3月31日
日本にはチップが無い。本当楽だ。こんな素晴らし国は日本しかないぞ
貧富の差・・・なんてニュースになっていても 外食、サービス産業の賃金が安くてもチップ制度が無い。
ま・・・・
たまに温泉へ行って、仲居さんに 志で渡すくらい。
タクシー乗って、小銭のお釣りがあったら それをとうぞ・・・って感じ。
小銭で財布がパンパンになるから、ここでは(イギリス)募金箱に入れてしまう。
そもそも・・・チップとは何だろうか?
任意?義務? 貴方はどちらだと思うだろうか?
<アメリカ・カナダはチップは義務制度>
先日 飲食店で働く知人とチップの話題になった。
1日、平均で チップはどれくらいもらえるんだろうか? である。
基本、アメリカでのチップを払わなくて良い物は
ファーストフード店
テイクアウト店
デパートや服屋、コンビニ、公共施設(映画館)などの店
公共乗り物(地下鉄やバス)
ホテルのレセプション(受付)
って感じだ。
基本 サービス業として働いている人に チップを渡すのだが 驚いた事がある。
実は来週からアメリカへ行くのだが どんだけチップ(現金が必要なのか計算していた)
まず、タクシードライバーには メーターより 10~15%チップを渡さなくてはならない。
はーーーーーー
これじゃ、もはやタクシーでは無い。だだの ぼったくりだ。
なので
アメリカへ行く時には必ずウーバーのアプリを作る事だ。
なるほどね・・・・。アメリカでウーバーが生まれたのが、この事情だな。
現地での観光、オプショナルツアーに参加した時のガイドさんチップの目安は1日1人10ドル
えーーーーーー マジかよ
そうそう、思い出した。 NYで金融ツアーに参加した時のガイドさん 2時間ツアーで客10人?合計200ドルも貰ってた。
流石にこれには驚いたわ。
だって、ガイドさん 1日に2時間ツアーを3回まわしたら チップだけで600ドルも稼いでいるんだぞ。
チップは税金に入らないし申告もしないので まるまる自分のポケットマネーだからだ。
NYでタクシーに乗ろうとしたら、横から ホームレスが タクシーのドアを開け、
10ドルを要求されたしな。
ドア開けただろうとホームレスから喧嘩を売られNYどんでもねーぇ
ってビックリしたもんだ。
夢に見たNYが、住みたくない街に変わった。
イギリスとは大違いだ。
そんな話を飲食店の友達に伝えるとNYではチップが義務化され2割と言うじゃないか???
物価の高騰化、家賃の高さ、生活が出来ず チップ義務化とか アメリカはオカシイ。
住んでいる人も、働いている人も チップがビジネス化されているのに疑問がある・・・と言う。
そんじゃ、高齢者とか年金暮らしの人とか 痛くないのだろうか???
そもそも、チップは任意であり義務じゃ無いし 職種に寄るが同じサービス業でも貰えない人が居るからだ。
ウェトレスは貰えるけど、スーパーやコンビニ授業員は無いんだぞ きっと同じくらいの労働賃金?
何故、アメリカのチップ制度が生まれたのか?調べてみた。
西部映画のバーなんかのシーン。
釣りはいらねーとっときな
と言う所から始まったらしい。
おいおい、マジかよ。 これじゃプロパガンダねー???
