1月30日
「1人の人間を救う者は 全世界を救う」
これは かの有名なオスカーシンドラーの名言です。
若い方は知っているかは存じませんが、第二次世界大戦ドイツにてホーロー会社を経営していた実業家で
多くのユダヤ人を雇い命を救った実話です。
その孫2人が子供達と同じ学校に通って居た事から 学校からの依頼で歴史講義がありました。
私でもオスカーシンドラーの話は知っていますから その孫達が同じ学校で同じ学年に居た事には驚きました。
この裏話を聞いたことがあります。
実写の話が来た時、遺族は一度お断りをしていたそうです。
そもそも、タブーとされている〇チス時代の話ですからね、結構 微妙なんですよね。
私は数年前にミュンヘンにあるダッハウ強制収容所へ見学へ行った事があります。
そこは、当時のままの建物も残っており ダッハウ強制収容所は労働収容所。
当時の強制収容所は50か所を超えており 3つのカテゴリーに寄って強制収容所のレベルです。
見学された方には分かると思いますが、強制収容所の門をくぐると 頭の中での その世界のフラッシュバックが今でもよぎります。
慰霊塔と教会があり、今では穏やかで静かな場所で 印象が強いのが当時からあるケヤキ並木です。
天まで届きそうなケヤキ並木道があります。唯一の木(緑)であり多くの人は この木を見ながら希望と望みを託していたはずです。
シンドラーさんの ご遺族も歴史を残す為に多くの方に語り話をしているのかと(子供)に尋ねると
そうではなさそうです。
確かに、こう言う話での金儲け って あまりいい気はしませんよね。
その当時は第二次世界大戦中と言う厳しい現実の中で生死をさまよう時代でした。
シンドラーさんは ただ純粋な気持ちで多くの人を助けました。
さて
今、問題が生じているのはジェノサイド商品です。
私は、このジェノサイド商品に関しては一切 買わない事を誓っています。
もちろんファスト・ファッションも買いません。 多くの子供達が学校にも行けず工場で働いています。
闇商売が始まったのは、ファストファッションが最初ではありません。
一番、古くからある闇仕事はペルシャ・カーペットです。
手作業できめ細かなカーペットの作業は10歳くらいの子供達が作っています。
この様なカーペットは市場ではお見えしません。
カーペットハンターと言う存在がおり、民家で作る価値のあるカーペットを探す闇組織です。
何カ月も掛かる1枚の大きなカーペット100円もしません。
これが、中東→トルコ→ヨーロッパ・・・と流れに流れ、ロンドンやパリに到着する時には100万越えになるのは、有名な話。
誰が作ったか?誰の作品なのか? と言う疑問は一切ありません。
不思議ですよね。
絵画や、彫刻、陶芸などの美術品に関しては 作品名がありますが カーペットにはありませんからね。
高級ブランドのスカーフなどの絵柄、着物の友禅など 同じ芸術作品に関しては作者の存在がきちんとあります。アトリエや工房、国内生産と きちんとした透明性のあるものです。
私は、某ファストファッション(〇ニクロ、〇印)のウェブを見て驚きました。
特にユニ黒です。 ウェブでも 何処で作っている事を宣伝しています。
これは シンドラーさんの様な人助け? なのでしょうか?
