オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

お金が無いんです。

2022-03-29 00:53:41 | Weblog

3月28日

 

1年半前(コロナ中)に我が家の斜め後ろに新しい住人が引っ越してきた。(仮名Aさん)

夫妻は40代半ばで幼い子供が3人。

念願の1軒家を購入し増築計画をしていた。

1年前、Aさんは我が家との間にある垣根を勝手に伐採してしまい家が丸見え状態。

ちょいちょい、家をチラ見したり ウチの様子を見たり1年間 気持ちが悪かった。

しびれを切らした夫が、Aさんが勝手に垣根を伐採した事もあり Aさんがフェンスを作る事で合意した。

がっ

1年経っても・・・Aさんはフェンスを作る気配が全く無い。

 

何度話しても返事が来ない為、夫がフェンス業者を呼び見積もりを出しAさんとお金を出し合って作る提案を出した。

Aさんも共同ならお金を出すで再合意した。

Aさんは何も考えずにウチの垣根を伐採をしたが隣との庭の間の仕切りには40Mも必要なので、かなりの資材が必要となる。

見積金額は40万も超える事が分かった。インフレから資材の手配も困難な状態だが、ウチのお得意さん業者屋さんともあり値引きをしてくれた。

夫はAさんにメイルで見積もりのお知らせをしたが3か月は返信無い。

こちらも業者にお願いが出来ない。困った・・・・

これじゃ~ 丸見え状態で夏を過ごすのか いい加減、2年も この状態となると次に来るのは弁護士を雇うケースになる。

 

そんなAさんから連絡が入り、フェンスの再話し合いとなった。

開口一番、言われた言葉が「お金が無いんです」

いやいや お隣さんの(アンタ)事情は 我が家には関係無いし 突然「お金無いんです」と告白されても困る。

しかも1年半待った。なのに一切返事が無い。

勝手にウチの垣根を伐採し お金が無いんです。は身勝手な話である。

Aさんは家を購入してから出費も多く、光熱費の高騰化となり家計が苦しく垣根に出すお金の余裕が無い。

と、申し出された。

は~ なら・・・・何故・・・勝手に伐採したんだよ(2度も言う)

アンタの家の事情は知らん

どうせ、オタクはお金があるでしょ なら、自分で作ってよ的な雰囲気は以前から感じていた

言ったもん勝ち もあるんだろうけど・・・・

矢張り・・・・金は出したくないと来たか・・・

私が感じた事は 行動する前に何故?計画をしなかったのか?隣に一言うのが礼儀だ。

 

Aさんは自分で材料を買い、自分でDIYをします・・・・と言いだしたが40M以上のフェンスを作る事は時間も相当掛かる。

業者(プロ)が2人で2日、3日掛かるのに、Aさんはフェンスの柱を3本を打ち込んで1週間でやっとだ

まじかよ~~~ 何時終わるんだい???

イギリスも近所トラブルは多い。

エリアが良い悪いは全く関係なく その住民の常識問題だ。

 

Aさんの購入した1軒家の前オーナーさんは他界し、その息子が売却。

家の中はセントラルヒーターも無く40年以上も改装もしていない。ボロ屋。

改装マニアにはボロ屋は大人気。

これで売却する人もいるくらい。

イギリスの家は老人が住んでいた家を買い取り改装する事はポピュラーで通常の価格よりも安く買えるが、なんせアフターコロナのインフレから一気に住宅も跳ね上がった。

今時の40代は家が購入出来ず実家を譲ってもらうケースが多い。(親子の同居は無い)

共働きをしても換算出来ない。

家が購入できない意味は年収と住宅価格が見合って居ない為にローンが組めないし借りれない。

郊外に引っ越しても夫婦別に車が必要となるし燃料代も倍になる。

銀行のローンが組めず「なんちゃら~金融」から借りる人も少なくはない。

イギリスにも悪質で闇系な金融会社が存在する。

実際に なんちゃら~金融から借り入れし家を購入している知人がいる。

私は実際に この話を聞いた時に恐ろしくなった。 

ご利用は計画的に と言うフレーズがあるが インフレ時代 計画的に生活する事だ。

お金はあるから大丈夫、お金が無いからダメ では無く生活の見直し金銭の見直しが重要てこと。

何時までもコロナ前の様なバブル的な生活を送る事は不可能となってきた時代、自分が何時転落するか?

