オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

2万円

2014-04-28 12:16:45 | Weblog
4月28日


「2万円」って何の事だか分かりますか? これ、今の高校生の一月のお小遣いの平均金額だそうです。

ってーーー 日本のお父さん達の小遣い寄りも多いってことかーっ???
(ちなみに、このお父さん小遣い制度のあるのは日本だけ!)

この金額を聞いて私はカルチャーショック・・・と言うか、今時の高校生のお金持ち差にも驚いたが、一体 この「2万円」の行方、使い道を知りたかった。

高校にある学食金額はワンコインで済まないそうだ。ようするに食べ盛り世代。お弁当を持参しても足りず、学校の帰りの買い食いで、消えてしまうそうだ・・・。恐ろしい・・・高校生よ・・・。
(塾代、交通費は別払い)

確かに、男の子ばかりを持つ母親は1ヶ月の米代が半端じゃない~とも言うが、子供を満腹に食べさすのも親の食育だ。

ここで、お父さんが我慢しなくちゃ~ならないのか・・・。なんともトホホな話でもある。

我が家の息子は中学3年。

月のお小遣いは4千円。そして携帯料金代は私持ち。子供の洋服代、学校に関する文具関係は私が支払い、子供が欲しいと思うガジェット関係は全て自分の貯めた小遣いで買う約束をしている。
(アップル関係やゲーム関係物・・・)

学校はお昼ご飯、夕ご飯代は学費に含まれているし、送り迎えは私の車。土曜日も学校なので、お金を使う時間がほどんど無い。 

そんなある日・・・。

夫から息子の小遣いが少ないんじゃないか?と言われた。(えーーーーそうなのか???

今・・・4千円。そんじゃ~来年の高校生は一気に2万になるのか
ちょ・・・私も小遣い制なので財政が厳しくなる~

学校はバイトが禁止をしているが、知り合いの職場で働くなら長期の休み(春、夏、冬休み)ならバイトは可能、もしくは16歳以上からの企業実践なら学校は許可。

イギリスの子供達のお金の稼ぎ方は、新聞配達、牛乳配達、卵配達・・・と昔ながらの地味なバイトが多いのだが、実はかなり人気でウェイティング待ちなのだ。
我が家にも週に1度、卵配達の中学生が来るが 卵1箱売り(6個入り)40円しか稼げない・・・と話をされた。

1箱売り40円の儲け・・・と言う事寄りも働く意味の価値を知る事は大切だと私は何時も思う。


息子と同じ歳の甥っ子が、小遣い欲しい時だけ 電話が入る。(孫→祖母や祖父)

これじゃ~オレオレ振り込め詐欺と同じだ。

私は、小遣い欲しさだけの電話で孫にお金を渡す事を躊躇させたのだが、孫が困っている時に、誰が助ける?とアホな返事を言い返され、唖然とした。

それを間じかで見ていた我が家の子供達はドン引き状態。
祖父や祖母をお金の出にしお金くれる為に会う行動が許せなくなった。
 
だからと言って、優しくしたり助けたりする訳でも無く、小遣いを貰ったら後は引きあげる。
親にも呆れるのだが、欲しい物は「おじーちゃん、おばーちゃん」に言いなさい!と言う馬鹿な親が多いことだ。 年金も少ない世の中なのに・・・。

こんな事があるから、振り込め詐欺なんぞ無くならない。 今後もますます進化する振り込め詐欺が増えるだろうね・・・・。

意外と聞けないお小遣い事情は永遠の課題となりそうだ。

ちなみに我が家の子供達のお小遣いUPは家のお手伝いをする事。(車の洗車、庭掃除、宿題のお手伝い)

小さな事からコツコツと始めるからこそ、大きな仕事も出来る人間になって欲しいと思う私である。
































































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ロンドン化する東京

2014-04-24 10:43:45 | Weblog
4月24日


先日、日本から戻ってきた。 毎年の里帰りは夏と決めていたのだが、あの猛暑には絶えられず今年は初めての春の里帰りを決めた。

丁度、桜の季節ともあり日本の春を堪能できた。

日本の里帰りの際には必ず東京へ立ち寄るのだが、里帰りをする度に「東京にも外国人が増えたな~」と驚く。

この「外国人が増えたな~」の意味って、観光客の「外国人」では無く「店で働いている外国人」である。

居酒屋、コンビニ、洋服屋の店員、そして・・・。成田エアポートの店員は外国人ばかりだ。

ちょっとおかしな日本語を話されていると、自分まで調子が抜けてしまい、思わず英語で話した方が楽じゃないか?とも思う。 それくらい外国人が日本人に話す日本語の丁寧さの難しさ?に私は求めていない。

