3月18日
貴方の健康法は何ですか?
多くの医者が言う健康法は
食事 運動 睡眠 と言います。
そんなの簡単じゃんと思うはずですが実際にこの3つを継続的に出来ますか?
食事はバランスを取れた食事の事を示します。イギリスの医師は自炊を推奨し1日に5品目を摂取と言います。
運動は1日日光を浴びた30分のウォーキングが良いと言います。
睡眠は7時間が目安です。
ストレスフリーにする事です。
簡単なようで実は意外と実行できない人が多い事も確かです。
3つを守るには生活習慣とルーティーンを意識的に取り組む事です。
筋肉を作る事は脳を活性化です。 そして笑う事。幸せホルモンを作る事。
自分が健康であっても筋肉が低下になれば身体も弱まります。
イギリス、デンマークは医療保険は国営ですので無償です。他の欧州は日本と同様に3~4割負担、もしくは未成年の子供は無償。
アメリカは自己負担制度なので保険加入していないら100%自費です。
海外旅行へ行く際には必ず掛け捨て保険に加入です。高額保険請求が来ます。
貴方は1年間に医療費+薬をいくら使いますか?
払うお金はありません。
イギリスの医療は2つあります。1つはNHS(国営無償)と個人病院(プライベート)です。
イギリスの医療は自分達が住んでる地域に決めたれたクリニックに登録義務があります。
これは歯医者も同様です。(掛け持ち不可。1人1クリニックと歯科)
これは引っ越し(移転)ワーホリ、学校留学、駐在もで済んでいる地域指定のクリニックを登録し保険料を払います。(在住×人数分)
お子さんがいる家庭は未登録なら学校に報告が出来ません。(学校通知義務)
子供が学校で事故やケガが起きた場合の緊急連絡先のクリニックに報告する事もあります。
スコットランドは人口が少ないので処方箋も無償です。
NHSと個人病院の医師の診療は掛け持ちをしています。NHSの空きが無い場合は個人病院へ紹介しNHSがカバーします。
海外保険のブッパー病院もあります。
ロンドン、パリ、ドイツなどの大きな都市には日系の病院があります。(日本語通じる)
個人病院にも予約制で待ち時間はありません。
NHS大学病院専門なら待ち時間は2~3か月掛かります。医師の判断で緊急なら待ち時間はありません。
命に係わる脳梗塞、心筋梗塞、がんは別です。クリニックへ診断し大学病院へ緊急入院もあります。
歯医者も歯が痛い、詰め物が取れたなら直ぐに診察します。
どれが優先か?を医師は考えています。
よくイギリスの医療は3か月待ちと言いますがこれは命に関わらない病気の意味です。
ちょっとでも身体にオカシイ?けど実はなんともない・・・と言う患者の数が多い意味です。
様も無いのに病院へ通うお年寄り多くありませんか?
コロナ禍から予約体制が変わり用の無い患者も一気に減り待合室の時間もスムーズになりました。
個人病院はすぐに診察しますが多くの国民はNHS(税金)を払っている事からお金を出したくありません。
お金が無い人も居ますが本当に出したくない派が多いです。
50歳超えのがん検診は2年起きが3年に変更。
歯医者は1年間に2度の検診でしたが今現在は1度に変更。
検診なので治療とは異なります。歯石も軽く取り終了。
ガッツリ歯石、歯周病の治療、歯のクリーニングをしたいなら自腹です。歯科医院にも異なりますが1万~2万くらい。
料金を取る意味はコスメ(美容)扱いになるので医療とは異なる判断です。
お金を払うなら優先です。
精神疾患のAさん。(女性)
ご主人が3年前に病気になった事がキッケにAさんは精神疾患を患います。
そのご主人は病気完治されましたがコロナ禍でご両親が他界。その後不幸が続き夫婦で精神的苦痛と更年期が重なりAさんは拒食症から10キロも減り命の危機になっています。
Aさんは医師に検査を依頼。あらゆる検査を受けましたが異常なしと言う判断から精神科へ回されます。
検査の結果が納得せず医師に違う検査依頼を申しだしますがイギリスは無償検査となる事から異状が見られず納得が出来ないなら個人病院(自己負担で)と言われました。