なんて、誰にでも起きる事だからだ。

公務員だから・・・社員だから・・・・安泰と言う安心感のある時代は終わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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イギリスの疫病対策

2022-03-20 23:30:45 | Weblog

3月20日

 

ここ数日・・・ポカポカ陽気のイギリスです 桜も咲き始め散歩をするのも楽しい季節です

さて

我が家の夫・・・

疫病に感染してしまいました~ 

完全に油断をしていました

勤務先はリモートなのですが、月、火曜日と出勤しなくてはならず(会議の為)

会社からの感染です

や、やられた~~~~

喉の違和感からフローテストの結果陽性反応。私は陰性です。

イギリスの家庭にはフローセット(検査キット無償6本セット)を常備しています。

NHSサイトに申し込めば翌日配送です。(これは本当に便利)

それと同時にPCR検査キットもネットで申し込みます。(これも翌日配達)

PCR検査はポストに投函し(無料)翌日には結果が分かります。(とにかく早い

フローテストで陽性なら0日の計算となります。

去年の5月には娘がデルさんで要領と世話のやり方を覚えてたので、夫はオミさん感染に対しても同じ方法です。

隔離生活スタート

 

夫は喉と身体の痛みの症状です。熱は微熱程度。咳はありません。味覚もあります。

 

こちらはイギリスのイソジン 

これ・・・なんと消毒液なのですが薄めるとウガイ薬に変身~ 万能すぎた~

口内炎でも使えます。傷消毒のコーナーあるので、ちょっとわかりにくいです。

5倍に薄めますが結構強いです。

 

イギリスでは市販の薬の購入ルールがあります。同じ店で飲み薬の購入は1人2個まで。

Strepslisはイギリスではポピュラーなのど飴です。薬タイプののど飴なので、一気になめる事が出来ません。

喉の痛みにはスプレータイプもあります。(これは新しく発売された)

痛み止めには2つありNurofenはイブプロフェン。(身体の痛みなら即効性が高い。頭痛、生理痛など)

LEMSIPはパラセタモール(鎮痛剤)お湯を入れて飲むタイプ。

イギリスの市販の薬は日本で販売されているよりも遥かに濃度が高いので効き目はバッチリあります。

イギリスのインフルエンザの薬でもイブプロフェンとパラセタモールと一緒に処方もOKです。

イギリスの医療では風邪・・・コロちゃんでも外来診察は出来ず ひたすら自宅で治す方法しかありません

医療現場をパンクさせない為です。本当に必要としている重症患者、疾患患者が優先です。

もしも疫病が悪化したらNHS24時に電話をし医師と相談し救急車を手配してくれます。

日本には発熱外来があるのにも驚きました。

 

よくイギリスの医療は待たされるで、有名ですが本当に病気なら優先で病院から直ぐ電話が入ります。

命に関わるケース、検査も入院もトリートメントも速攻で電話が入り指示を出されます。

検査で2,3か月も待たされる人は重症では無い意味です。

イギリスの医療制度は無償で税金でまかなっています。

手術も入院もお産も全て無償です。

なので何とも無くとも診療所に行くケースの人が多い、お年寄りが行くケース(孤独さで)から予約も困難となりコロナ禍から予約制度も変更です。

イギリスは最寄りの診療所GPに登録です。(1人1か所しか出来ない)GPがイヤなら個人病院へ行くしかありません。個人病院は自費です。(コロナ禍から個人病院行く人も増えた)

アクシデントなら(手を切った、骨が折れた、尋常じゃない異変)はA&E(救急外来)は予約無で直ぐに見ます。子供なら子供病院へ。

医師の相談は電話相談となっており話した症状から処方です。なので内診はありません。

最初の電話相談での処方で治らないなら2度目から対面式の内診となります。

処方箋もネットからオーダーです。配達も可能です。

私も最近まで知らなかったのですが、診療所の医師は薬剤師から医者になる事を知りました。

あぁ・・・だから電話で症状を相談しても通じてしまうんですね。

 

夫は今日で4日目。

喉が痛く食欲低下。今夜はチキンヌードルスープを作ります。

野菜は細かく切りパスタは のど越しが良い事とチキンヌードルスープは意外とあっさり目で食べやすい。

病気の時の食事も 結構気を使います。

感染しない様に気を付けましょう。

 

 

 

 

 


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イギリスの雑談

2022-03-14 18:55:02 | Weblog

3月15日

 

先日、日本に住む知人からの一報。

「日本郵便は欧州20か国への郵送を停止します。今後の再開は未定です」

そう

ウクライナ&ロシア情勢から一般郵送荷物が停止。運行は船便のみ

ひゃ~~~~~

船便ってさ~・・・・3か月も掛かるんだよね~

しかも・・・

アフターコロナ禍でコンテナ事態も混んでるし・・・

っと言う事で

お急ぎならDHLが香港経由でイギリスへ配送をやっている

日本→香港経由→イギリスと言うルート。

 香港が運行して何故、日本はストップ 

今の日系航空会社の8割は「貨物」運航で「乗客は2割ほど」なんだぞ。

しかも

南回りの運行となりフランクフルトから日本まで18時間も掛かる事になった。

問題は欧州とビジネスをしている人だ。

個人輸入をしているなら、しばらく「物」は入ってこない。

もちろん欧州で暮らし日本とビジネスをしている人も同様で個人的に日本からの「物」が手が入りずらくなる。

一昔の様に、わざわざ日本から食品を送って貰わなくとも欧州工場製造品が増えているので代用品の購入は可能だ。

米、味噌、醤油などに関して在庫がゼロに、無くならないがインフレは避けられないだろう。

イギリスでは4月から光熱費が40%も上がる為に多くの商品の値上げが止まらない。

もちろん便乗値上げをする店やレストランやカフェであるがインフレの時は賃貸も上がる。

物の商品に関しては20%も超えた商品も多い。

ロシア情勢からロシアがハイパー・インフレよね~・・・・なんて、のん気な話では無い。

コロナや情勢に限らず便乗値上げが始まる。

我が家では家族分だけの備蓄をしている。 

 

