ま、またかよ~~~
お隣の北アイルランドでも国は違うが簡単に国境を越えられる為に強制的に営業停止になってる店もある。
ボーダー(国境)には入国監視が無い為に自由に行き来が可能だ。
その為 国が違うとなるとアイルランドの人が簡単に北アイルランドへ足を運んでしまう。
1つの理由は「酒」←パブ文化だから。
実はこれ、スコットランドとイングランドの規制法律が異なる事からスコットランドがロックダウンになり酒が飲みたくなったらイングランド・ボーダーへ人は流れる。
大陸欧州はEUの為に自由に人の移動が可能だ。
だから・・・
感染爆発が止まらない。
さて・・・
イギリスにある大手薬局屋のBOOTs
イギリスに来たことがある人は必ず知ってる薬局屋。
処方箋もあり、眼鏡屋、写真屋、化粧品からスナックまで販売されている。
マツキヨ イギリス版だ。
今回、このBOOTsがオリジナルのコロナ検査キットを販売する事になった。
そのお値段120ポンド なんじゃ~そりゃ
た、高すぎる
誰が買うんだよ って思いますよね。
イギリスのコロナ検査はNHS登録者のみ無償です。そう旅行者や外国人、検査時間を過ぎた・・・など用の検査キット。
イギリスでの医療は、まずGPと呼ばれる自分が住む地域の診療所に登録義務があります。
イギリスは医療が無償だ じゃ、イギリスへ移住しようっと思う人も多いはずですが
ワーホリでも学生留学、駐在も全て登録です。※パスポート必須
後は登録人数分の金額を費払います。 ※家族4人駐在のケースは平均金額は£2000~
なので、最初の初経費にドカンと掛かり後は税金です。
イギリスでは子供が通学する学校にも診療所と歯医者の登録を書かくのが原則です。
書き込みが無い場合は返却されます。
学校で何かのアクシデントを起こし救急搬送をされた時に最寄りのクリニックでのファイルが保管されているので簡単に病院で見る事が出来ます。 診療所の登録は1か所のみ。
イギリスの医療は国営ですから税金を払う人は全て無償です。
じゃ、他の病院へ行きたい場合はどうすればいいのか?
個人病院もありますが国営HNS保険は効きません。 個人保険、海外保険に加入なら割安で診察が可能になり順番待ちも それほどありません。
現在、コロナ禍から 多くの手術、検査などは延期になっており 何時 自分の順番が来るのかっと
待てない人は個人病院で治療を受けています。
1番は病院でのクラスターが起きない予備ですが常勤する医師、看護婦は泊まり込みでの業務じゃありませんので 絶対に彼らはコロナを持ち込まない と言う約束は出来ません。
実際に大学病院での癌病棟でのクラスターが起き数名が他界しています。
一番多いのは老人ホームのクラスターです。
施設、病院には多くの方の出入りがあります。
医師や看護師だけではなく警備員、掃除、配膳、ボランティア団体、処方配達、血液配達・・・とあらゆる方が働いております。
彼らたちは医療現場のプロですから念入りな衛生、ルールはあります。
まだ今の段階では
イギリスは他国のヨーロッパよりも? 少しは経済的に多めには見ているようです。
クリスマス商戦が始まりました。 買い物客足も少しずつ戻り始めております。
アイルランドから規制してきた友達はこう言いました。
「えーーーー エジンバラ普通じゃん タブリンは みなビビッて閉鎖になり 人が歩いていないぞ・・・・ 何故だ???」
そうなんですね・・・。
地方により温度差はありますが、世界ニュースでアジアを見ても みな普通に暮らし、会社へ行き、電車に乗り、旅行へ行ったり、レストランには人数制限も無いし、矢張り みな何処か何かがオカシイっと
言い始めました。このまま経済を止める事は不可能です。
スコットランドは9月と10月だけの2か月間、自宅パーティー違反検挙、出動をしたのが3000軒。
もう、パーティーやレストラン、酒場が禁止の意味は違反者が増えるばかり。
そして もう1つの難題は留学生の年末年始の里帰りの規則です。
もうすでに、一部の大学では留学生の帰省をしないで欲しいと促しております。
出国が出来たとしても、来年 戻ってこれるのか?の保証が無いからです。
海外からの渡航者は今も2週間の自主隔離の要請があります。
すでに感染者が多いフランスでは入国、出国の規制も始まります。
コロナ禍から通学も減り、リモート授業ばかりで友達が作れず浮き沈みの激しい生徒も増えています。
楽しく大学生活を夢見ていた現実とは裏腹な生活に耐えられない、ソーシャル大好き(社交、対人関係が好き)アクティブな事が好き・・・と言う若者のメンタル崩壊です。
クリスマスホリデーに家族と会えない寂しさからウツ傾向、欧州では日照時間が短く長い冬を迎える為に、
うつ病対策にも余念がありません。
「お年寄りを守ろう」的な政治家の発言が多いのですが 現実はそうじゃない事を発信してもらいたいものです。
イギリスでの感染者や死亡者年齢は70を超えてる方がほとんどです。
それをTVでわざわざ報告をするのでは無く、失業で〇殺、リモートでのうつ病など深刻な問題を一切言いません。
我が家の近くに小さな商店街があります。
近所に住む知人から こう話されました。
「この地域に住んでいる人達は みな ここの商店街を潰さない様に協力して買い物をしている」
ハロウィンが終ればクリスマス商戦の始まりです。
心穏やかに もうひと踏ん張り頑張りましょう。