7月28日
イギリス大卒の初任給の雑談です。
他の国の給料って気になりますよね? 大学進学の学費にしても高額です。
実質は半年しか学びません。学費の他に雑費(テキスト代+美大や職人系なら材料費)1人暮らしなら家賃や生活費もあります。
アメリカやイギリスの大学は高額な為に本当に卒業して「もと」が取れるのか?です。
その昔はイギリスの大学も無償でした。世界から来る留学生の数、全ての人が大学に進学希望する数の多さから政府の税金が賄えなくなり有料化になりました。
昔はイギリスでの大学は地方都市に1つあるくらいで裕福な家庭が通う機関でした。
トニーブレア政権から「大学は皆行くもの」と言う公約から職人よりも大学と言う方向転換となり大学ビジネス化が始まります。
イギリスで給料が高い都市はロンドンです。家賃高騰化、物価高と出費も多いのですがロンドンで働く人の給料が他の都市とは大きく異なります。
例えば同じ業種であってもイングランドか?スコットランドか?に寄って給料も異なり税金も違います。
私は今まで一流の企業で働くなら数年後には高額な給料になると思っていましたがコロナ後に大きく異なった事です。
もちろんパート(バイト)の時給もコロナ前とは変わりました。
イギリスでのパート(バイト時給)は年齢で異なります。3か月後に時給を上げる義務化です。
フランスやドイツは3か月の主要期間があり会社側も人材をクビにする事も可能で働き側も簡単に止めることが出来ます。
社員と言うシステムも減少し1年契約社員と言うシステムへの変更も増えてきました。
欧米では交通費は無いです。出ません。定期代も無いです。全て自腹です。
会社からの移動、転勤も手当ては出ません。社宅も無いです。
例えば会社からの違う国への駐在なら別ですが決められた給料の中からやりくりです。
だから???給料が高いの?と思いますが日本の雇用制度が異なるだけです。
一生会社が面倒みるよ・・・・と言う国ではありません。
日本の某企業で働くHさんは転勤で東京本社へ決まりました。
会社からの社宅(アパート)通勤手当(1か月に地元戻り新幹線代+都内通勤代)+生活手当の支給です。
なので毎月の給料+会社手当を合わせると他の社員よりも多く貰っている事になります。
欧米では転勤族の雇用がありません。地元で通勤可能な人材を選びます。
企業側もざわざわ他県から人材選びません。近年はリモート勤務が可能な事から無駄な手当ての廃止です。
現在は地元へ戻りました。
さて日本の大学生の初任給は平均で22万。大学院卒なら24万と出ています。
一体・・・どこの企業がこんな安い給料を出しているのか?知りたいものです。
大学4年間、専門課程として勉強し就職したら月に22万しか貰えない・・・・ってどうかしています。
大学で学んだ事が全く活躍されない意味です。
月額22万の給料なら1人暮らしすら出来ません。
日本は30年間も給料が上がっていない国です。給料が安くても声を上げずに「貰えるだけありがたい。雇ってくれるだけでありがたい」と美化します。
イギリスの大卒平均給料は年収
大卒の平均年収は600万~800万前後です。年収契約が多い。
もちろん職種にも寄りますが娘の知人は某銀行へ夏休みの企業研修へ参加していますが1か月の給料は日本円で84万円です。これ企業実践ですよ。
社員並みの扱いをしている事にも驚きました。
勤務時間は朝の7時から~5時まで。休憩1時間。企業実践2か月の契約をしています。
仮に彼女がこの銀行が気に入れば そのまま内定決定です。勤務部署はトレーディングです。
もちろん給料が高額なら税金も高額です。(税金で30万ほど払う)
2か月の契約バイトなのでバイト代だけで100万稼ぎます。
某ファイナンシャルの研修では研修学生は通い無しで5星ホテル宿泊指定され1日に2食付き。
大手企業が若者へのモチベーションをよく知っている・・・。
バンカーになる心構えを学生だろが社員同様、平等に教育している事が一流すぎて驚いた。
某有名ブランドの初任給
娘と同居している彼女の勤務先は某ブランドの企業です。彼女の年収は1年目で1200万の契約です。
す、すごすぎる・・・ロンドン 規模が違うぜ。
私も元デザイナー経験を持ちますが月額33万でした。会社の為にヒット商品を出し月額33万は低いです。