今回、宿泊していたホテルも外資系ともあって、ほとんどの宿泊者は外国人ばかり。
受付の人も、何語を話すか?の国旗まで書かれてある。

がっ よーーーく聞いていると、ホテルの受付の人の英語力の無さに がっかりだ。

要するにボキャブラティーが無く、顔にも笑顔は無いし、いかにも駅前英会話塾で勉強しましたとガッチカチな英語に、ゲスト(外国人も)困惑している様子が伺えた。
質問されるが、どう答えて良いのか分からない状態だ。
そうこれが日本語の英語力。

私も、英語は苦手の苦手。読むのは大嫌い。けど、話すのは大好きだ。

以前、ここで英語を教えて貰う時に、

「貴方は話す方が好き? 書く方が好き?」と聞かれた。実際に英語が耳に慣れるまでに4年掛かる。だから日本の学校で習う週に2度ほどの1時間授業の中で英語の勉強を完璧に覚える事は無理な話である。

帰国子女が多い中、長年 海外に住んでいた子供が日本の学校に入り英語が伸びず、話せず、忘れ掛けている・・・・とよーーーく聞く話。 今まで維持してきた英語も、日本の学校に1年も戻れば英語力はどんどん落ちる。

都内の私学では帰国子女の途中編入受付も増えた。 ここ数年のうちに・・・。
英語学科コース、帰国子女コースなどあるが、実際に英語が活躍する場所なんぞ日本の私立に求めちゃ~駄目だ。
学科の全てが英語の授業では無いのに、学校側も帰国子女の英語力を求めているの理解不能である。
東京の私立事情の背景と経営にも必死なのが分かるだろう。

さて、今の東京は 正にロンドン化になりつつある。

知人が「ロンドンって皆、親切な人が多い~!」とか「フレンドリーばっか~!」とか言うけど、ロンドンで働いている人たちは皆「外国人」 イギリス人と出会うほうが珍しい。(笑)
働いている側も外国人だから、フレンドリーなんだよっ。(笑)
これはロンドンだけでは無く、パリもドイツも同じである。(移民にとってのスタータスもある)

低賃金の中、仕事を持っていくのはEUからの移民やアフリカ系移民ばかり。 ヨーロッパ、物価は高いけど自分
祖国を思えば 数倍もの給料がもらえる。

今の日本も似たようなもんだ。日本に住んで税金払っても、祖国へ送金すれば大金だ。 

もっと驚いたのは、東京ディズニーランド。

ここでもキャストの外国人が目立ち、後は年配キャストが目立つ。 これは一時期、私達の間でも話題に上がったくらだ。
働く年齢層がかなり高い?(50~60代のキャスト)

一昔前までは、ディズニー大好き!キャストが多かったし、名物キャストなんぞも居たはずだが キャスト自体に元気さがまったく無くなり、ゲスト(私達)がキャストに気を使うってしまう・・・・。

そんな長時間・・・立ちっぱなし大丈夫?とか変な気遣いである。
う~ん・・・・ディズニーも高齢化になったんだな・・・・・。矢張り この背景は自給問題だな。

都内では自給千円もらえないと、バイトすらも厳しいと話された。
物価は上がるのに、給料は年功序列な悪循環な日本のシステムだから、東アジア人バイトが増えるのだ。
しかも教えられた通りに文句言えず働くし、雇う側(日本人)も楽なのだ。
これが数年続くと、生活保護ももっと増えて日本人の働く居場所が失うのは目に見えている。
 
これが今の欧米社会の貧富の差である。
安い給料を貰い税金を払うよりも、生活保護を受け取るお金と同じだからだ。 

ここでは生活保護家庭は その子供も生活保護・・・まで言われているくらいパラサイト。
イギリスは消費税が20%。 それでもまだまだ追いつかない。 

東京もロンドン化するんだろうな~・・・と思った旅であった。

























































































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