医師の最終判断は精神科へ予約をしましたがAさんはお断りをします。
予約を放置し1年。Aさんは身体が痛くなり動けなくなります。体重もとうとう30キロ台です。
ご主人も疾患を患っている事から一緒に病院へ行こうとせず妻の様態を無視を続けます。
まともな食事が取れずAさんの体力に限界が来ています。
日本へ帰り日本の病院へ行くか?個人病院で見るか?の選択にAさんは「お金が無い」と言います。
ご主人は会社員です。Aさんは体調を崩してから働きに行っていません。行けない身体です。
結婚してからご主人から1銭もお金を渡されていません。自由なお金は自分で稼ぐしかありません。
夫婦の価値観の違いからAさんは夫にストレスを感じています。
このような国際結婚夫婦が圧倒的に多く結婚しても財布は別と思う派が多い事は事実です。
Aさん夫婦は子供が居ません。掛かる費用はゼロです。今住んでいる家もご主人の実家を遺産で貰いました。
今まで住んでいた住居は売りお金はあります。
Aさんのご両親も他界し唯一頼れるのは友達です。
命の危機を感じたAさんの知人は病院へ行く事を強く言います。数日説得しAさんも理解を示し予約をしましたがNHSなので3か月後に診察です。
精神クリニックは数多くありますが個人病院となると1回の診察で2万円くらが相場です。
メンタルセラピーは週1で通う事が望ましい事や医師のプログラムから数か月通院する事にもなると莫大な費用が掛かります。
精神疾患の方は個人病院の通院が多い理由の背景には待ち時間が無い、自分の治療に無理なく自由に決められ納得が出来る要因があります。
実際に私の周りでも精神疾患の方は みな個人病院に通院しています。回復も早いです。
お金があるから?
一番の要因はお金ですが医療に何処まで払うのか?は個人、夫婦の価値観です。宗教以外は・・・。
昔の知人も東京都内の精神クリニックに週1で通院していましたがストレスの原因の1つは病院に掛かる費用の痛さでした。
先の見ない治療にいくら払えば良いのだ?と思う様になります。精神的に追い詰められるのがお金だからです。
特に精神疾患には長い年月が掛かります。一生治らない人もいます。
その当時の診察は5千円+処方代。休職中で1人暮らしであった知人には痛かった出費。と言います。
自分の貯金がどんどん減る中で精神的に悪化し実家へ戻る決意をします。
病院自費し貯金を使い切ったBさん(男性)
現在59歳になるBさん。体調不良になったのは4年前です。切っ掛けは会社の解雇。
順風満帆な暮らしを送ってたBさん。コロナ禍で解雇となり一転します。
海外でも失業保険はありますが申請する人は意外に少なく早期に再就職を希望するケースです。
もちろん働いているなら失業保険は貰えますがお点が付くのが嫌な事が要因です。
JOBセンターへ週1出向き仕事を探しに行きます。センターに通った形跡を残します。
センターとの面接、相談会にも参加します。全てデジタル化になる事から新たな派遣会社からの調査にヒビが入る事もあるからです。
欧米の派遣会社の人事のプロ集団ですから本人調査が探偵並みです。(これは本当)
海外には人事育成コースと言う学業があります。私の義姉がこの資格を持っております。
Bさんは日系の有名企業の部長でした。
解雇になり「部長」と言うタイトルも融通が効かず100社応募し面接まで行けたのは1社です。
家族の為に食べる為に必死で就活です。自分が望まない仕事が決まりチャンスを逃したら次は分かりません。
Bさんは契約1年間この現場へ働きに行きます。
精神的ストレスからBさんは身体に異変を感じ地域クリニックにて診察し検査を依頼。
検査の結果は異状なし この検査に不満になりBさんはセカンドオピニオンで個人病院へ検査を依頼します。その検査でも異状なし Bさんは検査結果に怒り3度目の個人病院にて自己入院を依頼します。
1週間入院し医師から申しだされたのは遺伝子検査です。
