11月2日
欧州は冬時間です。
ハロウィンが終れば冬支度の準備をします。
この時期は子供達の学校が中間休みの為に、中間セールも多く 冬物が比較的安く買えます。
イギリスの子供達は制服ですから、通学用の防寒私服は それほど必要ではありませんが
他の欧州は私服登校ですので この時期に防寒を買い揃えて置かないと間に合いません。
欲しいかった服など 後回しにしていたら追加注文が入らないので
次に後から買うから平気 なんて思って居たらアウトです。
気に入っていた物もセールで買うわ っと思って居たら売り切れていますので気に入った物があれば即決です。
さて
冬支度はそれだけではありません。
年末に済ませる事も多く
室内の暖房点検、ガス点検、屋根点検、薪ストーブ用の木のたくわえ、クリスマスの準備、年始の準備・・・とする事が沢山あります。
そうそ、病院や歯医者や美容室などもありますよね。
年末中に納めなくてはならない請求書もあります。
うっかり と言う無駄な支払いをしてる事もありますから保険解約なども見直しです。
我が家では毎年、ガス、暖房、ボイラー、屋根の点検はこの時期にお願いしています。
大雪が降った後の暖房やガスが止まる事が多く エンジニアの予約が取れない、部品が足りない・・・となると1週間地獄を見ます。
<ガス、暖房の点検などは大手に任せる>
ガスや暖房などの点検をお願いするケースには2つあります。
1つは個人の会社、1つは大手会社です。
我が家は大手会社の保険加入をしているので 電話1本すれば何時でも自宅に来てくれるシステムです。保険ですので毎月支払いはありますが(1か月7000円ほど)
スピーディーです。
自営業になると、おっさん1人で作業が多く 治す時間、来る時間も読めず 部品が無いと1週間も待つことはザラです。
ハンディーマンと呼ぶ何でも屋さんもいます。
室内暖房が1週間も止まるのは地獄です。
そして何よりも、自営に多いのは 値段が分からない事です。
金持ちを見て、値段を高めに設定も多いです。これは本当です。
まず個人会社にお願いする時の出張代(←こう呼んでいる)は平均日本円で8千円からです。高いですよね。
大手企業との契約なら、破損しても保険加入と言う事で部品代も込みですから一切お金はかかりません。
新しい機能になれば、その場で交換もしてくれます。
個人業者なら部品代も掛かります。
なので、いくらかかるか?合計金額は?事前に確認をしましょう。 予算を超える事もありますので。
特に自営業の方は現金支払いが多いからです。
ね?現金商売の理由はご存知ですよね?(脱税です)
家の保険に加入の方は多いのですが、こうした細かいガス、暖房、排水、水道菅などの保険に加入は少ないんです。
トイレつまりも、我が家が契約している保険項目に入っているので24時間何時でも呼べます。
毎月支払う大手企業の方が割安だったりするんです。
ちなみに、知り合いの自宅での暖房工事にて10万円の請求と部品交換待ちで1週間も掛かりましたね。これが自営業の商売です。
<屋根の修理は職人さん>
大工さん、屋根屋さんとなると職人さんです。
1年に一度は屋根の瓦の点検、雨水レールの点検をしてもらっています。
瓦の点検 っと思いますが 強風が多いスコットランドで瓦が飛ばされる、破損する事が多いからです。
去年、点検をしなかっただけで12枚の瓦が破損、玄関入口の屋根も破損し修理です。
ここの屋根屋さんは、我が家が増築した時に大工さんが委託した屋根屋さんで 付き合いが長く信頼している屋根屋さんです。
この時期になると新顔が増えます。
そう、日雇いの方です。
クリスマス近くになると、生活保護を受けている人、老人バイトの人が日雇いが増える時期です。
なので自営業の職人さんは現金払いが多く、早い話し税金ごまかしの為に日雇いを雇う事が多いんです。
さきほど、話した大手企業の点検となるとネットで予約、支払いはカードと言うシステムですが、
こうした職人さんの仕事は現金商売が多く、見積もりの時に予め予算を聞いておきます。
屋根の修理にて3日掛かりましたが、3日目来た 70超えの おじぃちゃんが来た時には驚きましたよ。
え
あんたが、治すんかい???
はしごを登り、屋根まで行き、ガスバーナーで修理をしておりましたが こんな寒空の中で・・・。
こっちが心配になりました。
職人さんには退職年齢はありません。
現役なら 何時までも出来る仕事ですが 矢張り高齢者がはしごを使い屋根の修理・・・には、ハラハラしましたよ。
自営業の職人さんとか日雇い労働者の方は、(会社)保険加入をしていない方が多く怪我などをしたら命取りです。
自宅サロン、自宅整体師さん、個人助産婦さんは 個人保険に加入する義務があります。
施術の時に何かが起こった と言う事から任意で加入ですが闇で運営している方はケチっているので、
この自宅サロン平気と言う見極めも難しいんです。
屋根の修理さんに限らず、高齢者のバイトは ここでも深刻な問題なのが分かります。
<クリスマス商品はセールやオフの時に買い溜めする>
イギリスのクリスマスギフトは、1人1個では無く 何個も何個も買います。
平均 1家族は10万は使いますから 子供が多い家族はそれ以上です。
惜しみなく使うのがイギリス流です。
10月中に入るとイギリスではミッド・セールと言い20%割引が多く大変お得です。
そして11月末にはブラックフライデーが来るので、ここで またプレゼントを買い溜めします。
さて
今年のクリスマス人気商品はなんでしょうね?
毎年の人気の商品は 矢張り王道のアップル商品です。 その中でもヌードル・イヤホンが人気。
次に来るのが 若者からの指示が多いGucciかカナダグース。
お年玉で買うナンバー1はGucci商品で、財布、ベルト、スニーカーです。
え イギリスの子供達は みな お金持なの???
いやいや、そうでは無く みなGucciが大好きでブームなんです。
数年前はマイケル・コースだったのですがね。
クリスマスツリーを出すのは12月5日頃です。(だいだい目安は12月の1週目)
え早めに出しちゃ~ダメなの???
デパートなどのデコレーションは あくまでも季節の演出であり 客の購買力を上げる為です。
早めにクリスマスツリーを出す家庭ほど 〇所得家庭・・・とも呼ばれているので 気が早く、早めに出すと失笑されるので注意です。
早い話は、ひな人形を出す時に節分前に出さないと言うのと同じ。
それじゃ~クリスマスツリーを片しは何時?
これにも決まりがあり、1月の6、7日ごろです。
えーーーー早くないのーーー?と思いますが季節物で縁起物です。
駐在の方で1年中出していた方がいらっしゃいました。
この部屋には「5月人形」この部屋には「クリスマスツリー」とがちゃがちゃなインテリアに失笑してしまった。
理由は かたずけが面倒だったとか・・・ 確かに大変ですよね
もみの木の 回収日も決まっております。
そして毎年、警告を鳴らしているのはフードロスです。
クリスマスのフードロスの年間排出が巨額にて大問題です。
近年はクリスマスに海外で過ごす人、レストラン、ホテルで食事をする事が多くなり経済効果はです。
12月26日からは初売りですから、更に経済効果はです。
凄いですよね
クリスマスに飾るもみの木効果でしょうかね?
もみの木の香りは購買力を上げる香りがあるんですって
今年も残す所2か月。
何事も無く1年が終えますように・・・