おまけに25年前の話ですよ。やってられんって思いませんか? 本当に日本の企業には夢が無い。
1200万の彼女の勤務先のブランド名は言えませんが老舗ブランドです。
もちろん高額な給料なら取引先の顧客も豪富、アッパークラスの意味です。
「プラダを着た悪魔」の映画の様に出勤する服や持ち物に気を遣う意味です。
高級取りになるとプレッシャーもありますがモチベーションアップです。若さにはやる気があります。
有名な話はバーバリー本社で働く人は入社と同時に会社から40万円支給されます。
そう 自社ブランドのトレンチコートを買いなさい
の意味です。
直営店で働くスタッフだけの強要では無く企業全体がマーケティングされています。
東京に本社を置く外資系の新卒
外資系の新卒採用は帰国子女を取るケースかバイリンガル増加です。
某企業の新卒の経歴は親が海外勤務していたケースかインターナショナル系の学校に通学していた人を中心に採用しています。
どんなに頑張って名門大学を卒業しても企業が欲しい人材はバイリンガルです。
新卒での給料も若干高額ですが欧米の給料との型並びには到底追い付きません。
日本企業の改革が必要で年功序列を廃止、50歳以上の雇用縮小、給料の縮小、天下りを無くす事です。
企業の役員の高額な給料ほど無駄な物はありません。仕事していないんですから。
日系企業の痛い所がは高齢者の天下りが多い事です。(技術者以外)
税金対策なのかもしれませんが欧米ではNG。
某日本系石油会社勤務だったKさんは7年前に退職。役員だったこともあり豪額な退職金を貰いました。
役員経験から再雇用を試みますが60を超えると自分に合うような雇用がなかったのですが、
某企業がリモートなら再雇用検討となり出勤はしていない社員扱いです。
これも 企業の税金対策なのでしょうか???
沢山の退職金をもらい、年金ももらい、そして更に金が欲しい・・・。どんだけ欲があるんだが。
若者へのバトンタッチが出来ない企業はおしまいです。進化に全くついて行けません。
人材の縮小化
世間では人手不足と言いますが全く違います。
どんなに人手不足であっても実際に雇用募集は見かけません。
例えば寿命がある職種です。金融関係の職場の寿命は平均年齢は40歳。
ここが技術者との違いです。
欧米の金融関係は40歳を目途に人事面談があります。
1早期退職 2退職計画 3ポジションと勤務時間の縮小
欧米での50歳まで金融で働ける人材は余程のエリート中のエリートです。
日本の金融の様に退職年齢までしがみつきません。買収や合併も多い事から同じ職種が要らない、デジタル化になり人材縮小と言うケースも多いです。
先ほど話した銀行研修へ行っている彼女も1日中デスクに向かいコンピューターとにらめっこし誰とも話もしない1日を送る・・・・と言います。
こんなツマラナイ仕事はお金の為であり自分たちが行う業務は仕事ではなく監視です。
彼女は言います。
「ツマラナイ仕事の為に名門大学へ行ったわけではない。」
え~~~~ もったいない~~~。給料良いのに~。って思いますがツマラナイ仕事ほど苦痛はありません。私もその経験があります。本当に辞めたいです。
仕事が出来る人は違う分野へ飛び込みます。 多少の遣り甲斐のある職場へ行きます。
50代の女性の活躍の増加
子育てが落ち着き自由な時間が出来る50代女性募集が増加しています。
キャリアウーマンと言う名が流行った時代のバブル期経験者ですね。
50代で子育てが落ち着くならパートであっても10年は勤務可能です。
矢張りこう言う場を設ける事が大事で男女平等化につながります。
1つの業務を2人で行う企業も増えています。
このやり方、欧米でも多い働き方の1つです。
人に寄っては色んな事情がある方もいます。
副業をしている、介護をしている、持病がある。と言う方には働きやすい1つのやり方です。
実際に週に大手企業で働くK子さんは高齢のご両親の介護もあり週3の勤務が丁度良いと言います。
息子が大学生になり職場復帰したA子さんも生き生きしながら働き始めて趣味と両立し充実な日々を暮らしてます。
少しでも(お金)の余裕が出来ると心のゆとりが出来ます。
自分の人生を決めるのは自分次第ですが死ぬまで働きたいと言う気持ちは持たない事です。
欧米では早期退職型が多く老後は自由な時間を楽しみます。
趣味を見つける事も大事です。