12月26日
今年も残す所、数日となりました。
年末年始の休暇が9連休と長い休みに入る方も良いのでは無いでしょうか?
今、日本では働き改革、早期退職、2020年度の40、50代のリストラなどの話がつきません。
例えばフランスの働き改革は週に35時間と決まりがあり残業はありません。
ドイツは40時間です。
有休は1年の内に5~6週間、自分のライフスタイルで休みを取ります。男性の育児休暇は2週間です。
それ以上取る方もいます。
福利厚生はランチ代が1日10ユーロ配給です。
社員の方はボーナス支給もあります。けど交通費はありません。社宅代などもありません。
(↑欧州で共通)なので日本は遥かに多くの給料を貰って居る事になります。
35時間を過ぎて働いた場合は自動的に休みになる仕組みです。
仕事が終わらないから、休日出勤は禁止です。
ドイツやフランスでは風邪などの病気になった場合は医師の診断書にて3日間お休みになります。
診断書があるなら3日間は自動休暇になり 日本の様に有給で消化などはしません。
病欠で給料を減らすと言う行為もありません。
待遇が良いのに、何故フランス人はストライキばかりするのでしょうか?
理由は簡単
貧富の差の拡大、失業率の高さ、移民、難民、シングルマザーの多さの浮彫です。
後進国、欧州での男性平均1年間の年収は日本円で400~500万円です。
(イギリス、ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ)
税金も年金も日本よりもはるかに高く共働きを社会なのが分かります。
だだ1つだけ言えるのは、先進国の中でも祝日が多いのは日本です。
またか~!?と言う位、祝日と振替休日も多く 休みが無い月は6月だけです。
他の国では無いやり方です。
<59歳、定年前のAさん>
Aさんが働く企業は60歳が定年です。 所が「働き改革」の見直しにて 企業の定年が65歳と変わりました。
部署も同じ、現場も仕事量も同じ。変わるのは給料の減額と話します。
バイトやパート扱いはしないそうです。
Aさんは数カ月前に会社の仕事量の多さから身体を壊してしまい、夜中 救急搬送さて入院し医師からは安静と言われました。
退院したAさんは痛み止めを飲みながら 仕事を続けています。
Aさんの奥さんはこう言います。
「本当ならね、来年で定年してもらうのが理想。けどね、現実は子供の学費、年金までの5年間の無収入の怖さ、長生きする為の資金源、保険・・・と払うものが多いでしょ。無理よ。退職なんて」
私はAさんにこう言いました。
「身体が一番大事。頑張って働いても病気して、莫大な医療大を払うなら 働き改革では無く、
老後の暮らし方の見直しをした方がいい。
シンプルなライフスタイルに変える事も大事・・・・」と話しました。
所がAさんから来た返事は
「ボケ防止に働く」と言うような事を世間は言うそうです。
60過ぎの おっさんが同じ現場で仕事し 若い人の給料が上がらない、向上しないのは、
こうした おっさんたちが日本の未来を若者の食い止めているんですよ。
定年65まで
退職金もある、企業年金もある、貯金だって、投資もあるかもしれない。
貴方が 潔く辞めれば、若者の2人分の給料が増えるのに・・・と心の中で思った。
Aさん夫婦には住宅ローンはありません。今はお子さんの大学学費のみです。
働き改革を変える前に、老後改革を優先なのでは?と感じましたね。
2030年問題。 平均年収が150万円・・・日本は戦後と同じ給料なる・・・と言われているのに・・・・。出産減少、少子化問題、老人大国、課題は山ずみです。
生活水準を下げれず、贅沢を夢見ているからこそ 永遠に働こうと思うんです。
貴方は70超えても80歳になっても、2,30代の方と同じように働けると思いますか?