<ノルウェー生活からの教訓と知恵>

夫の仕事の都合でノルウェーで生活をし色んな教訓を覚えた。

世界でも1,2位を争う物価高の中で生活して覚えた事は沢山ある。

物価も高い。税金も高い。例えばきゅうりが1本200円する事から使い方も色々考えさせられた。

この きゅうり1本の値段からの衝撃が大きかった。

※欧州きゅうりは1本が大きい。

物価が高いから外食自然とは行かない。

なら美味しい食材を買い家で食べる。ある食材でまかなう。

我慢では無く物も買わない。必要な物しか買わない。便利な事には依存していない。

生活に中で何が必要で?何が不要なのか?がハッキリしてくる。

あったら便利な物だよね?と言う追求する意識が無くなる。

福祉は充実しており国民がみな豊かに暮らせている。今ではベーシックインカムまである。

ノルウェーには豪富はいないの?と聞かれるが、めっちゃ多い。

ブランド品などの投資よりもホリデーなどに投資をする人が多い為、国内に海の家、山の家を持つ人が多い。

ノルウェーに物が無かったら、皆 車でスウェーデンの国境まで買い物へ行く。

ドライブ感覚で結構普通にある光景。理由は酒、日用品が安いから1,2か月分のまとめ買いをする。

冬が長い為、備蓄用のスペースがある。

私の中ではスイス、ノルウェー、ロシア・・・の順でお金持ちが多い。

イギリス人やアメリカ人のお金持ちの様な派手差が見えない事だ。

本当に質素でシンプル。〇ーキン、〇ャネルをじゃんじゃか持っている人を見た事が無い。

 

ノルウェーは人口の少なさからモノポリ的なビジネス組織で競争が他の国と比べると激しくない。

家族ビジネス系が多い。

例えば、今では牛乳の会社が2社あるが昔は1社のみ。この1社が乳製品全てを製造。

アイスランドに行くと更に物の選択肢が更に減る。

イギリスとノルウェーからの輸入品が多く(近いから)どちらも住んで居た経験がある私にはアイスランドでも生活出来るぞと感じた。

温泉があるから私は好きな国の1つ。

ノルウェーにはスタバが無い、コスタコーヒーも無い、マックも数件くらい、KFCも無い、ハードロックカフェが1軒、海外からのファースト・フード店は ほぼ無い。

無くても国民は生活している。

なのでノルウェー人が海外旅行で行きたい店はスタバやKFCなどのチェーン店。

ファーストフード店が無くても美味しい店が沢山ある。

北欧にアメリカやイギリスチェーン店が無い理由の背景には北欧組織の独自の管轄があり海外物に関しては税金が倍なので商売が難しい。

地元のビジネスを潰されない様なルール持っている。

ドイツも同様だ。H&Mやマンゴー、ザラ、ユニクロなどのサプライチェーンがあってもアメリカ、イギリス系のチェーン店を見ない。

一部の海外では激安チェーン店を作っては行けないルールもあるし、勝手にセールが出来ない国のフランスもある。(フランスのセールは国の法律で決まった日しか出来ない)

日本じゃ普通で当たり前の様に感じるがビジネス法律が非常に厳しい。

海外製に拘らず国内でうまく経済が円滑に回っている。北欧の失業率も低い。

シンプルな生活をすると お金は自然と溜まり思考も変わる。

 

<子供のメンタル問題>

疫病から戦争となり多くの子供達が不安を抱いている。

メディアへの悪影響もあるが将来自分は何をしたらよいのか?悩む子供達が多い。

疫病からの2年間、子供達の学習方法が変わり大きく差が出てきた。

リモートからメンタル崩壊になる子供達。

イギリスが早急に学校対面授業を再開した理由は家庭内暴力の増加。

リモートが出来ない環境の家庭も多いが断トツでDVである。

そして一番の悩みは「友達」作りの難しさ。新たな出会いを失い誰にも相談すら出来ない環境。

大学生までの7割がマッチングアプリ と知り驚いた。

まず子供が悩んでいるなら何をやりたいのか?を優先する。 不安は煽らない。

他人と比べない。(友達)親は子供を無視をせず向き合う。

子供達がカウンセラーへ通う事も増えているが、子供に合ったカウンセラーを見つける事。

子供に合わないと思ったら続けない事。

このマインドから精神が悪化する事も多い為マッチングも難しい。

イギリス在住のカウンセラーの相談は最寄りのGPに連絡。大人であっても。(登録診療所) 

※プライベート・クリニックもある。

日本人家族駐在での悩み相談は大使館、領事館が窓口を設けています。

日本人医師が相談に乗ってくれます。

その他ストレスを溜めない様にお風呂、マッサージやヒーリングなども効果があると感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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