透明性があるなら世界から絶賛され、きっとノーベル平和賞でしょう。
〇印は10数年前にヨーロッパに進出しましたが 一度 ビジネスに失敗しており 2度目の挑戦で 数店舗ロンドンにあるくらいです。
雑貨が中心で、アパレルは 今でも 売れて居ません。あっても消耗品(下着、ソックス、Tシャツ)
そう、アメリカの〇印は倒産しましたよね。
2年前にLAへ行った時に、立ち寄りましたが とてつもなく広い箱に(テナント)商品の多さに驚きました。
店内はガラガラで、何時 倒産しても おかしくはない・・・と感じました。
元々当時から 私は〇印には魅力が無く 元は〇友からの企画で、それがヒットし大きくなった会社です。
20年前は、この企業で働く優越感もあり社員や企画に入るのも難関でバイトから社員になると言うブームがあったくらい人気だったんですよ。
ユニ黒も当時は、卸系販売をしており大手のアパレルから仕入れ(仲介)地元で販売をしていた会社です。
あ、私は元アパレルで勤務していた会社が 数回 取引がありましたから話は知っています。
私はキャラクター系のアパレル勤務の為に、その商品を制作する工場との取り決めが非常に厳しく、
厳しい理由の一つはキャラクターを闇で販売しない、コピー商品を作らない(偽造)と契約書があります。
大抵のアパレル会社が委託する工場は他ブランドとの契約が多い事です。
ルール、契約書がある為に 違法を犯した工場には罰金があるので法に元づくビジネスがあるので、安心なのは安心ですがファストファッションになると 追っかけ商品が多い為に自社工場が多く他の目を気にせず商品を作り出す事も可能なのは事実です。
ユニ黒は数年前にもすっぱ抜かれ、従業員が闇告白をしましたね。
同期知人もユニ黒の企画でしたが数年で身体を壊して辞めました。
闇告白があったのにも関わず、そのままジェノサイドへ暴走です。
え あの会社は寄付とか 良い事しているんじゃん って思いますが 多くの企業では こうした税金対策をする方法は寄付、慈善活動をする事で軽税されるからです。
もう1つはタックスヘイブンに住所があるか?(田舎にあるか?)です。
有名大手企業の本社住所がまともに使用しているとは思えません。(日本は違うんでしょうが・・・)
ロックダウンから、多くのビジネスが閉ざされ ネット販売が増える中 どうしても気軽で安い部屋着を選んでしまいます。
家で過ごすことが多い中ブランド品は必要ありません。
2020年は近所の量販店で売っていたセーターを3枚買いました。 日本円で1万もしません。
全てC国産です。 近年、大手量販でも違う国への生産を替えているのは事実です。
プロダクツ(化粧品、スキンケアーなど)もC国の商品は絶対に買いません。 何が入っているのかも分からない為と何処で生産をしえいるのか?と必ず裏を見ています。
食品も同じです。ファーストフード、チェーンなどの食材も日本はC国ですね。
お菓子、生理用品・・・と言ったらキリがありませんがC国製造が多いです。
あの大手化粧品メーカーも工場はC国で驚きましたよ。 高級某ホテルのプロダクツ(シャンプー、コンディショナー、石鹸など)の備えがC国商品にも驚きました。
有名ホテルなのにプロダクツがセコすぎて2度と利用はしていません。
食品の話に戻りますが
現地の人が絶対に口にはしないとキッパリ言っているのに、それを食べているのが日本人です。
私の知人は香港に10年間住んでおり、一度もローカル品を購入した事はありません。
理由は食品の恐ろしさから絶対に買わない インターナショナルスーパーへ行くと話します。
安く販売する意味には それなりのカラクリがあるんです。
欧州で何故アメリカ牛肉の輸入が禁止なのか? ブラジルの鶏肉が禁止なのか? 消費者が分かっている事です。
欧州でも〇ドル、〇ルディーと言うドイツ発祥の激安スーパーがありますが(姉妹が経営) 低所得者対象のスーパーで立地条件も 結構 ヤバ目エリアにあり (土地が安いから)パクリ商品が多く製造も〇ーランド、〇クライナ―工場が多く、裏の記載が全く読めず理解が出来ません。生鮮食品も扱いありますが不味いです。特に この2か国の商品は偽造が多すぎる・・・
従業員もガラが悪いんですよね・・・。
ほんと、このパクリ商品 オリジナルから訴えられないから逆に驚きます。
ドイツに住んで居る知人でさえ、行かない怪しいスーパーって言われているんですってさ
もちろん、消費者は購入の自由があります。 気にしない方も多いと思いますけど購入の際には一度立ち止まる事です。 見極める事です。
生活の為に働き給料と言うものがあります。 給料(お金)が発生しない会社に貴方は働けますか?
自分流の不買運動をすれば、助かる人もいるんです。
シンドラーさんの違いには血の通った行動で多くの命が救われました。金儲けじゃありません。
次回は香港の話をしましょう。