<シンプルに老後を暮らす欧米人>
昔の日本は退職が55歳でした。 今じゃ考えれませんよね。
早期退職が出来る方は、余ほど ゆとりの暮らしがある方です。
欧米では40代から企業の面接が入り、退職計画などの面接です。
何時辞めるか? 何歳でパートになるか?と具体的な内容で給料や部署の調節があります。
50過ぎのベテランの社員は、今後は新人教育係、自動的にパート勤務に変更ケースが多く、今まで役員をしていたお偉いさんだって、タイトルを失う人も多いです。
早期退職した方は、みな好きな事をして老後を過ごします。
しかもお金は掛からない趣味です。
市営が運営するお稽古では無償もあり自由参加のハイキング、ブッククラブ、ヨガ、など多くのレッスンがあります。
スキルを高めるレッスンでもシニア料金となり低料金です。
そして何よりも趣味や、ボタンティア、奉仕活動をする意思です。
小遣い程度のお金もくれるケースもあります。
イギリスには多くのチャリティーショップがあり、そこで働く方には お手伝い金が貰えます。
給料が低い人は税金を払う必要がありません。(国が決めた金額以下なら)
イギリスでは低所得者の税金よりも高額所得、豪富からの徴取の方が魅力があるからです。
お給料が高くても、身体に疲れるような労働をし病院へ行く・・・意味が分かりません。
高齢ドライバーもリスクが高すぎます。高齢者の道路工事の現場、警備員、スーパーなどの棚卸、慣れない飲食店のウエイターなどの立ち仕事も厳しいです。
働き口は多いと思いますが、労働のキツさです。
お年寄りが無理なく働ける環境があるなら良いのですが、若者でもやらない仕事が老人へ・・・・って気がしませんか?
ガタイのいい外国人が店の強盗をし 老人警備員が現場を守れるとは思えません。危険度の隣り合わせの仕事は、欧米ではリスクが高いので老人は雇いません。
定年と言う区切りがあるから、みな仕事に頑張れるんです。
<病>
同年代の知人の病院通いが増えた。
みな仕事のストレスからの過労、疲労にて病気になる事が多く、まったく完治がしない。
残業代が出なくなった近年、何とか収入を増やしたくて 副業をする方が増えた。
給料の低さから掛け持ちをしている人もおり夫婦共働きをしてもギリギリの中で生活を送る家族もいる。
東京は家賃が高騰の為に、郊外に住まいを持つ人も多い。
だだ、家賃が低くても交通費が高いなら 結局は同じ事になる。
都内から通勤1時間も掛かるAさんは、腰痛の為に1時間の立ち通勤は辛く通勤は指定席を買っている。
義弟は自分が住んでいる場所で仕事が無く わざわざ通勤片道1時間半も掛けて東京で掛け持ちをしている。
外国人はローンが組めない為に持ち家が買えない。(←外国人は一括払い)
知人のYさんは、家族が病に倒れ入院し、母親の介護、自分の仕事や副業と 1人の負担が多く、彼女自らもストレスで病院に通院中だ。
「稼がなくちゃならない」ジレンマから 休みなしに働いている。
将来の不安、育児、仕事、家庭の悩みからうつ病になり処方された薬を飲みながら生活している親戚もいる。
50手前でバイトで決まった知人は、将来は社員に慣れる事を夢見て働いている。
社員になっても 貰える給料は月に15万にもならない。 バイトをしても数万しか変わらない給料。
それでも「雇用、扶養」があるから 給料が安くても社員になりたいと話された。
「忙しさ」から 毎日が自転車操業で情報範囲が狭くなり、社会で?世界で?何が起きているのかも分からない。
むしろ、時事的ニュースを知っている方がバカにされたりする。
「そんな見る暇なないし~」っと。
「分からない、知らない」
便利な世の中なのに 無知と傲慢さが低層人間化を生み出している。
自分しか考えれない人間が増えた・・・・って事。
今日の常識は明日の非常識・・・と言うように 常に意識をしながら 社会と向き合うのです。
あれも、それも・・・と欲を持ち病になるより 身の回りの断捨離も大事です。
物の断捨離だけでは無く、自分の付き合う人間関係の断捨離です。
自分が会社の役員をし偉い立場であっても、多くの他企業の名刺があっても 何1つ役に立ちません。
ちやほやされ、タカリのような人もいませんか?
40、50になっても大学のサークルのような付き合いしていませんか?
私も数年前から人間関係の断捨離をしてから、自分が新たにリセット出来た感じです。
人の出会いは縁とか言いますが無駄な事もあります。
ちょっとだけ、生き方を変えるだけで 幸福度があがりますよ。
生涯はシンプルに穏やかに過ごしたい・・・。
だだ、それだけです。