遺伝子検査からBさんのご両親、兄弟も遺伝子検査を受ける事になります。
その結果稀に見る脳内に先天性のマヒがある事が判明しました。(難病)
この先天性マヒは発症もあれば発症も無い。と言う病気で治療はありません。処方も今の段階はありません。
ストレスを溜めないようにする事と医師に言われたそうです。
そう病は気から。全てはストレスから起きた病気です。
医師から言われたことは運動や食事の改善、ストレスを溜めない。この3点です。
自分が感じてた事がやっと科学的に証明からBさんは安堵したと言います。
実はこれも1つの精神疾患。
医師からの難病認定により国から「障碍者手帳」を貰います。(一番級が軽い症状)
検診も6か月置きです。お薬はありません。障害手帳を持っていて国の支援はバスが無償のみです。
Bさんの疾患は徐々に身体の自由が利かなくなる病気ですが今のところは問題なく会社にも車で通勤をしています。
筋肉を落とさない様に筋トレに励んでいます。
Bさんは自分との闘い()世間に科学的証拠を残したい為に病院の費用は自費です。貯金は使い切りました。
そして今現在はBさんの息子さんまでが精神疾患を患い不登校です。
学校側は精神疾患を患っていても医者の診断書が無いと仮病扱いになる為に青少年精神科へ通う事に決めました。
Bさんの母親は個人病院への通勤は拒否しています。一刻も診察をして貰いたいのですが個人病院に出すお金を惜しみます。
日本の高齢者も通院や薬、医療保険に寄る貧困ケースです。
長生きをし老人ホームへの入所も高額です。
自宅介護にもお金が掛かります。
難病や障碍者も同様です。国が認定されていない障碍者や成人を超えると保証が出ない物もあります。
医療保険がある国は少しでも国民のサポートにより助かりますがアメリカなら家族の1人がガンになり治療を行うなら家庭の財産は破断まで言います。
日本でも診察に払えない人も多い事は事実です。
助かる命があっても どうすることも出来ないケースです。
イギリスの2つのケースを目の当たりにすると格差社会の浮彫が大きく目立ちます。
毎年100万人近くの移民、難民がイギリスに来ます。
そしてその家族が更に家族を呼び寄せます。目的は医療が無償だからです。
税金を払っている国民が後回しになる事も事実です。
私はイギリスに22年間住んでいますが入院は出産のみ。アレルギーで皮膚科の診察で1年に1度あるか?ないか?くらいで病院と薬には無縁です。
病気にならない様に運動、食事、睡眠を行ってます。
日本にいた頃は、身体がしんどくなれば直ぐ病院へ行き点滴や回復注射をリクエストしていました。
それくらい日本は簡単に治療が出来ます。
イギリスには点滴はありません。(黄色いブドウ糖)ニンニク注射や体力回復注射もありません。
風邪で診察は出来ません。
自分の身体の管理は自分しかありません。
コロナ後から現代社会への不安から精神疾患を患う人の増加は年齢は関係ありません。
更年期も同様にイギリスでは診察はありません。もちろん酷い患者なら薬を処方しておしまいです。
改善方法なんて教えてはくれません。
イギリスでは中高年の増加に伴いホルモン剤の処方が追い付いていない状態です。
私が通うウーマン・クリニックは基本マッサージや鍼、レイキ、食事療法と自然治療を推奨しています。
高齢者は痴ほう症にならない為には運動や人とのコミュニティーに参加や孤独にならない様に促します。
地域には高齢者クラブと言うのがありビンゴゲーム、クロスワードパズル、読書会、フォークダンス会、お茶会と色んな事が学べます。
病気にならない様にするには我慢したりストレスを溜めない事です。
病気になり莫大な金額を払う代償の方が大きくなります。
定年後にやる事が無いから働く。趣味は仕事です。なんていう人は危険信号です。
一期一会。人生はどう楽しくどう生きるのか? アインシュタインは何時もユーモア性精神です。
家族が病気になった。パートナーが病気になった。サポートするのは家族です。
医療費で全てをゼロにしない為に私も心掛けたいです。