世数るにケチケチすんなーって意味もあるそうだが、今じゃ2割だぞ
昔の西部と訳が違う。
アメリカ人の賃金が安いから?と思えば そうでもない。
平均年収は470万。 ま・・・先進国の平均年収だ。
ラスベガスとなるとドアマンだけで1千万も年収があると言うから おそるべしチップだ。
確かモナコも同じ・・・と聞いたことがある。
だからモナコには100%行かないし興味も無い。 1日あちこちにチップを渡すのだけで100ユーロは使う・・・と言われ
ホリデーがストレスになった・・・・と言われた。
私も過去には何度もアメリカへ行ったが、昔は1ドル、2ドル、3ドルでもよかった。
今現在1ドル、2ドル渡したら逆切れされ 顔も態度も豹変するぞ。アメリカーノは。
アメリカ人のサービスと笑顔は全て金だからだ。 嫌だねーーーー。
おい マックはスマイル ゼロ円だぞ
なるほどね・・・・。
アメリカがファーストフードやカフェが多いビジネスの背景にはチップ問題があるのでは?と考えた。
チップがダメでは無い。
安い時給で働いているのは分かる。
ヨーロッパもチップはある。今では、会計にチップが入っている。 チップが入って居ても、私は現金をテーブルに置いてゆくし、ヘアーアロンやネイルサロンでも、2,3ポンド渡して お茶飲んでと言った感じで渡す。
もちろん、スマート・・・・と言うばスマートだが 今回のアメリカツアーの会社より、現地のチップの記載要望が多い。
しかも、オプション的な感じであり アメリカのサービス精神の無さを知った。
ま、それも国民性なだろう。
<ある飲食店の1日のチップ代は?>
飲食店でテーブルに置いたチップは、本日分のチップとして店の終了後にスタッフで分ける。
会計マシーンでチップを上乗せした物は、レシートに記載されてあるチップをレジから取り除く。
知人のバイト先では1日平均30ユーロはチップが貰えると言う。
彼女 曰く、チップは現金だから生活には助かるが 所詮あぶく銭。
すぐ無くなる・・・と話された。 (そりゃーそうだ)
おまけに時給が良いと交通費も出ない。 何処かで稼いだチップでまかなうしかない。
確かにアメリカ人とノルウェー人が置いてゆくチップは多いと喜んではいたが。
欧州じゃキャッシュレス化が進み、現金を使う事が減っているの対しアメリカやカナダの様にチップ制度があるなら、一生現金は消えないだろう。
そもそも、チップは志。
イギリスでタクシーに乗って、降りる時に1ポンド・・・これでOKだ。
レストランにも寄るがカジュアルな店なら 食べた金額の10%でいい。 払わない人だっている。
物価が上がるなら、時給を上げたら良いじゃないか?と思うだろう。
税金だって上がっているからな。 どんなに稼いでも高い税金を払うなら、税金の無いチップの方が賢い選択なのだ。
<大都会の人はどうやって暮らしているのか?>
大卒なら月給23万くらいが東京の基準では無いだろうか?
ロンドンも初任給は2000ポンドからスタートする感じが多い。
ロンドンは家賃が異常に高い。
なんせ世界の豪富があつまる大都市だ。
お隣に住んでいる方の長女はロンドンで某デザイナーをしており、1人ではロンドンでの生活はムリなので3LDKに3人でシュアしている。
家賃は3000ポンド。1人家賃だけで1000ポンド、税金を払い、食費、光熱費や水道代、市税を払うと残るお金なんて少しだ。
中学の同級生は20年間NYで暮らしていた。
彼女が住んでいたシュア・アパートには大家さんがおり、夕飯付きで1カ月750ドル。
それも20年前の話しだ。
今現在なら、1kで2500ドル・・・と言うから、矢張りオカシイぞNY
エリートの給料が高ければ、物価や不動産の高騰化は止まらない。
今深刻な問題はカルフォルニアのホームレス増加だ。
サンフランシスコやロサンジェルスは 以前よりも大幅に増え 現地に住む知人やイギリスの知人が現地へ行き
ホームレス支援団体の手伝いに行っている。
移民、難民、不法滞在が増える中 アメリカの生活や老後を夢見て移動したイギリス人達の出戻りが多い。
私の知っている限りでも、ここ2年の間で4組もいる。
っと言う事で、掛け捨て医療保険に加入した。
アメリカで病院にでも行ったら莫大な金額の請求はごめんだ
1週間、17ポンドの医療保険。
なんと、10億ドルの保証付き には笑ってしまったが。
なんともスケールがデカいアメリカだよ・・・